フェンネル氏の奇妙な生活

気付いた世界の中の小さな出来事と水彩画と時たま油絵と思いついたことを爺さんが一人語りいたします。

葉書

2019-04-20 07:57:17 | Weblog

葉書っていいもんだね。いやぁ、なにね。普段はメールなんだけどね。というかメールとか電話とかしか通信手段を知らないだろうと思ってた若い友人から葉書なんかもらうと急に明治の青年になったような気がしてなんかいいですな。「早乙女さん」「三四郎さん」ってな感じでさ。何故か昭和でもなく大正でもなく青年のイメージは明治なんだ。明治の硬骨漢っていうのかな。「夜の校舎、窓ガラス、拭いて回った」というような曲がったことが大嫌いというイメージだな。一直線って感じかな。その青年が若い婦女子から葉書を貰った。ウ~ン、セピアカラーの絵になるねぇ。とはがき1枚で1時間くらい遊んで内容を見てみると「ボクシングを始めようかと思ってます」なんじゃこりゃ!艶っぽい話でも何でもなかった。お前いいから「メール」にして。と思ってしまう。「夏が来る前に1キロ落とそう」ってな了見かい。無理無理。「アズナブール流しながらこの葉書を書いてます」にしてもらいたかったなぁ。今どきの若いモンはナニ考えてるのかおジイには分からん。それでも葉書とか手紙とかいいよなぁ。

コメント
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