フェンネル氏の奇妙な生活

気付いた世界の中の小さな出来事と水彩画と時たま油絵と思いついたことを爺さんが一人語りいたします。

10連休

2019-04-27 09:44:42 | Weblog

カルロス ゴーンの保釈金が5億、前の保釈金が10億。ナント自由とは金がかかるもんだと思ってたらこれってジャンボ宝くじの一等の当たりくじと同じ金額だと気づいた。途端にみじめになる老人。しかもその金を1日で用意できるんだもなぁ。これぞ格差だなぁ。ゴーンなんか一生宝くじなんか買わなくていいんだもんあぁ。宝くじを買う貧乏人と宝くじを買わなくていい金持ち。これって何なのだろうか。ゴーンは自由の為に5億円使い、オレは賞金目当てで宝くじを買う。どちらが人間らしいか。考えてしまうね。そのゴーンも10連休。貧乏人も10連休。現役バリバリで年寄りやってるオレは10連休なんかどこ吹く風。365日連休だから。人が噴き出てくるこの時期は見事な引きこもりとなるのだ。ゴールデンウィークには徒歩と自転車と昔から決めてる。車には乗らない。ましてや観光地なんぞに出かけることは御法度。ひたすら家で絵を描くか油絵の下塗りに精を出す。昨夜はBSで野田弘志さんが平成天皇皇后の肖像画作成の番組をやってて面白く見させてもらった。3年以上の製作日数だってね。野田さんと言えば写実画の大御所でプロ中のプロなんだよ。100号か200号か知らないけど細い面相筆で少しづつ描いていくの。気が遠くなる作業だね。写実は姿かたちを描くんではなくその人の内面を描くんだとのお言葉、胸に沁みました。野田さんは普段から皇室と付き合いがあるから内面にも迫ることができるのだろう。美智子妃とのプライベートパーティにも参加されてるとか。道理で美智子様の内面がよりよくとらえられているように見えた。野田さんの絵の値段は100号で3000万以上と聞いているけどこの絵はいくらくらいになるのかな?贈呈ということもないだろうから宮内庁の規定内の金額になるのだろうかね。と下世話な話は好きですがそんなことより絵には金額以上の価値があるとつくづく思いました。平成も10連休のうちに終わる。ヘンに哀しむことなく浮かれることなく上手に引きこもっていよう。

コメント
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