夜の翼

オーディオ、音楽、車、ケータイなど好きなことを気ままに綴るブログです。

タイヤ応急修理キットの世話になる

2022-04-10 11:18:46 | 
ついていない時というのはついていない。
ほんの少し通過のタイミングが違えば問題なかったはずなのだが。

今まで数え切れないほど走った近所の道路。
橋の直前で少し上り坂になる。
ちょうどガードレールの影がかかっていて見えづらかったが、道路にあいた穴をアスファルトで埋めたような部分が道路の左側に見えた。
直前を走っていた軽自動車はなんともなかったのに、自分の車がその部分を通ったら、2回衝撃を感じたと同時に、パーンという破裂音が聞こえた。
速度は30km以下で低速だったが、初め何が起こったか分からなかったが、もしかして「パンクした?」と思った。
左前のタイヤが少し引きずるような感じで重くなっているし、左側に若干車が傾いている。
数百メートルほど走ったところに、広めのコンビニ駐車場があったのでそこに車を止めて確認すると、左前のタイヤが完全にペッチャンコ。まさにFlat Tireである。
空気が完全に抜けた状態で走ったので、サイドウォールが路面に接触して茶色く変色している。

さてどうするか。
このBMアクセラになってから、テンパータイヤは積載されておらず、パンク修理キットが積んであるが、これだけの破損で修理キットが効くのか。
とりあえず修理キットを使ってみることにした。
薬剤が入っているボトルと空気を入れるコンプレッサーをセットで使う。
マニュアルを見ながらコンプレッサーのスイッチを入れると、タイヤに空気が送り込まれ始めたが、一向に空気圧が上がってこない。
10分以上は連続して使うなということなので、コンプレッサーを止めるとタイヤから空気が抜ける音がする。
やはり無理だったか。
テンパータイヤならタイヤ交換をすれば自走できるのにな。
これまで車に積んでいても1度も使ったことがなかったテンポラリータイヤだが、この重いタイヤを積んでいない車に乗り換えたら、
初めての走行中パンクが修理キットの効かないタイヤバーストとは。
仕方がないのでJAFを呼ぶことにした。
JAFのアプリをスマホに入れていたので、アプリ経由で応援要請。
必要事項を入力し、地図に表示された場所が間違いないことを確認して送信。
すぐにチャットで返事が返ってきた。
日曜日の夕方だったので、応援を要請してから隊員が到着するまで30分ほどかかっただろうか。
その間もステイタスが更新されるのでそれほどイライラしなくてすむ。
レッカー車に乗ったJAF隊員が到着。
タイヤの状況を確認してもらうと、自分では気がつかなかったサイドウォールの亀裂を指摘され、ここまで裂けてしまうとパンク修理キットは効かないと言われた。
JAF隊員からは、レッカー車で自分の夏タイヤを取りに行き、このコンビニの駐車場でタイヤ交換することを提案された。
確かに車をレッカーしても、その先で車を動かす必要があるし、AWDなので後輪も台車に載せる必要があり、そうなると別途作業料金が発生するとのこと。
なんとFFなら前輪を持ち上げるだけでいいが、AWDはこういうところで不便。

仕方がないので、JAFのレッカー車の助手席に乗せてもらい、夏タイヤを取りに行くことになった。
JAF隊員曰く、今の車は精密でスタッドレスとサマータイヤの外径差は言うに及ばす、
新品タイヤと多少すり減ったタイヤ程度の外径差があるとデフを傷めてしまう可能性があるとのこと。
なので、夏タイヤを2本持ってきて、前2輪を夏タイヤに交換してもらおうと思ったら、レッカー車にタイヤを2本積むスペースがない。
これまた仕方がないので、狭い車内にタイヤを1本だけ持ち込み、後輪のスタッドレスタイヤをパンクした左前に付け替えて、
持ってきた夏タイヤを左後に付けてもらうことになった。
AWDなので後輪でも右がスタッドレスタイヤで左が夏タイヤでは後輪のデフを傷めてしまう可能性があるが、
このBMアクセラの場合、乾燥路面を走行する場合はほぼFF状態となり、後輪に駆動力がかからないはずなので、まあ短距離ならば大丈夫だろう。
タイヤを持ってきてからは、インパクトレンチと油圧ジャッキを使ってあっという間にタイヤ交換完了。
最後のホイールナット締めは、ちゃんとトルクレンチで締めてくれた。
作業時間自体は15分ほど。
無料作業の範囲で済んだ。

