クーたんとココ君のお家

燕尾服を着た女の子クーたんと神戸から来たやんちゃ坊主ココ君の小さなドラマ。

クーの顔は?

2010-02-28 06:27:25 | ネコ
お天道様が顔を隠した昨日の午前中、我家の2ニャンはつまらなそうに、クーはパソコンの椅子、ココはソファーで同じような猫丸になって寝ていた。クーに向けてフラッシュを光らせるが、手で隠した顔を上げる気配は全く無い。ココは数枚続けてシャッターを押すと「安眠妨害だニャー」と薄目を開けて僕を睨んだ。
それにしても、黒や黒白毛模様の猫の写真は難しい。黒の皮の椅子に寝られると、黒一色になってしまい、顔や体の輪郭がはっきりせず、この写真何?と言う事になってしまう。今日掲載した写真が真にその状態。鼻筋の八割れだけ白く、体と頭の輪郭は椅子の色に溶け込んでしまって、ぼやけている。下手糞に素人には難しい被写体である。はっちゃんの写真を見る度に、流石プロカメラマンと感心する次第である。
日付が今日に変わったばかりの深夜、夜食を食べ終わって、写真のようにクーが猫丸になって目を閉じていると、ココが「クーちゃん遊ばない?」と椅子に手を掛けた。すかさずクーは一言「シッァー」「煩い」。ココはその場で前転をし、ヘソ天でお腹をクーに向け「ごめんなさい」。瞬間の出来事で写真は撮れなかったが、思わず一人で噴出してしまい「やっぱりクーの方が強い」と感心したのである。

gooからの連絡では、2日午前4時から11時迄ブログサービスを停止するとの事。それ故このブログもお休みにする。天気が雨以外なら午後から、2日3日に行われる深大寺だるま市行きの京王バス「だるま市号」の写真を掲載したいと思っている。

丸太猫

2010-02-27 06:10:36 | ネコ
今朝は雨降りだが東京は温かな朝で、暖房不要である。こんな朝を迎えたのは3~4ヵ月ぶり。
一昨日、庭の梅の写真を撮りに、僕が障子を閉め、庭に下りると、ココが障子のガラスに顔をくっ付けて盛んにその様子を見ていた。数枚の写真を撮り終えて廊下に戻ると「ぼく、お廊下で遊ぶの」とココは障子を揺すって騒いだ。廊下に入ったココは、嬉しそうに転がり、毛繕いを始めた。ココの体を改めて見ると、ウエストが全く無く、ドダーンとした丸太猫になっていた。
クーとココの食事の量は殆んど同じなのに、クーはスマートであり、ココは丸太になってしまったのか?。運動量はココの方がクーよりも断然多い。それなのに、ああそれなのに、何故だ。背丈はクーよりも1回り小振りだから、デブのように見えるのか。先月のワクチン接種時の健康診断でも問題は無い。毛艶も直射日光の下で写真を撮ると、ハレーションを起すほどの艶がある。
ココにダイエットの食事制限は絶対無理。暫らく様子を見る事にしようか。

お背中温か

2010-02-26 06:08:27 | ネコ
昨日は梅と桜を飛び越して、つつじの頃のような暖かさ。東京湾では濃霧が発生し、羽田空港が大混乱になったようだが、海から20㎞以上奥に入った我が街には春の日が注ぎ、梅も満開になった。
そんな午後、クーは出窓で日光浴を兼ねたお昼寝となった。クーが出窓に行って2時間位過ぎた頃僕が様子見に行くと、光の方向に背中を向けて、気持ち良さそうに眠っていた。僕が顔を近付けるとグルグルと喉を鳴らし、目を細く開け「お日様って最高ね」と言う顔。思わずクーの背中に顔を乗せる。温かい。「クーたんお休み」と言って部屋を出ようとすると、サイドテーブルの上で、写真のように寝てしまい「お背中撫ぜてよ」と。暫らくの間クーと2人切で暫らく遊んだのである。
強い日差しが苦手なココは、相変わらずソファーの上で、僕の部屋着に包まって、時折顔を出すが蓑虫になっていたのである。

梅満開に

2010-02-26 05:37:51 | Weblog
ここ数日の暖かな陽射しに誘われて、我家の梅も満開になった。近くの種苗園の梅林も多くの木が満開で散歩するご近所さんの目を楽しませている。6月になると梅の実は、種苗園の店で売られる。

