わが家の近くでギンナン拾いをした所が今では黄葉が道を埋めている。先月末ならまだギンナンのお代わりができたが、今では黄葉の下に隠れてしまった。それでも、数日に1回は今でもそのギンナンを食べている。食欲の秋こそ優先だ。
友人にいただいたイチョウの木もホロホロ黄葉を落している。ぐんぐん大きくなるので肥料はあげていない。いずれ近隣の人と相談して近くの神社前に移植したいと思っている。
わが家の石垣に這う「ナツヅタ」が紅葉している。いわゆる「ツタ」と言えばこれをさす。ブドウ科らしく葉の形もぶどうの葉と同じ感じだ。「木ヅタ」ともいう「フユヅタ」(ウコギ科)は、一年中緑なのでこの名がある。「○○狩り」という言葉は、平安時代から使われたという。要するに山に入って取ってきて、枝ぶりを鑑賞したり、髪や帯に飾ったりした。
「花見」は、「桜狩り」ができなかった仁明天皇(830~850年)が御所の梅を桜に植え変えて以来ブームになり、桜は「花見」と使われるようになったという。
近所でいただいてきたカエデは30cmほどだったが、今ではすっかり大きくなった。伸びすぎたので上のほうは剪定したばかりだ。隣の境界周辺でも10本くらいは定植したが、雑草が繁茂していてまだ見に行けない。将来的には紅葉狩りを楽しめるはずだが、雑草とクズに負けなければの話だ。