パンクしたタイヤをトランクに積み込み、帰宅した。
タイヤのホイールにはリムのところに1カ所大きな傷があったので、足回りにダメージがないか心配だったが、乗って分かるような異常は感じられなかった。
タイヤを取りに行った帰りに、パンクした場所を通ったが、すでにパイロンが置いてあった。
どうも穴があいているらしい。
自宅に帰ってから、ドライブレコーダーがついていることを思い出し、パンク時の状況を動画で確認することが出来た。
こんなところでドライブレコーダーが役に立つとは。
確認したらガードレールの影になって分かりづらいが、自分の車が通るまでは穴は開いていなかったようだ。
穴が開いたところを応急修理でアスファルト埋めしたところを自分の車が通過したら、また穴が開き、その穴にタイヤが落ちたしい。
2回衝撃がしたのは、前輪と後輪が落ちたからか。
おそらく最初に落ちた前輪のサイドウォールがアスファルトで切れてしまったようだが、後輪はなんとか傷にならなかったようだ。

幸いなことにそろそろタイヤ交換の時期だったのでこの方法がとれたが、
真冬なら在庫があるかないか分からないマイナーサイズのスタッドタイヤを買い換える羽目になっただろう。
場合によっては、アクセラがタイヤショップまで自走できず、レンタカーでも借りてタイヤを買いに行き、
新しいスタッドレスタイヤを自分で取り付けなければならなかったかもしれない。
JAF隊員が話していたタイヤの外径差のことがあるので、あともう1シーズン使おうと思っていたスタッドレスタイヤは諦めて、
次の冬前にはスタッドレスタイヤを4本とも買い換えなければならないだろう。
タイヤサイズが大きくなったせいで、なかなか高額なスタッドレスタイヤを2シーズンで交換することになるとはかなり痛い。

夏タイヤは更新する予定だったので、妻にはタイヤを替えるまではあまり車に乗らないように申しつけて、週末にいつものタイヤショップに行った。
夏タイヤであるOEタイヤダンロップのSP SPORTS MAXX TT+は4シーズン履いたので交換時期であり、リプレイス用のタイヤを購入するためだ。

1本だけ夏タイヤという状態を一刻でも早く抜け出したかったので、在庫ありのものに絞って選ぶことにしたが、ミシュランショップであるのでやはりミシュランタイヤが安い。
PILOT SPORT 5とPRIMACY4という前回と同じ選択肢になってしまったが、価格はほぼ同等。
どちらも在庫ありとのことだが、少々柔らかめであるが、ウエットグリップ重視でPRIMACY4にすることにした。

ショップからは、5月発売のニューモデルのPRIMACY4+を薦められたが、これは燃費重視のタイヤでウエットグリップが落ちるので選択肢には入らない。
そもそもすぐに夏タイヤが必要なのだ。
しかし、BMアクセラになってから初めてのリプレイスタイヤの購入となったが、
215/45R18とBKアクセラの205/55R16から2サイズほど大きくなっているとはいえ、その値段にはちょっとびっくり。
基本的に現金払いの店なのでかなり多めに現金を持って行ったが、持って行った額では足りなかった。
タイヤの取り付けが翌日となったのでよかったが、この次はタイヤサイズも考慮に入れて車選びをしないといけないな。
BMアクセラでもFF車の場合は、18インチだけではなく16インチも適合サイズになっているが、
AWD車の場合は18インチのみ(おそらくはタイヤの微妙な外径差が理由)なのだ。

しかも行ったのが4月になってからで、タイヤが7%も値上げになった後だった。
基本現金払いのこのショップでも2年前は使えなかったQRコード払いも現金払いと支払額が変わらずできるようになっていたので、
PayPayで払おうと思ったがワイモバイルまとめて支払いのチャージ上限に引っかかりチャージできずに結局現金払いをすることになった。
タイヤ価格改定とPayPayポイントを取り損ねたので二重に残念だったが、3月に夏タイヤに替えていたら、
新品タイヤに替えてすぐにタイヤがバーストし、BBSホールが傷物になったかもしれないことを考えると、まあ仕方がなかったのかなと思うことにしよう。

