ひとり紫苑・プチプラ快適な日々を工夫

書籍「年金五万円が教えてくれたお金の向き合い方」「あるもので工夫する楽しい節約生活」は9万部。工夫の毎日は続く。

そういえば風邪をひかなくなったーきものとからだ

2015-01-28 08:35:57 | きものと身体

 

自分のブログを開いたら、デザインが変わっていたのでびっくりしました。

前のが期限切れになって??、勝手にデザインが変わった、らしい。(原因不明)

自分でほかのものに変更、まだなじみませんが、気分一心ということで~~。

 

 

寒い日々が続いています。

この頃になると、お正月などの疲れが出て腰痛やら風邪やらで、かつては寝込む日々が続いていました。

風邪はたまには引いたほうが、身体を休めるためにもいいという説もありますが、やはり元気なほうがいい。

でも、腰痛は~~、キツかった。

ぎっくり腰でトイレに張っていくこともあったなあ

ところが、この何年か、風邪も引かず腰痛もない

きものを着始めてからです。

 

 

前に読んだ三砂ちづるさんの「きものとからだ」(バジリコ出版)、文庫本になっていたんですね。

「風邪をひかなくなったなあ」と思ったとき、この本のこと思い出してパラパラと再読。

タイトル違うから違う本だと取り寄せたら、内容は同じなんです。

「きものとからだ」から「きものは、からだにとてもいい」(講談社α文庫)

文庫にするときに、「とてもからだにいい」と実感、それを強調なさりたかったのですね。

いや、ホント、ワタクシも実感しています。

きもの着るようになってから、もう7、8年。

その間、風邪を引いたことがない。

腰痛も出なくなった。

もちろん、きものだけが原因ではなく、腰痛は呼吸法やジムに行っているせいもありますが、

これもきものを元気に着たいという一心から。

だから、やはりきもののお蔭。

何かあると、お腹を壊す繊細さ(過敏性大腸炎?)でしたが、この頃はそれもなくなりました。

お腹がしっかりしてくると心も強くなるのよ。

図々しくなっただけ、との意見もありますが、そのくらいじゃないと世の中渡っていけません。

「強くなければ生きていけない、優しくなければ生きる資格がない」(フィリップ・マーロー・古い上に気取り過ぎ?--でもこういう言葉思い出せるのもブログの良さなんですよね)

それはともかく、三砂さんが仰る、きものがからだにいい理由を、ざっと箇条書きにしてみました。

1 お腹周りを温める

2 お洒落な靴は足がいたくなる→草履は楽。

3 足の指が開くようになる→これも健康にいい

4 姿勢がよくなる

5 お腹周りが安定するのでダイエット効果がある?

というわけで、きものはからだにいいと仰っているのですが、前に読んだときにはあまり実感できなくて~~

きものとお茶と身体」

何事も、意識的にやるって大事なんですね。

三砂さんは毎日きもの派、雨の日も雪の日も、海外旅行もきもの。

前の本には載っていなかったルーティンきものが、文庫には載っています。

きものは黄八丈、大島、唐桟などの木綿。

帯は博多が主体。

「フランス人は10着しか服を持たない」という本がベストセラーになっていますが、きもの、本当はもっと少なくてもいいんですよね。

紬に柔らかものが何着かあれば~~。

今度、「私の10着」というのをやってみよう。

幸田文の持ったが病」

 「幸田文と沢村貞子の福分とは?」

というわけで、きもののお蔭で若い頃より元気になってしまった紫苑でした。

ちょっと仕事の都合などもあり、ブログの更新、間が空くかもしれません。

よければ、変わらぬ応援をよろしくお願いします。

きもののこと、いつも頭の隅に、というか部屋中きものだらけなので、それを着尽くすまでは~~と思っているのです。

 

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「自由に疲れた日」?のお出かけコーディ

2015-01-27 09:59:04 | きものコーディネイト

 

というわけで、「自由」に疲れた、というか「自由を一休み」、

R子さんとのお出かけには、お茶席きものみたいな装いでお出かけしました。

最初に予定していたお店は~~

 「予約なしでは入れません」とのこと(残念)

新宿「RAKU」→和食、おいしそうだからまた今度にするわ。

私たち、いつ何が起きるかわからないし、お出かけ義務になると楽しくないから、気軽なお出かけには予約しないで行くことが多いの。

で、急きょ。「GINTO]に。

フランス料理といても、新宿のお店はカジュアル。

 

 

 

