ふぶきの部屋

皇室問題を中心に、政治から宝塚まで。
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陽はまた昇る・それでも生きてゆく

2011-07-22 09:41:06 | ドラマ・ワイドショー

毎週木曜日は結構いいドラマが詰まってますね

 

 陽はまた昇る 

 

 警察学校に遠野が赴任。

 

 最初日本版「愛と青春の旅立ち」かあ?と思いました。遠野役の佐藤浩市が

  鬼軍曹に見えちゃって (下ネタなしの・・・)

  でも、実際は遠野自身の「傷」も見え隠れして見ごたえのあるドラマになりました。

 

 何といっても生徒達が今時風なのがいいわーー

  三浦春馬も前回の教師役よりずっとハマっているし。

  そうだよねーー今時の若い人が高い志を持って警察官になりたいなんて

  思うわけないよね。「警察は潰れないし」っていうのが一番大きな理由でしょう。

  いちいち遠野に口答えして正論を振りかざそうとするのが本当にリアルです。

  確かに今時の子って物怖じせずに言いたい事をいいますよね。

  怖い者知らずっていうか・・・・ 言い負かされたら終わりかも。

 

 で、レンタル屋さんに入った強盗・・・タケオ君じゃないかっ

 

 一番ハマリ役だったのが真矢みき

  こ・・こんなに男言葉が似合う人、違和感のない女優さんはほかにいないでしょ。

  ヅカ時代を彷彿とさせるわーー

  男言葉といっても完全に男になりきってるわけじゃなく、女性らしさを残しつつって

  いうのがいいのねー川島芳子以上のはまり役かも。

  あの 佐藤浩市に命令口調で話せる人なんてそうそういないもんね。

  怒鳴りつけるお姿も素晴らしく・・・・・(あ、でも遠野さんを道場に呼び出して

  説教してその後どうするつもりだったんでしょ)

 

 医者役のYOUも強面の遠野さんをからかいつつ説教する・・いいキャラです。

  真正面から来る女性と絡め手で来る女性に囲まれた遠野さんのうろたえぶりが

  楽しみです。

 

 それでも生きてゆく 

 

 双葉の家族に嫌がらせをしていたのは洋貴の母だった。

 母は殺された娘がレイプされていなかったか気に病んでいた。

 

 まず、この脚本家さんがすごいということですね。坂元裕二さん。

  何がすごいって

   被害者家族と加害者家族の両面から心情を平等に描いている事

    ゆえに視聴者はどちらか一方だけに感情移入する事がない

   双葉と洋貴の関わりが自然に描かれていて、加害者家族が被害者

    家族を再生に導く過程を描いていること。今後は逆パターンも描く事に

    なるでしょう。

   謎は謎として残している事。優しかった筈の文哉がなぜ小学生を殺したのか。

    双葉の首をしめた理由は何?

 

 今回は大竹しのぶ様様ですよねーー さすが大女優

  双葉にとくとくと生前の娘の事を語り、それを聞くたびに双葉の心がいたたまれ

  なくなっているのがわかります。あの冷静に語る部分がなんとも悲しい。

  でも、聞いているほうにとってはキツイ 赤の他人でもどういう顔をしたら

  いいのかわからないし、まして加害者の妹の双葉は、それを通り越して

  土下座しちゃいそうでしょう・・・・

 

 双葉にショールを着せ掛けたり、とうもろこしを焼いて明るく優しく振舞う

  母なのに、加害者家族に嫌がらせの電話やチラシをまいて生活を脅かして

  いた。この二面性が何とも切ないっていうか

  母の側に立てば、未だに忘れられない娘のこと。自分を律して生きるには

  負の行為であれおうと「生き甲斐」が必要で・・それが嫌がらせ行為だったと

  いくら息子が「殺したのは家族じゃない」といっても、一つに見えるよね。

  一方で加害者家族は文句も言わずに転々と生活し、真面目にやってる。

  どちらの家族も真面目なだけにねーー

 

 「座るとひざが出るスカート」をはかせてしまったから殺されたのではないか。

  母は15年もその事で悩み、そう悩んでいたことを教えてくれたのは双葉で。

  長い間親子間の溝が少しだけ埋まったような気がします。

  でも、今度は「それならなぜ殺されたの?」という疑問が・・・・・

  結局、謎が増えただけだった。

 

 文也が暮らす農園に新しい子が入って来て、本名を知ってた。あの笑いは何?

  不気味すぎて それから文哉はあきちゃんを後ろから一撃で殺したわけよね。

  何で?謎が謎呼ぶ・・・という事で来週が楽しみです。

コメント
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