PRIMACY4はBKアクセラで履いていたが、タイヤサイスが違うせいか少しロードノイズが大きいような気がする。
乗り心地は相変わらずソフトだが、タイヤ幅と扁平率の違いだろうか、路面のギャップを拾いやすいような感じを受ける。
これならスポーツ系のPILOT SPORT5にしなくてよかったかもしれない。

こんなついてないことってであるのだな。
前を走っていた軽自動車は何の問題もなかったのに。
どうもタイヤがパンクした道路の地盤自体がおかしくなっているのかもしれないので、この道路は通らずにしばらくは迂回して通ることにしたい。

あ、使ってしまったタイヤ修理キットも補充しなくては。

BMアクセラBOSEサウンドシステムの不具合

2021-12-26 04:44:44 | 
BMアクセラの純正オーディオがあまりにもしょぼくてつけてしまったBOSEサウンドシステム。
ロスレス形式がWMA Losslessしか使えないとか、フォルダーの切り替えが面倒だとか使い勝手についての不満はあるものの、
カーオーディオとしての音自体はまあまあで、10万円の価値があるかどうかはともかく、それなりに満足はしていた。

しかし、最近音がおかしい。
最初は特定の曲でしか発生していなかったので、CDのリッピングミスかと思ったが、デジタルなのでそんなわけはない。
しばらくすると音が割れたような、明らかに正常とは言いがたい音を発する曲が増えてきた。
いろいろ聞いてみると、柴田淳しばじゅんのアルバム「ブライニクル」の最後の曲「嘆きの丘」のイントロだと音がおかしくなっているのがわかりやすい。
左右のスピーカーを比較すると、明らかに左チャンネルの音が変だ。
自分の耳がおかしいのかと、一応かみさんにも確認してもらったら、やはり割れたような音になっていると言われた。

これまで社外、純正両方のカーオーディを使ってきたが、初めての出来事である。
ネットで検索してみると、まあ出てくる出てくる。
BOSEはスピーカーユニットにお金をかけないことで有名で、未だに振動板の素材はパルプ、つまり紙が使われていることが多い。
ネットの写真を見る限り、マツダ車のBOSEサウンドシステムのスピーカーもまさに「コーン紙」だ。
スピーカーユニットの金属フレームが無塗装で、ドアに設置されているスピーカーが湿気の影響で、「コーン紙」が剥離したりすることが原因のようだ。
輸入車は日本の湿気で電装系にマイナートラブルが起こりやすいとは聞いたことがあるが、国産車のスピーカーでこんなことが起ころうとは。

BMアクセラが納車されて約4年。ああ、保証期間が切れてしまったと思ったら、5年までの延長保証に加入していたのをすっかり忘れていた。
この手の延長保証には基本的に入らないのだが、車だけは入っていたようだ。
4回目の12か月点検でBMアクセラをディーラーに持ち込む際に不具合を確認してもらうことにした。
確認してもらうと、やはり左のスピーカーの音がおかしいというが、BOSEサウンドシステムでこういった症状はあまり聞かないという。
マツダの延長保証は保険のようで、保険会社に延長保証対応ができるか聞いてみるとのこと。
この症状で延長保証の対象にならなければ、今後延長保証には入るまいと思ったが、あっさりと承認が下りたらしく、ドア設置のウーハーユニットを交換することになった。
自己負担はないが見積書が出て、部品代が16000円、工賃が4000円となっていた。
高いのか安いのか分からない部品代だが、延長保証料が18000円ほどだったので、なんとか元が取れた。

部品が届いたので、またBMアクセラをディーラーに持ち込み、スピーカーユニットを交換してもらったが、
結局ウーハーだけではなく、ダッシュボード設置のツイーターの方もだめだったようで、ツイーターも交換することになった。
ツイーターの方はお安めで部品代は2800円、工賃が2400円とのこと。
ウーハーの5分の1とはBOSEの価格設定がよく分からない。
これも当然延長保証で対応ということになるが、一応保険会社の承認が必要らしい。
交換したウーハーユニットの状態を確認したが、目視で分かるような不良箇所はなかったとのこと。本当かな?
車内にあるツイーターもだめということは、湿気以外の原因もあるのだろうか。
湿気が原因だとすれば、振動板とかフレームだけではなく、コイルが影響を受けている可能性もある。

