ひとり紫苑・プチプラ快適な日々を工夫

書籍「年金五万円が教えてくれたお金の向き合い方」「あるもので工夫する楽しい節約生活」は9万部。工夫の毎日は続く。

あたなは「誰に、ほめられたいですか?」&紅花紬を洗う&マチュアリストWeb

2023-11-07 11:01:15 | アート・文化

本日朝方強い雨模様、
朝から暗く、風は暖かく
じっとり。

さて、
先日図書館で借りた
「ジェンダー目線の広告表現」


字が小さくて読みにくいので
そのままにしていたら、
期限が来て、予約がいっぱい、
慌てて目を通しました。

このところ、
広告がよく炎上していますよね。
子どもを産んだばかりの女性への言葉が
適切ではないとか~~、
ジェンダー表現に関するものが
目立つのが特徴とか。
そんな中での、この一冊。
気になる言葉がありました。
「誰に、ほめられたいんですか」


本のなかの対談ページ、
著者、小林美香と笛美。
笛美さんは、ある広告会社に勤める傍ら、
ツイッターで政治やフェミに関する情報を
発信しているとか。
ツイフェミというそうです。

広告表現、作品に対する評価に関して
「~ずっとおじさんたちが
居座っている状態」
つまり、広告の良しあしも彼らが決める。

その流れが変わったと感じたのは
「誰に、ほめられたいんですか?」で
始まるこの広告だとか。

「~~いいね!と仲間うちにほめられるのも
嬉しいんでしょうけど、
本当は、誰よりも、
一番厳しいあの人に褒められたいですよね」
こんなコピーとともにある大御所の写真が。


打ち合わせがあり、着物着ました。
お召しにススキ帯です。

「大御所に褒められてこそ本物だ」との
権威主義的な意図が炎上、
彼女、当時はなぜ炎上したのか
わからなかったそうです。

ここで、炎上やらその理由はともかく、
私に響いたのは
「誰に、ほめられたいんですか?」
との言葉。
確かに。
いろんなことやっているけど、
誰に、褒められたいんだろう?
と自問自答。
そもそも、
学校だって、
「誰かに褒められたい」
「褒められなきゃ存在意味はない」みたいな
空気があるから、
そうじゃない子どもたちは苦しい、
「褒められないと、自分を卑下」
したりシットしたりするわけで。


パンが焼けました!

「自分で自分を褒める」
という言葉が受けるのも、
誰かに褒められなきゃ意味はない、
との反動で、
自分が自分を褒める、
少なくとも周りの誰かひとりでも
褒めてもらえればいい、というのは
あまりに優等生的な言葉ではあり、
社会に出たらそうはいかない、けど、
子どもの頃からそういう訓練していれば。


紅花紬を解き、
洗濯しても縮まないように洗いました。

褒められるのは嬉しい、
でも褒められるために無理したり、
その方向に
自分を変えていったりすると
生きづらくなる。

「嫌われる」にも勇気が必要だったり、
そもそも自分を嫌う人より、
認めてくれる人だけを見ていれば、
パワー出るだけで
勇気も何もいらない。

というわけで、
本日は
誰に、褒められたいですか?と
久しぶりの着物、
褒められなくても楽しい~~。


それでも、
誰に、褒められたいのか、
何かをやるとき、
よ~~く考えてみると、
結構すっきりします。

この広告は炎上したそうですが、
最初の一言は、考えさせる
いいコピーだと思います。

マチュアリストWeb公開しました。

最後までお付き合い
ありがとうございます。

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この人男性?女性?ジェンダー目線の~~」「なぜ美を気にかけるのか}&押し入れ

2023-10-26 11:18:39 | アート・文化
こんな気候がずっと続いて欲しい。
家にいるのが惜しくなるような日々です。
よく歩いた次の日は
身体が軽い。

