ひとり紫苑・プチプラ快適な日々を工夫

書籍「年金五万円が教えてくれたお金の向き合い方」「あるもので工夫する楽しい節約生活」は9万部。工夫の毎日は続く。

娘イベント・「大学は美味しい!!」に格子きもの

2015-05-31 08:47:48 | 家族

 

昨夜の東京、地震で大揺れしました。

びっくりしました。

関東の皆さま、大丈夫だったでしょうか。

 

 

毎年この季節に行われている娘が関連しているイベント「大学は美味しい!!」。

今年は、娘と一緒にいきました。

新宿のタカシマヤで6月2日まで行っています。

大学は美味しい!!フェア」

今年、娘は担当を離れたのですが、関係者にご挨拶、ついでに美味しいものいっぱい買いたいとのことで、私は荷物係り(?)、待ち合わせていきました。

その日は幸い、暑さ続きの毎日のなかで小休止。

単衣小紋にイカット帯です。

格子単衣小紋。

木綿イカット。

茶色と黒白の帯締め。

帯揚げは、半襟に合わせて薄い鴇色。

 

 

あれやこれや買いまくったあと、タカシマヤの中華に、娘につれていってもらいました。

デパートのなかとは思えない、野外空間を使っています。

イベントが終わったあと、ここで皆と食事をしていたそうです。

美味しいのは小龍包。

 

フェアで買ったのは~~。

肉にハム、レタス、レトルトなれど美味しいシチュウにハンバーグ。

もう簡単に用意できて、美味しく、その上身体にいいと聞いて、どんどん買ったのに、あっという間になくなってしまい、娘は挨拶がてら次の日もまた買い出しに~~。

いっぱい買ってきてね。

 

新宿に行く折には、ぜひお立ち寄りくださいませ。

ありがとうございました。

雨コーディで娘のイベントを覗いてみる」→初回のとき。

 

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久留米絣と女の底力

2015-05-30 08:47:21 | アート・美術展

 

ときどき見るNHKの「イッピン」。

日本の優れた手仕事を紹介する番組です。

たまたま見たのは「久留米絣」の紹介でした。

私自身は、特別久留米絣に魅かれるわけではなく、むしろ、「少し野暮ったいなあ」と、済みません、こんなことを思っておりました。

でも、そのときに紹介されていた久留米が、あまりにキュートでした。

 

藍のなかに浮か水玉。

この生地をワンピースにしたものがこちら。

それよりなにより目を引いたのは、久留米絣の創始者だという井上伝さんのお話。

この方、1788年というから江戸時代、米屋の長女として生まれ、7,8歳くらいからもう木綿の機織りをはじめ、12・3歳にして大人も及ばない腕になったとか。

久留米絣は、藍染めのなかに「白い斑点」を見付け、「きれいだなあ」と思ったのか、藍のなかに白の模様を織りこむことを思いついたとか。

藍と白、というのは日本人の原点。

その美しさは当然だと、現代に生きる私は思っていましたが、それだって「発見」だったのですね。

それ自体が驚き。

で、もっと面白いのは、この白の絣模様を出すために、からくり人形で知られる田中儀右衛門」こと、田中久重の協力を得たこと。

この人、ほら機械仕掛けでお茶を運ぶ人形とか作った人。

 

伝は、彼の協力を得て、絵模様も織り出すことに成功!

そのとき田中はなんと15歳だったそうです。

そして伝は25歳!

毎日毎日、ひたすら機を織りながら、そのなかから、「藍と白の組み合わせ」の美しさを発見し、それをどうにか身にまといたいと試行錯誤の日々。

こぎん刺しや刺し子の美しさもそうだけど、必要に迫られやっていた手仕事、でもそのなかに「美しさ」を感じたい、自分の手で美しさを作り出したいという女性の感性と、それをほかの人に伝えていく伝播力ってすごいよね。

食べるだけでも大変だった日々のなかで、寝る間を惜しんで、でも、きっと、作ることが楽しくて仕方がなかったんでしょうね。

私の持っている久留米は、自作の右のうさぎちゃん。

機械織りです。可愛過ぎて着用できない。

 

埋もれているようで、実はどっこい埋もれていない女の底力。

 いまさらですが見習いたいものです。

いや、私たちだって、日々の暮らしのなかで自分なりの美というものを探し、作っているんですよね。

きもののなかにも新しい美を発見いたしませう。

そうそう、田中久重って東芝の創始者なんだってね、

きものって、いろんなこと教えてくれるもんです。

 「北斎の娘、杏さんの「百日紅」を観る」→このお栄さんも北斎の代筆までしたとか。

 

