宮地神仙道

「邪しき道に惑うなく わが墾道を直登双手
または 水位先生の御膝にかけて祈り奉れ。つとめよや。」(清水宗徳)

「口を閉じ、目を開ける」

2007年03月31日 | Weblog
今月「天正遣欧少年使節」の一人であった中浦
ジュリアンがカトリック教会の中で「福者」
列せられるという事が発表されました。

ローマの法王のもとに遣わされ、帰国した時には
豊臣秀吉によるバテレン追放令が出されており、
波乱の中でその後それぞれの生き方を選んだ
「天正遣欧少年使節」には昔から何故か惹かれる
ものを感じてしまうのですが、その中で中浦ジュリアンは
神父になり、弾圧時も殉教を選んで、穴吊り刑にされて
4日目に亡くなりました。

そのニュースから以前紹介させて頂きました、
「フランシスコ・まんしょの週間ご教訓うらない」
という本をまた思い出しました。
この定価が500円であったという本は、その定価以上の
値段を払ってまで見てみたいとは思いませんでしたが、
それよりもずっと安く入手できる機会があり、また丁度
他の買い物がありましたので、ついでに買ってみました。

内容の方は……
「まんしょ」という悪人が、神様から伝道師となる事を
命じられて、地や海や風の修行を経て伝道師となり、
旅の途上で猫の「中浦」、うさぎの「ミゲ」、ねずみの
「チヂワ」と出会うなど、「天正遣欧少年使節」から
そうした部分の発想を得ながらも、完全にフィクションで
あり、またキリスト教では認められていない「精霊」
という概念も登場しており、すっとこどっこいな
構成という感が否めませんでした。

この本は児童書なので、中の教訓も
「あっちこっちで人の悪口を言いふらす者、不幸の
お礼まいりアリ。」
「順風満帆、絶好調と思ったら負けよ、実はドロの
舟と知れ。」
「欲のカワ、つっぱり不和の芽ドドッと発芽。
他人も同じ心と知れ!
(自分が一番になりたいとか、あれもこれもしたい
などと欲張ったりしちゃイカン。
欲張るほどに周りの人との関係にヒビが入る。
それは誰でも同じ感情を持っているからサ。)」
という子供向けの表現になっていますが、それでも
教訓や解説の方は子供達が生活の中でも生かせる
ものであり、子供に教訓を与える内容の本は現在も
必要ではないかと感じさせられました。

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爪の先まで

2007年03月30日 | Weblog


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「平等とか人権とかいった概念が定着している
現代では、誰もが尊い、かけがえのない存在で
あるという事は理解していても、実際の生活と
なるとそうはいかないでしょう。
誰でも平等で尊い存在だといっても、現実を見れば
平等とは言いながら、現実は差別ばかりだと
感じるでしょう。

しかしそれは現象にこだわるからであって、
本質を見れば誰でも仏性があるという点で人間は
平等なのです。
金持ちになれば、エリートになれば誰でも幸せ
なのでしょうか。
今流行りの"勝ち組"が本当に幸せなのでしょうか。

人にはそれぞれ個性があります。
その人にしかない能力や特性があります。
自分の特性を充分に発揮する事が大事であり、
一人ひとりが己の役割を自覚し、それを全うする事が
社会のためになるのです。」
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こちらのサイトのページ中央のFIGHT HUNGERのバナーを
クリックされると、スポンサーより一カップの食料が
貧しい人々に寄付されます。
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寄せ鐘

2007年03月29日 | Weblog

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「2004年の新潟県中越地震を機に注目を集めた
クリック募金サイト"募金パーク"。

しかし一般人から集めた協力金の振り込みが未完了の
まま、既に一年以上が経過。
2006年7月現在、クリック募金サイトとしては全く機能
していません!
振り込み報告はしないけど、トップページのアフィリ
エイト張り替えだけは忘れない。

集めた協力金を「一部だけ」入金し、残りは放置?
(着服の疑い)
残金があるにも関わらず、協力金の呼びかけは継続。
2005/02/17以降、サイトの更新がない。

クリック数が協力金額に到達する直前にトップからの
リンクを意図的に削除。
例え到達しても振り込みは勿論、報告もなし。」
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このサイトは2004年の新潟県中越地震を機に注目され、
当時は募金活動とその会計情報の公開を細かく行って
いましたが、2005年2月より募金と収支報告は一切無く、
それから数ヵ月後からその杜撰な収支報告とサイト運営の
不透明さについての疑問や指摘の声があがり、徐々に問題視
され始めましたが、この運営者は問い合わせた人物の実名と
メールアドレスを犯罪者として晒しあげて恫喝するという
驚くべき行動を起こし、そして現在に至っています。

「クリック募金」というものは、訪問者のクリックが
スポンサーや運営者が前もって決定した単価金額を
特定の目的のために寄付をするという前提の上で初めて
成立するものですが、このサイトのカンボジアの学校建設、
スマトラ沖地震被災者のための「クリック募金」の募金
活動や会計報告は既に2年以上放置されており、人々の善意と
共に踏み倒される事が予想されています。
また集めた協力金に関しても一部以外は使途不明であり、
これも一つの「募金詐欺」であると思いますが、こうした
行為を臆せずに出来てしまう人の気がしれません。

