夜の翼

オーディオ、音楽、車、ケータイなど好きなことを気ままに綴るブログです。

久しぶりに自転車交換!(乗ってみて編)

2010-08-22 14:12:53 | 自転車
オプションパーツを注文したマークローザホリゾンタル(以下「マークH」)は、
1週間後に納車となりました。
自転車屋さんから自転車の取り扱いについて説明を受けた中で
チェーンへの注油については、あまり気にしなくてよいとのこと。
油の付けすぎがむしろよくないとのことだったので、一安心。
ベルトドライブにこだわったのは、スーツで乗るから。
注油があまり必要ないということなので、それほど神経質になる必要もないようですね。

家まで乗って帰りましたが、タイヤが27インチ仕様なので、
サドルを一番下げて両足のつま先が付くちょうどよい高さですが、
今までのアルベルト(通称「アル」)のサドルの位置が低かったので、
信号待ちとかで足を付かなきゃならないときは、ちょっと不安定です。
あと、このぐらいの前傾姿勢で乗る自転車は初めてなので、
乗っていると結構腕が疲れますね。
姿勢をよくして乗るとそうでもないので、なるべく姿勢をよくして乗るようにしています。

いつもの通勤にマークHを使うようになって気づいたことは、
思ったほどスピードが出ないということ。
ギアが3段から6段になったのでスピードが出るようになるものと思っていたのですが、
アルの内装3段のギアの3速とマークHの6速とあまりギア比が変わりなく、
アルの2速をマークHでは2速から5速まででカバーしている感じです。
2速から5速までは、かなりのクロス気味という印象です。
なので、太ももにかかる負担は、格段に減りました。

ギアの操作は、どちらもグリップシフトなんですが、
アルは手首側に回すとシフトアップ、指先側に回すとシフトダウンだったのですが、
マークHはその逆なので、ちょっと戸惑っています。
アルに10年近く乗っていたので、すっかりそれに慣れてしまってるんですよね。
今乗っている車もATのマニュアルシフトするときは、引いてシフトアップ、押してシフトダウンするタイプ
(いわゆるレーシングパターンというやつ)なので、そっちの方がいいなとは思うんですが、
まあ、要するに慣れの問題でしょう。
まだうっかり反対に回してしまうこともしばしば…

さらに、ギアの構造が内装から外装に変わったので、シフト時のペダル操作に違いがあります。
内装ギアの場合、シフト時にはペダルを踏まないようにするのですが、
外装ギアの場合、これも逆でペダルを踏みながらシフトしないといけません。
(自転車のマニュアルにもちゃんと書いてありました。)
確かに高校生のときに乗っていた丸石の5段変速の自転車もそうでした。
ただ、アルに乗っている期間が長すぎたせいか、
シフトするときにペダル操作をしないことがすっかり癖になっているので、
これも慣れないといけません。チェーンが外れる原因になりますからね。

夜間の走行もしました。
LEDのライトは、明るいです。豆電球とは比較になりません。
オートライトも便利ですね。
明るいときの走行では、ハブダイナモの抵抗を若干感じるときがありますが、
全体としての走行抵抗は格段に少なくなって、軽快です。
これには、接地面積が少ないセンタースリックタイヤも影響していると思いますが、
路面がぬれていると普通タイヤに比べて多少滑りやすいようです。
スリックとはいっても、完全な溝なしではなく、少し溝らしいものは付いていますが、
冬に一部凍結した路面を走ることもあるので、要注意!です。

オプションでつけたサークル錠ですが、
開錠しているとき(つまり走行時)は、キーが付いたままのタイプでした。
アルは、開錠時と施錠時のみキーを使うタイプで、
キーが自転車に付きっぱなしということはなかったのです。
まあ、仕方ないので100円ショップでキーホルダーとカラビナを買って使ってます。
自転車に標準で付いていたワイヤー錠は、今のところは前輪につけて二重ロックにしてあります。
前かごもオプションでつけたのですが、アルのステンレス製の前かごより若干重いせいか
前輪部分が重く感じ、ハンドルの操作性が少し悪いような気がしますが、
まあ許容範囲というところでしょう。

全体としてみると、事前に調べたとおり走行性能という面ではママチャリの域を出るものではありません。
あくまでも「クロスバイク風のちょっとおしゃれなママチャリ」と評するのがぴったりです。
基本的には、デザインで選ぶ自転車だと思いますが、
スピードがあまりでないこともあり、意外とリラックスして乗れるというのが乗ってみての発見でした。
そもそもブリヂストンの「リラクシー・バイク・プロジェクト」のひとつですもんね。
通勤で街中を走りますから、スピードがあまり出なくて、リラックスして乗れるというのはいいことです。
車重がもう少し軽ければと思うことがありますが、そこまで求めるのはちょっと欲張りすぎでしょうか。