伊勢丹のディスプレーはいつも素晴らしい。

千總とのコラボ。

「Kiss The hart」

ハートのHを離してart(藝術)と掛けている!。

きものという藝術・美術も、感性、心で受け止めるものなのよね。

伊勢丹は移りゆく流行、その流れを一瞬一瞬にせき止める、最高級のトレンド美術館だと思う。

その屋上には空中庭園があるの。

その庭園で「山のあなた」ポーズ

 

山のあなたの空遠く、さいわい住むと人のいう~~。

あら、幸いは、自分のなかに住んでいるのよ、

だからきもので優しく包んで、帯で押えて、帯締めでぎゅっと逃がさないようにするの。

これで、「さいわいパッケージ」の出来上がり。

グレーの絞りきもの。

相良刺繍の袋帯。

茶とベージュの道明。

ピンク帯揚げ。

こういうコーディを一式用意しておけば、いつでも、どこでも対応できますね、まさに「さいわい」パッケージ。

きものは、便利。

半襟はチェンジ。

うさぎに雪の結晶。結晶のところに自分で刺繍。

羊刺繍の向き、この半襟を参考にすればよかったなあ。

 

R子さんの小紋が素敵なの。

細かい模様、これ扇なのです。

その模様が、裾からだんだん狭くなっていてドットの縞模様に見える。

それに八掛は、表の色と反対になっているのよ。

とてもいい色。

そこに黄色の帯揚げと白の帯締めを挿し色に。

いつもながらのきれい着付け。

 

「~~東京には山はないという」、違った、東京にないのは空だったわ。

携帯ばかり気にして俯いてばかりが多い昨今、たまには上を見ないとね。

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ルールより難しい「自由」

2015-01-26 09:39:42 | しきたり、ルールについて考えた

 

 きものを着るとき、一番のネックは「たくさんのしきたり、ルールがありそうで、それが面倒」という方がいます。

 きもののルールってなんだって、改めて考えてしまいました。

というのは、娘の友達の読モ女性が、「きもの着てお出かけしたいのですが~~」なんて言ってきました。

若い人のライブでのきものは~~」

 

差し上げるきものはあるのですが、「基本的なことを教えて」なんて言われて、「基本ってなんだ」と考えた次第です。

「ルール」なんていろいろ言っていたらメンドウで仕方がないし、相手も求めていないでしょう。

そこで、

 着付けでいえば、最低限のルールは「左前に着ないこと」

 夏は薄物、冬は合わせくらいでしょうか。

この二つに決めました

 

「着物着たいわあ」と若い人が口にするとき、その意味は「ファッションとしてのきもの」

 人と差別化したファッションを身に着けたい。

  まあ、あと紋付とかなどのフォーマルのルールなどは、もし必要なら、もっと興味を持ったときに、自分で調べたり、質問したりすればいいと、これは紫苑の判断。

 

写真は、年末にBSでやっていた「きもの百科」

 

そんなとき、つくづく感じるのは、「ルール」より「自由」のほうが難しい、ということです。

 

 お茶席には、もう最低限の決まりごとがありますから、一番楽。

 ビジネスのときにも、まあ、ファッションですね。

 相手によっては、少しきちんと感。

 でもこれだって、着物を着ているというだけで喜んでいただける。

メンドウなルールというよりTPOを考えれば自ずから決まる。

七緒でもやるのね、こんな特集」

七緒でもやるのね、こんな特集、その後」

 洋服だってカジュアル化が進んでいる現在、きものはある程度クリアしていればほとんどの場所でOK。

  

 

ビジネス・半分ビジネス」

 

しきたりやルールを、どのくらい知るのかも、その人次第、いわば「自由」

 で、最近実感するのは、この「自由」の難しさ。

「ルール」「しきたり」は必要に応じて覚えればいいけど、「自由」はそういうわけにはいかない。

 きもの仲間との着物。

 何を着てもいい、となると悩むこと、悩むこと。

 「自由」ということは、「その人のセンス勝負」ということ?