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五年後の自分を考える

2015-05-29 08:33:49 | きもの新陳代謝

 

先日銀行から「定期預金が満期になります」とのお知らせがきました。

ついては、「このままだと利子が低いので、五年満期のほかのものに移しませんか」とのお勧め。

「五年ですか~~」と応えたものの、五年先のことまで、とっさには判断できません。

五年先なんて、どうなるかわからないので、そのままにしておいてください」と電話を切ったあと、

「五年先にはどうなっているんだろう」と考えてしまいました。

 

★ 娘か息子かが結婚してできれば孫ができている(希望的予定)。

子どもを産むのが遅かったので、普通なら孫が二・三人いてもいい年なのです。

 

★映画がシルバー料金で見られるようになる。これはすぐだ。

★ 年金がもらえるようになるけど、私の場合、国民年金なので少ない~~。

などといろいろ考えてしまいました。

 

先に、人の身体は六年くらいで、すべての細胞が変わると書きましたが、その頃には今の細胞のあらかたが変わっているわけです。

きもの新陳代謝、始めます」

毎日食べるものに気をつけなきゃ。

で、ここはきものに関して五年後の自分を考えてみることにしました。

2010年。五年前。いい加減な着付け。

★まずどんなライフスタイルを送りたいかと考えると、普段きものを着る割合がぐっと増える(予定)。

勲章をいただく予定もなく(笑)、フォーマルな場でも、あまり気を遣うきものは着たくない。

ファーマルきものを着ていると、自分をよく見せようという気取りが出る、未熟者なんです、ワタシ。

で、そんなに気取ってまでの場は、できるだけ避けたい。

でも、きもの着るとアドレナリンの量が増えるので、元気のためには着たい。

だから普段着物を充実させる。

コーディネイト考えることは脳を活性化させるよ。

まあ、大騒ぎせずフォーマルを着こなせるようになっているといいな。

 となると、ファーマルきものは、何かのときのために2、3、いや3、4着?、あればいい。

袋帯も同じ。

 

★暑さのせいか、このところ何年ぶりかで体調を崩して、打ち合わせに気合を入れるために、一年ぶりにドリンク剤を飲みました。

これからは身体のメンテナンスに、しっかり時間をかけないと確実に衰えるな、と実感。

運動は欠かせないよね。

★目が悪くなるかもしれないので、再読も含め、読めるうちにできるだけ本を読んでおく。

2010年5月。隣はRこさん。写真、ハレーション起こしているせいか、

50代なれど若いね、(笑)。Rさんは40代。

色違いの帯で姉妹と間違われたね。

 

これまではもっぱら積み上げるための人生。

知識や情報、物欲も含めて、これまでは「増やす」ために使っていた多くの時間。

それを、これからは「減らす」「メンテ」といった自分を「保つ」ための時間になることは必至。

でも、それだって、じっくり自分の心や身体と向き合う、と考えれば、「こういうことじっくりやりたかったのよね」という充実した時間になります。

余計な情報や知識、人の言葉は捨てる。

自分の頭で、じっくり考える~~。

なんだか「良さげ」じゃない?

この線に沿って、きものも整理していきます。

でも物欲は元気になるために必要だから否定しません。

それもまたご報告させてください。

5年前の着付け? ひどいね。

後姿は今のほうが若い?

柔らかきものの着付けは、確実に上達したぞ

そしていつかは、このブログも「シルバーライフ」のほうにお引越し?

だんだん年齢に関する記事が増えているようなので。

タイトルは「着物で楽しむ、紫苑の若作り・シルバーライフ」?

いや、違った

「着物で楽しむ、紫苑のシルバーライフ」

でも、「若作り・シルバーライフ」いいよね、

今となっては有難いタイトル候補をいただいたものです。

60代は人生の最高か?-40代以降のファッション」

きもの、好きなように着させてもらえません?」自分のきものに関する考えなので再度アップ。

 

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縞小紋&二部式、ご近所きもの

2015-05-28 09:03:20 | きものコーディネイト

 

先に木綿きもののコーディで出しておいた二部式帯。

これを練習がてら着用してみました。

この二部式は、手先があらかじめついていて、その調節が私には難しい、という話はきのうしました。

最初は、上と下を間違えて付け、うーん、これでは帯枕がすぐにずれる、と思っていたら逆だった。

まあ、そんなこんなで、今では普通の名古屋帯のほうが楽に結べるようになったんだな、と自分の成長(?)を感じた次第。

背中にシワがでている。

だんだん雑になるね、楽に着ることと雑とは違うので、気をつけます。

縞の単小紋。

市松講師の帯締めに瓢箪の帯留。

帯留付けると、やはり引き締まります。

帯揚げはブルー。

 