だからというわけではないけど、
図書館に行きました(笑)
少し遠い、
娘の家の近くです。
フリーバス券があるので
気軽に行けるようになりました。

予約していた書籍が届いた。
こんなに一度に読めないのに
借りてしまいます。

すぐに読みたくなる本が一番、
新刊コーナーにあったのは、
「なぜ美を気にかけるのか。
感性生活からの哲学入門」
(勁草書房・ドミニク・マカイヴァー著)

「こうしなければならない」=道徳より
強く人の心をとらえる美しいモノたち。
それは人それぞれでありながら、
この美を選ぶ人は高尚で、
そうでない人は~~と、

何を楽しい、美しい、面白いと
感じるのは人それぞれで、
そこにこそ、
その人のその人たる所以があるのに、 
そこにさえ差異を読み取り、 
差別しようとする~~。
これはじっくり読みましょうか。

週刊文春で紹介されていた
「ジェンダー目線の広告観察」
(小林美香・現代書館)
著者は73年生まれ。
写真やジェンダー表象に関するレクチャーを
行っている。

広告業界での「男らしさ・女らしさ」の
過剰な?表現から、
今の社会で重要視されている事柄を
読み解く。
「脱毛広告観察」では
コンプレックス煽り型と、
脱毛一択との「圧」を読み解く。

「広告」のパワーを感じるからこそ、
それを受動的に受けとるだけではなく、
消費者教育につなげていける
のではないかと。
こちらもじっくり読みたい、

この二冊、
読後には
自分のなかの何かが
変わっている気がします。

どこがどう違うのかわからないけど、
右は女性、左は男性に思える。
顔アプリ欲しい(笑)

そんな日の夕食は、

豚肉とブロッコリー、玉ねぎの
オイスター炒め。
要はある野菜と肉、あるいは魚を
オイスターと醤油のソースで
炒めた昨日と同じパターン。
オイスターソース使うと
途端に美味しくなります。

あっさりとこってりを交互に。

押し入れ改造(笑)
胎内?
「押し入れの冒険」なんて絵本があったな。

壁紙を貼ってみた。

記念写真を撮ってみた(笑)
寝間着?っぽくて、
済みません。

まだ終わらない押し入れ改造。

というわけで、
勉強したり、
押し入れ改造したりと
やりたいこといっぱいな毎日。

最後までお付き合い
ありがとうございます。
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友達と青山の絵画展示会に&「元気に長生きしたい」からと

2023-06-23 11:06:22 | アート・文化

本日の東京は曇り空で、
涼しい、というか朝方は寒いほどでした。
6月ではありますが、
私は身体を冷やすのが嫌で、
いまだにカシミア毛布、
温めのお湯を入れた湯たんぽを
使うこともあります。

さて、
友人に誘われて青山に。
何年ぶりでしょうか。
渋谷の乗り換え口も
すっかり変わっていました。


友人の友達が画商をしていて、
展示イベント開催中
ということで行きました。



2号か3号くらいの絵を
バランスよく飾っていて、
この配置を見るだけでも、
参考になりました。
これも欲しい、
あれも欲しい、
~~。

こんな風に小さな絵を、
階段に飾りたい。

キャンパスだけ買って
好きな布や写真を貼ってみようかな??


こちらもセンスある配色。

展示を見た後、
青山の「CASA]という素敵なカフェに
連れていってもらいました。
小さなカフェ、
落ち着いた空間と
素敵なカップでコーヒーを。


話は弾みます。
友人は拙著を面白く読んだと言ってくれて、
(もちろんお世辞もあるとは思うのですが)
私より一回り若く、
環境も雲泥の差ではあり、
拙著を読む必要はない方なのです。
それでも
「~本を読んでからは、
調理してあるイワシを見たら
買うようになった」と(笑)。

いや、ほんと、
イワシなどの青魚は身体にいいからね。
EPAにDHE.

