ひとり紫苑・プチプラ快適な日々を工夫

書籍「年金五万円が教えてくれたお金の向き合い方」「あるもので工夫する楽しい節約生活」は9万部。工夫の毎日は続く。

裂き編みって知ってる?

2016-05-29 09:12:46 | きもの新陳代謝

 

アメリカのオバマ大統領が広島に。

歴代の大統領としては初めての

広島訪問。

 

世界で初めて使われた原爆。

いろいろ思うことはあるのですが、

核廃絶を訴えているオバマ大統領に、

その思いを強くしていただきたい。

核廃絶しないと、地球いつか滅びますよね。

宮沢りえさんの父と暮らせばと原爆」

山口智子さんのきもの&8月6日」

 

 さて~~。

「きものの再利用」を考えていますが、

やはり一番いいのは、裂き織ではないかしらん。

裂き織りとは、布をテープのように細くカットして、

それを材料に新たに布を織るというものです。

しかし、昔の人は、布が貴重だったせいで、

いろいろ工夫する~~。

刺し子やこぎん刺繍など

すごいよね。

 

 「暮らしの手仕事帖」(gakken・mook)

 

しかし、「裂き織り」というのは、

織り機というものが必要です。

続くかどうか不明なので、

これ以上モノは増やしたくない。

 

そこでまずは、裂き編みというのを

やってみました。

これは布をテープにするまでは同じですが、

あとは編み棒で編むだけ。

まずは百均で編み棒を購入。

古い麻の襦袢を解いたものがあったので、

それをおおよそ1・5センチくらいにカット。

 

 

 

それだけでは面白くない。

たまたま大量の苺を朝市でゲットして

ジャムを作っていたので、

 

 

その煮詰めたときの色がとてもきれい。

麻を浸してみました。

薄いピンク色に~~。

 

暇暇に、それをカットしたり、少しずつ編んだり。

麻のスカーフも足してみました。

ところが、このスカーフ、とても薄いので、

ほつれ色がすごい。

 

部屋中、細かい色が散らばって、

後片付けが大変でした。

それでも、やり始めた止まらなくなって。

「ああ、早くやりたい」と楽しみが増えた。

 

いろんな色のスカーフを裂いて編むと

こんな感じになります。

 

いい感じ

裂き織りだと、色はこんなツイードっぽくなって、

細い糸を使うともっと繊細になるのね、と

ある程度イメージつかめます。

 

 

で、どんどん編んでいって出来上がったのがこちら。

 

おおよそ、35センチ×40センチくらい。

 

これは前に使っていた二部式のお太鼓を

敷いていたトイレ用のマットしました。

きものグッズ再利用」→絹布、洗濯に結構耐えましたが。

 

裂き編みは、わずかにクッションがきいていて、

踏み心地は上々。

しかし、洗ったときどのくらい縮むのか。

ほつれ糸、どのくらい出てくるのか心配です。

 

とにかく作っている最中、とても楽しくて、

昔の人も、昼間にツラい仕事をしながら、

「夜になったら、あの刺し子の続きをやれるわ」

「こぎん、もう少しで完成だわ」

「あのきもの、もう解いてもいいかしら。

裂き織りにしたら、どんな風になるかしらん」

とあれこれ想像しながら、キツい毎日の

楽しみになったのではないかしら。

 

んなことを思いながら一編み、一編み~~。

楽しい時間でした。

次は段ボール編みというのをやってみたい。

 

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年齢の自覚について考える

2016-05-27 09:06:21 | シニア

 

「ブログ名変更」に伴い年齢のことを書いたら

Aさんから、

「自分がシニアだってこと自覚がなかったので、

考えさせられました。」との

コメントをいただき、

いや、ワタシモないの、と思ってしまいました。

考える機会をくださったAさん、ありがとうございました。

 

30代、40代、50代~、と10年ごとに

年齢の節目がやってきるけど、

あえて目をつぶって。

「えっ、年齢、それが何か」って感じ。

「年齢など数字に過ぎない」なんて

言葉もありますね。

 