でも、実際に着用してみると、この帯はいい。

洋服地から作ったそうで、洋服地というのが最初はひかかっていました。

きもの偏見に満ちていたあの頃。

もっと早くに使えばよかった。

せっかくきもの着たのだからと、近所にお茶に~~

 本などぱらぱらめくりながら至福の時間。

というわけで、何もなくてもきもの、というのもいいなあ。

 

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木綿きもの、あと一歩

2015-05-27 09:25:23 | 手仕事 和裁

 

和裁で制作中の木綿きもの。

要領を覚えたせいか、完成まであと一歩。

難関の衿を、今度のレッスンでやって、あとは袖をつければ出来上がり。

今年着られそうで、嬉しい

袖は簡単にできるのです。

一応形になったので、一足前にコーディ遊びをしてみました。

もう大昔に、「隣の着付けの先生」に頂いた二部式の帯で。

この二部式、もう形ができているのが、逆に難しくて、締めたことないのです。

今度私流の二部式に直すか、練習して締めてみましょうか。

 「二部式帯のかんたんな作り方」

緑に格子模様が浮き出てキレイです。

 

あっさりと白紬の半幅で。

遊ぶ童の可愛さよ。

 

こちらは藍染めの布で兵児帯風に。

まっ、この木綿もいろいろ遊べそうです。

しかし、いくら木綿好きとはいっても、自作も含めるともう10枚近くある~~、

弓浜絣も買ったし~~(汗)

きもの新陳代謝で弓浜絣ゲット」

木綿って、厚いから収納にかさばるのです~~。

好きとなると、もうそこに集中??

これ病気、かも。

差し上げる、捨てる、リフォームする、とさまざまな治療をほどこせど、

きもの病、一進一退? いやいやまだ進行中?

 「どんどんはかどる和裁」

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わずかの手間で、数倍楽しくなるきものライフ

2015-05-26 08:49:12 | 手仕事 和裁

 

きものライフは、ほんの少し手仕事を加えるだけで数倍楽しくなります。

 はい、手仕事です。

 若い頃は手作りなんかメンドウで嫌いだったんだけどね。

モノは皆買うものだと思ってた~~

購入した本格的な刺繍より、自分で作ったもののほうを気軽に愛用するようになりました。

半襟に少し刺繍したり、帯揚げを作ったり、もう少し手間をかけるならファブリック帯なんかもささっと。

刺繍ができると、少し汚れのある帯を安くゲットして、そこを刺繍して隠すこともできるよ。

下手でもいいのです、ワタシ。

帯の汚れを刺繍で隠してみたら」

 

で、今回は古いバッグをリフォーム。

破棄しようとしたけど、ちょっと待て!と、ここにまずは刺し子のテーブルセンターを張り付けてみました。

ちょっと、明る過ぎるけど、藍染めきものなんかにいいかも~~。

で、次はビーズ。

これはビーズの袋バッグをそのまま入れて、外側をまつっただけ。

色合いがなんか、抹香(マッコウ)臭いね。

どこか不気味。

 

で、ラストは、前に下田さんの本を参考にしてチャレンジしたものの、失敗した格子スモッグ。

下田直子さんの刺繍に挑戦」

P8195283

 

 

 

 

これを、やはり縫い付けてみました。

tomoさん、作ったよ。

うん、これは使えそうでしょ。

本格的にやらなくても、わずかの手間で、きものライフはぐっと幅が広がり、おまけに経済的に~~。

半襟を付けるための針を持てる人なら、だれだってできるカンタンさです。

次は何をやろうかと考えて、家のなかを見まわす、捨てるものを探すより楽しい。

ときめきのリフォームよ

 手仕事・和裁」

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夏野菜・型染め絽ちり帯・娘と~~

2015-05-25 08:22:10 | 家族

 

娘と友人の3人で食事しました。

「あまりリキ入れないでね」との娘の願い~~。

着物、着るのにはどうにか慣れて(許して?)もらったものの、

「とにかく目立たないようにね」とのこと。

娘も私も、ファッションも気持ちもカジュアル好み。ついでに経済もね。

で、先の(千円?)木綿に、夏野菜と果物型染め絽縮緬の帯。

安さに挑戦!千円きものコーディ」

ピーマン、柿、無花果、ナス~~。

春野菜の帯も持っているけど、これは時期を逸して、一挙に夏。

 