「これからの目標は
とにかく元気で暮らすこと」
だから、
「~ストレッチや運動も始める」
と言っていました。

嬉しいです。
こんな風に、
「プチプラ節約生活」の一部でも
実行してもらうのが、
いちばん嬉しいです。
安くて美味しいのだから、
ぜひ使ってください。


旅行に行ったとかで、
お土産もいただきました。
私好みの唐草模様です。

途中で見つけた不動産の広告(笑)




1億9480万円。
すごいね。
ついシャッター押しました(笑)

ビルにはサザンのアートが。


街行く人もカフェも、
なにもかもおしゃれですね。

そんな私は、


着物リメイクベスト。
いずれまたアップさせてくださいませ。

夕食はナスと豚肉少量の
麻婆ナス風。
大葉をいっぱい乗せて。



そんなわけで、
本日も湿気が多い
うっとおしいお天気ですが、
元気に過ごしましょう。

最後まで、
ありがとうございます。
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絶滅危惧種きもの?・「コロナ後の世界」&朱鷺色紬に格子帯

2020-10-23 11:42:24 | アート・文化

本日の東京は雨ながら、
気温はほどよい。

先日、
又吉直樹さんの
「ヘウレーカ!」(NHK・教育)を見ました。
ヘウレーカとは
「わかった!発見した!」という
ギリシャの古語です。

テーマは「絶滅危惧品種」。

イヌノフグリなど、外来雑草の進出により
絶滅に追い込まれる品種を特集していたのですが、
面白いのは、又吉さんの質問。
「~~どうして絶滅していくのが
よくないのでしょうか」

これに対し、
生態系が変わることへの危惧など
専門的な答えはあるのですが、
出演した植物学者塚谷裕一氏は、

「~~どこに行っても同じ景色になるのは、
寂しいし、面白くないですよね

絶滅の危惧がある着物、着ました。
朱鷺色玉虫紬&お直し格子帯。
帯揚げはモノトーン格子
帯留め・蔦。

東京の多くの駅は、
駅ビルと高層マンション。
ホント、
景色はどんどん同じになっていく。
経済効率からすると、
この同じ景色はいいのかもしれないけど、
確かに「寂しい・面白くない」



半襟は縞。

番組では、別の「絶滅危惧」として
伝統工芸の「おろし金」を紹介。


この工房に、
3年くらい前、大学を中退して
修行に入った男性がいて、
話しなれない様子で取材に応じて
いたのが初々しかった。
「~誰かが求めてくれ限り
続けたい~~」

絶滅危惧でも、
それを欲しい、
好きという人がいれば、
続くのですよね。

いきなりですが、
昨夜は保存ナスに保存鶏胸肉
にこんにゃくを加えて。
コーンご飯と保存ほうれん草。
パっパとでできる。
野菜・きのこたっぷりお味噌汁。
250円くらいかな。


帯のお太鼓はリバーシブルで、
今回は伊勢木綿のほうを。
少し明るい。

そんなとき、読んだのは、


「コロナ後の世界」(文春新書)

世界の知性への緊急インタビュー。
ほとんどの方々は、
「これまでこれまでにも人類の危機は
あったが、それを乗り越えてきた」と。

マッ、経済の政策など、
こ難しいことはほかの方に譲るとして、
身近な「できること」から。

どの分野のスキルを磨いたら、
将来役に立つのか」
との質問には、
「~~何を学ぶかより、
人生を通して学び続ける姿勢」
と身も蓋もない返答。
「~~でもテクノロジーの変化
には触れておく」
と、MⅠT(マサチューセッツ工科大学)の教授。

