夜の翼

オーディオ、音楽、車、ケータイなど好きなことを気ままに綴るブログです。

スマホ機種変~AQUOSの予定がOPPOにしてしまった

2021-06-26 18:11:49 | ケータイ
4年目に突入しようとしている愛機Android One X4の動作が重い。
バッテリーのへたりは感じないのだが、アプリの起動に時間がかかるようになった。
どうもノートンを入れてから特に重いような気がするが、
セキュリティソフトを動作してるかどうかはっきりしてない無料のものに今更戻すのもどうか。
そろそろ機種変の時期ですかね。
お上からのお達しのおかげで、縛りだの解約料だのを気にしなくてよくなったのはとても喜ばしい。
ワイモバイルの端末ラインナップに目ぼしいものがないので、
予定どおりAQUOS sense4のSIMフリー版にしようかと思っていたら、ワイモバイルの端末に動きがあった。
まずは、OPPOのReno5 A。今までもOPPOのReno3 Aの取扱いがあったのでこれは順当なところ。
さらにXPERIA 10Ⅲも発売予定と分かった。
OPPOのReno5 Aの方は、端末のスペック的には全く問題がない。
スペック的にはほぼ全ての点でAQUOS sense4を上回っている。5G 対応だし。
問題があるとすれば、指紋センサーが背面にあることと電池の持ちが悪いらしいことぐらいか。
一番の問題はOSがAndroidではなく、AndroidをカスタマイズしたColorsOSという独自OSであることか。
これがキャリアの割引が効いて、かなり安い。機種変でもMNPと割引額が同額だ。
しかも、メーカーの販促キャンペーンがあるし、ワイモバイルのオンラインストアで購入すると
X4の前に使っていたAQUOS Clystal Y2を下取りまでしてくれる(大した価格ではないが)。
AQUOS sense4は、カメラ性能がいまいちとの評判でそこが引っかかる。
これよりはReno5 Aの方がまだましらしい。

カメラ性能といえばXPERIAだが、旧型の10ⅡがReno5 Aより高いので、価格の方は期待できない。
一番気がかりなのは、生体認証機能。
いまどき顔認証がなく、指紋認証のみ。さらに反応しなくなると噂の電源スイッチ共用の指紋認証センサーである。
顔認証がないので指紋認証に頼らざるを得ないのに、肝腎の指紋センサーに難ありとは。

初志貫徹でAQUOS sense4にしようと思ったが、これにしてしまうとシャープ端末が3台続いてしまう。
メモリが4GBなのと、カメラ性能にちょっと難あり。
OPPOのReno5 Aが実質2万円を切る価格で手に入るとなると、かなり魅力的ではある。
端末割引という縛りがなくなったので、一括購入で買っておいて、気に入らなければいつでも別の端末に乗り換えることも可能になった。
しかも、もうSIMロックすらかかっていない。

料金体系が変わり、ワイモバイルから乗り換える可能性がほぼなくなったので、SIMフリー端末にこだわる理由もなくなった。
ということで、今回もキャリア端末、OPPOのReno5 Aにしてみることにした。


購入は、ワイモバイルのオンラインストアにした。事務手数料がかからない。
ワイモバイルのオンラインストアで端末を買うのは初めてかな。
かみさんのMNPはSIMのみだったし、iPhoneSEはもらった物だし。
端末のみ購入だが、なぜか新しいSIMもついてくる。
その理由がちょっと思いつかないが、スマホ以外の端末を持っていない人のためなのかな。
申し込み自体はあっさり終わった。
PCオーディオ用のリモコンとして使っていたAQUOS Clystal Y2の下取りは、機種変が終わってから1週間後に送付キットが送られてくるらしい。

端末の購入手続き自体はサクッと終わったが、「お申込み完了のお知らせ」というメールには、
「[商品]OPPO Reno5 A,USIMカード YM データ<nano>n111」となっており、
「ん?USIMカードがデータってどういうこと?」となったが、機種変更で申し込んでいるし、プランも音声契約のシンプルMにしてあるので、まあ大丈夫だろう。