 「色」を学びはじめて、このセンスを身に着けるのも難しいなと実感している次第です。

 そういえば、若いときに「自由からの逃走」(フロム著)なんて本を読んだな。

 「自由」には自己責任が伴い自分の頭で考えなくてはいけないので、「自由は怖い」と、逃げたくなる心理があるとかなんとか、そんな本だった

 イラスト描ければ、ルールと自由のあいだで板挟みになる紫苑を描けるんだけど~~。植田正治さんの写真で代用。済みません。真ん中が紫苑(笑)、でも「自由」のほうを向いているわ。

 

逆にいえば、「きものって最低限のルールさえ押さえておけば、洋服よりおしゃれに見えて、楽は楽」ということ。

 ファッションセンスの乏しいワタクシごときでも、この年齢で「おしゃれ」の、末席とはいえ、加えてもらえるようになったのは、ひとえにきもののお蔭です(感謝。御礼)

娘の友達、わが家で「きもの遊び」したいそうです。(着付けというには~~)

はい、ぜひ。

「決まりとかいろいろあるけど、でも、それだってファッションの場合自由、自分で決めればいいんだよ」と言うことにいたしましょう。

 

「習うより慣れる」がファーストステップ。

 

いまどきの若い人、センスあるから、ワタシと違って、自由をどんどん楽しめることでしょう。

 

いいなあ、ワタシも若い時からもっと自由に着たかった~~。

二十代リベンジきもの」

自由に着れなくてふてくされ気味?

でも、若い人がきものの興味を持ってくれるのは、嬉しいわあ。

ぜひ一緒にお出かけいたしましょう。

 

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つけっぱの半襟と長襦袢の襟のことなど

2015-01-25 08:44:45 | 着付け、試行錯誤

 

きものを着る回数が多くなり、またきょうは柔らかもの、明日は紬、明後日は白で明々後日は黒という風に気の多い紫苑にとって、半襟付けは面倒なものです。

前には(週に一回くらいしか着ないとき)、半襟は白を紅茶染めして少しエイジングっぽくしたものを多用。

お茶のときなどにもね。

 

基本の半襟は襦袢も大人しめ。

それが一番似合うと信じていましたが、色について学ぶうち、いろんな色半襟使いたくなりました。

このきものには、この半襟と決めていても、いざ着用となると、お天気によってはNGだったりして、また半襟を付け替えることも~~。

クセの強い色は、相手を選ぶ~~。

 

愉しみなうちはいいけど、急ぐときなんか結構、ストレスになります。

ストレス解消できもの着ているのに、ストレス抱えては本末転倒。

そこで、持っている襦袢のほとんどに、好きな半襟つけておくことにしました。

おおよそ五組くらいを常備。

 

半襟の色に会う襦袢を選んでおき、きものに合わせてセットを選びます。

これならお出かけのときに、半襟いちいち付ける手間が省ける上、半襟も遊べます。

新しい半襟は、時間があるときに楽しみながらチクチク。

まっ、誰でもやっていることならごめんなさい。

 

でも、これだと襟芯、たくさん必要だよね、と思われるかもしれませんが、ワタシの使っているのは、洋服用厚地芯。

ようやく見つけた!快適襟芯」

柔らかすぎず硬すぎず、Yさんも具合がいいと言っていたわ。

大久保先生も、芯地をお勧めよ。

「試行錯誤の結果、劇的・きれい・楽・襟周り」

(感想には個人差があります、なんてね)

メーター600円。50センチ購入して、4・5センチ×10本くらい取れます。

一枚では心もとないときには二枚を重ねていれてしっかりさせます。

まあ、普通の衿芯でもいいけどね。

 

で、思い出したんだけど、ワタシ、長襦袢の後ろ襟がきものからよくのぞいているんですね。

まあ、それほど気にすることもないのだけど、

隣の着付けの先生(最初に教えてもらったのは同じマンションの隣に住んでいた方。帝国ホテルで着つけしたり、ご自分で結婚式場経営したりしてたのよ。隣にいらしたときには、もう式場つぶれてたけど(汗))、

まっ、その隣の先生に遊び半分で着つけ教えてもらってたけど、襦袢の襟を直す方法は役に立ったわあ。

それは、襦袢の後ろの襟の中心から左右5センチくらいところの幅を4・5センチくらいに直すこと。

 

 きものや襦袢の衿は5・5センチが標準だけど、これだと襦袢をかなりぬき気味にしないと、ワタシのような未熟者には、すぐに襟が覗いてしまう。

そこで襦袢の幅を、中心縦4・5センチくらい、横10センチくらい緩やかにカーブを付けての直すというもの。

10センチより先は、既成通り5・5センチです。

襟芯の幅が4・5センチなので、きっちり収まります。

和裁で襦袢を縫うとき、今度やってみようと思っていますが先生、どう仰るか不明。

まっ、気が向いたらやってみてくださいませ。

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ウール刺繍で帯を作りましょう

2015-01-24 08:19:00 | 手仕事 和裁

 

いろいろ心落ち着かない出来事が続いている昨今。

いい方向にいきますように。

 

