ひとり紫苑・プチプラ快適な日々を工夫

書籍「年金五万円が教えてくれたお金の向き合い方」「あるもので工夫する楽しい節約生活」は9万部。工夫の毎日は続く。

チェック尽くしで旅に出ます

2014-08-30 06:33:42 | きものコーディネイト



脱力ついでに、気分転換と英気を養うため、旅に出ます。

日本はどこもお天気不安定みたいだけど、きもので行きます。

コーディは、昨日紹介したチェックきもの。

この時期には木綿がベスト。

P8285505chakku1

帯もチェックです。

雨が降ってもいいように木綿です。

P8285500



半襟もギンガムチェックです。

P8285509

P8285501



帯締めもギンガムチェックです。

帯揚げは、水浅葱。

大好きなチェック、尽くしで雨だろうが脱力だろうが、テンション上げます。

 

というわけで、

「旅に出ます。すぐに帰ってくると思いますが、頭を冷やしてきます」

なんて、トラブルを起こして家出する妻か恋人の書置き、みたいですね。

帰ってきても、ブログ、まだあるかしらん。

ガラ携、スマホではないので、「00ナウ」なんてアップできませんが、

気が向いたら

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脱力・格子でファブリック帯を作りました

2014-08-29 08:54:29 | 手仕事 和裁

一年越しの仕事がようやく終わり、アドレナリンが切れたせいか脱力状態に。

自分の立てた、これまでとは全く分野の違う仕事だったせいもありリキ入れてやっただけに余計に脱力。

終日寝ていてもいいのですが、このままだと寝たきりになるかも。

こういうときにやりたいことは何だろうと、ベッドのなかで考えていると、

「そうだ、あの残りの生地でファブリック帯を作ろう!」

ファブリック帯なら、簡単に?できてすぐに着用できるぞ。

思い立つと、俄然テンションあがり、ゆっくり目の朝食を澄ますと早速取り掛かりました。


P8285533


生地を切って、裏地をつけて、あとはひたすらミシンとアイロン。

何も考えず、無我の状態でおおよそ3時間。

できました!

生地は先の刺繍しかけたものと同じです。

下田直子さんの刺繍に挑戦したけど~~


 

 

 

 

 

 

P8285531



洋服用の生地を110センチ×5メートル購入し、きものを作ってもらい(このときは自分で作る時間も腕もありませんでした、いや今も腕はないけど~~)、残った生地で先に紹介したバッグ(未完成)とおよそ4メートルの半幅帯。

裏地は同じような、小さ目チェックです。

結構得した気分。

右が、そのきものです。

下は単衣の鴇色大島。単衣出しました~~。


で、早速着用してみました。

P8285513aburi3
「半幅結び楽しみ帖」(池田書店)の「お太鼓風アレンジ」

本とは違い、「桃山」からお太鼓にしています。

要は、リボン結びを作り、下に垂れた二枚の羽根を結び目から上に上げ広げ、帯揚げで固定。

下は、名古屋と同じように帯締めで垂れを作るだけ。

可愛いよね、と自画自賛。



前はこんな感じ。

 

P8285527



ピンクの帯揚げと帯締めをしてみました。

きものは木綿の縞。何年か前に、初めて自分で作ったものです。

というわけで、どうやら脱力状態から無事に抜け出ることができました。

ぽかっと空いた時間には、好きなことをするのが一番。

忙しいときの合間を縫って作るのもいいけど、集中して作るのもまた楽しい。

好きなこと持っていてよかった~~。

新たな気持ちで、別の仕事に元気で取り組めますように~~。

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綿紅梅浴衣・大塚の阿波踊りに

2014-08-27 08:48:16 | 家族

 

 

大塚の阿波踊りを見にいきました。

東京はいきなり涼しくなってしまい、

二三日前のことなのに、すでに季節はずれの感じがします。


P8235400ootuka1_3P8235403_2

 

 

 

 

こういう写真では腕前のホント巧拙出ますね(汗)

 

 

P8235394

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Sionn1

すごい人、人、人~~。

 

 

P8235439_3












裏通りは、雑然とした商店街です。

 

「おばさん、おばさん、どこに行くの?」

 「ちょっと、買い物に」

P8235436ootuka3

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線路と「お祭りは続くよ~~、いつまでも♪」(知ってる?)