ディーラーからの帰り道、音を確認すると交換前よりはよくなったものの、ボーカル帯域の音割れのような症状がまだ残っている。
左右のチャンネルを切り替えて、確認してみると、あれ右チャンネルの音も若干怪しくないか。
条件は左右でそんなに差がないはずなので、早晩右チャンネルにも不具合が出るのではと思っていたら、思いのほか早く症状が出てきた。
延長保証の期限はあと1年あるので、保証期間内に今回ぐらいはっきり分かる程度の不具合になれば、右のスピーカーも延長保証で交換できる。
マツダ車の延長保証は、5年の車検終了後に追加で2年延長というのもあるが、この延長保証の料金が新車5年保証の3倍以上になってしまうので、
延長保証には加入せず、不具合が出たら自費で直した方がいいだろう。

翌週にツイーターも交換してもらい不具合は解消したが、解像度が落ちたというかちょっとガサガサした感じになっている。
エージングで解消する可能性はあるが、現状では交換前の状態よりも悪くなっているようか感じを受ける。

今回は延長保証に入っていたのでよかったが、今後のことを考えると車を手放す前にまたスピーカーに不具合が出る可能性があるが、
5年後にスピーカーユニットを交換してもらえるのだろうか。
純粋な屋内で使うスピーカーではないので、ある程度の耐候性を持たせてもらいたいものだが、BOSEに関しては、あまり期待できない。
スピーカー自体は、ライブハウスのモニタースピーカーのように大音量で長時間酷使しない限りは比較的長持ちするものなので、なんとかならないかな。

BMアクセラのスタッドレスタイヤを更新した

2020-12-26 23:53:16 | 
早いものでBMアクセラになってから3年が経過した。
11月にBKアクセラから乗り換えたので、現在使っているスタッドレスタイヤBS VRXも3シーズンを経過している。
昨年の冬は暖冬でほとんど雪の上を走っていないので、正直どの程度劣化しているのか分かっていない。
初めての新車プリメーラHP10のタイヤサイズは195/60R14。今では考えられないほど小さいタイヤだった。
その次のBKアクセラになったら205/55R16となり、スタッドレスタイヤの値段も跳ね上がった。
現在のBMアクセラは215/45R18。スポーツカーでもないのに純正でヨンゴーの18インチなんて、
ゴーマルすら認められなかった時代を知っている者としては感慨深い。
ツーサイズぐらいの違いでもスタッドレスタイヤの価格には大きく影響してくる。
最新モデルのスタッドレスタイヤだとあまりにも高額なので、型落ちのBS VRXにしたが、
BMアクセラがAWDということもあり、3年間冬道を全く問題なく走ることができた。
ウエット性能はともかくドライ性能も非常に優秀なので、通年これでもまあいいかと思えるものだった。
さて、そのVRXも4シーズン目を迎えようとしているが、これまでスタッドレスタイヤを4シーズン履いたことはない。
今までは主にミシュランを履いてきたが、3シーズン目になると圧雪路は問題ないものの、
凍結路や水分の多い雪だとさすがに滑るので、4シーズン目の使用は諦めてきた。
ただ、現在のVRXでの走行距離がこれまで以上少ないので4シーズン目突入も検討したが、安全走行は何をおいてもまずタイヤ、更新することにした。