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新しい上着を着て

2007年03月28日 | Weblog
某メールマガジンからです。
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「ある時期、地上を支配していた恐竜達が
絶滅したのは環境の変化に対応出来なかった
からと言われます。
力あるものが生き残ったのでなく、環境に
対応して変化出来たものが生き残ったのです。

万物は常に流転しています。
風俗も習慣も人生の道徳基準でさえ世代から
世代へと変化します。
唯一不変のものは全てのものは変化するという
現実だけです。
現在市場にある製品の50%以上は10年前には
存在しなかった事に気付いていますか?」

「トヨタ自動車は製造業の中で最強、最善の
会社で、これぞ目指すべきお手本のように
言われていますが、同社の歴代のトップから
出てくる話はいずれも、“今までのトヨタは
捨てて、変らねば” という事ばかりです。
こういったDNAこそトヨタをNo.1のエクセレント
カンパニーにしている原動力ではないでしょうか?」
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心から流れるもの

2007年03月27日 | Weblog


………
こちらのページ中央の青いバナーをクリックされると、
一クリック毎にスポンサーより、途上国の子供達の健康を
支えるための活動のために寄付されます。
クリックは一日一回、毎日可能です。
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ポテト餃子レシピ

2007年03月26日 | Weblog
「ポテト餃子」というものがある事を知り、
以前から気になっていたので本日作って
みました。
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http://www.k2.dion.ne.jp/~aikiku/pote.html

材料
餃子の皮 12枚
溶けるチーズ 適量
スイートコーン 50g
油 適量
ジャガイモ 1個
塩胡椒 少々
バター 10g
牛乳 大さじ1

① ジャガイモを茹で、粗く潰す。
②フライパンでバターを溶かし、①のジャガイモと、牛乳、
コーン、チーズ、塩胡椒を入れ、混ぜ合わせたら
すぐに火を止める。
③ ②を餃子の皮で包み、180度の油で揚げる。
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「その機会は与えられている」

2007年03月25日 | Weblog
先月出版されたもので、「宇宙銀行」という題名の
本がある事を知りました。
執筆者の紹介には「心理学博士(Iond大学)の名誉
称号を拝受」とあり、そちら方面の権威の方の
ようですが、「宇宙銀行」という言葉に興味を
感じ、この書籍の内容紹介を見てみました。
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「銀行には二種類あるという事を御存知でしょうか。
一つはお金を預けたり、借りたりする、普通の銀行の
事です。
もう一つの銀行は、いわゆる『宇宙銀行』という想像上の
ものです。
そして注目すべきは、この宇宙銀行へ預けるのはお金では
なく、"徳"であるという事です。
人を喜ばせたり、尽くしたり、社会のために役立つような
事をすると、それが徳となって宇宙銀行に積み立てられ、
満期になると積み立てられた徳の量だけの恩恵が"ラッキーな
現象"として授けられるというものです。」

「『宇宙銀行』、何て不思議な響きを持った言葉でしょう。
ここに預けるのは、お金でなく、徳。
しかも満期になると幸運が訪れるというのですから、素敵です。
ここに貯えられる預金は、自分の行動次第で気づかない
うちに引き落とされてしまったり、利息がついたりもします。
怖いですね。
思わず『今日の自分の預金量はどれくらいだろう』と、
我が身を振り返ってしまいます。
確かにこの考えに立って周りを見回すと、色々な出来事
にも納得がいくような気がするのです
(あのIT長者とか、徳を積んでなさそうですもんね)。
著者の植西先生は、20年も前からこの考えを多くの人に説いて
きました。
昨夏、たまたま目にした雑誌の連載の中に植西先生が書かれた
『宇宙銀行』という言葉に惹かれて、すぐに執筆を依頼しました。
本書の特色は、何時でも誰でも身近な所から徳が積める方法を
レベル別に編集した所にあります。

例えば『笑顔をキープする』のは初級、『他人のために時間を
捧げる』のは中級、『人が面倒くさがったりイヤがったりする
事を行う』のは上級、という風にです。
上級になるほど、一度に預金される額も大きくなるのですが、
初級の行動を毎日繰り返す事でこまめに預金額を増やす事も
できますから、自分に一番合った方法で、皆さんの預金額を
大きくしていく事ができるという訳です。
そして何より、人の見ていない所でも自然に『人のためになる
事』が抵抗なくできるようになります。
だって、天の『宇宙銀行』がしっかり見ていてくれるの
ですから! 」
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「人類への献身」

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「『人類への献身』と言うと何だか大げさで、近寄り
にくい感じがするかもしれないが、要するに人の為に
役に立つ事、である。
あなたの置かれた立場で、それをやればよい。