 

 

 

 



割合に近場なので、気軽にヘアはお団子。


右は娘のアップ。同じところにホクロがあるので、娘に違いないわ~~。

さすがに若さ、きれいにアップできますね。

 

 

 

 

 

 

 

P8235423_3

 

 

 

P8245469appu22_2



本日の浴衣。

 

 

 

P8235374sionn1綿紅梅の浴衣に唐子模様の帯。紅梅で、折に凹凸があるので勾配が紅梅になったんだってね。

 

壁上布と同じような硬めの着心地ですよね。

琉球壁上布で銀座

帯はあとで変えました。博多半幅のほうが動いても崩れないと思ったから。

帯揚げ・水玉の生地。

 

 

 

 

 

 


こんなことをして遊んでいるうちにすっかり秋に~~。

P8255471

P8255480

 



もうすぐ単衣の季節ですね。

皆さま、準備はできていますか?

 

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着つけ師のお仕事バラエ&「KIMONO姫」の~~

2014-08-26 07:39:34 | 着付け、試行錯誤

 

 


先に「関東巻と関西巻」の記事をアップしました。

出前きつけ のうまっちさんから、とてもわかりやすいHPを教えていただきました。

 

「帯の仕立て屋 みつやま」さんのHP「帯の関東巻と関西巻」です。

そのなかに、「もう、どっちでもいいよ」と思われる方は正解です。どっちでもいいと思います。誤解を生みやすい言葉は使わないのがベストです」なんて言葉があって、その通りだと思います。

「時計回り」と「反時計回り」と呼びましょうと提案されています。

うまっちさん、混乱させてごめんなさい。



そのブログを書くときに棚から取り出した「KIMONO姫」で気づいたこと。

P1090744高橋マリ子さんの美しい表紙とアンティークのきもの。

このきものの着付けをなさっている方は大久保信子先生なんですね。

P1090745



大久保先生といえば、「美しいキモノ」やら「七緒」やら「クロワッサン」で活躍。

前にどなたかがブログに「七緒」と「KIMONO姫」の着付けの違いをお書きになっていましたが、まったく違うタイプのきものですね。

着つけも「KIMOの~」の方は、幅広の帯に位置も高めです。

大久保先生は、池田重子さんのアンティークきものの着付けP8235342

もやっていらっしゃいますが、

こちらはどちらかといえば、正統派。



昔は帯を高く結んでいたので、アンティークきものの場合、雑誌によって、その着付けを調整なさっているようです。

唐桟縞を昭和初期風?に着てみる」



雑誌でおなじみの着付け師では森田空美先生などもいらっしゃいますが、森田先生はどちらかというと、

「この着付けは森田先生だわ」とわかるものが多いように思います。

森田先生は、「きものをぐっと現代的にアレンジ」タイプですね。

笹島寿美さんや石田節子さん、補正をするしないなど、人によっていろいろ。

 



同じ着付け師さんでも、習ったことを踏襲するだけではなく、現代に合わせたり、昔きものを研究したりと、シロウト身には新鮮でした。

やはり「時代着つけ」に興味を持つ方は、ドラマやお芝居方面に進むのでしょうか。そういう着つけ、教えてくれるところあるのでしょうか。

 



思いがけない場所で見つけた大久保先生のお名前から、着付け師さんのお仕事のバラエティを感じました。



で、もう一つ、面白い発見。

P8195274右の写真を見ておかしいことに気づきませんか。

気づいた人はエラい!?

そう、「KIMONO姫」ではなく「KIMONO道」になっています。

校閲ミス?かと思って奥付を見ると、すべてそうなっています。2002年の発行。

最初のネーミングは「~~道」だったようです。

でも「道」では「茶道・武道・華道・剣道」というように、「修行」を連想させて楽しくない、ちょっと「けものみち」(獣が通る道)をも思わせるしね、ということで(推測です)、「~~姫」と変えたのではないでしょうか。



そのあと、増刷されたものはすべて「姫」

この一冊は貴重じゃない?

そのうち高く売れるかも、ね~~??

