夜の翼

オーディオ、音楽、車、ケータイなど好きなことを気ままに綴るブログです。

BMアクセラBOSEサウンドシステムの不具合

2021-12-26 04:44:44 | 
BMアクセラの純正オーディオがあまりにもしょぼくてつけてしまったBOSEサウンドシステム。
ロスレス形式がWMA Losslessしか使えないとか、フォルダーの切り替えが面倒だとか使い勝手についての不満はあるものの、
カーオーディオとしての音自体はまあまあで、10万円の価値があるかどうかはともかく、それなりに満足はしていた。

しかし、最近音がおかしい。
最初は特定の曲でしか発生していなかったので、CDのリッピングミスかと思ったが、デジタルなのでそんなわけはない。
しばらくすると音が割れたような、明らかに正常とは言いがたい音を発する曲が増えてきた。
いろいろ聞いてみると、柴田淳しばじゅんのアルバム「ブライニクル」の最後の曲「嘆きの丘」のイントロだと音がおかしくなっているのがわかりやすい。
左右のスピーカーを比較すると、明らかに左チャンネルの音が変だ。
自分の耳がおかしいのかと、一応かみさんにも確認してもらったら、やはり割れたような音になっていると言われた。

これまで社外、純正両方のカーオーディを使ってきたが、初めての出来事である。
ネットで検索してみると、まあ出てくる出てくる。
BOSEはスピーカーユニットにお金をかけないことで有名で、未だに振動板の素材はパルプ、つまり紙が使われていることが多い。
ネットの写真を見る限り、マツダ車のBOSEサウンドシステムのスピーカーもまさに「コーン紙」だ。
スピーカーユニットの金属フレームが無塗装で、ドアに設置されているスピーカーが湿気の影響で、「コーン紙」が剥離したりすることが原因のようだ。
輸入車は日本の湿気で電装系にマイナートラブルが起こりやすいとは聞いたことがあるが、国産車のスピーカーでこんなことが起ころうとは。

BMアクセラが納車されて約4年。ああ、保証期間が切れてしまったと思ったら、5年までの延長保証に加入していたのをすっかり忘れていた。
この手の延長保証には基本的に入らないのだが、車だけは入っていたようだ。
4回目の12か月点検でBMアクセラをディーラーに持ち込む際に不具合を確認してもらうことにした。
確認してもらうと、やはり左のスピーカーの音がおかしいというが、BOSEサウンドシステムでこういった症状はあまり聞かないという。
マツダの延長保証は保険のようで、保険会社に延長保証対応ができるか聞いてみるとのこと。
この症状で延長保証の対象にならなければ、今後延長保証には入るまいと思ったが、あっさりと承認が下りたらしく、ドア設置のウーハーユニットを交換することになった。
自己負担はないが見積書が出て、部品代が16000円、工賃が4000円となっていた。
高いのか安いのか分からない部品代だが、延長保証料が18000円ほどだったので、なんとか元が取れた。

部品が届いたので、またBMアクセラをディーラーに持ち込み、スピーカーユニットを交換してもらったが、
結局ウーハーだけではなく、ダッシュボード設置のツイーターの方もだめだったようで、ツイーターも交換することになった。
ツイーターの方はお安めで部品代は2800円、工賃が2400円とのこと。
ウーハーの5分の1とはBOSEの価格設定がよく分からない。
これも当然延長保証で対応ということになるが、一応保険会社の承認が必要らしい。
交換したウーハーユニットの状態を確認したが、目視で分かるような不良箇所はなかったとのこと。本当かな?
車内にあるツイーターもだめということは、湿気以外の原因もあるのだろうか。
湿気が原因だとすれば、振動板とかフレームだけではなく、コイルが影響を受けている可能性もある。