車検の日程が10月下旬だったこともありノーマルタイヤで車検を通し、11月下旬にいつものタイヤショップへ赴いた。
ミシュランショップであるこの店は、ミシュランの他に国内4社とピレリも扱っている。
価格表の該当サイズを見たが、まずミシュランのX-ICE SNOWに215/45R18のサイズがない。
205/45R18や225/45R18はあるのだが、このサイズはマイナーサイズらしい。
国内メーカーの現行モデルの価格を見たが、BSだけでなくDL、YHもちょっと目眩を覚える価格になっている。
こうなったら今と同じ型落ちのVRXに決まりと思ったら、型落ちのVRXは生産数が少なく、このサイズは既にメーカーにも在庫がないとのこと。
ここで4シーズン目突入が頭をよぎった。
思い切ってインチダウンという選択肢もある。安いホイールを組み合わせれば、16インチにインチダウンするとスタッドレスタイヤの価格差で十分元が取れる。
しかし、BMアクセラのAWDの適合タイヤサイズは18インチのみ。FFにはある205/60R16の適合サイズの設定がAWDにはないのだ。
サイズさえあれば激安の海外スタッドレスとかオートバックスのオリジナルブランドとかも考えたのだが、
18インチのしかもマイナーサイズなど作っていない可能性が高いので、選択肢はTYに絞られた。
TYの現行モデルOBSERVE GIZ2の価格はBSの型落ちVRXとほぼ同じ。こんなことなら早めにVRXを予約しておけばよかったと思ったが後の祭り。
ブランド力が弱い上、ユニフォーミティの問題がありリプレイスから撤退してOE専門メーカーになるのではないかとかつては言われていたTY。
車の免許を取ってからかなりの年数になるが、主要メーカーの中でTYのタイヤだけは履いたことはない。
OEタイヤはDLかBS、リプレイスタイヤだと夏冬合わせればオカモトもオーツも履いたことはあるが、TYだけはなかった。
こんなことでもない限り、選択肢に入ることはなかったのだが、背に腹は代えられないので、生まれて初めてのTYタイヤを使うこととなった。
店頭に該当サイズがなかったので、問屋から取り寄せになった。


その1週間後、注文のオブザーブを純正ホイールに取り付けてもらい、スタッドレスに履き替えて店から発進。
あら、何だか動き出しが軽い。VRXよりも明らかにゴムっぽい感じがしてちょっと気持ちが悪いが、DLのOEタイヤより明らかに軽く発進できる。
代車で借りたMAZDA CX-3の1.5L ガソリン車を思い出す軽快さである。
今まではいたスタッドレスはノーマルタイヤに比べてゴムが柔らかい分、最初のひと転がりが鈍い印象があったが、このタイヤは違うようだ。
単に今履いているDLのOEタイヤの銘柄がSP SPORTというスポーティ系なので転がり抵抗が大きく、
インチが大きくタイヤ幅も広くなったことが、そう感じさせているのかもしれない。
この発進時のわずかな鈍重さがBMアクセラの良さをスポイルしているので、リプレイスタイヤは転がり抵抗が大きい傾向のあるスポーティ系のタイヤは避けて、
シャッキリかつ軽快な乗り味のものにしたい。
走行距離が全く伸びておらず、OEタイヤの摩耗は全く問題ないが4シーズンで打ち止めにするつもりだ。

おニューのオブザーブの慣らしも済んだので、ちょっと横Gをかけてドライ性能を試してみたが、VRXやミシュランほどではないものの、それなりに踏ん張る。
タイヤ剛性がなくて、ずるずると外に膨らんでしまうような印象はなく、一安心。
履いたこともないのにTYを舐めすぎでした。

さて、問題の冬道性能だが、今年は珍しく早めに雪が降ったので圧雪の峠道を走って試してきた。
さすがに1シーズン目ではっきり分かるほどの性能差は感じられない。問題はタイヤの硬化が進んでくる2シーズン目以降ですよ。
来年以降にその性能の変化を試してみたい。

BMアクセラに関しては、排気量が2200ccだったり、車両重量が1500kgを超えていたりして、
自動車税やら自動車重量税(購入から5年目までは免税だが6年目から課税される模様)やらが1ランクアップしてしまい、維持費が割高。
さらにタイヤサイズが少々大きくなっただけでこの価格差である。
あまり走行距離が多くないので、燃料が軽油でもガソリンとの価格差ではまかないきれない維持費の差になっている。
次の車選びは、その辺を十分考えないといけないな。

MAZDA3試乗

2020-12-12 04:44:00 | 



マイBMアクセラは早くも初めての車検を迎えた。
代車を借りたら、軽自動車かと思いきやMAZDA3のファストバックがやってきたのでその感想を書いてみたい。

代車のグレードは15S Touringの2WD。
実はマツダの1.5Lのガソリンエンジンがなかなかいいという噂を聞いていて、気になっていたところなのでちょうどよかった。

