本日は我が家の姫ちゃんと宝塚を見てまいりました。
いやーー娘と一緒に観劇できるって・・母としては幸せなんだろうなと思います。
やっぱり女同士ですし、彼女は饒舌ですし、趣味も合う・・・家に男３人残して
お買い物に観劇に・・・と楽しい一日を過ごしてまいりました。
さて・・・・
今回の花組の作品は「明智小五郎の事件簿」です
観劇感想はこちら
「明智小五郎の事件簿」
お芝居もショーもそれなりに楽しめたのですが、観劇が終わってはっと
気づいたんです。
今の花組って・・・・結構地味かもって
カリスマトップ（かな？）春野寿美礼を中心としたメンバーになっていますが
宙組に蘭寿とむを、雪組に彩吹真央を取られた痛手は大きいというか。
彩吹真央は正直いって現在二番手の真飛聖からすれば目の上のたんこぶ
状態だったので、異動して正解ではあったけど
でも、春野に匹敵する歌唱力を持つ男役がいなくなってしまったのは本当に
痛いです
彩吹がいなくなって、完全２番手の真飛がこれまたどうした事か、星組にいた
時のような華やかさがなくなってる
作家もそれがわかっているのか、芝居で与えた雨宮潤一という役は出番も
少なく見せ場もあまりない役どころ
ショーにおいても、返り咲きの壮一帆が生き生きと頑張っているわりには真飛は
遠慮がちに見えました。
娘役トップの桜乃彩音はヒロインとしてとても頑張っているし
見せ場も多いのですが今一つ生かしきれず・・・
華城季帆の退団で一挙に番手が上がった野々すみ花はこれまた今一つ
硬い印象。
個人的には桜一花をもっと使って欲しいけど、小柄すぎるのが難だとみられて
いるのでしょうか
（でも桜の演技が一番安心してみていられるけど・・・
）
とにかく、今の花組は層が薄い・・尚且つ下級生があまり育っていない印象を
受けます。
雪組のように下級生がのびのびと育っている感じがないのは困りもの。
劇団は少し人事をいじりすぎたのではないでしょうか。
このままの陣容では先が不安・・・と思っているのは私だけではない筈。
ここは彩吹真央・立樹遥レベルの別格役者がどうしても必要かもしれません。
せっかくいい作品を与えられても生かし切れなかったらかわいそうですものね。
