ふぶきの部屋

皇室問題を中心に、政治から宝塚まで。
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だましゑ歌麿

2009-09-13 17:02:50 | ドラマ・ワイドショー

 昨日は子供達の学校では文化祭だったのですが。

ジュニアの学校では保護者以外の一般公開禁止、姫の学校では

保護者以外はチケット制でマスク着用義務あり。

(同じ制服着た子供達が全員マスクしてるのってよく考えると不気味です)

修学旅行が中止になったり、今年は本当に面白くないですね

可哀想です。

 

 ちょっと面白い記事を・・・・  こちら です。

ワシントンポストの記事で、どうやらオリンピック招致のプレゼンに我が国

からは皇太子夫妻が行く事になっているらしいですが。

That is true. Brazilian President Luiz Inácio Lula da

Silva and Japan's Crown Prince Naruhito and Princess

 Masako will attend (hello -- a couple!).

この「ハローカップル!」って言葉が見事に面白くて・・・・

意味合いとしては多分「あら二人で来るのね、珍しい」ってな感じなんでしょうか。

日本では決定していないのに・・・・

 

 民主党の参院のドンと呼ばれる悪名高い興石東とかいう人が

教員免許更新制の廃止」に動き出したそうです。

こんな風にあとからみて「何であの時気付かなかった?」と言われるような

事が行われているって事なんでしょうね。

 

 だましゑ歌麿 

 

 最初、あの歌麿の話という事で、絵に情熱を捧げるストーリー

なのかと思ったら、しょっぱな、歌麿の妻・おりよが殺された所でスタート。

完璧に事件物になっていてびっくりでしたーー

バックに松平定信の寛政の改革があり、その政策に異議を唱える

庶民の気持ちを語ったドラマだったのですね

 

まずオールスターキャストに笑いました。だって・・・

「相棒」「科捜研」「家政婦はみた」「必殺仕事人」のキャストががんがん

出てるんだもん

そもそも歌麿が水谷豊でその後見人の版元・蔦やが岸辺一徳さんじゃあ

「あらーーいつものコンビ」って思うでしょう?

寺脇さんも出てたし

 

同心の仙波さんの役が橋之助で、こんなに安心してみていられるドラマは

ないなと思いました。

ただの殺人事件の捜査を進めている・・・と思ったら、それはどうやら何か

裏がある話で、一時歌麿に疑いが向けられるものの、実は火盗検の

中山格之介の仕業だった

そしてその後ろには改革を遂行するのに邪魔な歌麿を潰そうとする

松平定信の野望が・・・・・

話がどんどん大きくなっていくのに違和感がなく、一同心と絵師とその仲間

達が頑張って政府のやり方に命をかけて逆らって行く姿に感動

しましたね。

ストーリーも非常にしっかりしているし、脚本も素晴らしかった。

まだまだテレビドラマもやればできる子がいるって事です

 

 中山格之介の言う「庶民のくせに贅沢しやがって」みたいな論理

って今時の官僚の意識ですよね?

だから仙波は「庶民は絹を買う為に頑張って働いている。お前達が貧乏

なのは国のせいじゃないか」と言うんですが、今時、こういう勘違い男

っていますよーー

中山みたいなキャラは現代ならキレて無差別殺人しそうな人ですよね。

「そういう庶民の気持ちがわからないから安易に贅沢するなとか

言えるんじゃないか」という疑問はもっともです。

教科書的には寛政の改革は歴史の中の一つですし、そこに感情はなく

「いい改革だった筈」と漠然と感じていますが、でもその当時を生きていた

庶民の立場になれば、絹を買うな、絵を見るな・・贅沢するな・・・と

窮屈な事ばかり言われたら腹も立つよね。

それに、一方で私服をこやす商人がいたり、おとがめなしの武士がいたり。

「真面目な人間が真面目にやって報われるないのはおかしい」と

誰もが思う事・・・そういうドラマに隠れたメッセージに素直に共感します。

 

 個人的に好きなキャラは、仙波さんの母上

歌麿の絵にぞっこんで「枕絵が欲しい」なんて息子の前で言ってみたり

嫁が来ない事を延々と歌麿に愚痴ったり

息子から見ると「母上ーー頼むからーー」って事なんでしょうけど

はたから見ている分には可愛い

 

ほんと、久しぶりにいい時代劇をみたなって感じです。

 

 

コメント
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