夜の翼

オーディオ、音楽、車、ケータイなど好きなことを気ままに綴るブログです。

テレビ&レコーダー更新(その4~4Kテレビをチェック)

2021-07-25 10:33:20 | 映像
さて、次は、ディスク再生チェック。
新しいレコーダーはUltraBlu-Rayも再生できるようになったが、もちろんディスクは持っていない。
チェック用にディスクを1枚購入することにした。
最初は、よく店頭のデモで流れているような夜景のディスクにでもしようと思ったが、
高画質かつ映画パートと音楽パートの両方をチェックできる、そして好きなタイトルということで「ボヘミアンラプソディー」にした。

Tシャツ付きの初回限定版がアマゾンで投げ売りされていたので、安く手に入れられた。
購入して初めて気づいたが、Ultra Blu-Rayディスクの他に通常のBlu-Rayディスクもついている2枚組だった。
Blu-RayとDVDのディスクが両方ついているタイトルがあるのは知っていたが、Ultra Blu-Rayでもそういうものがあるのだね。
Ultra Blu-Rayのディスクを手に取ってみたが、なぜか反射面が見えず、ディスクの向こうが透けて見える。
Ultra Blu-Rayのディスクってそういう仕様なのか。
その映像だが、さすがにきれい。一言でいうと滑らか。精細感はそれなりかな。
HDRの効果は高く、映画の場合だと、黒つぶれが気になってしまうことが、UltraBlu-Rayだとそういうところがなくなり、
映像に対して気になるところがほとんどなくなって、没入感が増す。
ライブシーンは音がいい。音声は、レコーダーから音声を分離してHDMI入力でOPPOのBDP-105DJLに入れて、GX100で聴いてみる。
ドルデジは当然2chにミックスダウンされるが、相当広がり感が出る。非常に各楽器の分離勘がよく、バスドラもよく響いている。
音声を2chのDTSの切り替えると、サラウンド成分が少なくなって、音が真ん中に寄る感じになるが、各楽器の存在感自体はこちらの方がよい。
この辺は好み、気分次第で選ぶ感じか。
UltraBlu-Rayディスクの再生装置はレコーダーしか持っていないが、
通常のBlu-Rayディスクもついてたので、このディスク再生でレコーダーとプレーヤーの比較をしてみた。
以前の環境では非常にきれいだと思っていたOPPOのプレーヤーBDP-105DJLで再生する映像は、
Ultra Blu-Rayの映像を見てからだとやはり落ちる(当たり前か)。
精細感というところももちろんあるのだが、HDRの効果、そして色彩の鮮明さというところで差がつく。
Full HDの環境でDVDを見るよりはいいが、全体的にぼやけた感じになる。
レコーダーで同じディスクをみると、やはり以前ほどBDP-105DJLとは差がない。
UltraBlu-Ray対応ということでディスクの再生能力が上がっているのだろうか。
ただ、よく見てみるとBDP-105DJLよりもぼやけた感じが強い。精細感に欠けるとてもいったほうがいいだろうか。
ただ、比較対象がプレーヤー専用機で価格も相当違うことを考えると
、4K環境ではソニーのレコーダーBDZ-FBW2000はだいぶ健闘してるという印象は受ける。

