夜の翼

オーディオ、音楽、車、ケータイなど好きなことを気ままに綴るブログです。

コート~J.PRESSとユニクロ

2019-04-14 13:22:59 | ファッション
通勤の時に着るコート。
就職して初めての勤務地は比較的暖かいところだったので、適当に間に合わせの安いものを着ていた。
あまり金銭的に余裕がなかったということもあるが。
転勤になり実家に戻ったが、ここの冬はそうもいかない。
防寒用にちゃんとしたコートが欲しくなった。
その当時はバス通勤だったので、コートを着たまま座ってもしわになりくいものがよかった。
防寒性を考えると素材はウール。
その時は比翼仕立てのコートがどうも好きになれなくて、ボタンが見えるウールコートを探し出したものの、これがなかなか見つからない。
諦めかけた時に見つけたのがJ.PRESSのコートだった。
値段はそれなりしたものの、見た瞬間ピンときたので買ってしまった。
黒のステンカラー。素材はウールだったが、カットパイルのような弾力のあるもので、しわになりにくくて重宝した。
かなり気に入って10年ほど着たが、長く着てもくたびれた感じはあまりなく、最終的にはリサイクルショップで売ったが、1000円で売れた。

J.PRESSのコートが気に入っていたので、次のコートもJ.PRESSにした。
店員の勧めでボンディングナイロンのスタンディングカラーになった。
ライナー付のタイプで、真冬はライナーが入っていない袖の部分が寒いのではと思っていたが、杞憂だった。
先代のコートよりは少々丈は短め。
Lサイズでは少々オーバーサイズ気味だったので、Mサイズを着てみたらちょうどいいサイズ感。
色も黒ではなく、チャコールグレーにした。
冬になると雪が降ることも多いので、ウールではなくナイロン素材のコートは乾きやすく便利だったが、
ナイロン素材のため、表面が傷つきやすく、凍った道で転んだ時にできた傷が残ってしまった。
これもいつも間にか10年着てしまった。
ナイロン素材なので少々くたびれた感じになり、新調することにした。

特にJ.PRESSにこだわりはなかったが、まあとにかくそこから見てみようと、冬物のセールが始まっていたショップに足を運んだ。
シーズンも終わりということであまり点数は残っていなかったが、希望を店員に伝えた。
先代がナイロンだったので、今回はウールがいい。
今はビジネス用の服もカジュアル化の方向にあるが、個人的にはカジュアルな感じではなくかっちりした感じコートがいいので、ステンカラーコートかチェスターコートがよかった。
そうしたら店員から勧められたのは、明るめのグレーのコート。シート状のダウンが中に挟んであって暖かいとのこと。
着てみると確かに暖かいが、暖かすぎる。
現在通勤は徒歩と電車だが、歩いている時間が9割方なので、歩いているとかなり体が熱くなる。
気温が高い日は、職場に着くころには汗ばんでいることもしばしば。
暖かすぎるコートは少々困る。
もう1つすすめられたのは、もうこれが最後の1着といわれたウールのステンカラーコート。

(写真は違うコートのものですが、こんな感じ)
色はグレー。相当薄い生地でちょっと驚くぐらい軽い。
中に防風シートが挟み込んであり、風寒を防いでくれるとのこと。
生地はハリがあって自分としては好み。デザインは少々シンプルすぎる気もするが、年も年なのでこのぐらいでもいいかもしれない。
生地が相当薄いので、東京で着るにはいいが、地元で着るには少々寒いかもしれないとおもったが、その時はインナーで対応してもいいし、何しろセールで2割引なので、お買い上げとなった。

実際に通勤に着てみた。
防風シートが中に入っているため、思ったほど寒くないが、さすがに冬の最も寒い時期はライナーの入っていない袖の部分が寒く感じた。
体を動かさず、じっとしているとかなり寒く感じるかもしれないが、それなりの時間歩いているので寒さという点ではほぼ問題はない。
ライナーもかなり薄いが、イマドキの発熱素材を使っているので、歩いて体が温まってくると、むしろ暑くなってくることの方が多いかもしれない。
薄くて軽く、ハリがあるので、着心地がよく、かなり気に入っている。