ディーラーからの帰り道、音を確認すると交換前よりはよくなったものの、ボーカル帯域の音割れのような症状がまだ残っている。
左右のチャンネルを切り替えて、確認してみると、あれ右チャンネルの音も若干怪しくないか。
条件は左右でそんなに差がないはずなので、早晩右チャンネルにも不具合が出るのではと思っていたら、思いのほか早く症状が出てきた。
延長保証の期限はあと1年あるので、保証期間内に今回ぐらいはっきり分かる程度の不具合になれば、右のスピーカーも延長保証で交換できる。
マツダ車の延長保証は、5年の車検終了後に追加で2年延長というのもあるが、この延長保証の料金が新車5年保証の3倍以上になってしまうので、
延長保証には加入せず、不具合が出たら自費で直した方がいいだろう。

翌週にツイーターも交換してもらい不具合は解消したが、解像度が落ちたというかちょっとガサガサした感じになっている。
エージングで解消する可能性はあるが、現状では交換前の状態よりも悪くなっているようか感じを受ける。

今回は延長保証に入っていたのでよかったが、今後のことを考えると車を手放す前にまたスピーカーに不具合が出る可能性があるが、
5年後にスピーカーユニットを交換してもらえるのだろうか。
純粋な屋内で使うスピーカーではないので、ある程度の耐候性を持たせてもらいたいものだが、BOSEに関しては、あまり期待できない。
スピーカー自体は、ライブハウスのモニタースピーカーのように大音量で長時間酷使しない限りは比較的長持ちするものなので、なんとかならないかな。

Amazon Echo Dot~アレクサはエンターテナー~

2021-12-25 15:31:03 | ガジェット
我が家に来るはずAmazon Echo Show8が来なくなると思うと、なんとなくさみしい。
そういえば、Amazonはブラックフライデーとかで安売りの期間中だ。
Amazon Echoシリーズは定期的にセールをしているので、アマゾンのサイトをのぞいたら、おそらくいままでの最安値でEchoが売られていた。
最初はEcho Show5にしようと思ったのだが、ディスプレイ付きのスマートスピーカーは意外とその置き場所に困る。
第2世代のEcho Dotが爆安だったので思わずポチってしまった。


ということで、アレクサが我が家にやってきた。
色は白ではなくグレーにしてみた。
SiriはiPadの中にいるので、あとはLINEのClovaがそろえば音声アシスタント勢ぞろいだな。

Echo Dotの設定は基本的には簡単だ。
アレクサアプリをインストールした端末からEcho DotのWiーFi設定をすればいいだけ。
ただ、Amazonのアカウントが必須となる。
自分のAmazonのアカウントで設定し、アレクサが反応するようになったが、どうも自分のAmazonのアカウントを使っているのが気持ち悪い。
で、Echo Dot用のAmazonアカウントを取得して、アカウントを変えようと思った。
が、これがうまくいかない。
原因は未だに不明。
Echo DotとAmazonアカウントが紐づけられているのは知っていたので、アレクサアプリで設定されているアカウントからログアウトした上で、
Echo Dotを初期化し、最初から設定し直しても、Wi-Fi接続のところで反応がなくなり、設定作業が終了しない。
Echo Dotと紐付けられているAmazonアカウントをAmazonのサーバー上に保存してしまったのがよくなかったようで、
設定をやり直そうとすると、自動的にサーバー上の保存したアカウントのパスワードで設定を試みて失敗するというのを繰り返している。
久しぶりにネットワーク関係で煮詰まった。
仕方がないのでAmazonにメールでサーバー上に保存したパスワードの削除方法を問い合わせて、その日は寝た。

翌朝最初に設定したAmazonアカウントで設定をやりなおしたら、なぜかあっさり設定が完了した。
昨日も同じことをやったのだが、なぜか一晩たったらうまくいった。
数日してAmazonから問い合わせの回答が来た。
サーバー上に保存したパスワードの削除方法は教えてもらったが、Amazonアカウントのこんな奥に設定画面があるとは。
あとWi-Fi設定の不具合は解消されているはずだと書いてあった。
改めてサーバー上に保存したパスワードを削除したうえで、アレクサアプリでアカウントからEcho Dotの登録を解除し、アカウントからログアウト。
新規に取得したAmazonアカウントでログインし直して、Echo Dotの設定をやり直したらあっさり設定をすることができた。
サーバー上にパスワードが保存されていると、新しいアカウントで設定を始めても、その保存したパスワードで設定を自動的にやり直そうとして失敗していたようだ。
これでようやくアレクサ専用の環境で使うことができる。