結論からいうと、かなりいい。一言で表すなら「軽快」。
音は回すと若干ゴロゴロし、今の基準だとそれほど静かなエンジンとは言えないが、トルク感があり、吹きあがりも軽い。
よく回るがトルク感がないエンジンというわけではない。
いつも乗っている4WDのBMアクセラより200㎏ぐらい軽いが、以前乗っていた2000㏄で2WDのBKアクセラよりは80㎏ぐらい重い。
しかし、ギア比が絶妙で、発進はとても軽やかだ。中間加速もそれなりエンジン回転は上がるものの、これまた非常に軽快。
街乗り中心ならMAZDA3はもとより、さらに軽いCX-3の4WDでも問題がないと思う。
ゼロ発進からの最初の一転がりが軽いのが、この軽快感につながっている。
OEタイヤの選択も含めてチューニングされているのだろう。
BMアクセラは、1.5tを超えるその車重とアイドリングからのディーゼルエンジンの吹きあがりの鈍さ、
履いているタイヤの特徴が相まって、正直発進加速のフィーリングはよくない。
ストップアンドゴーが多い街乗り中心の乗り方だと1.5Lのガソリンエンジンの方が気持ちがいいし、ストレスがない。
2.2Lディーゼルターボが真価を発揮するのは、中間加速。アイドリング領域を脱してしまえば、
どこからでもぐっと加速するので非常の運転が楽。高速道路の上りならほぼ無敵状態。
まあ、運転する道路環境次第ですね。

足回りは、それほど距離が出ていない車両だからか硬めの印象。
ちょっとコツコツ来る感じがありしなやかとは言えない。BMアクセラの方が柔らかい印象。
もう少しショックのあたりがつけば印象も変わるかもしれない。

自分としては今のマツダ車のいいところのトップに入れてもいい機能がG-ベクタリング コントロール。
MAZDA3になってアクセル制御だけでなくブレーキ制御も加わって進化したG-ベクタリング コントロールプラスの仕上がりが
非常に気になっていたが、残念ながらその仕上がりを試せるような道路を走ることができなかった。
横Gがそれなりにかかるような進入速度だとその効果が一番わかりやすいのだが、街乗りばかりだったので正直よく分からずじまい。
代車だけどちょっと峠の方に行ってみれはよかったかな。

逆にBMアクセラの一番の不満点であるマツダ・レーダー・クルーズ・コントロールが全車速追従ではなく
25km/h以下になるとキャンセルされてしまう点については、MAZDA3になって全グレードに全車速追従機能がついたが、
全グレードが全車速追従になったのを知らなかったので、試さなかった。
これも試しておいたらよかったか。今や軽自動車にも標準でついてる機能ですからね。

乗り込んで気づいたが、フロアが低くないですかこれ。
調べてみるとBMアクセラ22XDの4WDと比較して、全高が40㎜ほど低いが最低地上高は140㎜とBMアクセラより15mm低いだけで低床化されているようだ。
そのためBMアクセラより頭周辺の空間に若干余裕があり、ルーフの圧迫感が少ない。

ヘッドマウントディスプレイがなくなり、フロントガラスに直接投影されるタイプになっているので、当然こちらの方が見やすい。
ヘッドマウントディスプレイだと視認範囲が狭く、シートポジションをちょっと変えてしまうと、ディスプレイ表示が見切れてしまうことがある。

一番ショックを受けたのが、フロントとリアのカメラの映りの良さ。
BMアクセラから乗り換えるとSDからHDに変わったというか、アナログ放送からデジタル放送に変わったぐらいの印象である。
解像度が高いのはもちろん、周辺部のゆがみが少ない。
さらにHDRに対応しているのかどうかは分からないが、白飛び黒つぶれがすくなく非常に見やすい。カメラだと見えづらい夜間も明るくよく見える。

インテリアの質感もさらに上がっており、特にスイッチ類を操作した時の質感が向上。ダイヤルの回転、スイッチのクリック感に高級感があり、気持ちがいい。
ただ、最も頻繁に使うウインカーの操作感だけはゴムっぽく、切り替えた感覚が薄いので、BMアクセラの方がいいかな。

そうそう、話題のエクステリア。
一言でいうと、イタ車感が増したという感じでしょうか。
代車のカラーはマシーングレープレミアムメタリックだったが、
ボディの面構成は一見するとつるっと平面的に見えるものの、光の角度でその表情がガラッと変わる。
特にサイドの3次元的で立体的なS字のへこみ方は、他ではちょっと見たことのない感じに仕上がっている。
フロントマスクがちょっと悪い感じになり、リアスタイルはアルファロメオあたりを意識していると思わざるを得ないデザイン。
正直街中で乗ると目立つ車です。

