クーたんとココ君のお家

燕尾服を着た女の子クーたんと神戸から来たやんちゃ坊主ココ君の小さなドラマ。

ブログ1500回  (感謝の祈り)

2010-06-30 06:31:09 | ネコ
昨日のサッカーの試合、ワールド・カップ史に残る程の好試合であった。中でも印象深く心に焼きついたのが、延長戦直精根尽き果てたツウリオ選手が、競技場の芝生に体を横たえながらも胸に十字を切り、祈りを捧げていた一瞬のシーンであった。彼の祈りはテレビ観戦では分からないかも知れないが、多分、死闘とも言うべき120分を戦い抜く力を賜った事への感謝の祈りであったと思う。彼が十字を切った直後僕も十時を切り「主よ全力を尽くし切った両チームの選手・監督に栄光があるように」と祈った。祈りは願い・求めるものよりも感謝の祈りが大切であると、僕は恩師鐵神父から教えられた。
さて、今日で今年も半分が終わった。このブログも区切りの1500回の投稿となった。1枚の写真に文字ばかりの見栄えのしないブログであるが、毎日お読み下さるみな様と書く力を与えてくれる神様に感謝である。
06年4月23日、息子宅にマイクが貰われて来た日に始めたねこブログも、4年2ヶ月と7日で1500回となった。普通ならお祝いのプレゼント企画を催すが、年金生活者のおやじには資力が無く何もしない。只日々モデルになり、ブログのテーマを提供してくれる、クーとココには抱きしめて「ありがとう」を言う事にしよう。そして、これからもブログを書き続けられるように神様に「感謝と願いの祈り」を捧げる。
拙いブログをお読み下さる方々の上に「神様の祝福が注がれますように」とお祈り致します。「主に感謝」

差は1kg

2010-06-29 06:00:56 | ネコ
写真で見るとそんなに大きくないココであるし、太っているようにも見えない。しかし、その体重は5.4㎏。クーは4.4㎏であるから1kgもココの方が重たい。小さな体のねこ故、1kgの差は大きい。抱いてみるとその差を実感出来る。クーはファっと軽く、ココはずしりと腕が感ずる。
神戸でリングちゃんに拾われ、その1週間後の検診時の体重が360g、3年7ヶ月で15倍になった。ねこ風邪を引き、結膜炎を患っていた仔猫が良くぞここ迄大きくなったものである。
ここ数日、クーが居間のテーブルに上がるとココも登って来て、バトルを始めるが、ココがクーに圧し掛かると、クーは簡単に床に落とされてしまう。これも体重の差が大きいのだ。そしてクーは、我が家に住むようになってからは、大切なお嬢様として育ち、物心が付いた時から兄弟の味を知らず、バトルの経験も無かった。一方ココは拾われた後多くの猫兄弟の中で育ち、年上のねこと遊ぶ楽しさを知っている。それだから、クーにも絶えず「お姉ちゃん遊ぼうよ」と近付くのだろう。ココが静かにしていれば、怒らないクーなのに。

可愛い~い顔

2010-06-28 05:57:34 | ネコ
外見上猫が個性を発揮しているのが、毛模様と顔であろう。他の動物も同じであるが、神様は2つとして同じ様には創られなかった。白・黒ニャンズと錆を含む三毛ねこには、個性的な顔のニャン子が多いと思う。
以前にも何回かこのブログに書いたが、最初にクーを抱き上げた時顔のユニークさに「何とマー」と思った。そして体を見ると女の子。次に僕から出たのは「エッえー」であった。しかし僕は放す気にはならなかった。抱き上げた時嫌々をしなかったからである。ブログを書き始め、ニャンズブログや写真集を見るようになると、白・黒ねこの中にクーよりももっとユニークな顔の持ち主が沢山いる事が分かって来た。超有名な「はっちゃん」はまとも中のまともな白黒ねこさん。ユニークな顔をしていても、家族にとっては「可愛い~い顔」となるのである。家族にとっては、容姿よりも心が大切なのである。
クーもユニークさには引けを取らない顔をしているが、心や行動は、国語辞典に載っているような模範的なねこなのである。