配送指定日に端末が届いたが、それなりの大きさの段ボール箱に入ってきた。
中身は、 OPPO Reno5 Aの箱とSIMカードのみのときに入っていたものと同じ8ページの案内、そしてUSIMカード。
中身を確認して、機種変の準備に移る。
おサイフケータイなので、機種変前にあれこれ準備が必要だ。
どのアプリでどんな準備が必要か確認するのに、時間がかかる。
関係のホームページをiPadのブラウザで開いた状態にして、旧端末で必要な作業を行う。
以前に比べてLINEの移行は簡単になっていた。

それが終わったらようやくReno5 Aの箱を開けてみた。
あら、付属品にケースがついていた。安っぽい透明ソフトケースだが、これで十分という人もいるかもしれない。
大きさはX4の一回り大きいくらいだが、やはり大きく感じる。
本体の色はOPPOお得意のグラデーションカラーだが、なかなかいい感じだ。
手帳型のケースで見えなくしてしまうのはちょっともったいない。
しかし、問題は背面のカメラ部分、思った以上にカメラ部分が本体から出っ張っている。
スマホを置くときにちょっと気を使わないといけない。

といあえず電源を入れてみると、いくつかの初期設定で使えるようになった。
まずはWiFiを開通させておく。
そして、新しいSIMを端末にセット。これまで使っていたX4はSIMピンなしで、SIMトレイが取り出せたが、
Reno5 Aの方はそういうわけにはいかず、付属のSIMピンを使ってトレイを引き出し、SIMをセットした。
SIMカードはn111だったが、音声用と記載があったのでひと安心。
回線切り替えの専用番号に電話をして、自動音声に従って手続き終了。
1、2時間かかる場合があると案内があったが、受話器を置いた瞬間に旧端末のX4の方が回線不通となった。
Reno5 Aの電源を入れてみると、もう新しいSIMも使えるようになっていた。

ここで疑問。新しいSIMを旧端末に入れたら使えるのか?
結論としては、フツーに使えます。音声もデータ通信も。
そうなると、機種変更時に新しいSIMカードがセットになってくる意味がなおさら分からんが、
端末が回線とセットで割引されているので、端末の転売防止のためなのか。
でも、これではあまり意味がないような気がする。

それから、新しいReno5 Aでの設定作業をひたすら行う。
旧端末からのデータの移行。これは移行アプリがあるのでとても簡単。
あとは必要なアプリのインストールと設定作業。
ここまではいつもどおりだが、SDカードを入れたところでトラブル。
SDカードに書き込む権限がうまくいかない。
Reno5 AでSDカードをフォーマットしても、SDカードのルートフォルダの指定のところでつまづく。
何回か試してみてようやくSDカードに書き込めるようになった。
X4の方は、内部ストレージが32GBしかなかったので、音楽データはSDカードに入れていたが、
Reno5 Aの方は内部ストレージが128GBと増え、アプリをインストールしたがまだ100GBほど空きがあるので、
SDカードを使う必要はないかもしれないが、まあ使っておこう。
ファイルサーバーからmp3ファイルをSDカードにコピー。
あとは、ホーム画面を整理して、設定は完了。
それなりに時間はかかる。

とりあえずの使用感は、とにかく動作がキビキビ、サクサク。
ノートン先生をインストールしてあるが、それをものともしない。
顔認証、指紋認証も本当に一瞬。
背面の指紋認証もなれればなんとかなるでしょう。
端末を持ち上げると、電源ボタンを押さずに顔認証をするように設定できるが、これが便利。
さすがにマスクをしていると顔認証はしてくれないが。
アプリの起動も非常に早くなった。SoCのアップグレードとメモリ増量が効いているようだ。
このサクサク感がいつまで続くのか。

カメラは今までがよくなかったので、あまり比較にならないが、
まず暗い場所での撮影にある程度対応してくれるようになったのはいい。
明るいところについては普通によく写る。
ポートレートモードで撮ると、バックを多少ぼかしてくれるので、これは使えそうだ。