絞りの入った薄浅葱の帯揚げ

レースのピンクと浅葱の帯締め。

帯留はなしですっきり。

こちらも夏野菜。

少し真面目な話で、写真あまり撮れませんでしたが~~。

行く前にパチリ。

「遅れるでしょ、早くしてよ」と娘。

はい、はい。

「はい、は一回でいいの、じゃないの?」

はい。

 

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着物ルール、混乱の理由がわかった、気がする

2015-05-24 09:34:05 | しきたり、ルールについて考えた

 

きもの、着付けやしきたりについていろいろあって、初心者にとっては泣いたり、悔しかったりと、なかなかにハードル高くなっています。

しきたり、ルール擁護派だったり自由派だったり~~。

その確執??の理由が、お茶のお稽古をした帰りには「わかった!」気がしました。

はい、山路を登りながらこう考えた、じゃないけど、お茶の帰りにこうひらめいた~~。

というのは、お茶というのは、ルールがとても厳しい。

手の角度までうるさい。

それなのに、ワタクシはお稽古に行く。

うるさいわね、お茶なんて、ただ飲めばいいだけでしょ」とは言わない。

言いそうだけど??(汗)

それは、自ら進んで、「この場所」に来ているから。

 

 

 ところが、着物というのは、着ようと思えば、誰でも普通にも着られる。

 お茶も誰でも作法など知らなくても飲めるけど。

茶道という「道」=修行というか、飲む以外の何かを学ぶ場所でもある。

 きもの道があるわけではない、よね? あるかも?

それは教える人、学ぶ人の問題。

私が着付けを習うときは、先生がこうしなさいと言えば、「はい」と、その通りにします。だって、習いに来ているだから。

 「先生、これは違うんじゃないですか。幸田文さんは左寄りに帯締め締めていましたよ」などと言っていたら(言いそう?)、「あなた、出ていきなさい、もう来ないで」と言われますよね、きっと。

 

 きもの姫も最初は「KIMONO道」だった?!

 

でも一方では、「着物、もっと楽に着られるのになあ」とも思っています。

着物が日常のものではなくなって、なぜか「着物は普通に着られない」と思ってしまい(思い込まされた?)、その世界で習ったことが「外の世界」でも常識だと思わされている。

 私は、着付けの方たちが、とてもきれいな帯の結び方を考案したり、より美しい着付けを考えたりする、その技術やアイデアに素直に感動します。

きれい着付けの効果」

 

いや、やはりきれいでしょう。

それは、まさに職人の世界、もっといえば芸術、美の世界に通じるもの。

 しかし、その世界を外の、一般の着物にも持ってくる人たちがいて、「あれはおかしい」「これは着物ではない」などというから、混乱するのではないでしょうか。

 

教室では「お金をもらって教えている限り」細かい個所にもこだわりはあるでしょうから、厳しくて当たり前。

でもいったんお仕事を離れると、着付けの先生だって、普段の着付けは緩やかなかたも。

それは仕事、芸としての内の世界」と「外(一般)の世界」を分けていらっしゃるからではないでしょうか。

お茶の先生だって、いったん稽古から離れたら、「そのお茶の頂き方は違いますよ、おかしいですよ」とは言いませんね。

 着物の世界も、お茶の世界のように、分けて考えればいいのでは、と思ってしまいました。

習う、自分で着る、でも、外に世界で違う着方していても、作法、流儀が違うと考える。

和菓子の世界にもお茶席のフォーマルと普段用がありますね。

ファッション雑誌を見るときだって、ファッションの世界と普段は分けて眺める。

「シャツは手首を出して着ると痩せてみえる」「ヘアはこの角度の巻きがベスト」などと細かいノウハウがあり、どっちでもいいといえば、これほどどっちでもいいものはない。

でも参考にする人はする。納得すればマネするし、そうでなければスルー。

着物だって、同じ。

雑誌が参考になればするし、ならなければしない、くらいの軽さでいいのに、なぜか権威みたいになっている~~。

でも、同じ着るなら、やはりきれいに着たい~、

だから私は、あちらのブログやこちらの雑誌から、「そうなんだ、ふーん」と学びつつ、「道」というほどではなく、楽しみながら自分の「似合う」を探していきます。

容姿と趣味と思想が一致した幸せー白洲正子さん」こちらは母娘三代にわたる着物戦争?