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絹芭蕉・石内都きもの展へ

2014-08-25 09:25:22 | きものでお出かけ

知人から、銀座で石内都さんのきものに関する写真展「幼き衣へ~~」があると聞き、ぎりぎり駆け込みでしたが、行ってきました。


P1090708石内さんは、広島に原爆が落ちたときの洋服を写真に撮った「ひろしま」の写真家です。

原爆の下の美しい衣服たち」

この本は「手から手へ」(集英社)を作った山本純司さんという方が編集。

「ひろしま」という作品は、毎日芸術賞を受賞しています。

ブログで広がるご縁ー憧れの方からP8235351usiro1



暑い、、あとで友人との
集まりがあったので絹芭蕉でいきました。



石内さんは、桐生のご出身なんですね。

桐生といえば、そう銘仙の産地です。

その生まれ故郷の銘仙を集めた写真展で、今はもうない鮮やかな銘仙が石内さんの目で捉えられています。

安くてきれいな銘仙は、大流行して「億」という数ほど作られました。「億」だなんてスゴイですね。

今ではそのほとんどが失われ、「時代のあだ花」とも言われているそうです。



石内さんの作品を撮るのはご法度でしたが、同時に行われていた「背守り展」では写真は自由。

P1090713


子どものきものには、背中に縫い目がありません。
縫い目は魔除けになるそうで、その背縫いの代わりに、刺繍などを纏ってお守りにすることです。




背中に「福」という字。よーく見ると、P1090714

チェーンステッチなんです。

裕福な家のものだそうですが、

肩や袖にわざと別布を当てて、

堅実に暮らすよう願いを込めているといいます。


P1090718


これは「ねこ」という綿入れ。アップリケが可愛いですね。

百徳きものも飾られていました。

みっともないが羨ましい藍の糸と百徳きもの」


昔は、子どもが生まれても病気で亡くなることが多く、それだけに子どもがどうにか無事に成長して欲しいという気持ちが強かったんですね。



子どもを思うことに賭けては、今の親心も同じだと思いますが、私自身「急いで」「早くして」なんて「声をかける」ことは増えても「手をかける」ことは少なかったのかも、なんて反省したり。

私が子どもの頃には、手作りのものをたくさん着せてもらいましたが、私自身はいろいろ作ったのは、赤ん坊のときだけ。

「母さんが夜なべして手袋編んでくれた~~♪」(こんな歌ご存じ? 古いけど)

「夜なべ」なんて言葉も死語になってしまいましたね。

そんなことを思いながら観ていました。

P8235361sionnP8235346

きもの・絹芭蕉

帯・緑の羅

帯締め・黄味がかったベージュ

帯揚げ・緑と白の生地

帯留・貝と真珠のトンボ。 



会場の LIXIL ギャラリーは書店も備えていて、銀座からも近く穴場かも。

終わったあとの紹介でごめんなさい。P1090727sasa1

あとは、美味しいものを食べるだけ。

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帯はこちらと同じ。

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下田直子さんの刺繍に挑戦!~してみたけど

2014-08-23 09:41:35 | きものの本&本

私が子どもの頃には、「スモッキング刺繍」なるものが流行っていて、母親が刺繍してくれたブラウスやワンピをよく着たものです

そんなことをふと思い出して、「そうだ、スモッキング刺繍を半襟にしよう」と、本を探しました。

それで見つけたのが、下田直子さんの「下田直子の手芸技法」(文化出版社)