先にウールでお花の刺繍をしました。

それがあまりにサクサクできるので、今度はそれで帯を作ろうと思っていたところ、

「同じ下田直子さんの本に、帯の作り方載っているよ」と教えてもらい、書店で見て即買い。

「きものbagがほしい」(文化出版局)です。

ピンクに辛子にこげ茶、わずかにオレンジ。この配色センス、素晴らしい。

手作りのきものバッグ、特にほしい、とも思わないので、この本はスルーしていたのです。

でも中身はバッグだけではなく、鼻緒やら帯といったきもの周りがいっぱい。

それに下田さん自身のきもの体験

「大げさにならないで自然にきものが着られたら」

「正装は別としてルールはいらないと思う」

といったお話がいたるところに入っていて、「賛成だわ、賛成だわ」と思うことしきり。

この方、確か紫苑と同じくらいの年代なんですよね。

同年代で、こういう方が増えると楽しいなあ。

そんな下田さんだから、帯も「市販のものはあそこの帯ってわかってしまうから、普段に楽しむにはお手製のほうが可愛いかも~~」なんて仰って。

いや、「あそこの帯」だとわかってもらいたい、ということだってあるのですよ、ね~~。

なんて思いながら、一針一針刺していくのも愉しい~~。

で、刺しましたよ、まだ前帯だけ。

 

左がお手本の下田さん作。(言わなくてもわかるって)

紫苑作は、まだ前の部分だけ。

恥ずかしいので小さく~~、同じ泥大島に合わせてみたけど。

写真の色も悪いから、撮り直しするわ。

完成した暁に、きものと一緒にアップできるといいな。

 

 

こちらはアップリケとラフィアの糸で作った帯と、こぎん風に見えるステッチ。

これもそのうち作りたい~~。

 

そうか、帯に毛糸で刺繍するのかと新鮮な気持ちでいたら、書店で見つけたもう一冊。

樋口愉美子さんの本(マガジンランド)

このなかに帯にぴったりの刺繍を見付けました。

 

いかがですか。

品があって可愛い。

それにウールなのでサクサクできそう。

これからちょっとウール刺繍の帯に凝りそうです。

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小雨・天気の悪い日こそきもの?

2015-01-22 09:35:04 | ビジネス・半分ビジネス

 

予報では曇り、雨は夕方からということだったので、

テンション上げるためにも着物。

 

ところがいったん外に出ると、

窓からは見えなかったくらいの小雨が降っていました。

電車に乗ると、窓からはみぞれが。

 

 

 

 

天気の悪い日には、気圧が低くなるため、

身体の調子が崩れる傾向がありました。

若い頃には、気持ちが落ち込んで、

許されるならベッドにこもって本でも読みたい気分、

~~が続きました。

 

でも、小雨の日、きものを着ているうちに気分は上向きになってきます。

その日のきものは、鴇色の紬。

 

 

この色、何年か前着用していたときには、

顔がクスんで見えたものですが、

今回はなぜか顔色映えます。

少し濁ったピンクに、紬には珍しく風景画が描いてあります。

半襟は、木綿の赤白ストライプ。


 

帯は、更紗の羽織を解いて帯に。自分で作りました。

二部式帯の簡単な作り方・帯芯を入れる」

帯締めは、ピンクの道明。

この色の道明、見つけたときには心がぴょんと弾んだ

帯揚げは、反対色をもってきて、エメラルドグリーン。



 

 

やはり和食です。

このところ和食が一番。

 

帯は銀座結び。

照明があまりよくない。

ざくっと着たので乱れてますね。

 

大雨などのときにはNGかもしれませんが、

小雨くらいなら着物のほうが元気が出ます、ワタシ。

今回はポリではありませんが、

これからは小雨くらいなら、着ていこうかな。

そのためにプチプラ、どんどん活用しよう~~と。

自分が元気になるため、

自分を励ますために着物を着ているんだもんね。

天気の悪い日こそきもの、かな、ワタシ。

 

  

 

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きれい色は確かに心を元気にする

2015-01-21 08:56:46 | パーソナルカラー・コーディ

 

色彩セラピーとか、色彩カウンセリングとかいう言葉があります。

ワタシ、あまり信用していませんでした。

というのは、この手の話には、「00を使うと運気が上がる」とか「恋愛が成就する」とかいう言葉が散らばっていて、そんなモンで運気が上がったりするなら、苦労はないよ、と思っていたからです。