一番気にしていた、OPPO独自のOS ColorOSだが、思ったより素のAndroidと差がなく、一安心。
設定の項目でも、これまでとそれほどの違いはなく、大きく戸惑うようなことはなかった。
ただOSのバージョンアップがしっかりと行われるかが心配。
とはいっても、Lenovoのタブレットなんか独自のOSじゃなかったが、
Androidのバージョンアップにちっとも対応していなかったので、そこはメーカーの方針次第か。

電池の持ちはあまりよくなさそうが気がする。
この辺はAQOUSの方に分があると思う。
毎日充電しているので問題はないが、外出して使用時間が長くなった時に1日持たないとなるとちょとそれは考えないといけない。

せっかく音楽ファイルをSDカードの保存したので、試しに聴いてみた。
イヤホンはもちろんfinalのE2000。ソフトはBubbleUPnP。
一聴してX4とは音の出方が違うのがはっきり分かる。
X4は割とフラットな音の出方だったが、Reno5 Aは明らかに低音寄りでボーカルが遠い。
解像度自体はそれほど悪くないと思うが、ボーカル帯域の音が薄いので、ぼやけた感じに聞こえる。
はっきり言って高音は出ていない。
ピラミッドバランスと言っていいものか躊躇するが、聴きにくい音の出方ではない。
しかし、音楽を聴いて楽しいかといわれると、YESとは言い切れない。
なんとも、微妙な感じだが、割とフラットな音の出方をするE2000とは相性がよくないかも。

スマホケースはとりあえずエレコムのハイブリッドケースを買ったが、これがいまいち。

枠の色まで黒にしてしまうとドブ漬けになってしまうので、グレーを買ってみたが、このグレーがマットな塩ビような色味で安っぽい。
ちょっと気に入らないので、そのうち替えるかもしれない。

ああ、そういえばワイモバイルからようやくXperia10Ⅲの発売のアナウンスがあった。
元値が高いし、予想どおり機種変の場合はあまり割引がきかず、結果としてReno5 Aの倍以上の価格になっていた。
ちょっとこれでは手か出ないな。
が、Xperia10Ⅲが予約開始になったら、Reno5 Aの方の割引額が増額になっていた。
ああ、もう少し待っていればよかったかな。

初めての中華端末となったReno5 A、結果としていまのところかなり満足度が高い。
ただ思ったのは、楽天モバイルとの2台持ちを前提とすると、ワイモバイルの方をiPhoneSEにするのも悪くないかなと思った。
イヤホンの問題は残るものの、電子決済の方はモバイルSuicaとPayPayがメインなのでiPhoneでも何ら問題はなく、
残りを楽天モバイルのAndroid端末で補うと、総体的な満足度は高いかもしれない。
ただ新規契約で楽天モバイル用の端末は実質マイナスで購入できたが、機種変更となったらそうはいかない。
RakutenMiniはもう生産終了のようだし、おサイフケータイが使える安い端末を準備してくれればいいが、
端末があまり高額になる場合は、ワイモバイルに回線をまとめることも検討しなくてはならないが、それはしばらく先の話。

そういえば、UQモバイルへの対抗策として、8月からワイモバイルでもデータくりこしを始める模様。
現在シンプルMプランなので15GB、さらにデータ増量オプションが1年間無料なのでつけているので+3GBで18GB使えるが、
実家用のホームルーターとデータ容量をシェアしているが、毎月半分も使っていない。
データ増量オプションについては、シンプルSで+1GB、シンプルM、Lで+3GBだが、これが8月からそれぞれ+2GBと+5GBになるらしい。
データくりこしの詳細はまだわからないが、Enjoyパックを契約しており、500MBのデータ容量がついてくるので、
うまいことやるとシンプルMではなく、シンプルSでも行けそうな気がしてきた。
とりあえずデータ増量オプションが無料のうちはシンプルMにしておくが、データ増量オプション分もくりこせるようなので、
データ使用量を見てシンプルS+データ増量オプションにしてもいいかもしれない。