P8235343simoda1

眺めているうちに作りたくなったのは、このバッグ。

どうです。素晴らしいでしょう。

P8195281_2偶然、きものに作っていた同じような生地が残っていました。そこで、早速挑戦!~~したものの。

やってみると、非常に難しい。(やらなくても見ればわかりそうなものだけど)。






刺繍は簡単そうなのですが、一つでも間違えるとサイズがどんどん狂っていく。

P8195283真ん中のバッグの取っ手の生地までは裁断したのだけれど、私の低い技術では、形にするのが難しい~~。

で、途中放棄。





箪笥の肥やしになっていたのですが、このまま放っておくのももったいないなあ、帯か半襟にできないものかしらと、ときどき眺めておりました。





そんなとき、tomoさんの「和洋折衷」で、下田さんの別の本を紹介していました。

半襟を作りたくなる刺繍本

こちらは簡単で、可愛いい刺繍図案がいっぱい。P8235345simoda2

tomoさんが、写真紹介しているから、ここでは省略(笑)。覗いてみてね。

またまた、手仕事心に火が点きました。

tomoさんも仰っている通り、

半襟や帯?に活用できそう~~。

最初の本は、私には高度過ぎたわ。



練習したものを紹介。たとえば水玉も、こんな風になるの。

P8195285こちらは私がしたスモッキング刺繍(最初の本からです)。

下の茶色のバッグは下田さんのもの。水玉が違う表情を見せるところがすごく面白いでしょう。

P8195279



次は、これらの刺繍を、半襟に応用してみます。

tomoさん、思い出させてくれて、その上ブログアップできて失敗作も喜んでいるわ、きっと。ありがとうございます。

帯に、梅や桜を咲かせる」

物欲を制す③ー欲しいものは作る・こぎん帯」

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帯結び・関西巻、関東巻の怪

2014-08-22 19:18:55 | 着付け、試行錯誤

 



先の「半幅結び楽しみ帖」(君野倫子・池田書店)で帯を巻いていたときのこと、

「たれを右上に折りあげます」とか「左肩に預けます」とか、書いてありますが、

私、これを読んで混乱しました。



というのは、何度も引き合いに出して恐縮なのですが、花椿あやこさんの同じ本の紹介を拝見すると、「この本は関西巻ですね」とあります。(
あやこさまのブログ記事、探したのですが出てこなくて)

「関西巻」とは、帯を時計回りにして結ぶこと、私はずっと「関東巻」でやってきたので、自分流でやっていて、「右と左」の文字だけ見て混乱したわけですね。



そこで、一般的にはどちらが多いんだろうかと、手持ちのいろんな着付けの本で、帯結びを検討してみました。


P8195275

参考にしている笹島寿美先生の著書(世界文化社)。

これは「関東巻」です。

 

森田空美先生のご本(「知的きもの入門」(小学館)も関東巻です。

P8195273



大久保信子さんやら、石田節子さんたちがかかわっている「一人で着るデイリー着物」(NHK出版」も関東巻です。

 

 

 

P8195269_2



もっと探してみましょう。

「お気に入り着物十二カ月」のfussaさんは、君野さんと同じく関西巻です。

しかし皆さん、「関西巻」「関東巻」と意識することなく、帯結びを紹介していらっしゃいますが、私のように、少しだけ帯結び知っている人は混乱しないのかな。




右と左が間違いじゃないかしらと、書店に問い合わせしようかと思いました(笑)。

一言でも注意書きしてくれるとわかるのになあ。

そんななかで、エラい?と思ったのは、「KIMONO姫」(祥伝社」。


P8195270_3

 

P8225339

「見せたい柄によって、手は右になったり左になったりします」とちゃんと説明があります。



初心者にとっては、親切な解説だと思います。



教えてくださる方々は、皆、自分が習った巻き方を当然として説明していますが、「巻き方には関西巻と関東巻があるのよ」と一言言っておくと、本を見たときに「右と左」混乱しないかも。

私がいまだに初心者過ぎるのかもしれませんが。



ところで、私の母は大阪生まれ、ばりばりの関西出身ですが、なぜか帯は関東巻、そのせいもあって、「関東巻」が普通だと思って育ちました。

「関西巻」と「関東巻」、この巻き方の違いって、どこから出たのでしょうか。

教える教室によって違うのでしょうか。

右脳左脳のレッスンのためには、両方できたほうがいいから、練習してみようかな

※ネットで調べると「関西巻は公家さまが人に着せてもらうため時計回りに、関東巻は武士が刀を差すとき邪魔にならないように左周りになった」とあります。

こんなに違う関東と関西の着物好み

でも、刀って帯を巻いたあとに差すわけだから、どちらから巻いてもいいような気もするけど~~??。

 

 

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君野倫子さんの半幅結びに挑戦

2014-08-21 08:46:48 | 着付け、試行錯誤

 

 