ワタクシ、すでに絶滅危惧人種~~です。

でも、
高齢者がどんどん増えるなかで、
希望的な展望は、
かの「人生百時代のライフ」を
提唱した女性教授。
→前に読了。

その方の、
「コロナ後の長寿社会を幸せに生きるために
個人として何ができるか」では、

三つの「無形資産」を挙げています。

不動産などの「有形資産」より、
強みとなるとのこと。

① 「生産系資産」
 人間関係、会社や組織に頼らない
自分自身の評判。

②「活力資産」
 肉体的、精神的な健康。
ストレスマネジメント。
家族や友人との楽しい時間。

③ 「変身資産」
 時代も自分の身体、環境も変化するなかで、
自分と向かい合いつつ、
違う年代、違う環境の人と付き合うことで、
将来こうなりたいというロールモデルを持つ。

着物も洋服に比べると効率悪いと思われて
どんどん着る人少なくなりますが、
先日行った街で、70代と思しき方、
琉球紬に大きなハッパの帯を、
とても自然に着こなしていらした。

ホント、皆同じ景色のなかで、
そこだけ違う空間に。

又吉さんは言っていました。
「~僕は本が好きで、
本を読む人どんどん少なくなっていくけど、
本が好きなことに変わりはない。
続けていく」と。

本もいまや絶滅危惧種、です。

はい、ワタクシも、
絶滅危惧の二つ、着物と本が好きです。

ちなみに、
これからはますます発展していく
ITではありますが、
スティーブ・ジョブスなど
多くのⅠT企業の幹部は、
自分たちの子どもには、
ipadなどのデジタルデバイスを
使わせなかった、
とのこと、
テクノロジーに詳しいからこそ、
それが与える害をよく知っている、
とのこと。
おい! 怒! スゴイね、
ほかの人は害あってもいいのか~~?

そんなわけで、
これからも
絶滅危惧種と一緒に元気に歩いていきます。


最後までありがとうございます。

ついでに
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参上!男キモノの斬新・温故知新・イノベーション~

2020-01-19 13:59:39 | アート・文化

NHKのBS「美の壺」で放送された

男きものが、もう斬新で。

「参上! キモノ男子」

 

 

きものの上にトレンチコートを

羽織ったり~~。

袖の部分はどうしたんだろう。

無理やり入れるのかな?

真ん中の方です。

私も普通のコートを着物用にしたいと

苦心したのですが、袖の部分がどうにもならず。

無理やり入れるのか~~。

 

幕末の侍たちの着こなしを、

より洗練した形で取り入れたり。

これはもう温故知新、古きを訪ね、

新しさを知る。

きものイノベーション(新しい切り口・

新しい捉え方)ですね。

 

 

背広を着ているだけかと目を凝らせば、

Yシャツにネクタイの上に着ているのは

キモノなんです。

これは、

かつて幕末の侍たちの写真に同じような

着こなしがあり、

そのバリエーションだとか。

 

こちらですね。

 

ほかにも、

蝶ネクタイ。

 

こういうのを拝見していると、

女性の着物のなんと遅れていることかと。

いまだに、

「それはちょっとちがうんじゃない」

「裾の部分が少し短いですね」

「きもの警察が怖いので」

などと宣うている。

古きは訪ねても、新しきを考えようとは

なかなかしない~~。

いや、人のことは言えない。

きもの警察は怖くはないけど、

イマイチ勇気が、なかなかね(汗)

 

こちらは慶應義塾の教授で

授業も講演もいつもきもの。

フランス製のスカーフを何枚も

半襟になさっているとか。

画面で観て、あっ、半襟素敵だなと

思ったらやっぱりね。

元来、男性のほうがおしゃれというけど、

こういうのを眺めていると

ホント、ずっと自由におしゃれを

楽しんでいるのね。

 

伝統的な男きものも、

もちろん紹介されていて、

それはそれで素晴らしい。

それでもより新しさを追求。

 

 

きものを着る男性が増えると、

それにつられて、きもの女子も

もっと増えるかも。

もっときもの男子増えてほしいな。

こちらは鴨志田さんの着物講座。

「男きものの奥深い世界~着物寺子屋参加」

 

というわけで、本日は

男きものでした。

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お気に入りの正月きものInTV~りえさんなど

2020-01-14 20:57:01 | アート・文化

 