 きもの本、あなたはどこを見ますか?」

着付け・試行錯誤」&「しきたり、ルールについて考える」のカテゴリー作りました。

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プロが教える長襦袢の洗い方

2015-05-23 08:04:55 | きものを自分で洗う

 

先に長襦袢、単衣なら正絹だって自分で洗えるとの記事をアップさせていただきました。

で、このときにはすっかり忘れていましたが、ブログ友達にいい本を教えてもらっていました。

「悉皆屋さんが教える着物まわりのお手入れ」(高橋和江・河出書房新社)

「わたしは悉皆屋の女将ですが、現場の人間ではありません」という自己紹介のあと、

着物が嫌いでした。嫌いで面倒でどうしようもない私でもできる工夫を重ねてきた結果がこの本」とあります。

この中では絹の長襦袢単衣の洗い方を紹介しています。

 

「--正絹を洗うのは勇気がいるかもしれませんが、慣れればいつでもさっぱり着られます」

として、

簡単に説明すると、

1 中性の洗濯洗剤で手洗いする。

2 よくすすいだらヘアリンスを水に溶かして浸ける。

3 そのあと脱水。

この脱水の秒数は書いてないのですが、私は30秒から40秒、つまりすぐです。

4 脱水のあと、すぐにアイロン。

5 半乾きになってから干します。

アイロンは高温で。生地が濡れたままなら高温でも大丈夫。シワが簡単にとれる。

★私はリンスでの仕上げはしていないのですが、これにはどんな効果があるんでしょう。

ヘアと同じに光沢がでる、手触りがよくなるのでしょうか。

それは書いてないから、今度試してみます。

 脱水してすぐに半乾きの状態(まで)アイロンをかけるのですね。

というわけで、絹の長襦袢水洗い、プロもちゃんと大丈夫と教えていただきました。

 

 

で、ワタクシは、帯皮を洗いました。

出るわ、出るわ、アンティークは汚れの宝庫?

刺繍のジャンク帯。捨てようかと思ったけど、裏が可愛いので、別の帯に使おうかなと。

でも、刺繍も特に痛みなく大丈夫。

 

 

長襦袢、自分で手入れしやすいように、やはり「水通しをしてからお仕立てをお勧め」だとか。

これって、もっと浸透すると、着物はもっと気楽に着られるものと思ってもらえるのにね。

 

「着物嫌い」の女将さんでもできるなら、「着物好きな」人は、もう喜んでできますよね、いや、着るのは好きだけどお手入れは~~??

ベンジンのよりリグロインのほうがお勧めとか、きもの自分でお手入れしたい人には役立つ一冊です。

着物、着るようになって、着物を洗うの気持ちよさも知りました。

それも嬉しい

長襦袢洗い、実践している方から、すごく参考になるコメントいただきました。

ぜひ、参考にしてください。

 

きもの・襦袢を自分で洗う」

 

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万筋小紋・心外無法・お茶

2015-05-22 08:27:47 | お茶

 

気が付いたら、風炉。

毎年のことながら、いつも戸惑い、いつまでも上達はなし~~。

それでもお茶の時間は無心に過ごせる貴重なひと時。

小満(しょうまん) 初侯 蚕起食桑(かいこおきてくわをくう)。

まさに、絹の月、きものの月。

 

万筋小紋に白い帯。

少し下に結び過ぎた。

これが後姿を年を感じさせる原因?

いや、もう実際~~。

墨蹟~~。心外無法。

心の外に法(決まり)は無し。

同じものを見ても、見る人の心のあり方によって、その対象から受け取る意味も違ってくる。

つまり、私たちの心こそがその対象の内容を決定している。

これをしてはいけないと決めるのは自分の心。

法(のり・決まり、ルール)を決めるのは心。

 

好かれてる、嫌われてる、ああ思われている、こうに違いないーーすべてこちらの心こそが相手の気持ちを決めてしまう~~。

「いや実際、嫌いなんですけど」と仰る方も(汗)。

あるいは、こうしなければいけない、こうすればいいー法を決めるのは自分の心。

心の外には法はなし。

うーん、なんか、きものにも通じる?と思うのも自分の心。

 

心に留め置くだけでもいいと思い、また下手なお茶を点てる。

膨れおりに季節の花が控えめに咲いた帯

浅葱と白の道明。

若草色帯揚げ。

新緑の季節。もうすぐ梅雨~~。

気持ちのいい季節はすぐに過ぎる。

暑かった~~。

 同じきもの

キルト展と一ツ橋大学」

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