宮地神仙道

「邪しき道に惑うなく わが墾道を直登双手
または 水位先生の御膝にかけて祈り奉れ。つとめよや。」(清水宗徳)

「コーランの読誦によって功徳を受ける」

2007年08月31日 | Weblog







コーランの「衣を纒う者 (アル・ムッザンミル) 」を誦す事で 自己の清浄が得られ、

日々誦す事で 困難な状況に直面したり
精神的な病にかかる事なく

これを誦す時に アラーに祈願する事は
その願いが聞き届けられ

また誦す功徳によって
この世の中の 捕われの身にある人々が解放され

もし100遍誦すならば
アラーより 自己の罪や悪業の赦免が得られ

もし 木曜日の夜に100遍誦すならば
100倍の善報と 罪の赦しが得られるとされる。



+++++++++

○衣を纒う者
http://www.way-to-allah.com/jp/quran/73.htm


「衣を頭から纒(まと)う者(ムハンマド)よ


夜間に(礼拝に)立て 少時を除いて。


夜間の半分 またそれよりも少し縮めて(礼拝に立て)


あるいは それよりも少し多く礼拝に(立て)
そしてゆっくりと慎重な調子で クルアーンを読め。


やがて我は 荘重な御言葉(クルアーン)を あなたに下すであろう。


本当に夜間(礼拝)に起きる事は 最も力強い歩みであり 御言葉を一層明確にする。


本当にあなたは 昼間は要務で長く追われる。

それで あなたの主の御名を唱念し 精魂を傾けて 彼に仕えなさい。


東と西の主であられ 彼の他に神はないのである。
それで彼を 御追すべき方として仰ぎなさい。


彼らの言う事を耐え忍び 彼らを離れよ 立派に身をかわせ。


現世の富にあずかって 嘘つき呼ばわりする者たちを 我に委(ゆだ)ねて
暫(しばら)くの間 彼らを猶与(ゆうよ)しなさい


本当に 我の手元には鎖があり また炎もある。

(喉に)病(や)める食物があり また痛ましい懲罰がある。 


その日 大地と山々は震動し
山々は崩れ流れて 砂の固まりになるであろう。


本当に我は あなた方の証人とする為に 使徒を あなた方に遣わした。
我が かつて フィルアウンに 一人の使徒を送ったように。


だが フィルアウンは その使徒に従わなかったので
我は 彼を厳しく罰して破滅させた。


もし あなた方が依然として(アッラーを)拒否するなら
子供が(恐怖のあまり)白髪になる日
あなた方は どうして自分を守れようか。


その日 天は裂け散るであろう。彼の約束は 必ず完遂されるのである。


本当にこれは訓戒である。それで望む者に 主ヘの道を取らせなさい。


主は あなたが夜間の殆ど3分の2 また(ある時は)2分の1
または3分の1を (礼拝に)立つ事を知っておられる。

また あなたと一諸にいる 一団の者も同様である。
アッラーは 夜と昼を妥当に計られる。

彼は あなた方が それを計れない事を知り あなた方を慈しまれる。
だから あなた方は クルアーンを 無理にならない程度に読め。

彼は あなた方の中 病める者のある事を知っておられる。
また ある者は アッラーの恩恵を求めて 地上を旅し
ある者は アッラーの道の為に戦っている(事を)。

だから それを無理にならない程度に読め。
礼拝の務めを守り 定めの喜捨をなし 
アッラーに 立派な貸し付け(信仰のための散財)をしなさい。

あなた方が 自分の魂の為に あらかじめ行う どんな善(よ)い事も
アッラーの御許で それを見い出そう。

その(善行の)報奨は 最善にして最大である。
あなた方は アッラーの御赦しを請い求めるがいい。
本当にアッラーは 寛容にして慈悲深くあられる。」

コメント

20世紀の杜子春

2007年08月30日 | Weblog
(写真はクリックされましたら拡大します。)

