夜の翼

オーディオ、音楽、車、ケータイなど好きなことを気ままに綴るブログです。

カーオーディオと圧縮音源

2010-10-30 16:43:12 | オーディオ
HP10からBKEPに乗り換えてから早4年になります。
カーオーディオは、HP10の純正カセットヘッドユニットがなかなか故障しなかったため、
CDになったのがHP10の終わりの約3年前です。
1DINのシングルディスクだったため、音源はWMAにしていました。
mp3も使えたのですが、WMAやAACに比べると、どうも圧縮効率が悪いというか
同じビットレートだと音が悪いような気がして使っていませんでした。
その当時は、mp3ファイルを作るソフトを持っていなかったこともあります。

車がHP10からBKEPになり、当然カーオーディオも換わるわけですが、
BKEPは、ダッシュボードの中央部分全体を覆う専用のパネルが取り付けられているため、
実質的には純正オーディオ機器しか使えないようになっているのです。
最近の車に多いようですが、昔のように後付けのカーオーディオが自由に付けられないのです。
仕方がないので、純正オーディオからCDヘッドユニットと6連装CDチェンジャーを選びました(スピーカーは標準装備ですが、ヘッドユニットはオプションなのです。)。
そもそも圧縮音源があまり好きでなかったので、
CDチェンジャーがあれば圧縮しなくて済むかなと。
それと純正のCDチェンジャーのよいところは、ダッシュボードの中に納まってしまうので、
後付けのように助手席の下とかに設置する必要がありません。
それでしばらくは、CDをそのままCD-Rにコピーして使っていたのですが、
使っているうちに不満に思う点が出てきました。

1つは、音質そのもの。
圧縮音源よりはよいはずなのですが、純正のスピーカーがあまり良いものでなく、
ハッチバックの車なのですべてドアスピーカー。
しかもフロントのスピーカーがセパレートスピーカーなのですが、
ツイーターがドアミラーの付け根の裏側についているタイプの2ウェイなのです。
ウーハーとツイーター位置が離れすぎていてバランスが悪く、
特に録音の良くないCDだと、高域が強く出すぎてかなり耳障りになります。
以前からドアスピーカーはフルレンジか同軸2ウェイがいいと思っていたので、
フロントのドアスピーカーだけでも換えようかなと思っていたくらいです。
なんだか車が新しくなるたび、カーオーディオの音は悪くなっている感じで、
カセットテープだったものの、ボックス型のスピーカーを使っていたインテグラのときが
一番良かったように思うのは気のせいでしょうか。

2つ目は、CDチェンジャーについてですが、6連装でも3時間程度で1周してしまうので、
ロングドライブだと少々物足りない。
途中でCDを入れ替えたくなります。

そんな不満があったものの、まあ仕方がないかとあきらめていたある日、
ふとCDの挿入口を見たら、「mp3」と書いてあるのが見えました。
「ああそういえば、これはmp3が聞けるんだな」と思い出しました。
考えてみればmp3を車の中で聞いたことがなかったので、ちょっと試してみることに。
mp3化するのにソフトが必要だなといろいろと探していたら、手近なところにありました!
WindowsMediaPlayer!
以前のバージョンは、wmaかwavにしか出来なかったはずなのに、
いつの間にやらmp3もOKに!
曲名も自動で入力してくれるので便利なのですが、
残念ながら、CDヘッドユニットの方が日本語は半角カナしか表示してくれない、
(しかもオートスクロール機能もなしで、なんとスクロールは手動!)なので、
日本語の曲名の場合はひたすら手入力です。
iPodも持っているのでiTunesも使っていますが、それにくらべるとWMPって…
使い勝手が悪いというか、洗練されていないというか、使う気が失せるソフトですね。
まあ、車用のmp3専用ってことで割り切って使ってます。
リッピングのビットレートは、6連装のチェンジャーなので最高の320kpsにしました。
これで概ね5分の1ぐらいに圧縮されているので、チェンジャーが1周するのに
80分×5倍×6枚÷60分=40時間ぐらいになるので、
2泊3日ぐらいの旅行であれば問題なしですね。