わが故郷広島では、真夜中、突然の豪雨で多くの死傷者が出ています。

連絡すると、「ホンマ、たまげた。うちらは大丈夫じゃったんよ」(広島弁です)と聞いて、まずは一安心。

被害に遭われた方々にはお見舞いの言葉もありません。

そんななかのきものブログ、申し訳ありません~。

昨夜、書いていたものなのです。

まさに、「夜半の嵐」

「明日ありと思ふ心のあだ桜夜半に嵐の吹かぬものかは」(親鸞上人)

いつ何が起きるかわからない~~。毎日を大切にしたいと思います。



 

今年の夏は、花椿あやこさまの「大人レイヤー結び」に刺激されて、半幅熱を起してしまいました。

で、「半幅帯結び楽しみ帖」(池田書店)

P8155248


 

 

 

 

 

 

 

半幅結びのバリエーションを20あまりも紹介しているので、見ていると目が回りそう。

でも、じっと眺めていると、貝の口、ヤの字などの基本と、あとの多くはリボン結びの応用なんですね。

まあ、それを言ってしまえば、どの結び方も、何かの応用ではあるのですが。



で、複雑な結び方は手におえない紫苑としては、二つの結び方だけを覚えることにしました。

半幅で気になるのはお尻ですが、私の場合、お尻よりも、おはしょりの線が気になることに気づきました。

 

その理由は、着付けが上手ではないから(汗)。

名古屋帯では隠せるおはしょりの乱れが、半幅ではしっかり見えてしまいます。

そこを整えるのが、半幅結びに時間がかかる理由です。



というわけで、プロでもなく、それほど半幅を結ぶわけではない私としては、おはしょりを隠せる結び方をいくつか覚えればいい。

もう「大人レイヤー結び」も一応覚えたしね、ありがとう、あやこさま。



ということからチョイスしたのは~~。

まずは乙女太鼓。

P8155249P8195320

写真ボケてしまいました(汗)

ねっ、気を抜くとおはしょりがぐしゃぐしゃ。

P8024849warinono

 



 

 

 

しかし、これは前の「角割だし」と変わらないじゃないか言われそうですが、まあ、そうなんです。

有松鳴海絞りで花火大会」

結局は手先のリボンを大きくするか、小さくするかの違いだけ。結び方は少し違うんですけどね。

 

で、もう一つは、「レイヤー結び」

君野さんのは三本紐を使わない分、簡単です。

P8195286



それは屏風畳みにした帯を、結び目の下から通すだけ。

  P8195322reiya

 

おはしょりも隠れています。




半幅帯をお太鼓風に結ぶ方法やミニふくら雀など知ってしまえば、すごく簡。風船結びやらムツカシイものもあり、それは仕事よりムツカシくて、挑戦しているとお祭り終わりそうなので、いつかゆっくり挑戦してみることにします。

詳しい作り方は本を読んでね。


P8205335hannhabna

 

 

 

 

 

そうそう、忘れていたけど??、私には娘がいます。

娘のための 帯結び。

簡単レイヤー結びプラス帯揚げの代わりに長めスカーフをリボン結びしただけ。これなら5分でできます。

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ヘアスタイルはメッセージ? ヘアいろいろ。

2014-08-20 08:20:38 | きものヘア

 

先日の素敵な絽小紋のご婦人、安齋さま。

素敵な絽小紋をお召の上、会場を仕切っていらっしゃる~~。

そういう方にウチキな私メが話しかけることができたのは、あの方のキモノ・ヘアのお蔭ではないかと思い至った次第。


(
とは言っても、近寄られる側は迷惑かも~)

P8155193

この高級きものに、この無造作ヘアが、「話しかけてもいいよ」と言ってくれているような~~。(言ってない、言ってない~~)

これが、たとえば美容院に行って造った「美しいキモノ」のようなきっちりヘアだったら、とても近づけなかったのではないかと思うのです。

 

 

 



というより、あれほど近づいて拝見したかどうか~~。

 

何気ないヘアが、「いつも、気軽にきものを着ている人」ということを教えてくれたような気がするのです。

 



きものヘアって、その人を表すメッセージなのではないでしょうか。

 

頻繁に着れば着るほど、着るときに力が抜けて、それがいい味を作るのではないかなあ、なんて~~。

いいきものだとしても、着るたびに美容院に行くわけにいかないので、常日頃の練習は大切。




帰宅して、安齋さまのヘアを、写真を見ながらマネしてみました。

P8195299hea1①両横の髪をよけておきます。

P8195292tukurikata1_2

 