書籍にはしばしば「タイトル負け」のものが存在する事は
誰でも認める所だと思いますが、写真の一冊も該当するの
ではないかと思われました。

タイトルや目次を見て、真面目な研究書ではない様に
感じましたが、以前は定価(1200円)よりもずっと安い値段で
購入出来たので、とりあえず購入してみた一冊でした。

内容は杜子春を20世紀の東京の疲れた中年サラリーマンに
置き換えた様な読み物であり、東京に住む、仕事も家庭生活も
上手くいっていない一人のサラリーマンが都内のビル街で不思議な
老翁に出会い、それからサラリーマンが仙人研究・修行に打ち込む
という展開の小説になっています。

研究中にサラリーマンによる雨を降らせるための祈雨術を学んで
「促成栽培・人工スキー場の経営」だとか、姿を消す隠形術を
利用しての「ただ食い」だとか、他人の魂を摂魂して「いやな
クライアントをびびらせる」だとかの妙な話しが続き、(個人的に
こうした表現や発想には関心がないので、殆ど読んでいません。)
最後に彼は『誰の言う事にも耳を傾け、正直に生きていくつもり
です。』と語って、研究を後にするという構成になっています。


書題から専門的な道教研究の印象を受ける方がおられるためか
現在高値がつけられていますが、色々な文献から集められた知識が
若干織り交ぜられているものの、娯楽書と呼ぶのが妥当ではないかと
思います。

コメント (4)

アレクサンドリアの魔女

2007年08月29日 | Weblog
(画像はクリックされましたら拡大します。)

++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
紀元前1世紀頃の昔、未だローマ帝国に征服される前の
エジプトでのお話しです。
その頃ナイル川の下流にアレクサンドリアという都があって、
商業や貿易の中心地として栄えていました。
またここは学問や文化の中心地でもあり、学問を志す人が
世界から集まってきたのです。
またこの時代は女性も男性と同じように学び、この地に集まる
女性の殆どは神殿巫女でした。

ステラという女性もその一人で、、彼女は女神アスタルテの
神殿に仕える巫女であり、3年ほど勉強のためにこの都に滞在する
予定でした。
彼女は毎日朝早くから夕方まで図書館で、そして夜は一人で
勉強するという生活を送っていました。
またステラはやがて水晶球を使って遠くで起こった出来事を見る
事も出来るようになりました。

ある日彼女は水晶球で、故郷の町で戦争が起こり、自分の仕える
神殿が焼き払われ、家族や友人が殺されたり、捕らわれたりするのを
見てしまいました。
そして自分を狙う敵の兵士が7人、アレクサンドリアに向かって
いる事も知りました。

ステラは悲しみ、怒り、マバホの谷という所で、兵士達を待ち伏せました。
そしてラクダに乗った兵士達が谷にさしかかった時、ステラは
霧の中に画像を映し出す法を使いました。
この時彼女が映し出したのは、女神アスタルテの姿でした。

兵士達は驚き、また神殿を焼いた罰だと思って先を争って逃げ出し
ました。
そこで彼女は火を起こす術を使うと、谷底一面に火がつき、みるみる
うちに兵士達の周りを取り囲み、7人とも飲み込んでしまいました。

こうしてステラは逃げ、テーベという都で新しい神殿を建て、そこに
仕えました。
++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
ちなみに、この話しの掲載されていた児童書についていた絵が
写真の「女神アスタルテの絵」です。
「部屋の北側以外に飾って下さい」という指示がありますが、
わたくしは飾った事がありません。
またわたくしはこの女神の外観について詳しく知りませんが、
この絵は日本の子供用にかなりデフォルメされているのでは
ないかと思います。

以前偶然どこかのサイトで、この絵をどこかの占い師が
鑑定部屋に使用しているとかの報告を見て、正直驚いた事が
ありました。



*******

「ラピュタボール」

http://jp.youtube.com/watch?v=RI6txIStmoQ
コメント (2)