黄昏の空もまた美しい~~。

 

私の母は72歳で父のあとを追うようにして

亡くなったのですが、

当時私は40代。

「いわく付き、お守り小紋で遊んでみる」

 

母がいまの私と同じくらいの年齢だったときには、

もっと老けていたような気がします。

実際、写真でみると、今の60代とくらべて

やはり老けています。

昨今の60代は、

栄養状態がいいのか、

化粧品使う、使わないなどの

エステの情報が豊富なのか、

みなさん、とても若いです。

キョンキョンも山口智子さんも

あの若さで50代ですよ。

まっ、女優さんは美容にお金かけ放題だからね。

 

 

お肌や身体だけではなく、

気持ちもとても若い。

 

一方で勘三郎さんにしても、

川島なお美さんにしても、50代でお亡くなりになって。

 

化学成分が身体にいい成果を及ぼすケースと

癌などになりやすいということある~~。

見た目の若さと残された時間は比例しない、

ようにも思います。

 

 

「年齢の自覚」はあまりないけど、

母が逝った年齢まであと10年、

ということはよく考えるようになりました。

 

自分があと何年生きるか、

これは決まっていたら楽なのか、

それともわからないからいいのか。

 

深沢七郎さんの「楢山節考」は

70歳(だったかな?)になると、山に

捨てられるという村のお話。

20歳くらいのとき読んで

「怖い」とも思わず、他人事で

「ふーん」と思っただけなのですが、だんだん

その年齢に近づいているなあ。

 

考えてみれば、年齢って若いころのほうが意識する。

ワタクシの20代の頃は、25歳を過ぎると

「売れ残りのクリスマスケーキ」!!なんて

言葉もあったのよ。

結婚すると一度年齢から解放されて、

子育てが一段落するとまた考える。

 

還暦って、中国や日本独特の考え方だから、

特に60って数字を意識したというより、

やはり病気が大きい。

 「メメント・モリ」(死を忘れるな)

ときどき「自分もいつかはこの世からいなくなる」

ということは病気をしてからよく考える。

 

 

年齢の自覚は人それぞれ、

持つもよし、隠すもよし~~、

後悔と反省と年齢の自覚は

いつも遅れてやってくる。

ワタクシの場合、5年から10年遅れ~~、

 

40・50代のときまで20代と変わらないと思ってた(汗)

だから「若作り」なんて言われる。

それもまたヨシだけど、

「年がいがない」だの「いくつだと思っていの」だの

いくつになっても年齢ハラスメントはごめんですね。

 

こういう言葉こそ死語になってほしいものです。

 

これからも「年甲斐のない」ことやりたい~~。

 

60代は人生の最高か」→はい、。

 

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紫根染め二部式の裏もまた

2016-05-26 08:25:18 | 手仕事 和裁

 

染色展に行ったときの紫根染め二部式帯、

最初にアップした帯周りの写真が違っていたわ。

 

実際に出した前帯は上。

下のほうは少し派手というか、

これ見よがしだったので、

おとなしめのほうにしました。

こうして並べてみると、

ずいぶん感じ違います。

 

二部式は、手の部分を調整することで、

前に出す部分に変化が付けたり、

右周り結び、左周り結びも楽にできるので、

裏を出しやすく便利です。

もちろん、そのような模様がある場合に

限りますが。

 

風呂敷を帯にするときには、

どうしても前帯の部分が足りません。

その部分には、ほかの布を足すことに

なりますが、この足す布によっても、

表情が変わります。

 

 古い紬の帯をカットして付けました。

 

裏のはほかの絞りの布でリバーシブル。

 

 

 二部式に慣れると気軽に着たいときや

旅行に重宝します。

 

 

最初はピンク系の帯にするつもりだったので、

半襟はピンクチェック。

百均の生地を何度も洗って色を抜き、

刺繍をしました。

 「ウソツキ作ったり半襟つけたり」

 

帰ってから、前帯の感じを確かめたくて

両方を撮ってみました。

帯変えているうちに

いろいろ乱れてしまいました(汗)

 

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染めと絞りに再び燃える?

