フェンネル氏の奇妙な生活

気付いた世界の中の小さな出来事と水彩画と時たま油絵と思いついたことを爺さんが一人語りいたします。

単独行2

2009-03-23 08:32:52 | Weblog
夕べ遅いnecoチャンネルで「植村直己物語」をやっていて病院から帰って来て風呂を沸かしている間に見ていたら、ついつい見入ってしまって風呂が沸いても入らず最後までまた見た。3回目だと思う。
努力家だが集団に馴染めず歯車としての能力は0、ピークを目指す才能と運には恵まれている。ヨットの堀江謙一さんもそうだった。いまは、登山も冒険もグループでやるから役割分担が決められれていて
なんか仕事のようになっているところがあるけど、やはりそうじゃなくて、自分の体と頭で自然に挑むという魅力は誰しも捨てがたいのじゃないかな。彼らだけが特別じゃなく植村直己や堀江謙一の側に位置する人は大勢いると思う。そのスケールは別として僕らの身近にも、そして僕自身も歯車なんかになれなかった。と思いながら。単独行、人生もそうなのかもしれないね。そんなことを考えながら自転車に乗っての帰り道、交差点で女子中学生の集団と衝突。受身のできる世代だからひっくり転んでもパッと手をついて事なきを得たが「おっちゃん大丈夫?」の黄色い声には参った。おっちゃんか。おっちゃんなんだけどね。どう見ても。しかし、現実が少し受け入れられなかった。まだ,体は動く!そういう問題じゃないことは分かっているけど。微妙。


コメント (2)
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