そよ風のように……

2007年08月28日 | Weblog
(画像はクリックされましたら拡大します。)


わたくしの手元にある美しい動作が身につく一つの方法として、
水を七分目まで入れたティーカップを、胸の前で組んだ両手の
上に載せ、水をこぼさない様にして七歩あるくという事を繰り返す
練習があります。
水に気を取られ過ぎて前かがみの姿勢にならないように歩くという
のは少々難しいですが、そうした動き方を身に着ける事によって
自然にエレガンスな動きが出来る様になるとの事です。

更にこちらで「どうしたら美しく動けるの?」という記事を興味深く
読ませて頂きました。

また日本人は江戸時代まで、右手右足、左手左足を交互に出して
歩く「ナンバ歩き」が普通だったそうです。

コメント

インドの風 インドの波

2007年08月27日 | Weblog
(画像はクリックされましたら拡大します。)

「IT大国インド」の認識から、インド人の数学に対する強さが
世界の中で一層強調され始めた感がありますが、例えば
この州の大手の保険会社などにおいて、会社の重役や営業マン
などがアメリカ人ばかりである一方、コンピューターに関わる
部署は殆どがインド移民であるような、そうした例さえあります。


++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
「インド式計算ドリル―九九を卒業した人みんなに贈る魔法の
計算トレーニング」


「インドの九九は、19×19」。皆さんは、こんな話を聞いた事が
ありませんか?
この九九に代表されるように、インドの人は誰もが計算能力に
優れています。
例えば、本書に協力してくださったニヤンタ氏の例題・・・

【例題】 259×259

259
×259
-----------
62581・・・「25×25」と「9×9」の計算
450・・・「25×9×2」の計算
-----------
67081・・・「62581+4500」の計算

・1段目(1ケタと2ケタに分けて上下にかける)
「25×25」を本書のメソッド(かけ算の計算の工夫9)を使って解くと、
「2×3」の答えの後ろに「5×5」の答えを書いて「625」になる。
その後ろに「9×9」の答えを書く。
よって、「62581」になる。

・2段目(1ケタと2ケタに分けてななめにかける)
「25×9」が2回出てくるので、「25×9×2」となり、「50×9」
となる。
よって、「450」になる。

・3段目(2つの数をたす)
「62581+4500」は、「67081」となる。
++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
つまりインド式計算の基本的なやり方は、足し算であっても
かけ算であっても、一度キリの良い数に直して計算するという事
らしいです。
++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
http://xn--o-ieu5e3g138t.sblo.jp/

具体的に言えば「29+48」の答えを出すには、「29」を
「30」にして、「30+48」で「78」を出す。
あとで「1」を引いて、「77」の答えを出すといった感じです。

同様に「36×11」といった掛け算の場合には、まず「11」を
「10」にして、「36×10」で「360」を出す。
別に「36×1」を計算し、「360+36」を出して、「396」の
答えを出すのです。

なるほど、こらなら簡単に暗算出来ますよね。
しかし2ケタの計算はまだ序の口なのです。
3ケタ、4ケタ、5ケタ以上の超難問ほど「インド式計算ドリル」は
本領を発揮します。
+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
確かにこうした例題を解説つきで眺めれば、このやり方がわかった
ような気になりますが、では「3476×3674」は……



( ゜Д゜)




自分も買ってみようかと思っています……。


*******

「20代後半と30代に捧げる画像詰め合わせの番外編」

http://jp.youtube.com/watch?v=xiiNlYTdMp4&NR=1

3分の1ぐらいわからない商品がありましたが、二十年ほど前は
現在ほど情報や環境が均一化されておらず、地方差というものも
強くあったので、そのためかもしれません。
幾つかの商品、「マジックスプリング」などはわたくしも
持っていました。
コメント (6)