レディー クーたん

2010-02-25 05:59:20 | ネコ
クーたんは一見口髭を生やし、燕尾服を着たオーケストラの指揮者のように見えるが、レディーである。スマートな体型を持ち、立ち振る舞いも優雅である。写真の足元を見て頂きたい。この足の揃え方、淑女の座り方である。寝ている時は周りがどんなに騒がしくとも、香箱に座るか、猫丸に体を丸め、顔は手で隠すと言う、レディー猫の基本を守る。ご飯をねだる時も大声では叫ばず、鼻に掛かる可愛い声を出す。淑女を怒らせると、凛とした態度で「シッァー」と叫び手を振り上げて「この私に何をするの。許しません」と、例え弟ココであっても毅然とした態度を見せる。やんちゃ坊主ココもこのクーたんを見ると、たじろいで仕舞い大人しく引き下がるのである。
白・黒毛模様の猫は、平安朝の昔から、公家に寵愛されていたと言われている。クーたんもそんな先祖の血を受継いでいるののであろうか。』クーたんを見ていると、こんなつまらぬ
事を思ってしまうのである。

下には誰が

2010-02-24 05:53:45 | ネコ
立春を過ぎ早20日。朝の寒さも、寒中のようなトゲトゲしたものから、春を感じさせる丸い寒さに変わっている気がする。庭の梅も満開直前になり、今日、明日が温かければ全ての蕾が開く事だろう。
昨日も温かくクーもココもご機嫌で、午後からは温室となった廊下でお昼寝を楽しんだ。僕も趣味の雑誌を持って仲間入り。白いアート紙に反射する光が眩しい程で、日の恵みを充分に受けたのである。2ニャンは夕方迄夫々の猫ベッドで過ごした。先に目覚めたのは、何時もながらココである。僕がクーの様子を見に行くと、チョコチョコと付いて来た。その足音でクーも目が覚め「お父さんとココ君、もう少し静かに出来ないの」と言う、憮然とした顔を見せた。
昨夜もクーは本箱の上で休んで居たが、今朝僕が居間に入ると、目を床に向け「下には誰か居るニャー。煩い小僧も付いて来たニャー」と言う顔をしながら、飛び降りて台所に。2ニャン揃って朝ご飯を食べたのである。そして家内が起きて来ると「ニャ~アー」とお代わりをねだっていた。

ドエーン

2010-02-23 05:59:47 | ネコ
昨日は2が5つ並ぶ、ニャン子の日と言うらしいが余り興味が無いと言うよりも、我家は毎日がニャンコの日である。家の中でクーとココは、王女様と王子様として好き勝手に振舞っている。お腹が空けば「ゴァーン」と叫び、昼寝の前には部屋着の袖に噛み付いて「これぼくの」と寒くても奪い取る。たった今もクーは「お部屋に戻るから扉を開けてよ」と叫び、僕は痛い腰を抑えて立ち上がらねばならない。
お日様が出ると障子を開けさせ、2ニャン揃って温室になっている廊下へ。そこで目にしたものは、日光浴をしながら毛繕いをするクーと、その真ん前でドエーンとヘソ天になって、太陽光充電をしているココであった。天真爛漫な彼らを見ていると、家に入れたり、我家に引き取って良かったと、心の底から思う次第である。

家族揃って

2010-02-22 06:21:57 | ネコ
先程gooの頁を開くと、教えてよの中に「引越しをするが、犬を処分しなければならない。どんな方法が良いのか」と言うクエスチョンが載り、回答の多数は「保健所に連れて行け」等処分を「是」とするものが大半で、僕はアングリと顎が外れそうになった。昨日は徳島県と奈良市の移動処分車の話を書いたが、こんなトラックを考え出す、行政の意識の低さばかりを責められぬと今朝は思い知った。このQ&Aは直ぐに見失ったが、僕が回答を書くなら「ペットOKの住まいを探す努力をしなさい」である。想像するに、本来犬に興味の無い夫婦が、子供にせがまれて仔犬を買って来た。引越しの邪魔になるからとの感覚であろうか。ペットショップの存在の「負」の部分である。
僕がこのブログを初めて投稿した日、息子夫婦の下にメインクーンのマイクが貰われて来た。マイクは息子の知人が引っ越し先で飼えないため、ねこ好きな息子夫婦に。今マイクは、幼い2人の孫の遊び相手「お兄ちゃん」てある。
経済成長の裏で、日本人の心に「拝金主義」を根付かせてしまった。真に悲しい事で、ワン・ニャンの小さな命も「お金を出せば買える」と言う、大波に飲み込まれ、人の心は荒れている。この意識改革をする事は大変であるが、我々愛猫・愛犬家は常に大声で訴え続けねばならない。
今日はこの事を書く予定ではなかった。
昨日もココは家内の古い防寒着に午前中から包まり、お昼を食べた後は夫婦とクーココの家族揃ってお昼寝をした。クーは本箱の上で。僕はソファーに体を伸ばして。気が付けば夕方5時を過ぎていた。クーもココも夕ご飯をねだらない。目を覚ました僕は時計を見て、少々ビックリ。防寒着を開けると、ココは目を瞑ったままだし、クーはひげを触っても目覚めなかった。彼らは僕にとって大切な家族。これからも、家計は貧しくても、心豊かにクーとココと一緒に暮らして行きたい。