2016-05-25 08:31:00 | アート・文化

 

都内はどこに行っても

ポリスでいっぱい。

厳戒体制に入っています。

無事にサミット終わりますように。

 

 

友禅染めやら雪花絞りやら、

これまでいろいろチャレンジしてきたけど、

雪花にだんだん近づいていく?」

「友禅染め教室二回目は色さし」

 

まったくものにならず、

いつのまにか、立ち消えに。

今回行った家政大学の

家政大学・染色展・布へのアプローチ

 

 

「型紙を彫ってみよう」という

ワークショップに行きたかったのです。

 

左は見本。

右はこれから彫るシオリ。

「このくらい簡単にできるわ」と

思っていたのですが、意外に?難しくて、

子どもの頃(何十年前だ!)以来

彫刻刀、というものを持ったことがないなあ、と

気づきました。

 

 

誘ってくれた知人が撮ってくれました。

楽しいわあ。

 

 

出来上がりは、

 

 

雁が飛翔しているというより

墜落しているように見えます。

 

右がワタクシ。

顔の部分やら角の彫りに鋭さが

ないんですね。

 

 

彫りが終わったあとは、ゆっくり展示を拝見して、

録画の「小紋」「絞りの技法」「長板中形染めの技法」

なるをゆっくり、じっくり拝見。

なるほど、こういうことだったのかと、

いまさらの納得。

これまでの教室ではいろんなレベルの方がいるから、

説明の前に「とにかくやってみる」

雪花絞り(と言えるかどうか)は独学?だからね。

今回ビデオをじっくり拝見できて

ようやく(いまさら?)ある程度、流れがつかめた。

 

 

 

染めと絞りのコラボ作品やら、

藍染めの有松鳴海絞りやら、

場では写真は撮れないけど、

作品の写真をアップしてかけてあるの。

 

当然ですが、写真より何倍も

素晴らしい。

 

気に入ったのはこちら。

ふくろうのアップ。

「国芳・国貞」展でも、

骸骨やら猫やらを大きくデフォルメした

作品を拝見、こういう手法って

迫力でますよね。

あえてバランスを崩すことで、

対象の特徴を強調する。

バランスいいこと、必ずしも

良きにあらず~~?

 

 

家政大はとても広大な敷地を備えた

女子大ですが、

 

「ミスターコンテスト」??

「何これ?」って聞いたら、

「はい、我こそ男装の麗人という人を

募っているのです」

面白そう。

若かったら、応募してみたい?

前にはuzumakiさんと行ったね。

あれから早や3年!

更紗帯でプラダとイカット展」

ああ、それにしても、

もう一回、雪花絞り、やってみたくなった。

作品数少ないのですが、無料ですので、

お近くの方は覗いてみては。

 

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ヘビメタ木綿・趣向を変えて南部絞り帯

2016-05-24 08:22:23 | きものコーディネイト

 

暑い日が続きます。

いつ熱中症にかかってもおかしくないような。

身体気をつけましょう。

 

 

初めて自分で作った浜松木綿、

紺の縞木綿。

ビギナーズラックなのか、先生がよかったのか、

とても着やすいものに仕上がりました。

このきものはたいがい紺系の帯を合わせていて、

幽霊になってもきもの!」

 

紺白も清潔感あっていいけど、

いつもそれでは飽きるなあ、

ということで、

 

 

南部絞りの自作木綿帯を合わせてみました。

この生地は目黒の池田重子さんのお店で

風呂敷だったものを購入。

 

かなり前に自分で二部式の帯にしましたが、

「出身は風呂敷、その上自作」ということで、

なんとなく引け目を感じて、

なかなかお披露目できず、

ずっと肥やしになっていました。

 

処分する前に一度締めてみようかと

トライしたところ、なかなかいいじゃない?