「落水荘」

2007年08月26日 | Weblog
フランク・ロイド・ライト

+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
1911年に帰国したライトを待っていたのは、不倫事件によって
地に落ちた名声とほとんど来ない設計依頼という危機的状況であった。
依然妻は離婚には応じていなかったが、ライトはチェニー夫人との
新居を構えるべく、母アンナに与えられたウィスコンシン州スプ
リング・グリーンの土地にタリアセンの設計を始めた。

その後、少しずつではあるが設計の依頼が増えてきたライトを
更なる事件が襲った。
タリアセンの使用人が突如発狂し建物に放火した上、チェニー
夫人と2人の子供、及び弟子達を惨殺したのである。
現場に出ていたライトは難を逃れたが大きな痛手を受け、更には
再びスキャンダルの渦中の人となった。

そのような中で依頼が来たのが日本の帝国ホテルの仕事であった。
+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++


こちらではあまり詳しく書かれていませんが、彼は基本的に自由
主義者であり、また建築に天才的なひらめきを持っている反面、
非常に金銭感覚に乏しい人だったそうです。

またその殺人事件ですが、実際は彼がシカゴに行っている間、
黒人の執事が皆への食事の提供中にチェニー夫人と子供二人を斧で
殺害し、その直後に別の部屋で食事をしている数人の弟子や大工の
部屋の窓などを外から錠をして開けられなくなったのを確認して後、
床にガソリンを流して火を放ち、火傷を負って無理に脱出しようと
した弟子達を斧で殺害したそうですが、二人は何とか逃げる
事が出来たそうです。

この執事の妻はただ怯えて逃げてしまい、邸宅の半分近くが
焼失してしまったそうです。
人々は犯人の執事を捕まえようと探し、地下室のボイラーの中に
執事を見つけたそうですが、彼は予め購入しておいた酸を
飲んで、数週間後に息絶えたそうです。

この事件はずっと昔の事ですが、この州の殺人事件における、
一度に起こした殺人数の最高人数記録(7人)となっているそうです。
またこれはわたくしの憶測に過ぎませんが、キリスト教会の権威が
現在とは比較にならないほど強かった当時、「この事件は天罰である」
とかいった類の噂話が後を絶たなかったのでは、と思います。

更にこの執事の心理的動機についても解明されていませんが、
この執事はフランクに対しては特別に好意を抱いていたようで、
彼の留守中を狙ったのも、黒人に対する差別が根強くあった当時、
彼以外の一般の白人に対する鬱憤であったというような推測も
あります。



コメント

「緑色の存在」

2007年08月25日 | Weblog
(画像はクリックされましたら拡大します。
某妖精シリーズの「ライン川に住む妖精」です。)

某書からです。
++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
「妖精の一つのくせであるコソ泥は、軽いうちは、まあイタズラと
笑って済まされるだろうが、酷くなるとこれはもう大泥棒で
イタズラとは言えない。

そのうちでも特に酷いのが、人間の赤ちゃんを盗んで、
代わりに妖精の子を置いていく事だ。
この子は初めのうちは妖精の魔法で盗まれた赤ちゃんに
そっくりに見えるようになっている。

けれどもそのうちに本性が現れ、親の方もどうも自分の子
ではないと気がつく。
そして成長するにつれて、ますます醜く、気難しがりやで
食欲ばかり盛んな子供になる。」
++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
一部の妖精に「人間の子供を盗む・取り替える」という習慣が
あるという伝承がありますが、その意図に関して二つの説明が
あります。
一つはこちらです。

「妖精が人間の子を盗むのは、その子と妖精を結婚させ、
衰退しつつある妖精の種族に人間の血統を入れて
種族の活性を図ろうとしているからだと云う。」

そして某妖精シリーズの方ではこうした説明がされていました。

++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
「それはゴブリン族などの醜い姿の妖精が時々やってしまう
酷いイタズラです。

