ふぶきの部屋

皇室問題を中心に、政治から宝塚まで。
毎日更新しています。

舛添VS石原 橋下VS高校生

2008-10-25 09:44:36 | つれづれ日記

 全く・・・お互い喧嘩している場合じゃないのにね。

日本人って本当に議論する事が苦手な民族なんだなあ・・・ということは

よくわかりました。政治家がこうじゃ、ぺーぺーの高校生ごとき、まともな

意見をぶつける事は不可能なのでは

 

 舛添VS石原 

 

 舛添大臣は墨東病院を単独で視察。その席で「医者不足が大きな

   原因」といいつつも、「当直が一人しかいないのに周産期医療センター

   なんていう方がおかしい。都は何をしているのか」とお怒りモード。

 舛添大臣は「都が悪い」の一点張り。「このような事件が起こったのに

   2週間以上も情報が都から上がってこなかった。都にも責任がある」

 石原都知事いわく「国に任せたからこうなった。医者不足にしたのは

   国じゃないの?」

 「あの人は見栄を張って空振りする人」と揶揄。

 

 本来、国と都が協力して医師不足を解消し、こういった悲劇を繰り返し

てはいけない・・・となる所、お互いに責任をなすりつけて終わりというのは

まるで子供の喧嘩ですよねーー これからどうするんでしょうか?

 

 今回のケースをよく検証しなくてはいけないと思います。

 妊婦が脳内出血を起こす確率は1万人に一人。

 今回の妊婦は検診では異常なし。妊娠中毒症ではなかった。

 脳内出血の原因→胎児への栄養を運ぶため、血圧が急激に上昇

  つまり・・・非常に突発的なケースだったわけです。妊婦は妊娠していたから

  かかりつけの産婦人科医に行きました。

  そこで「脳内出血」と診断されて墨東病院に連絡。

 病院は当直が研修医一人。しかも周産期の妊婦を見る事が出来ないので

  断った。

 最初から外科手術ケースとわかっていたら断らなかった。

  要するにこの場合、患者は「産婦人科の患者」なのか、「脳外科の患者」

  なのか・・・という事なんです むろん、どちらでもあるわけですが

  どちらを優先して相手に伝えるかという問題だったわけですね。

  妊婦は破水もしていなければ陣痛が起きていたわけではない・・・・

 通常の治療→帝王切開で胎児を取り出した後、開頭手術。

  でも助かる見込みは非常に厳しかったでしょうし、仮に助かっても障害が

  出たかもしれない

  だから墨東病院の「最初から受け入れていても結果は同じだった」に繋がる

  と思います。

 この場合、妊婦が助かったかどうかではなく、「受け入れ拒否」の事実が

  問題であり、それも「妊婦」の部分が「脳内出血」より優先した事がわるかった

  という事になるんでしょうか

  「ER」「グレイズ・アナトミー」「ドクターハウス」等を見ていると、

  アメリカのER医療っていうのはレジデントが何でも出来るという部分が

  ありますし、さらにインターンでもレジデントやスタッフドクターの承認が

  あればかなり突っ込んだ処置が出来るわけです。

  日本みたいに「研修医」=点滴の針一つ刺せずナースに笑われる

  存在ではない・・・・

  つまり、日本ではあまり臨床が重視されていないのではないかと・・・・

 

 出産はどんな時でも「危険」が付きまとってます。昔は出産で死亡する

  女性が多かったでしょう 21世紀になったからといって、100%

  成功するとは限らないと思いますが、女性の出産は命がけだという事を

  世間も認識してほしいですね。

 

 橋下知事VS高校生 

 

 橋下知事が私学助成費を削減する事に対して、高校生が不満を

  ぶちまけにきた。

 

 高校生 「うちは裕福ではなく父親はリストラ・・・」

  知事 「じゃあ、なんで公立に入らなかったんですか?」

 高校生 「そこしか入れないと言われた

 高校生 「うちは母子家庭で裕福ではないので学費が大変」

 知事 「自己責任です」

 高校生 「自己責任なんておかしい」

 知事 「じゃあ、あなたが政治家になってやって下さい」

 高校生 「それは私がする事じゃないです

 高校生 「大阪の財政をよくする為にどうして私達が苦しまなきゃ

       いけないんですか?」

 知事 「大阪のGDPがいま、どれくらいか知っていますか?」

 高校生 「GDPってなんですか?」

 

 ・・・というような会話がなされたのですが、悔し泣きしている高校生に

  同情する気はさらさらありません

  だって・・・そんなに裕福じゃないなら公立に入るか就職するか、定時制に

  いくか・・選択肢はあった筈 何でもかんでも他人のせいにするなと言いたい。

  それにまず学校側に学費を下げてもらうとか奨学金を出してもらうとか

  そういう努力をしてからでしょう?府に言うのは

 

 一番腹が立ったのは「大阪の為に自分が苦しまなければならないのか」

  と言った人。だって、君、大阪府民でしょう

  っていうか、自分達さえよければそれでいいわけ?

  さたに頭に来たのは知事が「政治家になって」と言ったら

  「それは私のする事じゃない」と言い放った女子。

  じゃあ、あんたの仕事はなんなの?文句付けて泣くだけ?

 

 で・・案の定「GDPって何ですか」という質問が来たのですが、

  今時の子は平気でこういう質問をします

  知らない事を恥ずかしいと思わないんですね

  「知らないの?」といえば「習ってない」って言うし、「そっちの言い方に

  傷ついた」とも言います。

 

 少なくとも弁護士資格を持っている知事に物申そうという程なら

  まず理論武装してから挑むべきです。

  どうもこの高校生の後ろには「アンチ橋下」がいるみたいですね。

  そうとも知らず利用されてる高校生・・・・ちょっと哀れです。

 

 

コメント (2)
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