②土台のお団子を作り、そこに下の毛を巻き付けます。

③そこに最初に取っておいた横の髪を重ねると出来上がり。

私の場合は、お団子の位置が少し高くなりました。

横の髪を緩めにすると、また違う雰囲気になるように思います。

安齋さまは、緩めにかぶせていらっしゃいますね。

下にすると、落ち着いた感じになります。

毛流れまで撮りたいけど、照明強くしないとダメみたいです。

 

P8195309hea2

少し下にお団子を作り、鼈甲の飾り櫛を挿すと、

古風な雰囲気になりました。

髪質や顔の形によって、同じヘアを作っても違う雰囲気に。
それがいいんですね。

若い頃は「どうして、雑誌のモデルと同じようにならないんだろう」なんて考えておりました(笑)。

 

 

 

で、その日の私のヘア。

上の髪をとっておいて、下の右半分を

お団子にして台に。

その上に、最初に取っておいた髪をかぶせるというよくあるヘアです。

P8155247hea

 

 

 

 

 

 



最後に、R子さんのヘア。

 



前はポンパで、後ろはお団子。

仕組みは簡単だけど、襟足を、こんなにきれいにあげられる人はなかなかいません。

ジェルを結構使うそうです。

きりりとした、やはり、こちらも彼女のキャラクター伝わってきませんか?

ワタクシのキャラ? あれもこれもやりたい、とっ散らかった~(汗)

というわけでキモノ・ヘアいろいろでした。



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型紙作品展で出会った創作きものご婦人

2014-08-19 08:02:16 | きものコーディネイト



きもの友達のR子さんに教えてもらって、覗いた「型紙作品展」。

Katagami1
江戸型彫をやっていらっしゃる矢田勇さんのお弟子さんたちの 作品を展示したものです。

教室はこちら。「江戸型彫教室」

会場で、素敵なご婦人をお見かけしました。

お弟子さんらしく、会を仕切っていらっしゃいました。



あまりに素敵なのでお写真をお願いすると快くOK。

まずは、遠慮がちに後姿から。

型彫りの絽小紋に、綴れの帯です。

P8155192


この絽の小紋、型彫りしたものを染め師さんに染めてもらったそうです。

お話しているうちに、だんだん近づいて~~。

ついにはアップの許可。

絽小紋はグレーの濃淡。地にもグレーの濃淡が細かく彫られ、模様の竹をなじませながらも引き立てています。

P8155196



帯締めはきはだ色。

帯揚げはきものと同系色でしょうか。見えないんです。

根付けも、手作りらしい珍しいもの。

P8155194hea2

 


ヘアまで撮らせていただきました。

螺鈿の櫛が素晴らしい。

「これはお友達にいただいたのよ」

そんな「お友達」を持つ身が羨ましい~~??

P8155197

この半襟は、ご自分で型彫りしたものを、作家に日本刺繍してもらったものとか。

ほかにも、あります。

この写真です。

P8155254

 

 






この方、どこかでお見かけしてことがあるのです。

お話していたら、「クロワッサン」のきものの時間2に載っていらっしゃるんですね。

P8155253

 

縞のきものですが、このときの半襟、作品展のときと同じ?

よく似ています。


矢田先生のお弟子さんで、型彫りを応用して「文香」なるものを創作なさっている安齋君予さんです。

「文香」とは、和紙の型彫りに香をはさんだもの。文などの忍ばせて匂いを楽しむものです。

雑誌発売は2008年。

撮影はその何年か前です。

左の写真は「クロワッサン」より。

「昭和12年生まれなのよ」と仰るからには~~、うーん。



お教室も持っているそうです。

夏期講習

機会があったら、覗いてみたいものです。

型彫りもやりたい~~、「文香」もやりたい、とまたまたやりたいことが増える紫苑です。



最後に記念撮影までご一緒してくださいました。

ありがとうございます。

P8155209katasome1_2



こんな素敵な70代になれますように、と願いをこめて、一緒にパチリ。

年を重ねるのが楽しみになるような方との出会いが嬉しい。

きもので歩けば素敵きものにぶつかる~~。

R子さん、作品展、教えてくれてありがとう、また遊んでね。

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