隠れんぼ

2010-06-27 06:06:06 | ネコ
今朝も梅雨の朝らしく、室温は26度少々と低いが、体に纏わり付くような湿気で、思わずエァコンのスイッチを押してしまった。暑さに強いはずのねこ・ココも風の通り道に体を横たえて、体毛を乾かしている。
昨夜、クーは夜食のカリカリを半分位食べると、何時もと反対の居間に入り、カーテンを潜って庭を眺め始めた。「猫に暗闇は関係ない」と。野良さんが遊びに来ていたのかも知れない。クーが居間に入ると、ココは夜食を食べるのを中断し、後を追い掛ける。カーテンの中のクーは、野良さんかココにか分からぬが絶え間なく「ウッウー」と威嚇の声を上げる。無頓着ねこのココでも、これではカーテンに潜り込めないようで、カーテンの外から時々手を差し込んで「クーちゃん早く出てこないかニャー」と様子を見ていた。20分程経って出て来たクーは、ココを軽く威嚇し、全力で流しに上がり、冷たい水を飲み、自分の寝室の前で「ミャー」と可愛い声で僕に扉を開けさせ、寝室の中に消えたのである。
欲求不満のココは、居間のカーペットに爪を立てて、糸を引っ張り出して遊んでいた。

言う事聞いてよ

2010-06-26 05:58:19 | ネコ
昨日はサッカー・ワールドカップの1日で、参議院選挙やカナダサミットも霞んでしまい、テレビも新聞もこのニュースばかりであった。
今朝の東京はぶ厚い雲に覆われた梅雨空。しかし、我が家のニャンズは絶好調。また、隣からは孫達の元気な声も聞こえて来る。
クーはココとの声だけの威嚇合戦が終わると、僕の足元に来て「ミャー」と呼び台所の自分の茶碗の前に座った。茶碗を見るとカリカリはあと1口だけになっていた。つまり、彼女が僕を呼んだのは、朝ご飯のお代わりを要求したのである。そのカリカリを一寸だけ食べるとまた「ミャー」と言い、台所の奥に行く。今度は「窓を開けてよ」と言う事らしい。窓を開けると外の様子を見ていたが、やんちゃなココに気付くと、手を上げて威嚇し、追い払おうとする。
クーは僕や家内にねだる時実に可愛い声を出す。しかし中々聞いて貰えないと、声が大きくなり「クーちゃんの言う事聞いてよ」となる。「ダメ」と言っても、自分の要求は曲げない。夕方冷蔵庫の天板の上で休んでいる時、冷凍庫を開けようとすると彼女はあからさまに「ウザイ」と言う顔をする。特に写真のように、手が扉に掛かっている時は声に出して「煩いなー」と。気温が上がって来たこれからは、晩酌に使う氷を出す際も一々クーの機嫌を損ねないようにしなければならないのである。

戦い済んで夜が明けて

2010-06-25 06:18:21 | ネコ
今朝は多くの方が『戦い済んで夜が明けて』と言う事だろうか。サッカーはあまり見ない僕も3時半過ぎに目が開き、テレビを点けた直後に、本田選手の先制ゴールが入った。ハーフタイムに入った4時過ぎに、家内とクーが居間に入って来た。勿論ココは僕と一緒に起き、昨夜の残ったカリカリを食べたり、おもちゃバケツに顔を突っ込んだりしていた。
クーは台所で「ゴァーン」と。普段より1時間早い朝食タイムとなり、2ニャンはカリカリを数口づつ食べると、運動会を始めてしまい、家中を駆け回った。とうとう試合中彼らも試合をしていたのである。デンマーク戦が3-1で日本が勝って終了した、5時半頃2ニャンの試合も引き分けで終わり、クーはレジ袋入れの秘密基地で、ココは写真のようにパソコンの奥のココ専用の基地で、夫々「今日は良い試合だったよ」とばかりに、朝寝を始めたのである。

考えるねこ

2010-06-24 05:59:59 | ネコ
昨日僕はクーが本箱の上から落下したと書いたが、彼女は闇雲に飛び降りたわけではない。ちゃんと周囲を見渡し、安全な場所に下りたのである。
我が家のニャンズは、毎日のように居間のテーブルに登るが、クーは一旦テーブルに手を掛け、背伸びをしてテーブルの上を見、障害物が無い事を確認してから飛び上がる。今日の写真もクーは隣に座っているココの事は充分に承知しており、次の行動を考えている。つまり、ココ邪魔されない場所を探している。一方ココは、金魚の糞のように、大好きなお姉ちゃんの側に居たくて、クーの様子を覗っているのだ。
クーは幼児期が過ぎると、その行動は慎重になり、事を起す前に周囲の状況を見渡して、考えてから「良し」となった後に行動する。飛び掛る前のクーの足踏みは、ココに比べて長く、時には止めてしまう事さえある。足踏みをしながら考えているのだろう。慎重なクーであるが、ココに追い掛けられたりしていると、高い場所に飛び乗りそこね、片足を踏み外す事がある。しかし、そんな時のクーは振り向き、仁王様様な顔になってココを追い返すのである。

