クーたんとココ君のお家

燕尾服を着た女の子クーたんと神戸から来たやんちゃ坊主ココ君の小さなドラマ。

ポニョとグニュ

2009-06-30 05:58:53 | Weblog
今朝はこの季節らしい雨模様。こんな日はネコも大人しいと言いたいが、1行も書かないうちに、クーが僕を呼びに来た。ご飯の追加をねだり、2口程食べると「あたし、自分の部屋に戻るわ。扉開けてよ」と、ネコらしく勝手な事を言っている。ココは、パソコンの奥に寝て、クーが喋るのを聞き、自分の事は棚に上げ「クーちゃん、またお父さんに好き勝手言ってラー」と言う顔をしている。
今朝も4時前になると、僕の布団の周りをウロウロし、足首を舐めて起された。「ご飯はまだ早いよ」と言えば、モニターの前に寝転び、開いている左手を自分の両手で押さえ、おもちゃ代わりに遊び、僕が席を立つと「マォー・マォー」「ご飯頂戴よ」と言いながら後を付いて来るのだった。30分もそれをされると、此方も根負けし、茶碗にカリカリを入れたのである。
ココは春以来午前中は、ソファーの僕の席で寝るのが日課になったようで、写真のように仰向けになっている事も多い。ついつい、このポニョポニョのお腹を撫ぜたり、摘んだりするが、怒る事は全く無い。時々両手で僕の腕を押さえ、両足でケリケリをする位だ。また、夕食後抱いて部屋に連れて行く時には、こいつには背骨が付いているのかと思ってしまう程に、グニュグニュになって、僕から逃れようとする。部屋に行けば僕と一緒に寝てしまうのだが。

バトル仕掛けニャン

2009-06-29 06:01:53 | Weblog
2ニャン以上が一緒に暮らすお宅では、毎日のようにニャンコさんの追い掛けっこ、バトルが繰りひろげられているであろう。親子でも、血の繋がった兄弟でも。
我家でバトルを仕掛けるのは99%ココである。バトルを仕掛ける訳は単純明快。「クーちゃ~ん好きだよ。一緒に遊んでよ」と言う事だけなのだ。先週も書いたが、ココは幼い頃、6ニャンの大人のニャンコさんに、甘やかされて育った。だから我家に来ても、年上のクーに甘えたいのである。クーの気持ちにお構い無しに近付こうとする。近寄られるのがウザイクーは逃げようとし、それがバトルになるのだ。今日の写真は、クーが寝ている箪笥の上に登り、クーのベッドに入ろうとする寸前のココである。クーが気付き、逃げ出して家中を駆け回るバトルとなった。
神経の細かい家内は「クーちゃんが可哀想」と時々止めに入るが、大人になり、運動を全くしなくなったクーには、体を動かす絶好のチャンスである。栄養の整った食事を与えられ、緊張感の無い家ネコ暮らしでは、メタボになる。クーにとってもココにとっても、このバトルの追い掛けっこは、必要な運動だと思うのである。我家のニャンズは、相手を傷付ける事は無いので、安心して見ているのだ。

夏のベッド

2009-06-28 05:44:20 | Weblog
ムッ・蒸し蒸しの季節に入って来た。勿体無いで我慢していたクーラーも、ついに昨日から冷房運転開始である。ニャンズの衣替えも一段落したようで、毛の抜け方も落着いてきた。
ココは、季節により夜の寝場所を変えている。真冬の寒い夜は、僕の布団に潜り込み、枕も半分使って寝ている。お雛様の頃になると、足元の掛け布団の上に。端午の節句の頃からは、飾り棚の上で寝ている。ここ数日の暑い夜は、廊下に出て行き、籐の衣装ケースの篭ベッドで寝る事が多くなって来た。昨晩もそこで寝て、夜中お腹が空くと、僕が寝ている周りをうろちょろしながら、起しに掛かる。昼間もこの篭ベッドで寝ている事が多く、クーも同じ廊下の箪笥の上や、本棚の上で寝ている。少しでも快適にと思い、廊下の欄間を開けて、外気を入れるようにした。
今日の写真は、昨日の午前中撮ったものだが、ココの顔が真丸になっているように見えるが、それ程太っている訳ではない。写す角度で太り具合等は違って見えるようだ。
今朝からココは元気一杯で、ソファーに立ち上がって、甘えていたクーの足元に静かに近付き、足首にチュ。後の事はみなさんのご想像にお任せするとしよう。