我が家にアレクサの声が響くようになった。
これまで使っていたグーグルアシスタントとの比較だが、アレクサはよくしゃべる。
グーグルアシスタントは聞かれたことにきっちり答える優秀な秘書という感じだが、ちょっと対応が素っ気ない。ともすれば塩対応。

そこへいくとアレクサは聞かれてもいないことをよくしゃべる。
しゃべるだけでなくよく歌う。
「何か歌って」とリクエストしたら、謎の「アレクササンバ」を歌い出したのには爆笑。
あとはリクエストしていないのに、「アレクサとの相性診断をしますか?」と聞いてきてくる。
とりあえずいいよと返事して5つの質問に答えていたら、最後の質問で「アレクサ以外の音声アシスタントに浮気したことがありますか?」と聞かれたので、
正直に「はい」と答えたら、ベートーベンの運命とともに、バッドエンド的なメッセージが流れて診断終了。
「何かお話しして」と呼びかけると、この話いつ終わるの?と思うようなショートストーリーを語り出す(そしてオチはない)。

Amazonという会社の製品だからなのか、アレクサの反応はかなりエンターテイメント。
楽しいぞ、アレクサ。
調べてみたらアレクサのオリジナルソングが月イチでリリースされているようなので、ちょっとした楽しみができた。

Echo DotとGoogle Home Miniとの比較では、Echo Dotは音抜けが悪い。少しこもったような音になる。
Google Home Miniと同様Echo Dotのスピーカーユニットは上向きについているが、上面は操作パネルで塞がれた状態になっている。
Google Home Miniはファブリックのサランネット(というにはだいぶ分厚いが)がついており、一応音が出る方向は開放されている。
スピーカーユニットを板状のパネルで塞ぐというスピーカーとしてはちょっと考えにくい構造だが、操作性を重視したということか。
確かにGoogle Home Miniの操作ボタンは側面下部についており、ちょっと押しにくい。
操作パネルでマスクされて、ちょっとかわいそうなアレクサ。
せっかくの美声(?)が台無しだ。
Echo Show8の方もこんな感じなので、そういうセッティングなのかもしれないが、音楽を聴くには向いていない。

実用面では、リストの作成機能が便利。
買い物リストとやることリストが作れる。
アレクサに向かって「買い物リストに○○追加して」というと、アレクサアプリのリストに追加してくれる。
思いついたときにアレクサに話しかけるだけでいいし、スマホのアプリで確認できるから外出中でも確認できる。
実はGoogleアシスタントでもできたようだが、使ったことがなかった。

Android TVとの連携もできる。
アレクサ連携アプリがテレビにプリインストールされていた。
いろいろと不具合のあったテレビだが、初期化をしてからというものなんとか使えていたものの、誤作動が全くなくなったわけではなく、ときたま変な動作をする。
かみさんからの評判が悪いので、テレビ本体の「OK,Google」への反応をオフにして、アレクサと連携させることにした。
まずは、テレビのアレクサ連携アプリで簡単な設定をした後、タブレットにインストールしてあるアレクサアプリで設定。
アレクサアプリでの設定の最後でエラーが表示されたが、設定は無事できたようだ。
テレビ電源のオンオフ、音量調整、チャンネル変更など基本的な操作がアレクサ経由でできるようになった。
テレビ本体のグーグルアシスタントはテレビの音声に反応してしまって、変な動作をすることが多かったが、アレクサはそんなことはない。

何しろ愛嬌があるアレクサって結構いいです。

ワイモバイルのデータ繰り越しを有効活用(その2)~HISモバイルでEcho Show8~

2021-12-19 04:44:44 | ケータイ
ワイモバイルの料金プランをシンプルMからシンプルSに変えると、料金が1100円安くなる。
ワイモバイルのシェアプランをやめて、シェアプランの料金と同等の格安SIMにすれば、無駄がないな。