このディスクにはおまけディスク(これもブルーレイ)がついていて、作成の舞台裏などがついているのだが、
メインは映画では2曲カットされたライブエイドのシーンの完全版が収録されている。
やはりライブシーンは、完全に再現したものを撮影していたんだね。
カットされた2曲のうち1曲はフレディがギターを持って歌う「Crazy Little Thing Called Love」で、
映像的にはちょっと地味なので映画ではカットされたかな。
もう1曲は「We Will Rock You」。これこそスタジアム向きの曲なので映画に収録されてもよかったと思うが、
別なシーンで使われていたし、短かったので尺の関係か。
映画にも出てくる「I Want to break Free 」のMV撮影風景もあったが、このMVをMTVで見たときの衝撃は今でも忘れない。
女装するのはいいが、フレディがあの口ひげのまんまで化粧で胸を強調。
古田新太もおんなじようなことをいっていたな。
「Bohemian Rhapsody」で始まって「We Are The Champions」で終わるセットリストは、クイーンのライブの鉄板という曲が並んでいるが、
曲の歌詞がもうあのときのフレディ、クイーンの気持ちそのもの。あの場で歌われる歌詞にぐっとくる。
この映画は映画館へ見に行った。
クイーンのメンバーを演じた俳優さんたちがとにかく似ていて、特にブライアン・メイは似すぎ。フレディの独特の動きの完コピ加減には参ったよ。
自分らの世代にとってはクイーン、フレディマーキュリー、そしてライブエイドというのは特別。好き嫌いにかかわらず。
映画館ではライブエイドのシーンでずっと泣いていた。
何の思い入れもないかみさんは、それが意外だったらしく、行きつけの美容院で話したところ、
自分と同世代の美容師(女性)から「泣く映画じゃないだろう」と言われたらしい。
まあ、当時洋楽聴いていない人には分からんだろうな。
ライブエイドは、大規模ロックフェスが海外中継され地上波で見られるという当時ではちょっと考えられないことだった。
高校生だった自分はまさにテレビにかじりついてみた。
映画にも出てくるが、出演者は錚々たるメンバー。ライブの条件は皆同じで、ほとんど舞台演出は使えず、純粋な曲とパフォーマンス勝負。
今でもフェスはそうだが、ミュージシャンとしての実力がはっきりわかる。
ライブエイドの時はすでに落ち目といわれていたクイーンが久しぶりのライブであのパフォーマンス。
クイーンはやっぱりすごい、クイーンが再評価されたライブ。当時もライブエイドのベストアクトという声も多かった。
場所が10万人で埋め尽くされたウェンブリースタジアムというのもたまらん。
WOWOWでフーファイターズのウェンブリースタジアムのライブを見たことがあるが、
さすがに満員ではなく、フィールドとスタジアム1階にしか客入れていなかったが、それでも6万人ぐらい。
ゲストにジミー・ペイジを呼んだりして、最後はデイブ・グロール男泣きだよ。そういう会場なんだよ。
いつになったらライブ会場で合唱できるんだろう。

最後にDVDの再生チェック。
4Kの時代にもうDVDはやめてほしいのだが、まだDVDオンリーというものもあるし、これまでのストックもある。
さすがにこれは厳しいだろうと予想していたが、これが意外と悪くない。
BABYMETALのメトロック、eatern youthの日比谷野音でチェックした。

もちろん精細感には期待していないが、動きが大きいシーンでもそれほど大きな破綻は見られない。
動きが激しいシーンになるとざらついた感じになるが見るに堪えないというほどではない。
eatern youthの方は全体的にちょっとざらついたフィルムのような質感になるが、これがまたいい味になって、ライブの雰囲気とあって悪くない。
カメラ機材によって差が大きく出るというのはDVDのほうがより顕著かもしれない。
ハンディカメラではなく、固定用のカメラでとった映像は、動きが少ないシーンだとFull HDとそれほど違いを感じない。
テレビ、レコーダーともアップコンバート機能は優秀。
テレビの映像設定は、デフォルトのスタンダードのままでチェックしたが、色味の調整は若干必要かもしれない。
試しにダイナミックにすると電気屋の店頭で見るあの色になる。とにかく鮮やかできれいに見えるが、常時このモードで使うと目が疲れてしまう。
シネマモードは色味が薄くなるが、色調自体はより自然になるので長時間見るにはこちらのモードがいいかもしれないが、とりあえずスタンダードにしておく。

肝腎のテレビの音だが、前の42Z8000よりはいいが、スピーカーユニットが正面を向いていないのと、筐体がさらに薄くなっている影響で、バランスが悪い。
音量を上げていくと、いわゆる「うるさい音」に感じてしまい、積極的に音量を上げる気にならない。
とりあえず慣らしで様子を見てから対策を考えることにする。