ということで、

 

帯揚げは、見えないけど、藤の花の布きれ。

 

帯揚げにして隠すのはモッタイナイ?

かぶせ帯にしようか~~。

なるほどのかぶせ帯と和裁本」

帯はもういいかあと、思案中。

で、行ったところは、

 

衣紋、やはり抜きすぎたせいで、

気にして手をやっている。

 

東京北部にある大学

家政大学の「染色―布へのアプローチ」

 

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ゆっくり遠ざかる「長いお別れ」

2016-05-22 10:23:18 | 死について

 

中島京子さんの「小さいおうち」が面白かったので、

「布団」「イトウの恋」と続けてよみ、

父親の(たぶん)認知症を扱った小説だというので、

「長いお別れ」を図書館に予約。

ベストセラーはもう買わないと決めています。

情報をもう追いかけたくないので。

順番がきたので、拝読しました。

 

 

三人姉妹、母親&認知症の父親と

誰にもっとも感情移入したかというと、

認知症の父親ですね。

リスクのある夫もいない、両親はすでに亡く、

もっとも心配なのはワタクシの将来というわけです。

 

老人介護の小説は、近頃どんどん出ているようですが、

うーん、これは出てくる人が皆優しい、金銭的にも

恵まれてて、今一つ大変さが伝わってこない。

まあ、大変さを描けばいいってもんでもないけどね。

ワタクシ自身も何年か前、ガンの父親の闘病、介護を

いたしましたが、こんなものではなかった。

 

とても大変だった。

 

介護施設に勤めている知人は、

認知症の男性が夜中に棒をもって

幻の妻を相手に「このやろう!」と

叩いているって話してました。

 

GPSやら新薬、病院や介護サービスなど、

病気に関しての情報を知るためには

いいかもしれません。

それだって、最後はお金や世話する人の

頑張りに頼るわけで~~。

 介護のシステム、どうにかならないものでしょうか。

 

認知症進み、そばにいる人がだれだか

わからなくなっても、その人が大切な人だと

いうことはわかる。

この人が何かを忘れたからといって、

この人以外の別の人になったわけではない」と

妻の言葉。二人のあいだに存在した何かで

つながっているって。

 

そう?

あなたは誰?という目で見られたとき、

悲しくならないのかな。

邪険に手を振り払われたとき、

怒りはわかないのかな?

 

 

進行のプロセスをリアルに描いて

心締め付けられた「アリスのままで」。

 

アリスは、自分じゃなくなるのが怖いって

 それがもっとも大きな恐怖だって言ってたけど。

 

 

 

「アリスのままで鑑賞・蛙帯」

両者の違いは何だろう?

「長い~」のほうが娘目線のため、

まだ気持ちの余裕があるからかなあ。

介護される側より、するほうが大変だと思うけど。

 

タイトルの「長いお別れ」は、

チャンドラーとは無関係。

この病気になると

「少しずつ、ゆっくりと遠ざかっていく」から

長いお別れ、なんだって。

70歳から80歳までの「長いお別れ」

誰から遠ざかるのかな?

家族?

過去の自分自身??

そんなことを思いながら、

それでもあっというまに、読んじゃった。

 

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パッチワークと色のセンス

2016-05-20 08:10:05 | きもの新陳代謝

 

 

わが家の多くの面積を占めているキモノやら布やらの

再利用を考えているこの頃。

書店に行っても図書館に行っても

「古布」という二文字があるとつい

手にとってしまいます。

そのなかで見つけた素晴らしい一冊。

 

「手縫いの魔法」(求龍堂 林アメリー)

 

表紙の作品を見てもわかるように、

もう手縫いというより芸術に域に~~。

 

 

彼女は、クリスチャン・ディオールのアトリエ副主任として

働いたあと、来日してキモノに出会い、

その美しさに感嘆して、

キモノを材料にパッチワークを始めたそうです。

 