音声用のSIMでも3GB990円とかの時代になってしまったので、ワイモバイルのシェアプラン並みの料金でデータ通信専用のプランがありそうだ。
条件としては、
○データ通信専用
○容量は月3GBで十分。2GBでもいいかもしれないが1GBではちょっと足りない。
○速度、安定性はそれほど重視しない。料金重視。
○料金は今までのシェアプランの料金(月550円)程度まで

究極の料金重視ならば、速度は128kbps以下だが何と基本料金がゼロのdonedoneエントリープランがある。
かつての0SIMの再来といわれているようだが、さすがに128kbpsでは画面付きのスマートスピーカーの運用も厳しいだろう。
(ほとんど使わないのでこれでもいいといえばいいのだが)
速度200kbps以下の低速無制限プランを提供しているところもあるもいくつかあるが、この程度の速度なら思い切ってdonedoneエントリープランかな。

高速通信のデータ容量に上限があるプランで、2GBまたは3GBのプランとなると、
○HISモバイル:データステッププラン3GB 620円
○Nuroモバイル:VSプラン3GB 637円
あたりが安いかな。
HISモバイルは1GBプランにも変更できるし、1GBの料金も最安クラスの490円。

HISモバイルはデータ容量の上限が定まっているデータステッププランと段階料金制のビタップランとのプラン変更も自由にできる。
段階料金制のビタップランだが、自分でデータ容量の上限を決めることができて、しかも最低容量の100MBでも上限に設定することができる。
そうすると月198円ですむといえばすむのだが、HISモバイルの場合、高速通信容量を使い切り、低速通信に切り替わった場合の速度を公開していない。
普通は128kbps以下とか300kbps以下とか速度が公開されていることが多いのだが、HISモバイルは非公開。
その理由は低速通信の速度をかなり絞っているので、遅くなったときのクレーム防止とも推測されるが、
ともかく低速に切り替わったときにはアナログ通信並みの速度しか期待できない。

Echo Show8の今までのデータ使用実績からすると、100MBは2、3日でなくなってしまい、
その後月末まではEcho Show8がまともに機能するかどうか分からない通信速度で使うことになる。
これがEcho Dotのように音声のみの端末であれば、使用するデータ量もだいぶ違ってくるのだろうが、
ディスプレイ付きのスマートスピーカーは最低でも1GB程度はデータ通信容量を確保しておく必要がある。
ただ、データステッププランの1GBと3GBの差はわずか130円なので、1GBのプランはかなり中途半端。
そうなるとまずはデータステッププランで3GB申し込むとするか。
用途が用途なので、容量と料金重視。速度が多少遅かろうが、不安定であろうが問題ない。
初期費用として3300円かかるが、ワイモバイルのプラン変更で料金が下がるので3か月で回収できる。

ということで、日本通信b-mobileの190PAD以来のデータ通信専用SIMを契約することにした。
HISモバイルのプラン、なんか見覚えがあるなと思ったら、HISモバイルって旅行会社のH.I.S.と日本通信の合弁会社なんですね。
HISモバイルのビタップランとb-mobileの190PAD SIMとを比較してみるとほぼ同じ。
違うのは、データ容量のステップの区切りとユーザーが設定できるデータ容量上限。
ビタップラン:100MB、1GB、2GB、5GB、10GB、15GB、30GB
       上限設定は100MBから設定可⇒設定可能な月額料金の上限198円
190PAD SIM :100MB、1GB、3GB、6GB、10GB、15GB
       上限設定は3MB以上で設定可⇒設定可能な月額料金の上限935円
こう比較してみると、HISモバイルのビタップランの方が柔軟で使いやすい印象。
なお、b-mobileではHISモバイルのデータステッププランのような段階料金制のプランは提供していない。

HISモバイルの契約手続きは、データ専用SIMなので本人確認書類が不要。
HISモバイルは通信キャリアを選べるが、ここは無難にドコモ回線を選択。
SIMはマルチカットSIMが提供されるようだ。
ワイモバイルのシェアプラン用の提供されたSIMがなぜかnanoSIMだったので、
WN-CS300FRにはmicroSIM用のアダプターをかませて使っている。
このアダプターが少々厚くて、SIMスロットがかなりきつい状態になっているので、
マルチカットSIMなら、この状態を解消できるだろう。