テレビとしての使い勝手だが、脚の取り付け位置が変えられるのはいい。外側にしか付けられない場合は、ラックに乗せられなかった。
ただスイーベルが出来なくなったのと、ケーブルが横出しになって壁側にケーブルが出るようになったので我が家ではケーブルの抜き差しが不便になった。
無線LANも内蔵になったが、有線LANも残してくれたのはよい。
ネット配信系の有料コンテンツを見るなら、やはり安定する有線だろう。
前のテレビと一番違うのはAndroidTVになったこと。Google Home Miniは寝室行きとなった。
家が狭いため、テレビに話しかけているのに寝室のGoogle Home Miniが反応してしまうのが難点。
音声認識の精度がよく、ChromeCastなしで音量変更、チャンネル変更が出来るようになったが、
音声認識でテレビの電源を入れると、画面下にグレーの帯が表示されたままで消えない。
その後何らかの操作をすれば消えるが、これはバグなのか。ソニーさんに聞いてみるか。
ネット配信系の有料コンテンツは契約していないので現状YouTubeしか見られないが、OPPOのYouTube画面より格段にきれい。
混み合っていない時間帯にアニメーション系の動画を見ると、非常にクリアで鮮やか。
レコーダーもメーカーをそろえたので、外付けのHDDだけでなく、レコーダーの基本的な操作もテレビのリモコンだけでできるのは便利。
ちょっと早送り、ちょっと早戻しのボタンさえあればレコーダーのリモコンがいらないぐらい。

画面の大きさと映像の綺麗さにはあっという間に慣れてしまいそうだが、10年以上ぶりのテレビの更新は満足。
ただ問題はやはりその音響か。

テレビ&レコーダー更新(その3~4Kテレビがやってきた)

2021-07-24 14:03:41 | 映像
テレビ配送日の前の週までにレコーダーのセッティングを済ませて、
配送時間帯が午後の予定だったので、ケーブル類は午前中にほとんど外しておいた。
テレビのスピーカーは使わず、ずっとオーテクのアクティブスピーカー(密閉式)をずっと使ってきたが、
10年以上ぶりに外して、テレビのスピーカーの音を聞くことになったが、10年以上使っていなかったので、ガサガサした音でとても聞けたものではない。
そういうことに疎いかみさんも音が悪いと言い出す状態。
直前に配送業者から電話があり、配送時間が午後一番という連絡だった。
所定の時間に配送業者がやってきて、手慣れた様子であっという間に作業は完了。
一番時間がかかったのは、テレビの脚の取り付けだった。
デフォルトはテレビの両端につけるパターンだが、そうするとラックに載らない可能性があったので、内側に取り付けてもらった。
チャンネル設定は自動だしあっという間だったが、目新しかったのがAVアンプ並みに音声のオートキャブリレーションが行われたこと。
リモコンに音声入力用のマイクがついており、それを使って音声が自動的に調整された。
非常に今どきな感じがした。

第一印象。画面が大きくて明るい。
心配していたラックの前側のポールによる画面の見切れだが、テレビを奥寄りにセットしたのでほぼ問題なし。
ただ、アンテナ線しかついていない状態なので、必要な配線に取り掛かる。
レコーダー、プレーヤー、ゲーム機をHDMIケーブルでテレビにつなぐ。
レコーダーからプレーヤーへの音声用HDMIケーブルはすでにつないであるので、テレビからの音声をプレーヤーへ光デジタルでつなぐ。
あとはネットワークを有線でつないで終了。
スピーカーはとりあえず接続せず、様子を見る。

結線が終わったので、とりあえずテレビの動作チェック。
まずは、テレビ放送。
地上波は思ったほどよくない。Full HDと差がない印象。なんか人の顔色が悪いようにみえる。
だた、男性タレントがドーランを塗っているのがよくわかるようになった。
白っぽいバックの画像バラエティなどだと、白飛びしているような感じにみえる。
次にBS。映像が地上波と差がないなと思ったら、最近1920×1080iから地上波と同じ1480×1080iに解像度が下げられた模様。
レコーダーのチューナーでwowowもチェックしたが、これは明らかにきれいに見えるなと思ったら、
こちらは1920×1080iのまま。このぐらいの画質だと満足感がある。
 レコーダーはレコーダー側でアップコンバートしているが、映像に奥行きが出る。
最後は4K放送。さすがにこれはきれいだが、テレビ側のアプコン性能も優秀らしく、Full HDと決定的な差にはなっていない。
やはり奥行きが出るが、画質は元の映像次第。全体的に元の映像の質に大きく左右される。元の画像がよければ差が出る。
4Kオリジナルの番組は少なく、その解像度やHDRを活かしたコンテンツがほぼない。
4Kチャンネルなのにテレビショッピング番組ばかりという時間帯もあり、がっかりする。
4KのWOWOWなど4K左旋チャンネルはやはり映らなかった。無料放送のコンテンツが非常にしょぼいので、
4K左旋チャンネルが見られないと、4Kテレビがちょっともったいない。