肝心の音ですが、これが結構いいんです!
要するにバランスがいい。耳障りな音があまりでなくなりました。
シンバルの音がひびの入ったシンバルの音になってしまい聞くに堪えなかった曲も大丈夫!
1枚のCD-Rに収まる曲数も増えていいことずくめです。
原因は、圧縮することによって適当に音が間引かれるせいかなと思っていますが、
カーオーディオ自体の音のチューニングがmp3に合わせてあるせいかもしれません。
録音がよいCDについては、CD-Aの方が音自体は良いと思いますが、
mp3もビットレートを320kpsにしてあるので、それほど差は感じません。
車運転しながらの聴き流しなのでこれで必要十分という感じです。

不思議なものでいい音で聞きたいと思ったので、CD-Aを使っていたのに
圧縮した方がバランスがよくて、心地よく感じるなんて…
ホームオーディオでも同じようなことを感じることも多くて、
聴きたい音楽の録音が必ずしもよいとは限らず、単純にHi-Fi志向でよいかというと
そうとばかりも限らないですね。
メインのスピーカーのほかに、悪い録音の曲もうまく音を丸めて聴かせてくれるスピーカーをサブで持っているといいのでしょうか?
ちょっと贅沢ですが。


コンサートレビュー~Gontiti with Strings Quartette

2010-10-24 04:10:45 | ライブ
ゴンチチのコンサートに行ってきました。
会場は市内のクラッシク専用のホール。
出来てからしばらく経つんですが、何となく行きそびれていて
今回が初めてになります。
クラッシク専用とはいっても、生楽器であればPA使用もOKのようです。
で、ゴンチチもOKだったわけです。このホールの主催事業ですからね。

実はゴンチチの特にファンというわけではないのですが、
10数年前にコンサートに行こうと思ったものの仕事の都合でいけなかったままだったので、
今回ようやく行くことが出来ました。
しかも、今回はストリングス・カルテットと一緒です。
ゴンチチの場合、2人だけの場合も、バンド付きの場合もあるようですが、
今回はクラッシク用のホールということでストリングスバージョンです。


初めてホールに入ってみると、結構縦長のホールで、
ステージの幅自体はそれほどありませんでした。
ステージ中央上部には、パイプオルガンが鎮座しております。
ちょっと変わっていると思ったのは、ホールの内壁がタイル張りであること。
硬い素材だと響きすぎるというか、定常波が出やすくなるので、
クラッシク用のホールだと木が使われている場合が多いのですが、タイルでしたね。
ステージも客席との高さの差がほとんどなく、非常にフレンドリーな感じです。

コンサートは2部構成で行われ、前半はゴンチチの二人のみ、
後半はストリングスを交えての演奏でした。
ゴンチチのお二人は、いつものようにスーツ姿で登場。
ゴンザレス三上さんの方は、ナイロン弦のクラッシクギターをピック弾き。リードギターです。
チチ松村さんは、スティール弦のアコースティックギターのフィンガーピック。
だいたいはアルペジオですが、曲によってはカッティングでも弾いてました。サイドギターですね。
三上さんが上体をほとんど動かさずにギターを弾くのに対し、
松村さんは横にゆらゆらと上体を揺らしながら弾くのが対照的で面白かったです。
MCは松村さんの担当。2人とも大阪出身の割には、ほとんど大阪弁が出ませんね。
松村さんがしゃべっている途中で、突然三上さんがしゃべり出すので面白いです。
特に「ドブ汁喫茶店」の話は、楽しかったですよ。

ゴンチチの音楽については、いまさら自分のようなものが語るまででもないので、感じたこと少々。
ゴンチチの曲は、静かな曲からアップテンポのものまで様々ですし、
メジャーコードのものもマイナーコードのものもあるわけですが、
共通しているのは、とにかく湿度感というかウエットな感じがまるでないこと。
とにかくアジアの雰囲気は皆無ですね。
押し付けがましさはないけど、耳に残るという不思議な感覚です。
どちらかというと北方系ではなく南方系で、ゆったりとした感じ。
ふたりのMCのように心地のよい「ゆるさ」があります。