ワイモバイルシェアプランの方は解約するが、申し込みのときと同様、オンラインで手続きができず、ワイモバイルショップで手続きをしなくてはいけない。
シェアプランを申し込んだ近所のワイモバイルショップ(正確に言うとワイモバイルも取り扱っているソフトバンクショップ)に来店予約を入れて解約した。
シェアプランの解約自体はあっさりと終わったが、行ったのがワイモバイル専門店ではなく、ソフトバンクショップ。
アンケートを書かされて、ワイモバイルでおうち割がきくとかでソフトバンク光をおすすめされてしまった。
ああ、auショップでのトラウマが…
auショップほどしつこくなかったが、「この先ずっとワイモバイルとは限りませんからね」といったらさすがに引き下がった。
端末をオンラインで購入するようになってからは、ショップにはとんと用がなくなったが、
シェアプラン契約時には同じショップでソフトバンク光については言われなかったので油断していた。


ワイモバイルの回線本体のプランはオンラインでシンプルMからシンプルS変更した。
月の末日の午後9時頃に手続きをしたら、適用が翌々月からになってしまった。
プランの変更月へのデータ容量の繰り越しは、変更後のプランの繰り越し容量の上限までとなるので3GBのはずだが、
2022年4月まで繰り越し容量に上限がないということなので、プラン変更初月は15GB繰り越されるのか?
それだと、当月容量3GB+繰り越し容量15GB(?)=18GBにEnjoyプランの追加容量500MBをプラスした状態からのスタートとなる。
その翌月からは3GB+3GB+500MB=6.5GBだ。
繰り越し容量がなくなりそう場合は、いったんシンプルMにプランにして、繰り越し容量を確保してからシンプルSに戻すと、1100円で3GBのデータ容量を確保できる。
もし、月の途中で通信容量を使い切ってしまった場合は、楽天モバイル回線のテザリングを発動するしかない。
いちいちテザリングで使うのは面倒だが、来年の2月までは無料期間なのでいくら使ってもいいし、その後も1GBまでなら楽天モバイルに料金は発生しない。
こういったときにDSDVだといいんだな。
毎月3GBを超えるようなら、データ増量オプションも検討した方がいいだろう。

b-mobileの同様、風のようにはやくHISモバイルのSIMが到着した。
定形外の大きな封筒に入っていたのは、マルチカットSIMのほかに、納品書と設定マニュアルが1枚ずつ。
コストカットの極みだね。
ホームルーターWN-CS300FRのSIMを入れ替える。
SIMの蓋は手で開けられるタイプではなく、ネジ止めなのでSIMを入れ替えは少々面倒。
やはりアダプターがきつかったようで、マルチカットSIMに交換したらぴったりと収まった。
SIMを差し替えて、ルーターの電源を入れたら、スマホをルーターに接続する。
ルーターに接続されたら、ブラウザで設定画面を開き、HISモバイルから指定されたAPN情報を入力する。
すると、「3G/4G」のランプが点灯した。
しばらくすると、画面上にネットワーク接続エラーと表示されていた、Echo Show8のエラーが消え、アレクサが反応するようになった。

通信スピードは、7Mbps程度。まあ、格安SIMとしてはこんなものか。
アレクサの反応に影響が出るようなスピードにはなっていない。
データSIMの番号はホームページで確認できるが、b-mobileの190PADと同じくM2M用の020から始まる番号だった。
データ利用量もHISモバイルのホームページで確認できるが、最初の数日は1日当たり30MB程度でまあこんなもんだろうと思っていたら、
その後チェックしてみると、1週間で2GBを超えており、何かの間違いじゃないかというデータ利用量になっている。
8インチのディスプレイ付きとはいえ、スマートスピーカーでこのデータ量はちょっと異常といわざるを得ない。
月5GBのプランにすると月額が1000円を超えてしまうので、3GBまでしか利用するつもりはないが、原因は何だろう。
自動通信だけでこのデータ量なら、カウント誤りとしか思えないのだが。
とりあえず、上限があるのでこのまま様子を見てみる。
高速通信容量を使い切り、速度制限がかかった状態でアレクサが使えるかどうかも確かめておきたい。