先代のアルに引き続き、長い付き合いになりそうなマークHです。

久しぶりに自転車交換!(選択編)

2010-08-17 17:08:32 | 自転車
最近自転車がブームのようです。
職場の自転車置き場にも、高そうなクロスバイクをよく見かけるようになりました。
が、自分の場合は完全に通勤用です。
10年ほど乗ったブリヂストンのアルベルト(ニックネームは「アル」)の変速機が壊れ、
1速固定になってしまったことを機に、久々の自転車の買い替えとなりました。

自転車に乗ることは好きですが、通勤用としてしか使わないので、完全に実用品です。
泥よけの付いていないクロスバイクを通勤用に使っている人も多いようですが、
まあ乗り始めに雨が降っている日は乗らないとしても、
通勤用ですから乗り始めてから雨が降ってきたりする日にも、雨上がりで路面がぬれている日にも
使わないわけにはいかない場合もあるので、フルカバーの泥よけは必須です。
フルカバーの泥よけがついたクロスバイクもあるようですが、
通勤距離が2km強と、いまのところかなり近距離なので、いわゆるシティサイクルで十分です。

ただ結構通勤経路はアップダウンが多いので、変速機なしのシングルスピードではちょっとつらい。
愛車「アル」も内装3段のシフトが付いていますが、これ以上の変速機は欲しいところです。
また、帰宅が夜になることも多く(というか冬は毎日)、ライトの使用頻度も多いのですが、
「アル」についているダイナモは、ライトをつけるとペダルが重くなるクラシカルなタイプ。
帰りは上り坂が多いので、残業で疲れている上に向かい風が強い日とかは、これまたつらい。
ということになると、ハブダイナモも欲しいですね。
バッテリータイプでもいいのですが、バッテリー切れを気にして乗るのも少々面倒ですし、
バッテリータイプのライトは、壊されたり盗まれたりする確率が高いので(そんな自転車をたくさん見てます)、
やはりダイナモ式がいいですね。
装備としては、前かごとサークル錠は必須です。オプションでもつけます。

さて、こんなこところが自分としての通勤用自転車の条件となるのですが、
この条件を満たすものとなると案外少ないなというのが感想です。
はじめは、「アル」と同様ベルトドライブの自転車を探していました。
ベルトドライブの「アル」は注油いらずで手間のかからないところが気に入っているので、
ベルトドライブ車となると、ブリヂストンのマリポーサ・オムとプレスティーノぐらいしかないのです。

しかし、それぞれちょっと足りないというか問題がありまして。
マリポーサのほうはだいたいの条件は満たしていたのですが、ライトがついていないので
つけるとなるとバッテリーライトになってしまう…


プレスティーノでもよかったのですが、重量が20kg近い…
いくらなんでも「アル」よりも5kg近く重いなんて。せめて「アル」程度でないと。

さらに、この2車種価格がかなりお高い。
ある程度は見込んでいたものの、ちょっと考えてしまう。

それに、ベルトドライブ車に問題がないわけではなく、
ベルトが前のプラネタリーギアから脱落してしまうということが2回ほどあり、
自転車に修理出すとこのプラネタリーギアの構造が複雑なので、
修理代がえらく取られるという欠点がありました。
プラネタリーギアを横から押えるシート状のプラスチック製の部品が薄く、
自分のように力を入れてこぐと、この部品が変形してギアの押さえが悪くなり、ベルト脱落になるとのこと。
(最近は部品が変わったせいか、ベルトの脱落もありませんでしたが。)
ということで、ベルト脱落の件もあるので、ベルトドライブにこだわらずに選ぶことにしました。
そして見つけたのは、マークローザのホリゾンタル。

必要な条件は満たしているし、装備品はオプションで取り付けが可能。
フロンのタイヤのスポークデザインがちょっと変わっていておもしろい。
あとは価格次第と思って、近所の自転車屋(ブリヂストンサイクルのアクティブショップ)にいってみました。

店頭には、プレスティーノとマークローザの実車あり。
マリポーサはオムがなくて、女性向けのカルバの方がありました。
元値が高いため、やはりプレスティーノとマリポーサは高いなー。
マークローザは、なんとか許容範囲な範囲。
ということで、マークローザホリゾンタルに決定!!
色は、白と黒があったのですが、マイブームカラーが現在白ということもあり、白をチョイス。
オプションで前かごとサークル錠を注文。
さて久しぶりの新車はいかに?

(つづく。次回は乗ってみた感想です。)