写真ボード

2009-06-27 05:56:34 | Weblog
我家の居間(洋間10畳)を見渡せば、ネコだらけである。壁には100万回生きた猫の表紙をコピーし額に入れて飾り、オルガンの前にもネコの絵と、家内のネコペンダントの時計が下がっている。書棚の中には、親子ネコの置物、ととらちゃんのシールを張った2合ビンとクーの空き缶と言う具合である。これ全てクーが来てからの物である。僕達が如何にネコ馬鹿になったか分かる物である。
極めつけは、玄関への扉に下げてある写真ボードだ。今日の写真がそれで、孫とおチビの頃クーとココの写真。ボードはブリキ製で、マグネットで写真を止めてある。このボードの上には、クーが反り返って“イニャバウアー”している写真と「携帯電話、免許証」と書いたものが。これは勤めていた頃、僕がちょくちょく忘れるので、業を煮やした家内が毎朝確認するようにと貼ったものである。
しかし、1部屋をこれだけネコだらけにしてしまう程、ニャンコさんには魅力があるのだ。
今クーが足元に擦り寄って来た、朝ご飯のお代わりのおねだりだろうか。

出窓大好き

2009-06-26 05:45:54 | Weblog
今、ニャンコブログには、紫陽花の小さな花のような、チビニャンの可愛い姿が沢山咲いている。この可愛い姿を見ている内に、クーのオチビの頃の姿を見たくなり、画像ホルダーを開いた。そこには、フィルムカメラで撮影し、(クーが来た当時我家にはデジカメは無かった)CD-Rに転写した物を保存してある。クーもその当時はお転婆もしていたが、どこか、今のクーを想像出来る。
その中に、出窓で写したものが3枚あった。日付を見ると、拾い上げて3週間目に撮っていた。クーは小さい頃から、西側の道に面した出窓が大好きで、毎日何回も入り、外を眺めている。ココも滅多に入らぬ、クー専用の場所である。真夏でもこの場所で、強い西日を受けながら、マッタリと転がって、道を通る人や、散歩中のワンちゃんを見ている事も。あまり気温が高い時は、クーラーの効いた居間に抱いて強制連行するが。孫がこの道で遊ぶ姿も気に入っているようだ。この写真を写した頃の朝、出勤で家を出ると、ワンちゃの散歩中の親子連れが「あそこにネコの縫いぐるみが置いてあるよ」「アッ動いた!仔猫なんだ」と話し声が聞こえたのだ。昔も今も、クーが出窓で正座していると、縫いぐるみのように見えるし、ワンちゃんが通っても、声を出す事は無いのである。クーがこの場所で大声を出すのは、僕や家内が帰宅した姿を見付けた時である。この時は大きな声で叫び「お帰りなさい。クーちゃん良い子してたのよ」。そして玄関に駆けて行き、出迎えてくれるのだ。