後半のストリングスとの演奏では、若干ギターの音がストリングスに埋もれがちだったのが
ちょっと残念でしたが、弦楽四重奏の演奏は素晴らしく、
全くきつい音が出ない、とにかくメロウで心地よいことこの上ない。
バイオリンとかは弾き方によっては、けっこうきつい音が出るものですが、
さすがゴンチチの曲にあわせているだけあって、カップリングは最高でした。
ストリングスの音もマイクで拾って、PAから出していましたが、
音はむやみに大きすぎず、控えめだったのでそれもグッドでした。

妻と一緒に行ったのですが、普段はほとんど音楽を聴かず、興味もない妻が
最後まで寝ないで聴いていました。
(この爆音の中でよく寝られるな、という状況のコンサートで熟睡した実績あり。)
ゴンチチの音楽には、とても満足していたようです。

アンコールでは、おそらくゴンチチの曲の中で一番知られているであろう「放課後の音楽室」を演奏してくれました。
お客の年齢層は比較的高めでしたが、
コンサートが終わって帰る人たちの顔がみんななんとなく幸せそう。
冷たい雨の降る肌寒い日でしたが、心はじんわりと暖かくなった、そんなコンサートでした。


やっぱりか?~AmazonBasicHDMIケーブルのその後

2010-10-15 20:40:54 | オーディオ
実家用に買ったソニーのブルーレイレコーダーBDZ-RX35とブラビアKDL-32F1をつなぐHDMIケーブルとして
AmazonベーシックのHDMIケーブル(二重シールドの方)を買ったのですが、
最初にセットアップしたときは、テレビとレコーダーのリンク機能が働いていたものの、
その後はリンク機能が機能しない状態になってしまいました。
設定を確認したものの特に問題はなく、テレビ側からレコーダーを認識しない状態になっています。
画像と音声は全く問題なく、ちゃんと出ています。

ま、リンク機能と入っても電源のオンオフを連動する程度で大したことはないのですが、
①レコーダーの電源を入れると、テレビの入力がレコーダーの入力に切り替わる。
②レコーダーの電源を切ると、テレビの入力がテレビの入力に戻る。
③レコーダーの電源が入ったままテレビの電源を切ると、レコーダーの電源も切れる。
という3点です。
ある程度慣れている人ならともかく、超素人の母が使うものですから、
このリンク機能は、ないとちょっと困るのです。

原因はというと、やはりHDMIケーブルしか考えられないのです。
ケーブルを接続するとき、コネクタ部に少々無理な力をかけてしまったせいか、
はたまたケーブル個体の問題か。
原因をハッキリさせるべく、HDMIケーブルをもう1本買ってみることにしました。
今度も価格で選択。Amazonベーシックの次に安いPLANEX 4層シールド にしてみました。


これだとAmazonベーシックにはない1mの長さが選べます。
このケーブル、なぜかAmazonで買うと異常に安いので、Amazonで注文。
メーカーのホームページには、参考価格が4400円(税抜)とありますが、
Amazonだと、なんで900円(税込)なんでしょうか?

実際現物が届いてみると、パッケージらしきものはなく、
ただのビニール袋に入っているだけ。一応商品名の書いてあるシールは貼ってあります。
表面のメッシュの皮膜はPET素材なので、表面はかなり固めですが、
ケーブル自体はそれほど曲げづらいということもありません。
中の導線は、OFCらしいです(確かめようがありませんが)。
Amazonのケーブルとの違いを確認していたら、プラネックスはHDMI ver1.4準拠ですが、
Amazonの方は、1.3bでした。

プラネックスのケーブルを買ってからふと思い出したのですが、
自分で使っているHDMIケーブルのうち、スカパーのチューナーとテレビをつないでいるHDMIケーブルが
ソニー純正の同軸タイプなのです。
もともとレコーダーとテレビをつなぐのに使っていたのですが、
それをベルデンのHDMIケーブルに替えたので、余ったソニー純正を流用しているだけです。
スカパーを録画しないでリアルタイムで見るときだけに使っていることになるので、
ソニー純正を実家にもって行き、新しく買ったプラネックスをスカパーチューナー用に使うことにしました。
Amazonベーシックは、予備にします。