まあ、いまでも、半分はそう思っているんですけどね。

「人生を変える魔法の色彩セラピー」(PHP)

古書店で捨て値だったので、パラパラと。

というのは、この本の著者高坂美紀さんという人の、ほかの本がしっかりしているからつい手にとった~~。

 

この本で面白かったのは、「白」の使いかた。

先のきものコーディのときにも、杉山優子さんが「白で抜け感を出す」と書いていて納得。

白の使い方に興味を持ちました。

「いまさらですが、七緒の色手ほどき帖」

ファッションの場合、インナーに使うと顔が明るくなりーまあ、これは着物だと半襟ですねー、メイクでも上まぶた全体にホワイト、まあ、これは多くの人がやっていることだと思います。

白使いは、顔が華やかになる。

で、喧嘩のたびに白、浮気されそうになったら白、とまあ、こちらは効果のほどはわかりませんが。

 

 私が色使いの効果を実感したのは、刺繍をしているときです。

このところ、細い毛糸を使って刺繍をしていますが、暗い色を使っていると飽きてくる手仕事も、じゃあと、赤やオレンジなどのきれいな色を使うと、いきなり疲れが吹っ飛ぶ。

新たな気持ちになって、またやりたくなってくる。

下手でもいいの~。

あまり根をつめると、日常に差し障りますから、適当に切り上げますが、このとき、色って気持ちをフレッシュ・アップするのだなと思い知りました。

これを実感してからは、仕事や家事に疲れたら、刺繍一針、それができないときには、きれい色を目にしたり(できた刺繍を眺めたりさ)、身に着けたりして気分転換。

確かに元気になります。

年齢を重ねると、きれい色を身に着けるのは抵抗があり、雑誌などでも地味目をお勧めしたりしていますが、逆ではないかな、と思うようになりました。

抵抗があるときには、帯締めや帯揚げ、帯留などの小物にきれい色を、いや、それ以上に、帯揚げや帯締め、何をもってくるかと合わせているだけでも、色の刺激受けて元気になりますよね。

 

カシミアのきれい色のショール。何年も前に購入。

買ったあと、ちょっと明るすぎるじゃない、とあまり使っていなかったけど、年を重ねた今頃になって重宝しています。

「色彩は救済を意味する」とはピカソの言葉。

「生き生きとした心は豊かな色彩を求める」とあります。

 

きものって、やはりいろんな効果あるんだ。

 

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和裁の日のきもの

2015-01-20 09:13:52 | きものコーディネイト

 

何か月ぶりかで和裁教室に行きました。

えっ、そんなの行っていたの?と自分でも忘れるくらいご無沙汰。

そのため、未だに夏のきものが出来ていません(汗)。

制作途中なのは、これも実家にあった近江上布。

でも、短いので、おはしょりのところに別の麻を足して作ろうと試みたのはいいのですが~~。

 

これが、新しく作るよりも難しい。

というのは、別布4枚、全部同じ個所に継がなくてはいけない上に、計算違いで足し布サイズが少し短かったので、全部やり直し~~

そのままになっていたのです。

新しいものを作ろうかと思いましたが、今やめると、もう作ることはないだろうと、頑張って続けることにしました。

今年初めての教室だったので、きものを着ていくことにしました。

先生や生徒さんも一人、きもの姿が。

先の絞りきものと同じ半襟、というか同じ襦袢。

格子の大島です。

この着物、ものすごく着やすくて、初期にはよく着ていたのですが、可愛い過ぎて?箪笥の奥に。すっかり忘れていました。

何年ぶりの再会、会うとすぐに前と同じになれる友達みたい、身体に馴染みます。

そうだ、憧れのブロガーつるさんのところに行ったときには、確かこれだった。

きものと習ったヘアがミスマッチで帰り、恥ずかしかった。

憧れのブロガーつるさんに習った前髪膨らましヘア」

帯は赤の入った紬。

帯揚げは、格子のスカーフです。

これもざっくりと付けます。

帯締め・紺とブルーのツートン。

初めての色、それも黒ベースの半襟でしたが、

絞りのときとは、また感じがまったく変わるのが面白い。

 

帯のざっくりと響き合い素朴な感じになって、気に入っています。

割烹着でも付けたい気分。

 

せっかくなので休憩時間に仲間がパチリ、してくれました。

寒そう、実際寒い、寒い日でした。

近江上布、難所の襟周りをどうにか超えたので、あと一息。

今年の夏には間に合うでしょう、たぶん…。

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きもの形状記憶

2015-01-19 09:16:35 | 着付け、試行錯誤

 