先にアップした朱鷺色きもの、

お正月に何気なく見ていたテレビで

宮沢りえさんが着ていたコーディ、

いいなと真似したものです。

それはこちら。

ピンクのきものに群青色系の帯。

横の学生服の男性は星野源さん。

私が若い頃全盛を誇った

はっぴいえんど、結成50周年を

記念しての放送していた番組です。

宮沢りえさんも素敵でしたが、

細野さんや坂本さんなどのメンバーの

話が面白くて写真を撮るのを忘れた。

でも彼女のきものコーディは

目に焼き付いて、

ああ、これ、可愛いな、

と持っているモノでマネしたわけです。

りえさんの着物は、一流の方のコーディで

いつも素敵。

「ヨルタモリ」宮沢りえさんのきもの

 

ほかには、

ウイーンニューイヤーコンサートの

中谷美紀さん。

いつも通りのモノクロコーディの

今回はホワイト・コーディ。

赤の帯締めが利いています。

私個人の好みとしては、この方、

もう少し補色としての色を

使っていただきたい。

丹念にパーソナルカラーを探した結果、

一番ご自分をきれいに見せる色が、

モノトーンだと決めたのでしょうが、

ちとサビシい感じがしないでもない。

 

草笛さんとのやり取りがおかしかった。

「大先輩の草笛さん!」」(中)

「大先輩~~?」(草)

「大先輩ですよ、

だってわたくし、半分の年齢なんですよ」

「・・・」

 

ご主人も出演していましたよ。

子供みたいな純朴そうな方ですね。

次はこちら。

 

こちらはミッツ・マングローブさん。

黒の訪問着に金の帯。

赤の帯締め。

私もモノクロ好きなんですけどね。

 

もう一点、気になったのはこちら。

NHKの「百人一首」の番組に出演された

清川あさみさん。

女優のポートレートに刺繍を施して

話題になった方です。

この半襟がね。

きものは古典的ですが、

そこにこのモダン感覚の半襟を

するだけで、柄っと(がらっと)

様相が変わる。

さすが、だわ。

番組に出るにあたって、かなり考えた様子が

伺えます。

半襟一つで、わずかの布で

全体のイメージが変わる。

力ある布はすごい、

だから着物は面白い!!

関連記事

草笛光子さんINウイーンのファッション」

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京都五山の送り火出演の黒木瞳さんの着物が

2019-08-17 11:02:14 | アート・文化

 

昨夜NHKBSで放映した

「五山の送り火」の黒木瞳さんの

訪問着がとても美しいので

アップさせていただきます。

「古都の夜空に 五山の送り火」

 

送り火はお盆にこちらに帰ってきた

祖先の霊を送るための行事ですね。

 

この暑さのなか、火を熾す人。

有難いことです。

 

黒木様のきものは~、


薄い朱鷺色というより、

聴色(ゆるしいろ)という紅花で染めた色

のようです。


絽の訪問着にクリーム色の半襟の刺繍が可愛い。

甘いコーディです。

半襟の刺繍の赤は萩の花でしょうか。


 

訪問着の模様の花はなんだろう?

この時期には撫子などが一般的ですが、

違うなあ。

調べてみました。

瓢箪のようです。

ピンク系の花をつけることもあるようです。

違っていたらごめんね。

 

鳥居~~。

 

裾模様は、萩、笹など華やか。

薄の黒系綴れ帯に浅葱の帯揚げ。

帯締めはピンクと浅葱のグラデーション。

夏用ではないようですが、

夏だからといって帯揚げ、帯締めは

夏用ではなくてもよいのです。

 

アナウンサーの方は

淡黄(たんこう、と読みます)色

色無地に浅葱系の帯。


南無妙法蓮華経の「妙」と「法」の文字を。

 

お二人のきものの後姿です。

アナウンサーの方は鯉かな。


現代社会は今と先のことばかり考えがちだが、

ときには祖先や過去に思いを馳せ、

悠久の時間の流れを感じるのもいいのではないかと

いうようなことを、養老孟司先生は

仰っていました。

画面に目を奪われていたので、

まったく取り違えているかもしれません。

まつ、取り違えも芸のうちということで。



冷泉家の方。



祖先の霊もこちらに帰ったものの、

あまりの暑さに驚いたのではないでしょうか。

向こうは涼しいのかな?

