山里に生きる道草日記

過密な「まち」から過疎の村に不時着し、そのまま住み込んでしまった、たそがれ武兵衛と好女・皇女!?和宮様とのあたふた日記

山里に機械音消え雲が湧く

2012-05-22 20:35:34 | 風景
 一昨日までは、新茶の刈入れが早朝からあちこちの山から響き渡っていた。
 昨日・今日と、近所の人のゆったりした姿がもどってきた。
 きょうはあいにく小雨模様。
 活気のあった茶工場もひっそりとしている。

         

          

 国道は崩落工事が終わってないので迂回路をまた奔る。
 この迂回路がまた眺望抜群なのだ。
 ときに迂回するのは正しい選択でもある。

                  

 終戦直後、ここに入植して開拓した人々は、この景色によってどんなに癒されたことだろうか。
 バーチャルな侵入者が日本を席巻している現在、太古から続く日本の湿気・雨が自然のいのちを人間の心をどんなに救ったことだろうか。
 ここの新茶もまたいまだ世話になっているのだ。

コメント
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