まず驚くのはその色彩センス。

さすがはディオールで修行した人だけあるわ、

という感じ。

古い、きものが鮮やかに現代に

洗練されてよみがえっています。

彼女の色彩で目につくのは

「赤」の使い方。

 日本には紅絹という鮮やかな赤があり、

今では少し「野暮ったい」と敬遠されている

ような気がするのですが、

配色によってこれほど洗練された色になるのかあ、と

目が覚める思い。

きもの5%の色の法則」

 

 

生地を細長くカットして組み合わせているけど、

素晴らしい配色だと思う。

 

「国芳・国貞展」でも感じたことですが、

赤が入ることで、人も景色もイキイキと輝いてくる。

 歌舞伎の緋色、日の丸の赤、

日本人(アジア人?)は赤が好き?

 

それとも、ワタシ還暦過ぎて

「赤」に魅かれるのかしらん?

とても真似できませんが、

こういう優れた色彩バリエーションを

できるだけ多く目にすることで、

少しは配色センス磨かれるかも?

 

若いときのアメリーさま。

ルックスも美しいけど、きもの

きれいにお召しになっています。

思いついたデザイン全てを実現することは

できないとわかっていても、

想像したり夢を描いたりするのは、

いつだってとても楽しいものです」

とはアメリー様の言葉。

頭のなかで想像することからすべては

始まるのよね。

 

関連記事

パーソナルカラー」

 

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ブログ名変更・ご挨拶

2016-05-19 09:10:04 | シニア

 

 

夕暮れの、少し冷たくなった風のなか、

目の前に広がる緑の芝生。

「一年中五月だったらいいね」

との息子の言葉。

なんだか泣きたくなるような

静かな時間。

「こんな日々はいつまで続くのかな」

 

これまでいろいろあったけど、無事に

生きてこられてよかったわ」

つくづく感じたわけです。

 

 

 

 

もちろん、これから何があるかわからないけど、

それでも、今は穏やかな日々。

それで「シニア」登録して、

しっかり老後を生きようと思った次第です。

友人や知人のなかには、

子どもが小さいうちに無念の思いで

逝った人や、

「60歳までは生きたかった」と

58歳で亡くなった人も。

それを思えば、60代以降の時間は

女性誌的に言えば「ご褒美」,

いえ宝石をもらったみたいなもの。

それだけに大切に過ごしたい。

 

うちの子がいうのよね。

なんでも試行錯誤しているときが

一番楽しいよね。

早くうまくなっても面白くないよね

かれはサッカーやゴルフのことを

頭に浮かべているわけだけど、

いいこと言うじゃない。

私だってこれから何かできるかな?

できるよね?

 

というわけで、タイトル名変更。

 

「紫苑のきもの&60代から何ができる?」。

 

自分を励ます意味もあってね。

 

何もできないうちにエンドがきても、

 

それはそれでよし。

 

 

 

そう、試行錯誤だけの人生、

大いに結構じゃないですか。

それで行きましょう。

さて、なにができるのかな。

関連記事

「病気」大切な友達失ったり病気になったり。

 

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「国芳・国貞展」&芝生で遊ぶ

2016-05-18 08:54:35 | アート・美術展

 

東京は一昨夜(だったよね)地震が~~。

揺れたとき、いよいよ来たか、との思いが。

本棚(家より?)大丈夫かな、

との心配が頭をよぎりました。

今後も安心はできません。

防災意識、この際高めておきましょう。

ペットボトル買い足しておきます。

わが家のささやかな防災対策」

 

本日から日本ブログ村「シニア」に登録します

 

俺たちの国芳 わたしの国貞」展を開催中の

BUNKAMURAザ・ンミュージアムは

ご存じのように渋谷にあります。

 

この街、ワタシは大の苦手。

土曜日の午後、すごい雑踏。

ミュージアムに向かいながら、

「平均年齢がワタクシより40歳以上は若いであろう」

人々の合間を縫いながら、

つくづく年齢を感じた次第。

 