録画してあったWOWOWのBABYMETAL武道館をチェック。
これは素晴らしい。思わず見入ってしまった。
そもそもBABYMETALのライブ映像は、ダイナミックレンジが広く、白飛び、黒つぶれしやすい上に
、赤一色の照明とか色飽和しやすい照明が多く、再生するには非常に機器に厳しいコンテンツ
何が違うというと映像の奥行き感、これが2段階ぐらい違い、映像が立体的に見える。
暗いシーンでも黒がつぶれないので、トーチの明かりに浮かび上がる人物のシルエットがちゃんとみえる。
これはと思い、同じくWOWOWのmetalgalaxy幕張をチェックしたが、こちらは武道館ほどよくない。
奥行き感に欠け、少しのっぺりした印象。HDRの効果も今ひとつ。1年ほどしか違っていないのだが、4Kで見ると結構違いが出る。
幕張の場合、単純に会場が広く、ライブが始まる前にスモークをたきすぎたせいかもしれない。
幕張の映像はディスクに焼いていたので、OPPOのBDP-105DJLでもチェックしてみると、
以前のFull HD環境では、再生能力に大きな差があったのだが、新しい環境ではそれほど大きな差を感じないというか、ぱっと見てわからない程度に差がなくなっている。
ただBDP-105DJLのホーム画面は、精細感、コントラストとも圧倒的によくなっている。
テレビ番組を見ていても感じたが、テキストの静止画はとてもきれいに映る。輪郭がにじまない。
よく見ると、奥行き感とかはのBDP-105DJLの方が勝っているが、他はあまり差がない。
ちょっと意外というかがっかりであるが、HDMIケーブルも異なるし、BDP-105DJLでの再生はテレビ側でのアップコンバートである点がレコーダーでの再生と異なる。
テレビとレコーダーでメーカーをそろえたので、映像の最適化という点で有利かもしれない。

テレビ&レコーダー更新(その2~レコーダーをセットアップ)

2021-07-23 15:24:29 | 映像
BDZ-FBW2000を注文して、めでたく4K仕様となったわけだが、4Kになって必要なパーツがいくつかある。
まずは、アンテナまわり。
BSの4K放送を受信するのに、正確に言うとBS 4K左旋だけのようだが、それ用のアンテナ周りのパーツにしなければならない。
賃貸住宅でBSアンテナと混合器が古いままなので、4K左旋は受信できるとは到底思えないが、この際室内のパーツはこの際4K用にしておく。
まずは、分波器。今までもケーブルレスのマスプロの分波器を使っていたが、同じ形のSRP2W という4K対応分波器が出ていたので、分波器はそれにした。

あとはアンテナケーブルだが、現在はベルデンの同軸ケーブルとねじ込み式のF型接栓で作った自作のケーブルを使っている。
地上波そのままでいいので、BS用の2本を新調することにした。
事前にテレビとレコーダーの取説を確認すると、プラグ式よりねじ込み式のF型接栓の方がいいとなっていたので、
4K対応で両側がF型接栓のケーブルを探すと意外と少ない。
その中で分波器がマスプロなので、JFF-Wというケーブルが細いタイプにした。
あとはHDMIケーブルである。
4K対応となると、プレミアムハイスピード認証のケーブルが必要らしいが、このの認証を取っているケーブルはそれほど多くない。
テレビとレコーダーがソニーなので、HDMIケーブルもソニーにする。
ソニー製のHDMIケーブルはすでに2本持っているので、これで3本目。
ソニーのプレミアムハイスピード認証HDMIケーブルは2種類。
コネクターがモールドになっている並品と金属のコネクターシェルになっている上品。
並品でも何の問題もないのだが、金属製のコネクターシェルがかっこいいので、DLC-HX15XFにした。
デジタルケーブルは短ければ短い方がいいとわかっているが、短すぎて届かなくては仕方ないので、長さは余裕をもって1.5mにした。