ソニーとプラネックスの両方を実家に持っていって実験してもよかったのですが、
面倒だったのでやめました。
ソニーのレコーダーをソニーのテレビにつなぐのに、ソニー純正のケーブルでうまく連携しなかったら、
それは不良品か詐欺ってことで。
ソニーからプラネックスに替えたスカパーの画像をチェックしましたが、
若干発色がよくなったような気がする程度で、大差なしですね。
普通に使うにはこれで十分かも。

さて、ソニーのHDMIケーブルを携えて実家に行き、Amazonベーシックと交換しました。
すると、つないですぐあっさりリンク確立!テレビ側からは「BDHDDレコーダー」とちゃんと認識しています。
上に書いた①から③までのリンク機能もバッチリ作動します。
ああ、やっぱりね。

AmazonのHDMIケーブルが原因のようです。
HDMIについては、いろいろと相性問題があるとは聞いていましたが、こんなことになるとは…
製品のレビューを見ると、どうも製品にかなりバラつきがあるようで、
ハズレを引かされた人からクレームのコメントが散見されます。
映像と音声は、全く問題ないのですが、制御系の信号が問題のようです。
そういえば、以前使っていたDケーブルも出力画像の情報がうまくテレビに伝わらず、
画面の大きさが自動で切り替わらないということがありましたが、
制御系の信号のやり取りは、問題が発生しやすいのですかね?

とりあえず、実家のレコーダーについては一件落着。
今回の教訓は、「素人がHDMIケーブル買うなら、黙って純正ケーブル買っとけ!」ということですな。


BKEP~いわゆるアクセラの話(その4)

2010-10-09 15:08:19 | 
○ユーティリティ
オプションで付けたディスチャージライトですが、とにかく明るい!
ライトの色も色温度の高い、しかも青っぽくならない白なので、これもまたよいです。
これはやはり付けるべきですね。付けて良かったです。


あと標準で付いていた機能で何気に便利なのはオートライト。
結構ライトのつけ忘れ、消し忘れが多いのですが、それを全く気にしなくすむようになりました。
トンネルの多い区間を走ると、ライトのオンオフが意外と煩わしいものですが、
その煩わしさから開放されました。
オートワイパーの方は、雨の感知制度がイマイチでマニュアルに切り替えて使うこともしばしば。
どのぐらいの雨でワイパーを動かすかというのは個人の好みもあるので、なかなか難しいところです。

あと忘れちゃいけないのが、スマートエントリーキー。
キーをいちいち出す必要がないので、とにかく便利。
妻はバックにキーを入れっぱなしで、キーの存在自体を意識しないで済んでいるようです。
特にバッグを持ち歩く女性には便利な機能でしょうね。
ただ電池切れには要注意。
電池残量が少なくなると、車のメーターの「KEY」という文字が緑から赤になって知らせるらしいのですが、
それを知らずに旅行先で電池が切れてしまい、ハードキーを使う羽目になってしまいました。
それでも3年以上は電池が持ちますし、コンビニでも手に入るボタン電池なので、
それほど支障にはならないと思います。


○エクステリア
実はこれが購入した大きな要因だったりするのです。
しかし、個人的には20Sと23Sというスポーティグレードのみに装備される通称「Sグリル」という
2枚羽のグリルが付いているモデルのみの話。


ノーマルグリルのモデルは、グリルが違うだけなのになんでこんなにカッコ悪いのか。


ちなみにマイナーチェンジ前のSグリルは3枚羽だったのですが、
マイナーチェンジ後の2枚羽の方が好きです。


筋肉質系のボディワークで引き締まっているのがグッド。
同世代の男性からは非常に好評でした。
最近アクセラはメジャーチェンジをしたわけですが、
中身自体は正常進化してるらしく、某テレビ番組でユーミンの旦那もほめてました。
ただ問題は、エクステリア。
これはちょっとマツダ攻めすぎだろ。


