フェンネル氏の奇妙な生活

気付いた世界の中の小さな出来事と水彩画と時たま油絵と思いついたことを爺さんが一人語りいたします。

風騒ぐ

2019-04-04 07:52:13 | Weblog

風が強かったから桜が散らないかとヒヤヒヤした。早明浦は思ったより花見客がいなくてほぼ独占状態。満開の桜の下で対岸の桜を眺めながら飯を食うなんざ至極の幸せ。                        風がやめば春の陽射し。こんな時には中国の詩人Liao Yiwuが言った「中国は10に国が分かれればもっと幸せになるだろう」という言葉が現実味を帯びてくるような感じがする。春は変化の季節だからかな。さっき見た花桃のせいだろうか。中国には凄い奴が時たまいるもんだ。Liao Yiwuだって何年間か政府に楯突いた罪で投獄されていたんだろ。それなのに颯爽としてるところがいいね。笛なんか吹いてさ。と思いながら桜を見る。この桜の写真をアンティークに送ってやろう。亭主の介護で桜なんぞ見に行けないだろうから。と送ると直ぐ返事が来て「満開やね。花見爺はえい暮らししてますね」だって。春は花見、夏は涼み、秋は食味、冬は温かみ。これが僕のルーチンワークなんですけどね。えい暮らしなんでしょうかね。当たり前にしてると有難味が分からないのかな。単純に「春爛漫」を楽しんでます。

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