さて、春になりウールのこのコートはそろそろ御役御免の時期。
しかし、まだ朝夕は冷え込む。
このウールコートをライナーなしで着るという手もあるのだが、さすがに4月になってからウールのコートというのもなと思った。
ウールのコートなので、降水確率が高い日は着ないで、先代のナイロンコートを着て出かけていた。
この冬は比較的暖かく、晴れた日が多かったのでよかったが、帰宅途中で雪が舞ってくるということもあるので、カバンの中のニット帽でしのいでいた。
来シーズンは雪の日用にフード付の防寒防水のアウターを調達する必要があるが、それはさておき春先に着るものを考える必要がある。
以前スプリングコートを持っていたが、着る期間が非常に短く、あまり着なくなってしまった。
現在は、徒歩主体で通勤しているので、リーズナブルな価格のものならということで調べることにした。
メインがウールコートなので、レインコートにもなるナイロン素材のものをチェックしていたら、あるじゃないですか。
ユニクロのコート。

噂には聞いていた。価格の割には性能がいいらしい。
そういえばだいぶ昔の話になるが、J.PRESSのブレザーが欲しくてようやく買ったという同僚が着ていたのもユニクロのコートだったな。
今年のモデルをチェックしてみるとブロックテックという防風透湿素材を使ったコートがあるらしい。
レインコートとして使うことも想定しているので透湿というのはありがたい(どの程度透湿するのかはわからないが)。
価格もまあそれなり。ただ、ユニクロの服はディスプレイ上で見るといい感じだが、実物を確認すると素材が安っぽくてガッカリということがままある。
サイズ感も確認が必要なので、近所のユニクロに行ってみた。
店内はすっかり春物。ブロックテックのコートはかなり人気だったらしいので、もうないかもしれないなと思いながら店内を回るとありました。
ブロックテックのステンカラーコート。価格を見てびっくり。ネットで確認していた価格と違い3990円となっていた。
後で知ったことだが、ブロックテックのステンカラーコートも何種類かあり、自分がネットで見たのは少々値段が高いユニクロUの方だった。
店頭で見た方は通常モデルで、通販ではもう売り切れていたが、自分が行った店舗にはまだ在庫があったということ。
カラーはブラック、イエロー、グレー、ネイビーと4色あったが、さすがに着られるサイズが少ない。
ユニクロのこのコートはかなり大きめだということなので、Mサイズということになるとブラックとネイビーしかなかった。
さすがに春コートでブラックはないので、ネイビーのMに袖を通してみると、ブルゾンの上から羽織ってもかなり余裕がある。スーツの上に着ても十分に余裕があるサイズ感。
Sサイズでもいいかなと思ったが、Sサイズはイエローしかなかった。
薄めの色のイエローでもいいかなと思ったが、比翼の部分を見て気が付いた。比翼部分を止めるミシン縫が表に見えてしまっている。
濃い色ならばそれほど目立たないのだが、明るい色だとかなり目立つ。

「これはないわ」と思った。ユニクロの服には時々こういう通常見ないような縫製が見られる。
たぶんコストカットのために縫製を簡略にしているのだろうが、ユニクロの服が安っぽく感じる要因の1つになっているように思う。
ただ全体としてみると、非常にシンプルなデザインながら、綿混で素材に張りがあり、防湿素材の裏地がついているので、比較的しっかりしている。
スプリングコートというと一枚生地でクタッとした感じのものが多いので、素材感としては良い感じである。
何せ4000円だし、最後の1着なので買ってみた。
実際に着てみると、ちょっと肌寒くスーツだけではちょっとというこの時期にちょうどいい。
撥水性もあるので、少々の雨が降っても大丈夫。
ノーベントだが、着ているときに座るということがほとんどないので全く問題なし。
色はネイビーになったが、意外としっくりくる。これなら6月に着ても重い感じにはならない。
レインコートとしてどうかというのは6月に着てみないとわからないが、かなり蒸し暑くなっているので、ブロックテックの透湿性に期待しておく。
これが通常価格の9990円であれば、正直躊躇したが、半額以下で買えたのでコストパフォーマンスとしては十二分すぎる。
着る期間が非常に短く、1年で4週間も着ないと思うので、この程度のもので十分。
デザインもシンプルなので、数年着ても型が古くなるということもなさそうだし、樹脂を使っているので数年で劣化するらしいが、3年も着られれば元が取れる。

年に2着もコートを買ってしまったが、なかなかいい買い物ができた。
若かった頃はどうにも嫌だった比翼仕立てのステンカラーコートを好んで着るようになるとは、変われば変わるものだと感じた2019年の春。

シェーバー修理のついでに予備シェーバー購入

2019-04-06 10:36:43 | 家電
愛用しているシェーバーが故障した。
ナショナルの時代から松下製のシェーバーを4台使ってきたが、本体が故障したのは初めて(充電器の故障の経験はあり)。
これまで使用したシェーバーは3代ともモーターには全くトラブルは起きず、
バッテリーが劣化して買換えというパターンだったが、今回は買って3年もたたないのに本体にトラブルが発生した。
使用しているのはES-CLV7A。