どういうイタズラかというと、誰かの赤ちゃんと何処からか
拾ってきた赤ちゃんとを、そっと取り替えてしまうのです。

後で気がついて大騒ぎになるのだけれど、もうその時は
後のまつり。
ずいぶん酷いイタズラをするものですね。

でも醜い姿の妖精だって、皆が仲間はずれにしないで一緒に
遊んであげれば、きっとこんなイタズラをしなくなると思います。
醜い妖精は皆にバカにされるし、嫌われるのでついヤケになったり、
注目を浴びようとしてこんなイタズラをしてしまうのですから。」
+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
その本の中には、付属のカードによる占いやゲームの使用法の
説明があり、その中に「とりかえっこゲーム」というものが
あります。

そのゲームはその悪い妖精の習慣を逆手に取ったものらしく、
付属のカードを使用して、「良い妖精組」と「悪い妖精組」に分けて
カードを展開し、何枚カードを取り替えられる事が出来たかで
その日の運勢を占うといった内容のものです。

わたくしは今まで試した事がありませんが斬新な発想だと
思いました。
(これから試してみましょうか……もそもそ……)

このシリーズの中で、彼らの「フェアリーランド」はスコット
ランドにあると説明されています。
そうしたせいで昔非常にそうした地域に憧れた事がありましたが、
北欧に特に人間と妖精の遭遇現象が多い事について、興味深い考
察を見つけました。
+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
「例えば、幽霊が夜中に現れるのに対して、妖精はたそがれに
目撃され易い傾向があるが、これはまさしく昼(現実)と夜(夢)の
交錯する中間の時間帯である。

北ヨーロッパなど、白夜の現象が見られる国々になぜ妖精伝説が
多いかという事も、彼らが昼とも夜ともつかない中間世界の住人で
あるからだと考えれば、ある程度説明がつく。

また妖精が赤と紫の中間波長である「緑色」を好むという事。
これも赤を肉体を表す血の色とし、紫を霊的な世界を象徴する
最も神秘的な色だとすれば、彼らが肉体と霊の中間的存在で
ある事を意味しているのではないだろうか?」
++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++

コメント (2)

「もっともパワフルで特別な……に違いありません」

2007年08月24日 | Weblog
(画像はクリックされましたら拡大します。)

多数の本を執筆された日本で有名な某西洋占術・魔術研究家が、
自分の所に占いなどを依頼される相談の内、全体の8割が恋愛に
関するものであると、かつて語っていました。
個人的にはもっと事業や健康や人間関係などの相談の割合が
多いのではないかと予測していましたので、意外でありました。

そういえばある「世界一の魔女による人生相談コーナー」
おいても、恋愛に関する相談が寄せられており、こちらも
また同様の適当と感じられる
回答が与えられていました。
++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
<Tさん 18歳 女性>

「私は現在高校3年生です。
実は私、あるアメリカ人の男性と結婚したくて、どうしようも
ないのです。
彼の名前はジョンといい、26歳です。
2年前、英語の講師として私達の高校にやって来ました。

私はジョンに手紙を出して自分の気持ちを打ち明けたのですが、
『自分の事を伯父か兄のように思ってくれれば嬉しい』と
いうのが彼の返事でした。

でも私は彼が恋しくてなりません。
ジョンは7月に帰国してしまいましたが、彼なしには生きて
いけません。
心から結婚したいと思っているのです。
どうかあなたの愛の魔術で、私の願いを叶えて下さい。」

<世界一の魔女>

「あなたが恋をしたいと心から念じている事に、何と答えたらいい
ものでしょうか。
あなたは自分が持っている最もパワフルな魔術を行使してしまった
のです。

残念ながら、それは全て幻覚に基づくものです。
あなたの手紙を読み、相手の男性が、あなたはとても可愛いらしいが、
単なる友達に過ぎないと思っている事が私にはわかりました。
あなたが自分の空想に悩み煩い、惨めな感じに陥っているのを見るに
しのびません。
あなたの努力とパワーのありったけを集中して、あなたを恋しく思い、
相思相愛になりたいと思っている男性を引き付けなさい。」
(後略)