楽しきかなココ

2009-06-25 06:02:00 | Weblog
今朝は僕が先に起き、インターネットで調べものをしていると、障子がカタカタと鳴った。振り向くと、ココが起き出して部屋に入れろと。それを無視して、ネット検索を続けていると、またまた大きな音が。仕方なく部屋に入れると、おもちゃバケツに直行し、毎度のように転がして、マタタビの小枝を取り出して、一人で遊んでいた。クーもこの音に気付き、部屋に入って来たが、ココはクーの事を気にする様子も無く、小枝を転がしたり、両手に持って咥えたりし、楽しげに遊び続けたのである。
クーもココも、居間のテーブルの上で寛いでいる事が毎日のように見られる。ココが伏せて、尻尾を伸ばし家内に向けている時、家内がその尻尾を握り、前後左右に振っても、ココは全く怒る表情を見せぬ。クーにこんな事をすれば本気で怒り、顔にパンチがトリプルで飛んで来る。それをして嫌われたのが息子であり、今も息子がクーに近付くと「シッァー」を出して威嚇する。大体、ネコやイヌは急所の尻尾を触られるのを極端に嫌がる。ところがココは、オチビの頃から嫌がらない。ココは午前中ソファーで僕が新聞を広げている隣で寝ている。それも数日前乗せたように仰向けになって。新聞を読みながら、ココの尻尾を振っても、目を覚ます事は少ない。
起きている時のココは、じっとしている事が少なく、人の側やクーの側に居る。寂しくなると、クーに近付きたがり、クーに毎日のように怒られ、それがバトルとなる。ココももう2歳半。体は1人前だが、甘ったれの末っ子そのままである。だから、ココと遊ぶのが楽しいのだ。
このように、我家には、両極端のネコが一緒だが、夫婦には「飽きる」と言う言葉は無いのである。

今朝大発見!!: ココと瓜二つのチビニャンを見付けた。毛模様も顔もチビの頃のココとそっくり。くるねこ大和の下段に載っている、生後1月半くらいの健太君だ。興味のある方は是非ご覧のほどを。中京圏で里親を探しておられるが、東京圏ならくるさんがお届け下さるとの事だ。良いお家が見付かるように祈るものである。

素晴らしきかなクー

2009-06-24 06:07:40 | Weblog
ネコ初心者の僕達夫婦も、「あっ」と言う間に5年半が過ぎた。ネコの可愛らしさ、素晴らしさを教えてくれたのがクーであり、ネコの楽しさを教えてくれたのがココである。今日はクーに教えられたねこの素晴らしさをお話ししよう。このブログに遊びに来て下さる方の多くが、愛猫家で居られ、釈迦に説法となる事は、重々承知の上である。明日は「楽しきかなココ」と言う事で書きたいと思う次第である。
クーを拾い上げた夜、夫婦が夕食を取っていると、「ミャー」と言い、開いている椅子に抱き上げたが、オチビゆえ、椅子から食卓には上がれず、彼女は背伸びをして献立を眺めていた。しかし、10日も経つと、一人で椅子に上がり、食卓にも上がるようになってしまった。1ヶ月もすると、調理台にも上がり、脇に置いてある箱に座って、夕食の準備を見るようになった。その運動神経の発達に驚いたものである。体を触ると分かるが、ネコの手足の付け根は、大きくがっしりと出来ている。これが跳躍力の源だろう。クーは2ヵ月位で、箪笥の上、冷蔵庫の上、はたまた欄間を難なく征服した。だから、我家はキャットタワーは買わなかったのだ。
瞬発力にも驚いた。お尻を振り振り、足踏みをし、目標に向って飛び出す時のスピードには、人は絶対に敵わない。オチビの頃のクーは、居間でこれをして、僕達を楽しませてくれたものである。4年程前の秋の事、リードを付けたクーを玄関先に出すと、目の前を野良さんが横切り、クーが急発進。リードを持っていた僕は、道の上で蛙になり、へたり込んだ。クーは逃げなかったが、この時鎖骨を骨折し、全治する迄2ヶ月も掛かり、会社では、親会社の工場中に知れ渡り、冷やかされる事が度々あった。
またネコは静かに過すことが多い。クーが静かに正座している姿には気品があり、惚れ惚れとする。