レコーダー等必要な品物はそろったが、レコーダーの入れ替えの前にやっておかなくてはいけないことがある。
テレビが大きくなるので、ラックの棚の高さを変える必要がある。
ラックの全高は十分あるので、テレビを置く棚とその上の棚の間隔をあけて、テレビを置く上下方向のスペースを確保しなければならない・。
しかし、メタルラックの棚の高さを変えたことがある方ならお分かりと思うが、これがなかなかの重労働。
はまったラックの棚がなかなか外れない。
棚の下をゴムハンマーで叩いて、少しずつ緩めていくのだが、均等にたたいていかないとうまい具合に外れない。
これを合計4枚。なんとか新テレビが入る高さに棚の高さを変えた。

これからがまた一苦労。
配線のし直しである。
なんだかんだで、テレビ周りの機器が増えてしまい、ラックの裏側はケーブルジャングルになっている。
〇テレビ
〇レコーダー
〇プリメインアンプ
〇ブルーレイプレーヤー
〇ファイルサーバー
〇テレビ用アクティブスピーカー
〇ゲーム機
このほかに現在はレコーダーの音声信号を光デジタルで送っているが、これにiPurifier SPDIFというフィルターをつけているし、
ファイルサーバー用の電源にiPurifier DCを使っているので、これにもそれぞれ電源が必要。
さらにGoogle Chromecastも使っているのでこれにも電源が必要。

このうちGoogle Chromecastについては、テレビがAndroidTVになるので、今後は不要になる。
テレビ内蔵スピーカーが気に入らなくて常用していたアクティブスピーカーは場合によっては今後も使う可能性がある。
その他の機器はこれからも必要。
テレビとレコーダーが変わるので、配線を一部変えなくてはいけないところがある。

まずはアンテナケーブルから。これはケーブルは新しいものも使うが、基本的にはつなぎ方は変わらない。
分波器から地上波用とBS用のケーブルに分けてレコーダーへ、レコーダーからテレビへ。
新しく買った4KBS用のケーブルは細くて柔らかく、取り回しがいい。

新しいレコーダーにはHDMI出力端子が2つ付いている。メインの端子は、新調したプレミアムハイスピードHDMIケーブルでテレビの入力端子につなぐ。
もう1つのHDMI出力端子は音声専用。こちらをBDP-105DJLのHDMI入力端子につなぐ。
これでようやくBDP-105DのHDMI入力端子が役に立つ時が来た。
つなぐHDMIケーブルはブルーレイプレーヤーBDP-105DJLからテレビに接続してたAudioquestのCinnamon。

音声用として使うことを想定して選んだケーブルなので、ようやく本来の使い方になった。
今までのレコーダーにHDMI出力端子が1つしかなく、 テレビにARC機能もなかったため、
レコーダーの音声は光デジタルでAVアンプとして機能しているBDP-105DJLにつなぐしかなかったが、
これでようやくHDMI接続となり、光デジタル接続での48kHz/24bit上限というビットレート制限から解放される。
というか、そもそもBDZ-FBW2000には光デジタル出力端子自体がない。
出力はすべてHDMIである。
これで光デジタル接続の必要がなくなり、iPurifier SPDIFも御役御免となるところだが、新テレビX9500Hにはまだ光デジタル音声出力端子がある。
めったにないが、テレビの音声をスピーカーGX100で聞きたい時がある(今まではレコーダーから音声を出して,テレビの音声はオフで使用)。
普通だとここでテレビのARC機能を使ってHDMI接続でBDP-105DJLへ音声を送り込むところだが、
BDP-105DJLにはHDMI入力端子が1つしかなく、そこにはレコーダーからHDMIが接続されており使えない。
BDZ-FBW2000の取説に、レコーダーの音声出力とテレビのARCを同時に同じAVアンプなどにつなぐと正常に音が出ない可能性があるから、テレビのARC機能は使うなと書いてあった。
その場合はテレビの光デジタル端子からAVアンプへの接続が推奨されていたので、テレビからBDP-105DJLへの接続用に光デジタルは継続して使うことになった。
ずっと欲しかったテレビのARC機能はは結局使わずじまいだが、結果としてはまあいいか。

BDP-105DJLとテレビとの接続は、これまでレコーダーとテレビとをつないでいたソニーのDLCHD10HF(通称きしめん)で行う。
BDP-105DJLからテレビには基本的に映像信号しかいらないので(音声はプリメインアンプに出力)、このケーブルを使うことにする。