フロントグリルがなくなってちょっと爬虫類系の顔つきになってしまいました。


さらにバックスタイルがいけません。


超激戦のヨーロッパCセグメントで闘うにはこのぐらいの個性が必要なのかもしれませんが…
このデザインなら多分買ってない。
レガシイは、現行モデルになったらトヨタ車みたいなデザインになっちゃったし、
今現在なら1.4Lツインチャージャーのゴルフを買っていたかもしれません。

○燃費
これについては期待をしていたのですが、13年使ったHP10の最後の方と大差なし。
ATだということが大きな要因でしょうけど、街乗り中心で平均10km/Lというところでしょうか。
レギュラー仕様なのでその点はよいのですが、燃費自体については結構不満です。
遠乗りをしても15km/Lには届いたことがありません。
車重は1240kgとATの2L車としては非常に軽いにもかかわらずです。
1240kgというのはMTのHP10とほとんど変わりのない車重なので、
安全対策で当然重くなっていなくてはならない21世紀の車としてはほんとに軽く出来ています。
(その分ドアを閉める音とかは軽いというか、安っぽいのですが。)
かといってパワー感があるわけでもなく、やはりミッションの選択を誤ったか。
もっとダイレクト感のあるミッションでないと乗っていて気持ちよくないなー。
マツダとかスバルとかのCVTのマニュアルモードというのはどうなんでしょうね?
いまさらMTに戻すのもちょっと難しいし。
やはりDSGか(こればっかり)。

と、なんか愚痴が多くなってしまいましたが、全体としては気に入っているんですよ、BKEP。
よくないと感じた点の多くは、使い勝手とか快適さとの引き換えになっているところですから、
ある程度はやむを得ないとは分かっているんですが、
やっぱり車の運転が好きな人間としては、乗ってて楽しいことは譲れないところがあるんですよね。
スペックではなく、感覚に訴えかけてくる部分が欲しいです。
これはオーディオにも共通する部分かもしれません。

マツダ車は、車の運転が好きな方は候補に入れてもいいんじゃないかなと思います。
一般的なイメージよりもずっといいと思いますよ。
買った人の満足度は高いようです。
通常は、マツダという時点で選択肢から外れてしまうことが多いので、そこまで至らないのですが。
リセールバリュー、ネームバリュー、確かに悪い!
そういうことより乗って楽しいことが大事、という価値観をお持ちの方はぜひ!

そういえば、マツダは内燃機関の効率化に熱心で(単にハイブリッド車を開発する資金がないという話も)
SKYという名前を冠したガソリンエンジン、ディーゼルエンジン、トランスミッションを開発中で、
ガソリンエンジンは来年にも搭載車が発売されるらしいです。
これには、かなり期待しています。
噂によると過給器なしで、ゴルフの並みの燃費を稼げるとか。
自動車って進化していないようで、かなり進歩しているんですね。

次に乗る車は、いったいどんな車になっているんだろう?


BKEP~いわゆるアクセラの話(その3)

2010-10-02 17:50:40 | 
○ホイール
HP10ではインチアップ(とはいっても15インチ)BBSを履いていたわけですが、
BKEPの純正のホイールは16インチ。
いつものように純正ホイールは、冬タイヤ用にするとしても、
夏タイヤ用のホイールをインチアップするかどうかで悩みました。
OEタイヤのサイズが205/55R16なので、1インチアップで215/50R17となります。
アクセラの23Sというグレードではこのサイズを履いているので全く問題なし。
しかし、17インチともなるとホイールもそれなりの価格になってしまうので、
インチアップはせず16インチのままにすることにしました。
16インチって実に中途半端なサイズで、意外と選択肢が少ないんですよね。
ホイールカラーをシルバー系にしたかったので、鍛造にせず鋳造にしました。
で、選んだのがRAYSのUnitedArrowsWRです(すでに廃番の模様)。
色は、シャイニングシルバーにしました。