勘違いし易いのは、役に立つイコール何かを具体的に
してあげる事だと考え易い事だ。
そうではない。
そうである事もあるけれども、反対に何かをしてもらう
事で迷惑だと感じる人もいる。
人の役に立ちたいと焦るあまり、逆に迷惑をかける事の
ないように注意しなければならない。
(中略)
反対に自分が何もできない、無力であるからといって、
役に立たないと嘆く事はない。
見えない次元でいくらでも人の役に立つ事はできるのである。
優しい気持ちを持ち、いつも柔らかい温かいバイブレーション
を発しているだけで、充分人の役に立てる。
その温かさが人を安らがせるからである。」
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天台宗の本には「精進」についてこのように
書かれていました。

「仏になったからといって仏国土で安閑として訳でなく、
一時も休まず人々を教え導くのが仏であり、そうした
仏を目指す菩薩も当然、娑婆世界の真っ只中で人々と
苦楽を共にしながら仏の教えを求め、互いに人格を高め合い、
平和で住みよい社会の建設に尽力していく事が、現在の
菩薩行ではないでしょうか。」
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「卵と薔薇」

2007年03月24日 | Weblog


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材料
卵 1個
染色塗料 ペイント・マーカーなど
キリ(穴開け用)
セミスイートのキスチョコレート 数個

①キスチョコレートが一粒入るくらいの大きさまで
卵の殻にキリで穴を開けます。
中身を抜いた殻を水ですすいで乾かしてから、好みの
染料で、割ってしまわないように気をつけながら
色付けする。
②殻の中に好みの数のキスチョコレートを一粒ずつ
入れていく。
③市販の透明の卵パックの一個分を切り取り、入れた
後はテープで閉じる。
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食後の言葉

2007年03月23日 | Weblog

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「2004年度ノーベル平和賞を受賞したケニアの
環境大臣、マータイ女史が来日し、講演を行い
ましたが、その中で
『私が最も好きな言葉は日本の"もったいない"です。
これからの環境問題を考える時、この"もったいない"
という精神がとても重要になります。』
と話していました。

彼女はケニアの国土を砂漠化から守り、作物のできる
土地を作ろうと三十年前に植樹運動を始めました。
自らの手で一本、一本苗木を植えていくという地道な
活動が、やがて大きな反響を呼んで、この運動は
ケニア全土に広まりました。
一本の木を大事にする行為、それが"もったいない"という
精神につながるというのですが、日本では忘れられかけ
ていた言葉がアフリカの一女性によってよみがえった
のです。

"もったいない"という考え方は日本人の美徳であり、
昔の人は御飯粒一つも粗末にしませんでした。
作ってくれた人の苦労を考えれば、それも当然と言え
ます。

しかし最近は"飽食の時代"といわれ、グルメツアーと
称してより美味なるものを求めて東奔西走する一方で、
食べ物を残したり、粗末にする人が増えています。
その結果、糖尿病や高血圧といった生活習慣病にかかる
人が増加するという皮肉な現象が起きています。
コンビニエンスストアやレストランなどから大量のゴミ
として捨てられてしまう大量の食品を見ると、世界中で
飢餓に苦しんでいる人と対比して、やり切れない思いに
なるでしょう。
(中略)

僧侶は食事にあたって『斎食儀(さいじぎ)』という
作法がありますが、その意を汲んで檀信徒用に作られた
言葉がありますので紹介しておきましょう。」

[食後の言葉]
「我今、この清き食を終わりて、心豊かに力身に満つ。
願わくはこの身心を捧げて己が業にいそしみ、誓って
四恩に報い奉らん。ごちそうさまでした。」

(私は今清らかな食事を頂いて心から豊かになり、力が
身体中に満ちてきました。
この充実した身心の全てを捧げて、自分の為すべき仕事に
励みます。
父母に対する恩、私を支えてくれているあらゆるものに
対する恩、私を育んでくれた国土に対する恩、仏や仏の教え、
それを伝えてくれる人々に対する恩。
この四恩に報いる事を誓います。
ごちそうさまでした。)
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口にするもの、食事をする理由について注意深くある
必要を改めて感じました。

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マクロビオティック

2007年03月22日 | Weblog
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「ローリング・ストーンズが来日した時のメニューは
以下のような内容だった。

一日目
ひじきの煮物・さやインゲンとさやエンドウのスチーム・
小松菜のごまよごし・豆腐のステーキの生姜ソースがけ・
玄米の焼きおにぎり

二日目
なすの生姜焼き・大豆ソーセージ・キャベツのスチーム・
ほうれん草のクリーム煮・玄米小豆御飯

このような玄米と野菜中心の献立が10日間続いたという。
彼らに料理を供した山田シェフによると、彼らは自分達に
合ったマクロビオティック(無双原理に基づく東洋的な
食養道)をやっている、だからデザートが欲しいという
注文があった時は、果物を使ったシャーベットや白砂糖を
使わないパイなどを用意して工夫しているという。」
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この本が書かれたのは91年であり、日本では反対に
美食への追求が社会の中で加速していた時代であった
ように思います。
21世紀の現在の日本におけるマクロビオティックの
認知は、本来は東洋的なものであるに関わらず、それの
逆輸入といった面も一部あるのかもしれません。
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