 

半襟は藤の花刺繍。

 

といっても、別に「イヤだ」とか

「悲しい」とかではなく、

こんな60代を迎えるとは

思いもよらなかったわ」という

安堵感。

若い頃には「60代」なんて

もっと老けている、

というか想像の外、生きているとか

考えもしなかったわけです。

 

 

 

「国芳・国貞」展、とても混んでいたけど、

逆にゆっくり拝見できました。

なかなか進まないので、目の前の絵を

じっくり観るわけです。

最後のほうになると、空いていて、

これは観る人が疲れたせいで、

早くに進んだせいかも。

国定の美人画については、

これはもう江戸時代の「ファッション雑誌」

私たちが「美しいキ〇ノ」を、うっとりと眺めるように、

美人画を眺めていたのね。

違うのは、モデルの女性たちが

動いている、生きている、生活しているってこと。

骸骨やら猫やらの絵の構図も素晴らしい。

雑誌などでも、もう一度じっくり拝見してみましょうか。

 

 

 この展覧会、いつもの三人お出かけのはずだったの

ですが、行き違いがあってお二人は

明治神宮に行ったみたい。

uzumakiさんのブログ

 

で、一人きものになってしまい、

帰りに息子がゴルフのうっちぱなしをしているというので、

食事でもおごってもらおうと連絡。

息子、ようやく仕事に余裕ができてゴルフ始めたのよ。

 

ゴルフ場のそばの芝生を歩きながら、息子が

一年中、五月だったらいいね」。

そのくらい気持ちのいい夕暮れで~~。

 

 

バナー貼りますが、マイペースでやります。

気が向いたら励まし、

覗いてやってくださいませ。

 

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60代ながらLUNCO帯初着用&

2016-05-16 09:05:01 | きものコーディネイト

 

5月、ひなげし、虞美人草、ポピーの季節。

この時期を逃したら、もう着用することはないだろうと、

昨年買ったLUNCOのひなげし帯を締めてみました。

 

このブランド、アンティーク好きの

若い人に人気があるのです。

 

 

一目ぼれして購入したものの、

この華やかさは~~60代で締められるか、

と危惧していたものの、

 

 

 

 

実際に締めてみると、まったく派手ではないなあ。

あくまで個人の感想です。

目白・LUNCOの帯&道明」買ったときのブログです。

 

今の時期、どんなきものに合わせようかと

先にいろいろコーディしてみました。

 

まずブルー系の小紋。

悪くはないけど、おとなしい~~、

 

結城縮。

これは紺一色で結構ひなげしの色が

映える~~。

でも少しはんなりした着こなしがしたくて、

これもパス。

 

合う帯がなかなかなくて、

未だに着用していない

更紗小紋。

これはいいかも。

 

でも、行くところが行くところなので、

はんなり過ぎる~~。

今度にしよう。

 

で、チョイスしたのが結局縞小紋というわけ。

縞はたいがいのものを

受け入れてくれる度量の大きさがありますね。

 

 

後ろはこんな感じ。

 

衣紋、少し抜きすぎた。

美術館でここから風が入ってきて寒かった。

衣紋の抜き方・攻防戦」衣紋の抜き加減は未だに研究中。

袷です。

単衣にしようとしたのだけれど、

美術館なので、エアコン効いてきて

寒くなるかもと思ったのと、

なにより、この八掛と帯の色を

合わせたかったのです。

 

 

マイカラー群青色

帯に力があるのでしょう、

いろんな人に話しかけらたわ。

 

で、行ったところは、ここと&~~

 

夕方から夜にかけて風が涼しい、というか

冷たいくらいで、

袷にして正解だったわ。

展覧会やらそのあとの様子はまたすぐに。

 そうそう、きもの「ふだん着」から

「シニア」のほうに新しく参戦します。

「着物和装」はそのままです。

よろしくお願いします。

 


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