SUVの方が売れ筋のマツダ車ですが、さすが世界戦略車、ベースグレードがこの仕上がり。
代車のMAZDA3をディーラーに返却し、車検が終わったBMアクセラに乗って感じるのは、ああやっぱりトルクが太いっていいなと思った。
ただ、前後のカメラだけ何とかならないかな。あれを見てしまうとBMアクセラのカメラ映像の一昔前感が半端ない。
安全性能を含めて比較的新しい分野のデバイスの陳腐化が早いというのはやむを得ないのか。

日本でも純粋なガソリン車が販売できなくなる日もそう遠くないので、
内燃機関にこだわるマツダのこういう車は貴重になってくるのかもしれない。


アクセラのフットレスト

2020-10-25 12:08:47 | 
現在の駐車場は砂利敷きだが、地面が剥き出しになっている部分の方が多い。
そうすると車の中、特に運転席側のフロアマットが汚れる。
以前は、いつも使っているコイン洗車場にマット洗浄機があったのでそれで汚れを落としていたが、いつの間にかなくなってしまった。
やったことがある方はお分かりと思うが、カーペットタイプのフロアマットを手洗いするとえらいことになる。
カーペットの奥から奥からどんどんほこりというか汚れが出てきて、収拾が付かなくなる。
一回やって懲りたので、それからはマット洗浄機を使うか、表面のほこりを軽く払うだけにしていた。
舗装してある駐車場だったので、フロアマットもそれほど汚れなかったが、
現在の非舗装駐車場になってからは、ちょっと目をつぶっておくわけにもいかなくなった。
フロアマットからこぼれた砂がフロアマットの下にたまってきた。
自宅の掃除機で掃除をしようと思ったが、電源コードが届かず、
諦めて何年ぶりかでコイン洗車場にあるバキュームクリーナーを使うことにした。
BMアクセラの内装は黒が基調でなかなか高級感があるが、ほこりとか白っぽい汚れがとても目立つ。
まず、クリーナーの先を拭いてから、シート周りのゴミを吸い取る。
それから、あらかじめフロアマットを剥がしておいたので、その下にたまった主に砂を吸い取る。
特に運転席側がひどい状況。内張のカーペットに食い込んだ汚れは掃除機ではなかなか吸い取れない。
ふと見ると、フットレストの足を乗せる部分にプレートが付いていない。
昔の車には付いていないことも多かったフットレストだが今の車には大概付いている。
BMアクセラにもフットレスト自体はあるのだが、足を乗せるところが、他の部分と同様内張の黒いカーペットのままである。
HP10プリメーラには確かプラスチック製のフットレストプレートが付いていたはず。
BPアクセラはどうだったか記憶にない。
一番足を乗せる部分だけに、汚れ方も一番ひどく十分きれいにならなかった。
その後、トランクに移しておいたフロアマットの砂を吸いこみ、クリーナーの先の汚れを拭き取って終了。
もちろんフロアマットはピカピカにはならなかったが、多少汚れが目立たなくなった。
アクセルペダルもブレーキペダルもかなり汚れていたが、こちらは素材がラバーなので、拭き取ると泥汚れはきれいになったが、
フットレスト部分はカーペットなのでそうはいかない。

3年近くBMアクセラに乗っていて全く気がつかなかった。
よくある金属製のスポーツペダルにでもすれば汚れを拭き取るのも可能だが、金属製のペダルは濡れると滑りやすくなるので使う気はない。
フットレストの場合、プレートの固定に穴開け加工も必要になってくるはず。
何かいい方法はないものかと思ってインターネットで探してみると、あるじゃないですか、いいものが。
マジックテープで固定するタイプのラバー製フットレストカバーを発見。
しかも汎用品ではなくBMアクセラ専用品で、値段も安い。
速攻でポチり、取り寄せた。
実物はこんな感じ。意外としっかりしている。




早速BMアクセラに取り付けてみると、なかなかいい感じ。

マジックテープ止めだが、マジックテープが前後に2枚ずつついているので、ずれるようなこともない。
汚れたらプレートごと取り外してジャブジャブ水洗いができる。

今の駐車場が変わらない限り、定期的な室内清掃は欠かせないが、取り外して洗えるパーツは増えてよかった。もっと早めに気づけばなおよかったが。
あとはマット洗浄機があるコイン洗車場を探してみよう。