フェンネル氏の奇妙な生活

気付いた世界の中の小さな出来事と水彩画と時たま油絵と思いついたことを爺さんが一人語りいたします。

sesame slimstick bread

2009-03-16 10:07:01 | Weblog
毎週決まった曜日に,立ってる市に出かけることにしている。日曜市とかは有名だけどそれほどメジャーではなく近所でひっそりとやってるのでもなく中くらいの市なんだけど路上のパン屋さんがでてるからそれを目当てに行っている。お気に入りは、胡麻のはいったスティックパン。


これが,美味しいんだ。何度も行ってるけどこの店の名前も知らない。路上で開く店だからないのかもしれないけどこだわりのある人には,有名な店だ。・・・と思う。


女の人が1人で切り盛りしていて、これがまた、商売気がなくて良かったら買ってくださいとばかり座って下向いている。だけど、雰囲気がいい。心が陽気な戦士の僕なんか下向いてると言うだけで「どうしたの」これは,買ってあげなくてはと小公女セーラに救いの手を差しのべているかのような気分になって市場までの道すがら想像を逞しくして通っている。天然酵母でポリシーを持って作っているんだからしっかりした人なんでしょうけど僕なんかすぐにキャラクターをいじってシチュエイションにあったようにしてしまうからパン屋さんの知らないところで物語が形成されている。それはそれで僕なりには面白いことだ。ただ一つだけ難点がある。それは,早く行かないと売り切れになることだ。おいしいものは言わなくても客が来るんだ。当たり前かな。
コメント
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