この「はるかなるレムリアより」に関しては、神秘学的な見方から見ても興味深い所がありますので、
今回抄掲させて頂きます。
漫画は、異次元に通じる深い穴を持つ洞窟のある町の中で、ノン(紀彦)という
男の子が、霊的なものに呼ばれてその穴から「竜宮城(地球内部の楽園)」に行って
消息を絶ってしまいます。
仲良しで一緒にいたルイ(涙)も一緒に行きたがりますが行けず、両親や周囲の
人に、「ノンは竜宮城に行った」と言っても信じてもらえず、嘘つき扱いされます。
それから8年がたち、ルイは高校に通うようになりますが、毎日その洞窟に
通い続け、家族や周囲からは変人扱いされ、クラスではからかわれ続けます。
それでもルイは変わりません。
ルイの父は有名な考古学者で、古代の神秘を解き明かそうとしていますが、
ルイの竜宮城の話は信じていません。
家は裕福ですが、母親と妹は、ただ体裁やファッションなどにしか関心がないようです。
洞窟に行ったある日、青年になったノンのような人を見かけます。
そしてその帰りに、学校の不良グループに絡まれます。
ルイを助けた二人は、「スナック(と言っても純喫茶のようです)サン」という御店を出して
いました。
その「スナック・サン」では、「ナーガラージャ」という名前の、青年になったノンと
思わしき人も働き始め、ルイをからかうクラスの女の子達も通い始めます。
ちなみに、喫茶店のボーイに熱を上げるなどの描写は、昔の漫画にたまに見られますが、
70年代にレストランなどで仕事していた人に聞いた所、ボーイのファン倶楽部のような
ものがあって、「今日、そのボーイは仕事しているか」という電話が店に入ったりなど、
実際にあったそうです。
実は、その青年はノンでした。
この3人は、古代のレムリアの帝国の守護神で、永遠の素晴らしい女神、
「アムリタデヴィ」の魂を持つ生まれ変わりを探しに来るためにここにいて、
お店をやっていました。
この3人は、一度生まれ変わった後、肉体を捨てて、別の種類の体となって生きています。
しかし、この3人は、直接「アムリタデヴィ」を感知する事は出来ません。
「アムリタデヴィ」の対極である、捧げられる人肉を食らう、暗黒の地底の女神ガアリイ
(インドのカーリー女神が元と思われます)だけが「アムリタデヴィ」の魂を
感知出来るので、3人はガアリイの動きを見て見つけようとします。
守護神の中の「スカラベ」は、ルイに対して「ただ者ではない」という印象を抱きます。
実は不良グループは、ガアリイの手下であり、ガアリイはルイ(アムリタデヴィ)を
手に入れようとしていました。
ルイは自分がアムリタデヴィである事を自覚しておらず、また自覚して力を発揮するには、
覚醒のプロセスを経なければなりません。
ガアリイは時に自らルイの所に行き、ルイを手に入れようとします。
「アムリタデヴィ」に心(恐らく霊魂)を通わせるただ一人の者(男女に関わらず)が、
次の人類と竜宮城の帝王である「ラ・ムー」になれるからです。
しかし、ノン(龍)や守護神達がルイを助けに行き、ガアリイを防ぎます。
ノンは人間であった頃の心を失っておらず、何があってもルイを守りたいと思いますが、
他の2人は、「もう人間の時の思いは捨てて、第一にアムリタデヴィを探そう」と言います。
そんな折、父親と兄が、カンボジアの遺跡発掘で、長期間家を空ける事になります。
ルイは不吉な予感を感じて止めようとしますが、やはり変人扱いされて聞き入れられず、
カンボジアに出発してしまいます。
また出発したばかりの頃、ルイの元にノンが来て、「一緒に竜宮城に行こう」と
言います。
ガアリイの動きによって、ルイが「アムリタデヴィ」あると確信した守護神達は、
ルイを覚醒させようとします。
ノンは、覚醒のプロセスが文字通り地獄であること、覚醒したらルイが別人になる事を
苦しみ反対しますが、苦しみながらも受け入れ、ルイを洞窟の中の深い穴に落とします。