ワイモバイルのデータ繰り越しを有効活用(その1)~ワイモバイルでデータ繰り越しついに開始~

2021-12-18 04:44:44 | ケータイ
メイン回線で使っているワイモバイルが8月からデータ繰り越しを開始した。
ライバルと目されるUQモバイルは既に提供していたサービスで、ワイモバイルでもようやくといったところである。
UQモバイルは、UQコミュニケーションズで事業を行っていたが、10月1日から会社分割をして、UQモバイル事業はKDDI本体へ譲渡された。
KDDIではauとUQモバイルの両ブランドを扱うという。
ソフトバンクとワイモバイルの両ブランドを扱っているソフトバンク化ともいう流れだが、KDDIとしては楽天モバイルへの対抗という面が大きいようだ。
UQコミュニケーションズでは、WiMAXに特化ということになった。

これに先駆けて、UQモバイルの料金プランが改定されている。
「こみこみプラン+5G」という名称で、これまでUQモバイルでは対応していなかった5G通信に対応した。
サービス内容自体は基本的にワイモバイルと横並びだが、ワイモバイルは家族で加入するとお得な料金体系になっているのに対し、
UQモバイルは一人で加入してもお得という路線をさらに推し進めている。
1人ならUQモバイル、家族2人ならほぼ同じ、家族3人以上ならワイモバイルという料金体系になっているが、
UQの方のプラン内容を見ていて気づいたのは、いわゆるキャリアメールがオプション扱いになっていることだ。
以前は1メールアドレス基本料金込みだったのだが、基本料金を下げるためかオプションとなっている。
使いたい場合は月220円が加算になるのでこの点は注意が必要。
ワイモバイルはキャリアメールアドレスに加えてワイモバイル独自のウェブメールも基本料金内で利用できる。

ドコモ、au、ソフトバンク3社でサービスを行っている拡張SMSサービス「+メッセージ」がUQモバイルでも無料で利用できるようになったので、
キャリアメールではなくこちらを使ってくださいという意図がうかがえる。
この「+メッセージ」というサービス、これまでのSMSサービスの文字数拡大版ではなく、
○写真や動画などを送れる
○表示がLINE風の対話形式
○1通いくらの料金ではなく、データ量課金
というところが異なっている。
電話番号宛てメッセージを送れるというのはSMSサービスと同じなので、
電話番号さえ分かっていれば文字だけでなく写真などが送れるとなれば、キャリアメールの代替になるサービスになり得る。

ただ、SMSのように1通あたりいくらという料金体系ではなく、データ量での課金となるのでデータ通信の契約が必要となり、通話オンリーの契約だとこのサービスは使えない。
基本的にスマホ向けのサービスだが、いわゆるガラホでも「+メッセージ」対応の端末であれば使えるようだ。
これまではUQモバイルやワイモバイルなどのサブブランドやMVNOではこのサービスを利用できなかったが、順次利用できるようになるとのこと。
ワイモバイルは2022年の春に対応になるらしい。

ワイモバイルとUQモバイルではサービスがほとんど同じようになってしまい、
独自のサービスとなるとUQモバイルの節約モードとワイモバイルのシェアプランぐらいとなってしまった。
あとは、利用する人数で決めるような形になるかな。
自分の場合だと、キャリアメールはなんだかんだと必要で、家族2人だとワイモバイルの方が料金的なメリットがある。

スマホにしてからプランはS、M、Lとあるうちの真ん中のMにしてきたが、
最初3GBだった高速データ容量が、3GB⇒6GB⇒10GB⇒15GBとすっかり使い切れないデータ量になってきた。
その下のSプランは1GB⇒2GB⇒3GBで、3GBどまり。
月に3GBぐらい使う自分としては3GBのプランではちょっと心許ないので、Mプランのままにして余ったデータをシェアプランで利用してきた。

