ままちゃんのアメリカ

結婚42年目のAZ生まれと東京生まれの空の巣夫婦の思い出/アメリカ事情と家族や社会について。

思いやり

2018-11-08 | 人間性

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良い育児学というのがあれば、それで博士号が取れるほどのひとりの教授がいる。


シドニー・エンゲルベルグは、エルサレムのヘブライ大学でクラスを教えていた最中、授業に出席していた学生の連れてきていた赤ちゃんが泣き始めた。その日、ベビーシッターを確保できなかった母親は、エンゲルベルグ教授の授業に支障を起こしてはいけないと、その子をつれて教室を出ようと準備した。組織管理クラスを教えるエンゲルベルグ教授は、その赤ちゃんを抱きあげて、講義を続けた。


四人の子の父親で五人の孫のあるエンゲルベル教授がこの赤ちゃんを抱いて落ち着かせながら講義をしている写真が、フェイスブックに掲載されや否や、それは100万回以上見られ、5万回シェアされた。


「これは真剣に学生の教育に気を配っている教授です。本当に。」と、 Imgur(SNSの一種)ユーザーの一人が書いている。

「一種類の科目以上を教授してもらった。+1。」と、別の人が書いている。


エンゲルベルクの家族は写真の人気にむしろショックを受けた。


教授の妻フレディ・シスキンド・エンゲルベルグは、「彼は何通かのラブレターを受け取ったんですよ。」とヤフー・育児に語った。 「彼はそれについては無頓着ですし、私たち二人はとても妙なことだと思っているだけですが。私はそれがあまりニュース種のない日に起こったに違いないと思っています。」


エンゲルベルグ氏は、ヤフー・育児に、彼の学生たちに自分の子供たちを授業に連れてくることを奨励すると語った。 「私の教育方法は単に内容を伝えるだけではなく、価値観を教えることです...よいお手本を示すことに勝るものがあるだろうか、とお思いになりませんか?」

 

ーABCニュース、2015年5月14日の記事から。

コメント (1)
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