次元の変化の中、地底についた所で、カンボジアにいる父と兄の姿が見え、
また怪しげな石造が沢山出現して、ルイに剣を投げ刺します。
漫画では具体的に書いていませんが、恐らくこの時、ルイの肉体は死に、
他の守護神達のように、違う体になったのだと思います。
苦しみの中で、父と兄の上に死の霧が覆うの見、その時に突如覚醒します。
覚醒したばかりで、記憶や力は完全に戻っていませんが、死の霧から父と兄を
助け、そして「死の霧」がやがて世界中を覆うであろうことも思い出します。
そして、自分だけでは何も出来ず、「ラ・ムー」と力を合わせる事で世界を救い、
世を治める事が出来る事も思い出します。
地底の世界に落ちて命拾いした父親と兄は、レムリア大陸の古代からの伝承の
証拠となるものを次々と見つけます。
ルイが覚醒して普通の世界に戻りに来た時、いつもからかいに来る女の子達は
ルイが別人のようになった事を感じます。
ルイが自宅に戻ると、家はガアリイに手下によって荒らされ、母と妹が殺されて
連れ出されていた事を知ります。
そして古代において、自分がレムリアからガアリイに拉致され、ガアリイを拒絶した所で
殺された事も思い出します。
そうして当時の「ラ・ムー」もレムリアも滅び去り、次はその3人の守護神の中から
一人を選んで、第二の「ラ・ムー」としなければ、ガアリイに勝つ事も出来ず、
世界も救えない事を知ります。
レムリア大陸が滅び去った時、ラ・ムーは地球内部の世界に逃れ、竜宮城を
建設していました。
父と兄は、地底の光を見つけ、地球内部の世界へ急いでいきます。
スキを見て、再び「アムリタデヴィ」を拉致したガアリイは、自分を受け入れるように
脅します。
ガアリイの魔力を防げるのは「龍王ナーガラージャ(ノン)」だけであり、
「アムリタデヴィ」がルイであった事を思い出し、自分を呼んでくれるように祈ります。
同時に地球では、「死の霧」が日本や世界の色々な場所に降り始めます。
これは「排気ガスが化学変化を起こして猛毒化した」という設定になっていますが、
現在はケムトレイルの問題もあり、これに近いようなことが絶対に起こらないとは
言い切れないように思います。
そこでパニックになった人々が、とにかく自分だけは逃げよう、助かろうとして、
修羅場となります。
一方で、そのような修羅場の中でも、他の人への愛を忘れない人もいます。
もし何らかの有事があれば、恐らく同じように、大多数の人が暴徒・獣化して、
自分だけ助かろうとし、こうやって愛を忘れない人は少ないのではないかと
思います。
普通の肉体を持たない3人の守護神は「死の霧」の中にあっても大丈夫ですが、
ここにも死の霧が回ってきて、2人の守護神は、愛を持っていた人を助けます。
「ナーガラージャ」の祈りが届き、「アムリタデヴィ」はルイであったことを思い出し、
二人の心(霊魂)が通い、「ナーガラージャ」は即座に「アムリタデヴィ」を
助けにいくことが出来ます。
ガアリイの命は石の中に封じ込められます。
二人は地球内部の帝国に帰ります。
丁度、地底からここに辿り着いた父と兄もいました。
「ラ・ムー」の声を聞き入れた者は助けられ、無視した者は死んだと言われます。
ルイをからかっていた女の子達については書かれていませんが、
こちらも「死の霧」で死んだものと思われます。
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「9.24 中国の尖閣諸島侵略糾弾!緊急国民行動」
http://www.youtube.com/watch?v=1HZgB16CWdA
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領土が奪われようとしてるのに
北朝鮮の報道が先なんて終わってるだろ…
大々的に尖閣諸島問題をトップにもてくるべきでしょ?
メディアは何やってるの?