待って~クーちゃん

2010-06-23 05:58:58 | ネコ
今朝はショボショボと雨が降る、梅雨らしい朝を迎えた。
昨日の朝の事である。家内が修道院に出掛け、毎朝のお楽しみ「ゲゲゲの女房」が終わり、ソファーに朝刊を広げて読み始めると、本箱の上からクーが落下し、そのまま新聞の上で香箱を組んで「クーたん新聞読めないから退いて」と言っても、知らん顔のまま真下でやはり香箱に手を組んで、目を閉じているココの様子を眺め出した。こうなると新聞を読むのを諦めるしかなく、僕はパソコンに移動し、ブログを見始めたのである。こんな時クーの体を無理矢理新聞の上から退かすとクーは怒り、高速パンチプラス腕に本気で噛み付いてくるのを、経験上良く知っており絶対に出来ない。
昨日は幸いにも真下で休んでいたココがクーに気付き、ソファーに手を掛けて、太股にチョチョイをした。気持ち良く休んでいたクーは直ちに反撃し、新聞の上からココの背中にパンチを数発。そして全力で茶の間に逃げる。ココも「待って~クーちゃん」と後を追う。2ニャンはそのまま廊下に入り、クーは一気に箪笥の上の篭ベッドに籠もった。追い付けなかったココも、篭ベッドの真下に置かれた旅行バッグの上で寝てしまった。
この間30分僕は彼らの様子を見続けたのである。全く暇なジージの朝であった。

男ってやつは

2010-06-22 06:01:25 | ネコ
雨が降らなくても蒸し蒸しの毎日。今朝は起きて煙草を吸うだけでも、額に汗の粒が。エァコンを除湿にしスイッチON。
今朝もココは元気一杯。カリカリを食べながら、パソコンテーブルで食休みをしていたクーの尻尾にチョチョイし、数発のパンチを受けたが全く怯まず、逃げ出したクーを追いかけていた。そして、流しの上で睨み合い。眼力はクーの方が断然強く「ウッシャー」の一声で、すごすごと流しから飛び降り、ソファーの陰に隠れてはクーの様子を覗う。
色々なニャンブログを楽しんでいても、男の子の方が緻密さに欠け、無謀な事をしたり、懲りずに同じチョッカイを出しては、撃退されるようだ。これは人も同じであり、孫も毎日同じ事でママに叱られては、近所に迄聞こえる程の大声で泣いている。
ココはこの年になってもおもちゃで遊ぶのが大好きである。その日の気分で、ねずみを出したり、マタタビの小枝でケリケリをしたりと。それを自分で出して来る。クーにねずみを振っても、よほどテンションが高い時意外は乗ってこない。
写真は、先日廊下で昼寝をしているココを撮ったものだが、ラジコンカーを枕にしているが、高すぎて首が痛くならないのであろうか。この撮影をした後に、お腹を触ったが目覚める事は無かったのであった。

年寄り世帯とワン・ニャン

2010-06-21 06:04:02 | ネコ
時々ニャンブログに、年寄りだけの世帯でワン・ニャンの多頭飼育から面倒を見切れなくなり、SOSが発信されてくる。昨日も大阪・寝屋川市から発信された。
子供が独立し、年寄りだけで暮らすようになると、愛情を注ぐものが無くなり、寂しさが募って来る。それ故野良さんを家に入れたりする。還暦を過ぎ、年金生活を送り始めた僕には、その心の内が良く分かる。クーとココが一緒に暮らしてくれて、どれ程寂しさを感ずる事無く暮らせるのだろうか。しかし、僕達夫婦が病気になった時や、痴呆老人になった時彼らを如何するのか。元気なうちに息子夫婦と相談せねばならない。
これらの問題では、親族が引取るのが一番であるが、それが出来ない時は、民生委員、福祉事務所と動物愛護委員が連携し、お年寄りからワン・ニャンを全て取り上げるのではなく、面倒を見切れる範囲で家に置く等、親身になって相談し、問題の解決をせねばならない。役所間の連携が必要である。
我が家でも、80歳過ぎの塩尻に暮らす義父母が、小型犬と暮らしており、万が一の場合に備え、義弟夫婦と話し合っておく必要を感じている。