その他の機器の接続はこれまでどおり。
ただいまどきのAV機器はネットワーク接続が前提なので、ルーターのLANポートが足りない。
BDP-105DJLのネットワーク機能は非常に使いにくい YouTube再生ぐらいしか使い途がないので、
LANをつなぐのをやめようかと思ったが、ファイルサーバーに保存したファイルをネットワーク経由で再生していることを思い出し、
有線LANはテレビ、BDP-105DJLとファイルサーバーをつなぐことにした。
レコーダーの方は番組表をネット経由で取得するくらいなので、こちらは無線LANでルーターに接続することにした。

なかなかの時間がかかって、接続が終わった。
そして動作チェック。
BDZ-FBW2000は今まで使っていたBDZ-ET1200とほとんどデザイン、大きさが変わらない。
違うところ言えば、本体上面にあった電源ボタンとイジェクトボタンが一般的な前面配置となったぐらいか。
いや、電源ランプが今まで本体前面中央にあったのが、本体底面の前部に移動して、電源ランプの光が直接目に届かないようになっている。
プリメインアンプA-A9MK2の上にBDZ-FBW2000を載せているので、BDZ-FBW2000の電源ランプがプリメインアンプの黒い本体に反射してなかなかいい感じ。
レコーダーのほうのチャンネル設定は自動であっさり終了。
地上波、BSとも問題なく映る。
BS4Kは案の定既存の右旋チャンネルは映るが、左旋チャンネルであるWOWOW4Kはやはり映らなかった。
テレビ放送を試しに録画したがこれももちろんOK。
なぜか、録画番組一覧など、レコーダー本体から表示される文字が滲まずにくっきりしている。
BDZ-ET1200と比較してみたが、やはりこちらはちょっと文字が滲んで見える。
この辺が4K仕様?
ただ表示される文字の大きさが4K大画面仕様なのが小さめで、42インチでは少々辛い。
新しいテレビなら大丈夫だと思っておこう。
Ultra HD ブルーレイの映像チェックはテレビが新しくなってから。
テレビの方の映像をチェックすると、ん、地デジチャンネルの一部が映らない。
全部映らないわけじゃないのはなぜ?

いろいろ調べたが、原因はアンテナケーブル。自作のアンテナケーブルのコネクターが緩んでいて、ちょっと力を入れたらすっぽ抜けた。
これを余っている別の自作ケーブルに交換して一件落着。
普通のF栓プラグのアンテナ線もあるので、それでもいいのだが。

新しいレコーダーBDZ-FBW2000の操作性は、同じメーカーなので全く違和感なし。
取説をぱらぱらとめくっていると、なんとタブレットでレコーダーに保存されている番組が見られる。
古いBDZ-ET1200でも可能だったようだが、タブレットがソニー製じゃないとダメとか制限があって実際は使えなかった。
今度の機種は、つい最近まで有料アプリが必要だったが、アプリの使用が無料となったばかり。
これでかみさんが別な番組を見ているときも、レコーダーに保存してある番組が見られる。

さらに、新旧レコーダーをネットワーク接続して、保存してある番組をダビングできるらしい。
ああ、その前日保存してある番組を一生懸命ブルーレイにダビングしちまったよ。
まあ、全部はディスクにダビングしていないので、残りの番組を引越しダビングしてみるか。
設定はいたって簡単。同じルーターに有線LANで接続するだけ。
のはずが、古い方のBDZ-ET1200が新しい方のレコーダーから認識されない。
BDZ-ET1200の設定を確認すると、ネットワークサーバー機能がオフになっていた。
これをオンにすると、新しいBDZ-FBW2000からBDZ-ET1200を無事認識した。
引越しダビング自体は簡単そのもので、表示される番組を選んでダビングを開始するだけ。
ただダビングするタイトル数が多すぎたのか、ダビング時間が残り72時間とか出てきたので、いったんダビングを停止して、小分けにしてダビングすることにした。
ダビング中保存した番組を視聴することはできないが、予約録画はしっかりやってくれることは分かった。
ダビングをしていて分かったが、表示される残り時間はかなり適当で、実際のダビングは表示されている残り時間よりはるかに早く終わる。