私の祖先の方々もご苦労さまでした。

とりあえず無事に暮らしておりますが、

何かあった折には

ご助力を。

ブログで後ろ髪ひっぱるようなお願い事か。

とにもかくも、

暑く静かなお盆、無事に過ごせました。


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天からの贈り物色いろ・お仕事絞り暖簾がキュート

2019-08-01 09:39:29 | アート・文化

 

たまたま放送していた

デザイントークス」(Eテレ)

テーマが「染める」だったのでしっかり

見てしまいました。

メインテーマは

日本の伝統的な染色法を使って

現代アートを生み出すアーティストの

石井亨さんのお話。

 

番組のなかで「絞り」に触れていて、

その絞りを独学で学んだ女性が紹介されました。

作品に見惚れていて名前を覚えるのを

忘れてしまいました。


コメントで教えてくださいました。

加納容子さんです。

東京からリターンしてのれん制作を。


 

 

この方は街のいろんなお店の暖簾を制作。

 

その作品が街中にあふれているとのこと。

確か岡山だったと思いますが、

調べても出てきません。

Mさんが教えてくださいました。

岡山県の勝山という街です。

「勝山 のれんのまち」


これは山登り愛好家のご夫婦が依頼した山の暖簾。

 

これは確か散髪屋さん。

鋏をイメージした暖簾。

 

こちらの暖簾は何屋さんだったかな。

 

こんな暖簾が自分の街にあふれていたらどんなに

癒されることでしょう。


 

こちらは自分でいろいろ柄を

変えることができる時計

 

こちらは特殊な素材を使って

どこにでもある椅子を

自分で好きな色を染めて

自分だけの椅子にするというもの。

 

そのほか美大の染色科の生徒さんの型染など~~。


 

もちろん江戸小紋の模様やらも紹介。

 

日本の染色、絞りの技術を

いろんな角度から紹介していました。

もううっとり。


これから絞りやら染色を学ぼうとしている

若い女性がうらやましかった。

日々、好きな色に囲まれて

日本の素晴らしい伝統を守れて、

素人にはわからない大変さもあると思うけど

頑張って欲しい。

この世界にある色~~。

天からの贈り物としか思えない。

覚書としてアップ。

いろいろ教えてくださってありがとうございます。

教えてくれる人いらっしゃると思ったんだよね(笑)

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古布で遊びながら「映像の世紀」・シャネルはナチスの~

2019-01-15 12:04:51 | アート・文化

 

いろいろ一段落したなあと、

ほっとしたら、

やはりというか、いきなりというか

手仕事熱が。

そこで前に帯にした布の余りの

取り出して、これをパッチワーク。

ストールにすることにしました。

 

図書館でこんな一冊を見つけた。

「古布を着る。」(主婦の友社・堀内晴美・村松みち子)


藍染めの古布を継いでコートやら

ワンピースやらエプロンやらを作っていらしゃる。

藍のバリエーションは美しい。

いきなりコートは作れないので、

前に帯にした布を継いで

ストールに。


この布の残り。

捨てようとしたけど、ちょっと待て!