画面変更

2009-06-23 06:07:32 | Weblog
ニャンコに惚れ込んだ、みなさんのデスクトップ画面は、可愛らしいニャンコさんの写真で飾られている事でしょう。勿論携帯電話の待ち受け画面も。
僕もパソコンの画面は、今迄クーがモニターの上から僕を覗き込む写真を使っていましたが、このPCに変えてからそのままであり、クーの顔の上に色々なボタンが乗ってしまうのが気になり、昨夜クーとココが夜食を食べている間に、ココがおもちゃバケツに飛び込んだ写真に変えました。
今のパソコンXPはそれが簡単に出来て、本当に楽ですね。僕がパソコンを最初に買ったのは、10数年前の事。まだ40歳代でした。その頃パソコンを個人で持つ人は、極少数の愛好家だけでした。ある日、使っていたワープロの調子が悪くなり、買換えでヨドバシカメラに行くと、展示品のIBMのアプティバがモニター付きで15万円程で売出されていました。OSが97に変わる直前です。この価格は、ワープロよりも安く、ワードとエクセルもインストール済みでした。直ちに購入しました。当時としては高性能でしたが、ハードデスクは4ギガと、今使っている物の20分の1です。今の携帯電話より小さい容量でしょう。若い方はビックリされるでしょうね。画像処理と、インターネットの処理がアップアップするようになり、取り替えました。
余計な事を話しましたが、今朝のココは、夜中から僕の側を離れず、先程は、マウスポインターを捕まえようとして、デスクから床に転落しました。でも流石ネコですね、瞬時に態勢を立て直し、足から着地していました。

家ネコだから

2009-06-22 05:28:13 | Weblog
昨日の午前中、クーは廊下のベットに上がり、早々とお昼寝。ココは、暫らくパソコンの上にいたが、僕がソファーに座り、ニュースを見始めると、ソファーの指定席に来て、写真のように仰向けになって寝てしまった。テレビを見ながらお腹のモフモフを触っても、全く起きる気配はない。午前中の数時間、時折寝返りを打ち、体の方向は変わるが、この格好で寝ていたのだった。
外ネコ、特に野良さんは、こんな無防備な格好で、数時間も寝る事はないだろう。確かにブログや写真集には、仰向けで寝転ぶ姿が出て来るが、それはほんの短い時間であろう。ココは敵に襲われる心配はしていない。何かがあっても、人が守ってくれる事を知っているのだ。家ネコだから出来る特権である。
今日のココは、どんな寝姿を見せてくれるのであろうか。楽しみにしていよう。

ご飯と言えば

2009-06-21 05:36:29 | Weblog
昔、「ゴホンと言えば龍角散」(今もあります?)と言うコマーシャルコピーがあったが、我家では「ご飯と言えばネコが来る」である。
夕方4時を過ぎる頃になると、クーかココどちらかが居間のテーブルに乗り、ご飯の催促を始める。1時間近く騒いだ後、家内が「少し早いけれどご飯にする」と台所に向うと、その言葉を聞き終わらないうちに、ココは障害物を飛び越えて台所へ一目散。一寸離れた廊下の本箱の上で休んでいたクーも、スクッと立ち上がり「クーちゃんはご飯食べないの?」と家内の声を聞き台所に向う。だが、ココのように駆けたりはしない。気品あるお嬢さまゆえ、居間のソファーの周りを大きく半周し、台所へ向うのだ。「ミャー」「クーちゃんにもご飯頂戴」と家内に向って澄んだ声でねだる。
クーとココはご飯の食べ方も対照的である。ココは一気に食べるし、クーは幼い時からの癖で、ダラ食いである。クーの食事時目を離すと、ココがクーの残りを食べてしまうので、クーが茶碗から離れると直ぐに蝿帳に仕舞わなくてはならない。数口食べて暫らくすると、僕や家内の足元に来て「ミャー」「ご飯出してよ」と言う。それを何回か繰り返す。特に昼を食べた後は寝てしまい、目覚めてから食べる事も多々あるのだ。やっぱりクーは優雅なお嬢様である。