<Hさん 13歳 女性>

「今私には好きな先輩がいます。
2週間前、その先輩に自分の気持ちを告白しました。
その後いい結果になったんですが、噂ではどうも先輩には彼女が
いるみたいなのです。
どうか先輩と私の仲がうまくいくようお願いします。」

<世界一の魔女>

「もしあなたがその先輩に自分の恋しい気持ちを打ち明けたのに、
彼が別のガールフレンドに心惹かれているとしても、そんなに
悲しまないで下さい。
あなたの中学には、他にもステキな男の子で、あなたと喜んで
つきあう人が大勢います。
まず、今の時点であなたの希望にピッタリのボーイフレンドを
見つける事が大切です。」
(後略)

++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
もう答えにすらなっていない気がするのは、わたくしだけで
しょうか……
それらなら何も彼女でなくても、より良い相談相手は日本の
中に沢山いるように思います。

一方わたくしの知人や友人達が恋愛の深刻な相談をわたくしに
持ちかけてくる事はありません。
わたくし自身が、家庭の中で女性だけで育ってしまった時間が
非常に長かったせいだと思いますが、男性の心理や行動に対し
極端に疎い事を知っての事だと思います。

またこの魔女は他の場所での妖術の紹介で、男らしさを保つのに
鶏卵を鯨油(もしくはバター)で茹でてアリ塚に投入する方法
だとか、恋愛に関するものではリンゴの皮をむいて針で突き刺す
だとかの方法を紹介していましたが、明らかに日本人向けでは
ないと感じました。


『忘れな草の花を御存じ? あれは心を持たない。
しかし或日、恋になやむ一人の麗人を慰めた事を御存じ?
蛙飛び込む水の音を御存じ?』(坂口安吾)

*******

「君をのせて 4分で分かるラピュタ」

http://jp.youtube.com/watch?v=ggpmkMUp5H0

コメント (2)

「新しい価値観に火がつく」

2007年08月23日 | Weblog
(画像はクリックされましたら拡大します。)

記憶では90年代初頭頃まで、「世紀末」に関わる色々な憶測や
情報による強い影響もあってか、少なくとも一部の人々は独特の
切迫感を抱いて、精神的な探究に向かったり、世界問題を考察
したり、今こそ何かをしなければという思いを抱いていたように
思います。
またそうでなくても、一般的に人々はもっと知的な情報に関心を
寄せていたように感じます。

今ではネット上で提供されるニュースなどを見ても、世界情勢や
時事問題よりも、昔であれば三面紙にも載らないような程度の
娯楽性や大衆性の強いだけの内容のニュースの方が大きく取り
上げられていたりする様な場合も少なくなく、遺憾に感じる事が
あります。

昔少なくとも一部には漂っていた、人々を押し上げていたあの
「切迫感」やエネルギーが今では懐かしく感じます。

80年代に某UFO研究家が書いた社会に対する提言が手元にあります。
そこに書かれている核に関する情報などは、現在に当てはめると
完全に「時代遅れ」ではありますが、それでも彼の言葉の核心は
現在にもなお当てはまるように感じます。
+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
(85年)

「最近特に感じるのだが、殆どの人が『このままでは今世紀は無事に
済まないのではないか?
何か大きな破局が訪れるのではないか?』
と不安を感じているのではないだろうか。

だが、一体どのような大破局が来るのかについては漠然としていて
はっきりしていない。
考えてみれば、現代の我々を取り巻いている破局の原因は数え
切れないほどある。
しかもしれらは、どれ一つとってみても全て我々人間が作り上げた
ものばかりなのだ。

大気汚染による温室効果。
水や土を化学物質や重金属、放射性物質により汚染し、それらが
食物や飲料水から体内に入ってきて起こる癌や難病の激増。
森林の乱伐と土地の砂漠化。
人口爆発と食糧難などなど、数え上げたらキリがない。