こんな事許されるのか??

2010-02-21 06:23:44 | ネコ
現在の僕は気持ちの昂ぶりを押さえきれず、このブログを書いており、見苦しいと思われる方も居られる事は、重々承知しているが、書かねばならない。
昨深夜、何時ものようにココは僕の体に乗ったり、顔を舐めたりして僕を起し、夜食をねだり、クーと一緒の食事をした。彼らにカリカリを与えた後、インターネットを開け、グーのニュース欄を見て思わずクリック。そこには朝日新聞(asahicom)20日17:44配信で、徳島県と奈良市では、犬・猫の殺処分を火葬施設に移動中のトラック内で行われていると書かれてあった。地元住民の反対で殺処分施設が建設出来なからだと言う。犬・猫を鎮静箱と呼ばれる小さな箱に閉じ込め、輸送中にガスで殺すとの事である。勿論獣医師の立会いは無く、死に切れずにいても、火の中にゴミ同然に捨てられ、焼き殺されるだろう。なんと惨い方法だろうか。ガス室で処分されても、死に切れなかった場合獣医師が注射で安楽死させるのが普通なのに。アサヒコムには写真入で掲載されている。何と言う安直な方法を考えたお役人様に脱帽する。実際この業務に携わる方の気持ちは如何か。
横浜市では、保健所に飼い主が犬や猫を持ち込むと、獣医師を紹介し、獣医師は飼い主に抱かせて安楽死をさせると、以前の勤め先で聞いた事がある。多くの自治体で殺処分を減らす事を目指しているのに、何と言う事であるか。しかし1番悪いのは、保健所に持ち込む人間である。自分の不注意で子供が産まれて困り、安易に処分をする。また、尼崎ブリーダー事件のように、売れ残った仔犬や仔猫を持ち込む事もあるだろう。
何回も書くが、犬や猫の小さな命を大切にする事は、人の命を大切にする事に通ずる。幼い頃から犬・猫と一緒に暮らせば、思春期迄には命の大切さを自然に学び、性犯罪や殺人等の凶悪犯罪、そして自殺も防げるだろう。それは集合住宅でも飼える、カナリヤや文鳥等の小鳥でも良い。一方親が、年老いたから、病気になったから、引っ越すからとの身勝手な理由で、保健所に持ち込めば、子供の心に傷を付け、命を粗末にする大人に成長するだろう。
現在の政府は、コンクリートから人へと言う理念がある。その理念を末端の役人迄浸透させ、動物愛護法を改訂し、殺処分の禁止とブリーダーの規制を行って欲しいものである。今日掲載した写真のように、犬や猫が人に懐き笑って生涯を過ごせる社会にしたいと思う。

快適だよ この服は

2010-02-20 06:14:31 | ネコ
昨日の午前中ココはソファーの上に敷いた、お気に入りの部屋着に包まって寝ていた。昼前に家内が帰宅し、防寒着を置くと其方に移ってまた猫丸に。家内が昼ご飯を食べ始めても全く動く気配はなく、家内は浅めに座り、少し窮屈な姿勢で食事を取った。フィギアスケートの放送を見ている時もそのままで、時々家内に撫ぜられても、目を瞑ったまま静かにしていた。その後も夕方迄、この防寒着の上で寝ていたのである。
ココが僕の部屋着や、家内の防寒着の上でマッタリと寝るのは、どうやら寒さとは無関係なようである。人の臭いが恋しいのか、安心できるのか。そう言えば、夜も僕の布団の中や掛け布団の上で寝ている。箱に入れられて捨てられ、人の温もりが欲しくて仕方が無かった、幼児期の体験が強かったのだろう。今、部屋の中は暖房が効いて、ねこにとっては快適なはずであるが。人もねこも幼児期の虐待体験は、知らない間に心に傷を付けてしまうのである。