シェアプランでの使い途は、実家のEcho Show8用。
音声入力の端末なら実家の母もなんとか使えるかと思ってEcho Show8とSIMが挿せるホームルーターを置いたわけだが、母はほとんど使いこなせていない。
ウェイクワードである「アレクサ」という単語もしっかり覚えられていない。
ガラケーでの電話の発着信をようやく覚えたような状態なので、スマートスピーカーを使うのはちょっと無理があったようだ。

ほとんど使っていないはずのEcho Show8だが、思いのほかデータ容量を食っており、少ない月でも700MB程度、多い月は3GB達しようかという使用量になっている。
Echo Show8を使い始めて1年半ほどになるが、そのデータ使用量は1GB未満が11か月、1~2GBが6か月、2~3GBが3か月で、1GBを超えている月が意外と多い。
Echo Show8を使い続けるなら月15GBのシンプルプランMで運用するほかないが、ほとんど使っていないEcho Show8の使用をやめれば、
データ繰り越しができる現在ならシンプルプランSでほぼまかなえる。
別途Enjoyパックにも加入しているので、月のデータ容量が不足したときは500MBのデータ容量を追加できる。

ホームルーターIO DATAのWN-CS300FRは、楽天モバイルのSIMが使えるのはこれだけということで結構人気があるようだ。
楽天モバイルのSIMを挿して使えば3000円強でデータ無制限になるので、そういう使い方をしている人が多いらしく、中古でもそれなりの価格になっている。
今のうちにフリマで売ってしまうのがいいだろう。

Echo Show8の方は、自宅のリビングで使う。
Google Home Miniもあるのだが、テレビがAndroidTVになったために、テレビを優先して寝室に追いやられている。
テレビのグーグルアシスタントは何とか使えるところまで来たが、まだ誤作動が多いのと、テレビが消えた状態で話しかけるとテレビの電源が入ってしまうのが難点。
グーグル以外の音声アシスタントとしてEcho Show8を入れればテレビとかぶらない。
テレビのグーグルアシスタントはテレビ専用で使うようにする。

これならスマホの料金も下がるし、いいことずくめと思ったら、母に反対された。
Echo Show8は使っているから、持って行かれると困ると。
どう考えても使っていないと思うのだが、取りあえず画面に時刻が表示されて時計代わりにはなるし、
ときどき自動で天気予報が表示されているので、便利に使っているという主張だった。

まあ、そう言うなら仕方ないので次善の策を考える。
(つづく)

AGEphoneとZoiper~ぷらら光電話の同時着信再挑戦その2

2021-12-12 04:44:44 | 通信
ぷららv6エクスプレス×ぷららひかり電話×ぷららフォンでの最終的な接続構成を考えてみた。

① HGW+WR1200HS4
ホームゲートウェイとぷららv6エクスプレス用ルーターの組み合わせという最小構成。
電話用のスマホはWR1200HS4に接続する。
これでも特に問題はないが、ネットフリマで買ったWG1200HSの使い途がなくなる。

② HGW+WR1200HS4+V110
①の構成にIP電話対応ルーターWeb Caster V110を加えた構成。
固定電話機はV110につなぐ。
この構成はあまりメリットがない。固定電話機でぷららフォンを受信できないからだ。
固定電話機からの発信はぷらら光電話がメインにしたいが、この構成だと自動的にぷららフォンからの発信になってしまう。
フリーダイヤルなどぷららフォン非対応の電話番号はぷらら光電話に自動的に切り替えてくれるので問題ないといえば問題ないのだが、
接続機器が1台増えるだけでできることは変わっていない。

③ HGW+WR1200HS4+V110+WR1200HS
ぷらら光電話について、固定電話機とスマホの同時着信を狙ってV110にWi-Fiルーターを追加して、
スマホをV110経由接続にしてみたが、ぷらら光電話の同時着信にはならなかった。
ちなみにこの状態で、ぷららフォンへ電話すると、固定電話機、スマホとも鳴動しないという謎現象が発生。
発信側はコールせず、無音になる。