だが何といっても恐ろしいのは、核兵器の問題だろう。
現在地球上には6万個に上る核兵器が蓄えられている。
その威力は広島型原爆の千万個分に相当し、全人類を3回皆殺しに
してもまだ余るほどなのだ。

(中略)

もっと恐ろしいのは、経済と絡み合った核兵器過剰生産の問題だ。
米政府の統計によると、10億ドルの兵器輸出につき、5万人の
失業者を減らす効果が生じるという。
いうまでもなく最新の、売れる新兵器は核兵器だ。
つまり、先進諸国は各国とも、失業者を減らすためにはせっせと
核兵器を製造し輸出しなければならないのだ。

そして第三世界の国々は、核の力を背景に勢力を伸ばそうと、
これまた核兵器を争って買いたがっている。
これが今の経済体制下における状況なのだ。

となると、今後も核兵器はどんどん製造され貯蔵される一方になる。
そしてついに全人類…いや全生物を4回全滅しても余るほどに
なるだろう。
いや5回かもしれない。6回…8回…10回?

そうなってくると量の問題だ。
もし運良く何処かの国で、間違って発射ボタンが押されるという
事故がなくとも…また第三次世界大戦などという悲劇が起こらないと
しても…蓄積される一方の核兵器が、ある臨界点に達した時には、
自然誘爆を起こすかもしれない。
しかも、それが何時、どのくらいで起こるかもわかっていないのだ。
『失業者を減らすために、人類を全滅させる道具を作り続ける…』
というのは信じられないほど愚かな事だ。

その愚かな事を我々は今、日一日と実行している。
こうした馬鹿げた事を止めるにはどうしたらいいか?

政府の力や科学者とか、権威のある人に頼っていても無理な事は
自明の理だ。
我々一人一人が『これまでの価値観を根底からくつがえす』事を
実行する以外にはないだろう。

(中略)

現在の環境やこれまでの経過などを一度すっかり捨ててみて、
果たして『何が幸せか?』を心の底から考え直してみる時期に
きているのではないかと思う。

そして自分なりの解答を得たら、取り合えず自分だけで実行に移す。
そういう人が次第に増えてくれば、ある時新しい価値観に火がついて、
あっという間に社会全体に広がるかもしれない。」

++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++

コメント (2)

歴史を変えたその日に戻って

2007年08月22日 | Weblog
(画像はクリックされましたら拡大します。)

Youtubeで9月11日の同時多発テロ関連の映像を見ると、
意外と「衝突したのは民間の航空機ではなかった」という
検証番組の掲載が多いです。

http://jp.youtube.com/watch?v=UBLbFZdCu6E
http://jp.youtube.com/watch?v=2I9sugpHhLs&mode=related&search=
http://jp.youtube.com/watch?v=-m
BEXOhS3lU&mode=related&search=

http://jp.youtube.com/watch?v=66FTTJVGWe8

幾つか見て個人的に頂けないと感じたのは、日本のテレビ局が
製作した検証番組における構成のまずさでした。

そうした番組はアメリカで制作された検証番組やレポートを
取り上げ、そこからスタジオで、「あのテロはアメリカ政府の
自作自演だった」という説から否定的な見解を交えて話しを展開
していくという構成になっていますが、毎回航空や国際政治の
専門家ではなく、どこかのタレントや「コメンテーター」などが
スタジオに集まっているだけで、高度な専門知識を要する所で
ただ感情論をぶちまける展開になってしまっており、結局視聴率を
狙っただけで、番組製作意図さえ曖昧になってしまっているように
感じました。

これは非常に有名なものですが、
「貿易センタービル」の住所はニューヨーク/クイーンズ/
33番(Q33NY)でした。

PCのメモ帳を開いて、半角大文字で Q33NY と入れ、
書式(O)のフォント(F)で「wingdings」を選択し、サイズ
(S)で72を選択します。
すると画像の絵になります。

偶然でしょうか?
コメント (4)