年末から年始にかけて、というより、この何か月か、柔らかものを着る回数が増えたせいか、

紬のときに、身体にうまく馴染みません。

柔らかもののときには、衣紋を抜くようにしていますがーこれが私には結構難しくてーー紬のときには、あまり衣紋を抜かないようにしています。

 

技術伴わないクセに、こんな風に変えようとするものだから、身体が微妙に戸惑うように思います。

苦労したのは、新しい久米島紬と紅花染め郡上紬。

きものと身体は初対面、の上、それまで柔らかものに馴染んでいた身体が、「ん、誰? この人?」という状態でした。

「ずっと柔らかもので、ワタシ(紬)のこと忘れてたよね」と拗ねたのかもしれません。

 

きものは、何度も着るうちに、自然に身に添うようになるといいます。

まさに身体もきもの、お互いが「形状記憶」して、紐一本、締めるときにも「おお、そうだった」

と「阿吽(あうん)の呼吸」で寄り添っていくのですね。

きもの友達のRさん、彼女の着付けはいつもきれいで、拝見するたびに、「うん」といえば「すん」という呼吸の良さ、リズムを感じます。

 

「きょうは、ダメだわ」と言うときでも、私から見れば、きれいな着付け。

彼女、着付けは習っていなくて、すべて自分流なのです。

頭より身体に覚えさせてきたのかもしれません。

習うより慣れろ、と言いますが、まさにきものはそれ。

何度も身に着けているうちに、きものがワタクシの身体を「記憶」してくれるんですね。

7年前、着始めたばかりの頃。襟も合ってないし、お尻周りのひどいこと。

身体は、まだきもの拒否?状態。

私の身体は、いかり肩で典型的な洋服体型のせいか、いくら頭で覚えても最初はまったくNGでした。

大久保信子先生によると、「いかり肩の人は、きものを着たとき肩甲骨を寄せるようにするといいのよ」と仰いますが、これだって、「なるほど」とは思っても、習慣にするのは大変です。

 

これも、頭に叩き込んでおいて、できるだけ実践してみよう。

 

色の勉強にしても、本で読んだときにはわかったような気になりましたが、いざ実践となると、頭は真っ白、「まったく記憶にございません」

「トライ&エラー」、「トライ&サクセス」ではないところを鑑みるに、すぐに「サクセス」してはダメなんですね。それでは身体が覚えない~~、よかった

ホント、頭だけではダメだわと、何度も実践して身体に覚えさせなきゃと、この年になって深~く納得した紫苑でした。

 

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絞り訪問着を少しアンティーク風?に

2015-01-18 08:59:09 | ビジネス・半分ビジネス

 

少し気を遣う方たちとの食事会がありました。

黒の絞りの訪問着を着ていくことは決めていましたが、さてどんな帯を使おうかと、会は夕方から,時間があったのであれこれひっぱり出してみました。

この素晴らしい相良刺繍の帯。

でもいざ締めてみると、あれこれ袋帯を合わせてはみたけれど、きらきらで「リキ入れてきたね」という感じでどうも落ち着きません

ほかの方は洋服だし、あまりリキ入れた着物は、なんだか気恥ずかしい~~。

絞り訪問着、やめようかなと迷いましたが、母が昔誂えてくれたこの着物、あまり着る機会はないので~~。

そこで先のアンティーク風に着ることを思いつき、半襟は、初体験の黒ベース。

赤や青の水玉っぽい柄が散らばっていて可愛い

意外に合うような~~。

帯は、黒の博多にしました。

帯揚げも、半襟と同じ生地で遊ぶ。

相手に礼を失しない訪問着でいて、遊びが出てきました。

帯締めにも悩みましたが、最初白を付けて物足りない、ではブルーはどうだろうと、その上からつけて、うーん、では赤は?と付けていくと、もうこの3本付けたままでいいや、と。

帯留は、今年もまだまだ上る、ということで登り龍。

襦袢は、先日のきもの友達との食事に身に着けた紅絹です。

最近、赤がお気に入り。

前と後ろはこんな感じ。

今回はカメラは持っていきません。

ヘアは、少し襟足にかかるくらいのシニヨン。

落ち着いた雰囲気になりました。

衣紋も少し抜き気味。

バッグは4℃クラッチ。

というわけで、これくらいなら、洋服相手でも浮かず、ワタシも愉しい~~。

訪問着、気楽に着るには、博多帯は重宝ですね。

これからはこういう着物、おしゃれ着として気楽に着てみたい。

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