スポークデザインが好きなのでこれを選びましたが、
実際BKEPに装着してみると、マッチングもよくてデザイン的には満足。
バルブキャップがたまたまメタリックブルーだったので、ボディカラーとジャストマッチ。
しかし、実際に装着して車を走らせてみて感じたことを一言。

ホイールは、鍛造に限る。

いや、ホイールを買って車に積み込むときに持ってみて、
その予想以上の重さに衝撃を受けたのですが、
走らせて見るとやはりバネ下が重い感じ。
BKEPの軽快感をスポイルしているような気がしてなりません。
かといって、それほど走行しない車のホイールを買い換えるほどでもなく、
デザイン的には気に入っているので、現在も使用しております。
でも、もうホイールは鍛造しか買いません。
車を買った当時は、BKEP用の鍛造ホイールでシルバー系というのがなかったのですが、
調べてみると今はあるじゃないですかー(ため息)。
色にこだわらずに、チタンカラーにしておけばよかったか?
よく考えてみると、濃い目のブルーのボディーカラーにゴールド系のホイールなんて、
まるでWRインプレッサみたいで、結構マッチングがよかったかも(完全に後の祭り)。

○トランク
買う前に確認していたことではありますが、トランクの奥行きがそれほどないのです。
この程度でも特に問題なかろう、大きい荷物のときはシートを倒せばいいんだし、
と軽く考えていたものの、タイヤ交換の時期になって重大なことに気づきました。
トランクにタイヤが4本入らない。
HP10はトランクにタイヤが4本すっぽり収まっていたので、結構ショック(というか確認もれ)。
横がダメなら縦ではどうかと思いましたが、3本は入るものの4本は無理。
もちろんシートを倒せばOKですが、室内にタイヤはできれば持ち込みたくないですよね。
外したトノボードの置き場所にも困りますし。
トランク容量の基本は「自分の履いてるタイヤ4本」というのを改めて確認した次第です。

○インテリア
これは試乗していたのでほとんど気にはなっていません。
コスト削減のしわ寄せを最も感じる部分で、
少ないコストの中で何とかがんばってる感はあるのですが、
やはり安っぽい感じは拭いきれません。
プラスティックがすべて硬い素材なので、その辺が原因でしょうか。
メーターの照明を含め、室内照明がすべてオレンジ色というのもイマイチ。
メーターの間接照明はブルーできれいなんですがね。

シートはバケットまでは行かないタイプ。乗り降りはしやすいです。
初め座ったときは、クッションの柔らかさに違和感がありましたが、
長距離を運転してみると、この柔らかさがなかなかいいのですよ。
一ヵ所に荷重がかからず、絶妙に分散してくれるので疲れにくいのです。
HP10のバケットシートも硬めでよかったのですが、
この低反発クッションのような感じは疲れにくさという点ではさらにその上を行く感じです。
ただ柔らかいので、サスペンションの柔らかさと相まって車の挙動はつかみにくいです。
HP10はダイレクトに伝わりまくりだったので、雪道とかは路面の状態がよく分かったのですが、
BKEPの場合はちょっと分かりづらいのが難点といえば難点です。
あとHP10のシートについていたダイヤル式のバックシートの角度調整機能は当然のようにありません。
あれはシートの角度が微調整できて本当によかったのですが…
標準でレバー式とダイヤル式の調整機能が両方付いてるのなんて、もう期待してはいけないのでしょうか。

ステアリングは、本革ですが表面にディンプル加工がしてあるので、あまり「本革」という感じはしません。
このディンプル加工のおかげで滑りにくいので、なかなか良い感じです。
そして、今の車では当然でしょうが、ステアリングにオーディオコントロールが付いています。
これは大変便利な上に、ステアリングから手を放さなくてよいので運転中も安全です。
さらにステアリングシフトのボタンが付いてます。
ステアリングの表にシフトダウン、ステアリングの裏にシフトアップのボタンが付いているタイプですが、
ほとんど使っていません。
ステアリングを切った状態ではとても使いにくいんですよね。
なので、もっぱらシーケンシャルのレバー操作です。
パドルシフトなら違うのかもしれませんが。

(つづく。次回で終わります。)