トラブルというのは、シェーバーヘッドを大きく首振りさせると、モーターが止まるというもの。
シェーバーヘッドを固定させるとモーターが止まらないので、一応使用はできるものの、不便極まりない。
買換えも考えたが、買ってからの年数がそれほどたっていないので、修理できないものかとパナソニックのサイトを見てみると、6000円定額修理というのをやっているのを発見。
ウェブ上で仮の見積りが出て、故障品を送付する方式。上限を超える場合は事前に教えてもらえるということなので、利用してみることにした。
ウェブ上で申し込み実物を送って、修理後着払いで料金を払う仕組み。
パナソニックみたいな大きな会社で修理をやってくれるというのはちょっと意外な気もしたが、
修理を店頭でしか受け付けないということも多かったから、この方式だと気軽に利用する気になる。
申し込みに当たっては、製品の製造番号が必要なのだが、取扱説明書と一体になっているメーカー保証書にしか書いていないので、取説を捨てちゃっている人はどうするのだろう。
自分の場合は、ちゃんと元箱ごと取説も保管してあったので大丈夫。
受付確認の後、梱包して宅配便で所定の修理センターへ送ればOK。

ここで重要なことに気付いた。修理中のひげそりはどうすんの?
いわゆるカミソリを使えばいいのだが、髭剃りはずっと電動シェーバーを使っているため、カミソリでひげを剃ると、かなりの確率で顔が血まみれになる。
サスペンション付の高級カミソリとなるとそれなりの値段がするのでどうしたものかと、価格.comを見てみたら、なんと4000円を切るシェーバーがあるじゃないですか。
シェーバーヘッドは固定式だが、4枚刃だし、この値段なら予備用と旅行用を兼ねて1台購入しておくのも悪くない。
ということで早速ネットで購入。
IZUMIのS-DRIVE IZF-V558Kというもの。

IZUMIというメーカーは知っていたが、シェーバーまで作っているとは知らなかった。
ラインナップも充実していて、このS-DRIVEはベーシックなラインの1つだった。
あっという間に自宅に到着し、手に取ってみると、非常にシンプル。
シェーバーヘッドが可動しない固定タイプを使うのは、何年振りだろう。
充電も充電器のプラグを直結するタイプで、毎日使うにはちょっと不便。
電源を入れてみて安さの理由が分かった。
モーター音が明らかに低い音。つまり低速モーターを使っているということになる。
だいぶ前なので記憶が定かでないが、20年以上前に購入したナショナル時代のシェーバー、ラインナップの上から2番目(だったと思う)の当時の高級機よりモーター音が低い。
実際に使ってみると、低速モーターと固定ヘッドの組み合わせであるため、剃り残しがないようにしっかり剃ろうとすると、肌が痛くなってくる。
シェーバーの刃そのものはそれほど悪くなく、剃れないという感じではない。
旅行先でたまに使うならいいが、これを常用するとなるとなかなか厳しい。
パナの3枚刃のシェーバーが7000円程度だったのでこちらでもよかったが、年に数回しか使わないということであれば、IZUMIのIZF-V558Kも十分なコストパフォーマンス。

そうこうしていると、シェーバーの修理があっという間に終わって自宅に届けられた。
故障の状態からすると、電源の接点不良と思われたので、内部パーツの交換程度かと思ったが、そんな面倒な修理が行われることもなく、モーター自体の交換修理となっていました。
シェーバーのケースは防水仕様なので、一回外してしまうと再利用ができないらしく、ケースも交換。
さらに充電池も3年たっているからという理由でこちらも交換。
この修理内容で6000円定額料金の範囲内で済んだ。
パナソニック、なかなか太っ腹。
シェーバーはモーター自体が故障することはそれほど多くなく、その前に充電池が劣化して使えなくなることが多いのだが、充電池の交換のみだと3000円で済む模様。
今使っているシェーバーの前に使っていたシェーバーは充電池が7年ほどで劣化し使えなくなって買い換えたものの、3000円で充電池が交換してもらえるなら、充電池を交換してそれを予備に回せば一番効率が良かったかもしれない。
修理後の動作確認のためにES-CLV7Aを使ってみると、ああ、やはり肌にやさしいことを確認。

今回の修理は、なかなかリーズナブルでよいサービスだったので、また使ってもいいかな。
IZUMIのIZF-V558Kも自分には合わなかっただけで、比較的肌が強い人ならばこれで十分という方もいると思う。
信頼していたパナのシェーバーが故障したのは少々残念だったものの、修理サービスがなかなか使えるのが分かったので、良しとしましょう。