「花邑帯教室・イカット羽織もので帯」

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契約しているテレビで

「映像の世紀」を放送していたので、

延々、何時間くらいだろう。

これを見ながらチクチク。

後世に遺すべき映像の記録。

戦争、戦争、また戦争~~の世紀。

 

何度かところどころ見てはいたのですが、

今回衝撃を受けたのは、

かのシャネルがナチスのスパイだったということ。

彼女はフランスがドイツに占領されている時期、

ドイツ高官の愛人で、

本人自らスパイ活動をしていたというもの。


 「だれも知らなかったシャネル」(文藝春秋刊)

 

当時シャネルの香水「NO5」が

大きな利益を上げていたものの、

共同経営者のユダヤ人が利益の六割を

取っていたそう。

それゆえか彼女はユダヤ人を嫌っていた。

上の本は未読。

早速取り寄せました。

彼女、戦後の15年間仕事をしなかった時期があり、

一度は捕まったものの、チャーチルの計らいで

釈放されたとか。

ナチスから解放後のフランスは、

協力者への弾圧もすごかったけど、

シャネルはそれを逃れたんですね。

 

そんなことを思いながらチクチク、

ときどき手は止まるけど、

ちくちく。

 ストールができた!

 

こんなことができるのも

平和だから。

とはいえ、世界ではいまだどこかの地で

戦争や紛争は続いている~~。


「和がまま 紫苑 ...」の画像検索結果

かんたんパッチワークキルト・刺子」


第二次大戦が終わって、74年。

日本がこれほど長く戦争しない時期は

これまでになかった。

「戦争を知らない子供たち」ももう

超高齢者。

どうかこのまま~~。

関連記事

きものブラックドレス。シャネル。いろいろ」


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コメント (2)
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欲が出た!&和の力

2018-07-04 10:23:05 | アート・文化

 

サッカー、ベルギー戦。

ロスタイムに一点入れられて負けてしまいましたね。

ショックで寝込んだ(ウソです)。

眠い一日~~。



ベルギー戦、最初は負けると思って観ていたから、

結構無心?というか冷静に観ていたんです。


ベルギーといえば、ルカク。

彼はコンゴからの移民で、

子どもの頃には、

電気を二週間も止められたくらい、

また母親が牛乳を水で薄めるくらいの

貧しさのなかで育った。

こういう人にはどうしても共感抱く。

いまや18億円プレーヤー。

ゴール入れると母親の名前の頭文字指で

作るんだって。

 

ところがなんと日本二点も先制!

鳥肌がたった。

狂喜乱舞。

 

ここで欲が出てしまった。

この二点を守れ!

強敵ベルギーに勝つかも。

 

そこから結構観るの辛くなってしまって。

 

結局、ベルギー次々と怒涛のゴールで。

負けると思っていたときより

がっくり。

 

 

 

 

息子もサッカー、クラブに入ったりして

結構いいところまで行ったんだよね。

ヨーロッパ遠征にも行ったし。

母、毎日ドロドロの靴下とシャツ洗い。

ワールドカップからいきなり

少年サッカーレベルですか?

ガクン。


 

なまじうまいとつい欲が出る。

P1000519

本来無一物への疑問は破門級だったのね」

物欲だらけなのに、本来無一物って」

→これ少しわかるような気がしてきた。

 

負けると辛いし、上には上がいる。

でもね、ジャパンサッカーの和の力、

感動ものです。

素晴らしい。

個人プレーでは、見ただけで圧倒されそうな

選手たちに

輪、和の力」で一丸となって

立ち向かっていく。

 

 

P1020294

 

息子は結局好きな道に進めず、

ものすごく辛い思いをしたみたいだけど、

多くの仲間ができて~~。

牛乳水で薄めて飲ませばよかったかな>


子どもの頃はもう毎日がワクワクどきどき。

毎日がワールドカップ並み?


そして母の願いは~~、

サッカー選手になって~~、

いえいえ、

 

これも「和の力」だと

わかって欲しい~~(汗)

 

ちょっと違った?

結局、ここに誘導ですかい(汗)

 

といういわけで、

無心は強い、

欲が出ると辛い、でもわくわくドキドキは

やはり捨てがたいというお話でした。

そうなの?

あなたは無心とワクワク、どちらを選ぶ?


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