タブレット試聴と引越し機能はついててよかった新機能だが、インタフェースは変わったものの、ほかの機能はほとんどまったく変わりがなかった。

テレビ&レコーダー更新(その1~機種選び)

2021-07-18 14:02:54 | 映像
国から補助金まで出て地デジ対応の東芝の42Z8000にしたのがもう12年も前になるのか。
本当は10年くらいで更新する予定だったが、かみさんから許可が出ず。
テレビ買い替えまでのつなぎにと購入したブルーレイレコーダーソニーのBDZ-ET1200がもうそろそろ7年目に突入してしまうので、
その前に更新することになった。

テレビを更新するにあたって考えなくてならないのは大きさである。
現在使っているテレビラックは、ホームエレクター、いわゆるメタルラックである。
棚の高さが変えられる(少々手間はかかるが)ので、結婚当初から使っている。
幅が1200㎜なので、これ以上の幅のテレビを買おうとすると、ラックごと替えなければならない。
今どきのテレビはベゼルレス化が進んで、画面と本体の大きさがほぼ一緒。
55インチでだいたい幅が1200㎜ぐらいなので、ラックを買い替えないと55インチが上限。
42インチのフルハイビジョンから55インチの4Kというのは、まあ標準的なサイズアップらしい。

現在のテレビを買ったときは、液晶かプラズマかという選択だったが、今や液晶か有機ELかという時代になった。
有機ELにも55インチはあるが、明るいリビングで視聴だし、
値段もまだお高めということもあり、今回も液晶テレビにすることにした。
28インチのアナログワイドテレビ、42インチのFHD液晶テレビとも東芝製だったが、
レコーダーはソニーと決めているので、今回はテレビもソニーしてみることにした。
ソニーのテレビはちょうどモデルチェンジの時期で、
映像プロセッサーが新しくなったX95Jにするつもりでいたが、X95Jには55インチモデルがない。
55インチとなるとその下のX90Jになる。X90Jは映像プロセッサーこそ最新のXRを搭載しているが、広視野角機能はついていない。
X95Jにはこの広視野角と低反射画面となっており、一世代前の液晶ハイエンドX9500Hの後継機種はX90Jといわれるが、実際はX95Jの方に近い。
旧型のX9500Hはほぼ底値で、倍速液晶、直下型LEDと希望のスペックを満たしているし、
映像プロセッサーこそ最新ではないが、店頭で確認した限りはその違いは判らない。
X90Jは新型で価格もまだまだこなれていないので、それほど差を感じない旧型のX9500Hにすることにした。


レコーダーの方は、アナログ放送時代にソニーのスゴ録を買って以来、おまかせまる録が便利でソニーを3代使ってきた。
今回もソニーにするが、現在のレコーダーBDZ-ET1200は4K放送開始までの間に合わせに安いからということでこれにしたが、使ってみると必要にして十分。
トリプルチューナーモデルだが、3番組を同時に録画したのは6年間で数回しかない。
HDDの容量は、余裕をもって1TBモデルを買ったはずだが、容量が不足気味になったので、今回はそれの倍2TB以上は欲しい。
ソニーのレコーダーはすでに高級モデルはラインアップになく、普及機のみである。
ブルーレイの再生はOPPOのBDP-105D JAPAN LIMITEDにおまかせになったので、レコーダーの方はそれほどこだわらなくて問題ないが、
4Kチューナー搭載、Ultra HDブルーレイ対応、映像音声分離出力機能は外せない。
ソニーはレコーダーのニューモデルを毎年は出さなくなったが、たまたま最近モデルチェンジがあり新型が出たが、旧型とはまだかなりの価格差がある。
新型に何か新機能はあるかというと、旧モデルとどこが違うのか分からないほど変わっていない。
ということなら、価格のこなれた旧モデルで十分ということで、レコーダーも型落ちのBDZ-FBW2000に決定。


そのつもりはなかったのが、テレビ、レコーダーとも旧型になってしまったが、自分としては性能的に十分だろう。
X9500Hはネットで購入したが、配送設置は店舗購入と変わらずやってくれる。
購入してしばらくしたら、在庫はあるものの数万円価格が跳ね上がってしまい、底値のときに買うことができた。
レコーダーも同様で月が替わったら、クレジットカードが使えるお店では値段が跳ね上がった。
メーカーから販促金でもでていたのだろうか。