完全に WR1200HSが無駄になってしまったな。
と思ったが待てよ、固定電話機とスマホの同時着信になったのって、Wi-FiルーターをブリッジモードでHGWに接続した時だったということを思い出した。
余っているHGWのLANポートにWR1200HSをブリッジモードで接続し、スマホをWR1200HSに接続させると、
WR1200HS、スマホともIPアドレスは192.168.1.xになり、HGWと同じセグメントなる。
これでどうかと思ったが、WR1200HS経由でインターネットに接続されない。
この構成だとV110ですでにPPPoE接続をしているので、HGW側でPPPoE接続をすることができない(ぷららのIDが1つしかない)。
ぷららフォン開通時に、HGWでPPPoE接続ができるようにしてもらったのにな。

これを解消するには、現状で接続してもあまりメリットがないV110を使わなければいい。
HGWからV110を外し、固定電話機はHGWへつなぎ直す。

この状態でHGWのPPPoE接続をONにすると、WR1200HS経由でインターネットに接続できるようになった。
さて、これでどうだろう。
ぷらら光電話に電話をかけると、固定電話機とスマホに同時に着信するようになった。
スマホのソフトフォンはAGEphoneである。
Zoiperではどうかと思い試してみたが、Zoiperでは固定電話機にしか着信しなかった。
ぷらら光電話は「スマホ de ひかり電話」公認のAGEphoneで使うのがいいようだ。

色々試しすぎて、同時着信したのは幻だったかと思い始めていたが、
やはりぷらら光電話を使用するスマホを固定電話機が接続されているHGWと同じIPアドレスのセグメントにすればよかったのだ。
ぷららフォンの方の着信は、スマホでぷららフォンを使おうとすれば、自ずとスマホのみの着信になってしまうので、この接続構成で問題はない。
固定電話機での発信もぷらら光電話からになる。
問題があるとすれば、Wi-Fiルーターを近くで2台使うことの混信だ。
同じAterm同士でオートチャンネルセレクトの機能があるから問題は発生しないと思うが、一応WR1200HSのほうの出力を弱くすることにした。
電話用のスマホ専用となったWR1200HSとスマホは隣の部屋同士だが、5mほどの距離しかないので、WR1200HSの出力を50%にしても受信に問題はない。

これで当初から目指していたぷらら光電話の固定電話とスマホの同時着信ができて、購入したWR1200HSも無駄にならなかった。
V110はぷらら光電話をやめて、ぷららフォン一本になったときには必要になるので、それまで待機。
V110用の無線LANカードは…V110のセット品としてとっておこう。

V110を箱にしまう前に、ぷららフォンだけになったときの状態を確認しておく。
HGWをUNI出し、ONU化したうえで、
HGW(ONU)→V110→WR1200HS→スマホ
と直列に接続する。
WR1200HSはもちろんブリッジモードで接続して、V110とスマホを同じIPアドレスセグメントにする。
V110からはPPPoE接続を行う。
この状態だと、Zoiperの場合、固定電話機にもスマホも着信しないという現象が発生する。
AGEphoneの場合はというと、スマホだけに着信する。
固定電話機用の電話番号は固定に着信させたいので、スマホにはソフトフォンを常駐させず、
発信時のみ起動するような運用にせざるを得ない。
うっかりスマホのソフトフォンを起動したままにすると、
固定電話機にもスマホにも着信できなくなるので、ソフトフォンはAGEphoneを使わざるを得ない。

そうなるとV110にはWi-Fiルーターを接続せず固定電話機のみを接続し、
スマホはぷららv6エクスプレス用のWR1200HS4の方に接続すれば足りる。
発信時のみ起動という運用しなければならないのは変わりないので、スマホのバッテリーの持ちがいい、Zoiperでの運用になるかな。


ソフトフォンについては、ひかり電話用には接続認証がとれているAGEphoneを使うのがいいが、
スマホに常時着信させようと思うとバッテリーの持ちが悪いのが難点。
表示が英語になってしまうが、Zoiperはバッテリーの持ちがよく、ぷららフォンのような050IP電話用にはいい感じである。