ふぶきの部屋

皇室問題を中心に、政治から宝塚まで。
毎日更新しています。

ふぶきの脚本講座ーダメだしグスタフ三世 2

2015-01-13 07:56:30 | 宝塚コラム

 オフ会についてですが。

参加希望の方は画面左側にある「メッセージを送る」をぽちっと押して

メールをください。その際は必ず返信できるアドレスを記載して下さいませ。

なにやら「ふぶきは勘違いしているのでは?セレブ気取りで講演会かい?」という

ご意見も頂戴いたしましたが。

過去2回のオフ会を体験されている方はおわかりだと思います

わいわい言い合いをする・・・というよりは、授業みたいじゃなかったでしたか?

そこらへんの話、参加された方々がコメント欄にどんなオフ会であったか、書いていただけると

ありがたいのですが。

 

 第14場B

エカテリーナ ; グスタフ殿、少し女同志でお話しする時間を頂けますか。

グスタフ ; どうぞ。

エカテリーナ ; ソフィア様と申されましたね。

 「殿」と「様」の使い方はとても難しいです。男性には「殿」女性には「様」で分けていると

  思うんですけど、基本「殿」は対等か目下、「様」は目上。

  とすると女帝がグスタフにタメで喋っているのにソフィアには敬語を使っている事になるのです。

  「申された」というのもおかしいです。「殿・・・と申された」「様・・・とおっしゃるのか」ですよね。

エカテリーナ ; 少し・・・女同志で話したいのですが。

グスタフ    ; どうぞ。

エカテリーナ ; ソフィア殿と申されるか。

 

 16場A

アンカーストレム ; ロシアに勝利した今こそ気を緩めてはならない。

            今スウェーデンにとって必要なのは、軍事力を内外に示すことだ。

グスタフ      ; 戦力を誇る為の戦いは無意味だ。国民の命をこれ以上、無駄には出来ない。

             たとえそれが名もなき兵士であろうと。その兵士には親も子もいるんだ。

アンカーストレム ; お前が気にすることではない。戦場で死ぬことを恐れていて何が出来る。

グスタフ      ; 愚かな。ヤコブ。それは間違っている。

アンカーストレム ; 間違っているのはお前だ。

グスタフ      ; 私は国民の命を守る使命がある。それを間違っているというのか。

             平和国家の建設こそ私の夢なのだ。私は軍隊など不要の世の中を築きたい。

アンカーストレム ; 理想論で世の中が築けると思っているのか。

グスタフ      ; 私は実現してみせる。

アンカーストレム ; バカな。俺には理解できない。

グスタフ      ; お前のやり方では、いずれ世界中が戦いの渦に巻き込まれていく。

アンカーストレム ; 勝てばよいだけの話だ。

グスタフ      ; 国民の命を犠牲にしてもか。

アンカーストレム ; それが戦だ、全ては国のためだ。

グスタフ      ; 民の命があってこそ、国が成り立つのだ。

 どこの平和ボケの話?こういう思想を宝塚における「正塚論」と言います。

  「追憶のバルセロナ」でもすっかり同じようなやりとりがありましたよね。

  だけど考えてもごらんなさい。この時代のスウェーデンはやっと独立国家として

  歩み始めたばかり。

  つまり、少しでも気を抜けばあっさり「侵略」されてしまう危険性を持っていたのです。

  しかも、隣国のフランスでは革命が起こっている。

  世界中、あっちでもこっちでも領土を拡大、守る為に戦争をしていた時代です。

 そして貴族VS庶民の対立構造がきっちりできていたのです。

 「軍隊がいらない国を」なんていうのは、平和憲法に頼る日本ならでは思想です。

   それを18世紀のスウェーデンに当てはめるのは無理があります。

 しかもグスタフはロシアと戦争して勝ったばかりの設定ですよね。軍事力拡大こそが

  国を守る事を知っていたのに。

  これは原田先生が受けて来た教育にあると私は思っています。

  自虐史観そのもの。「憲法9条順守」そのもの。

  だけど、脚本はやっぱりその時代の思想をきちんと理解しないといけませんよね。

 

 第16場B

ペールヴァルト ; お隠しになる事ではないでしょう。

 くどいので

ペールエルト ; 隠されずとも。

 

 第17場

グスタフ : 私には、新しい時代の幕を開ける使命がある。

 新しい時代とは何?わかりますか?私は全然わかりませんでした。

  多分「戦争のない時代」だとは思うんですけど。グスタフはスウェーデンで

  専制君主になった人ですから「平和」とは真逆だと思うんですけどね。

 

 18場A

ソフィアとロビーサ、立場が上なのはどっち?

一応、姑をたてるべきだし、ロビーサがティアラをしていないのは違和感ありです。

 

ソフィア ; 噂に違わずお美しい方ですこと。

イザベル ; めっそうもございません。

 うーん・・・ちょっと違う気がします。

ソフィア ; 噂に違わず美しい。

イザベル ; めっそうもない。王妃様の輝くような美しさを前に立っている事も出来ません

くらいは言ってもいいかなと。

 

 プロット書き直し

 1場 → テッシンによる昔語り。

  グスタフ 「伝説の剣はあるの?」

  テッシン 「誰も見た事がないのです。でも選ばれし王は必ず手に入れるという伝説が」

 2場 → パリの舞踏会。グスタフ、フェルゼン、アンカーストレムがそれぞれ社交を繰り広げる。

  グスタフ ; フェルゼン、そなたは定期的にフランスの国情を我が国に報告するのだ。

  フェルゼン ; 畏まりました。

  グスタフ ; そなたの父と政治的意見は異にするが、私は期待している。

  フェルゼン ; ありがとうございます。ところで、パリはいかがですか?

  グスタフ ; 華やかな世界に飲み込まれそうだ。本来、勉学の為にここに来たことさえ

          忘れてしまうような。それになんと自由なのか。ヴォルテール、ルソー・・・

  フェルゼン ; 殿下。

  アンカーストレム ; 未来の国王が啓蒙思想かぶれですか。

  グスタフ ; ヤコブ。私は今のスウェーデンには不満を持っている。議会が国を動かすなど

         あってはならぬ。王が治めるべきだ。一部の貴族達の専横をゆるし、ロシアや

         デンマークに媚びるなど、国の形としてあってはならない。

  アンカーストレム ; 成程。しかし、貴族の既得特権を奪えば必ず不満が。

  グスタフ ; それでもやらねばならぬ。 

  そこにイザベル登場。

  グスタフ、イザベルと踊り、愛を語り「いつかあなたを妻に」と約束。

 一方、舞踏会場ではアンカーストレムとフェルゼン伯爵の密談。

 さらに、スウェーデンから使者が来て「国王陛下が崩御されました」

 3場 国境沿い

国王葬儀に参列する者達を襲うニルス達。

「ロシア人なんかやっつけちまえ」「デンマーク?お宝は頂だ」

そこにグスタフ、アンカーストレム、フェルゼン伯爵が登場。

王太子と知ったニルス達は口々に窮状を訴える。

そこにリリホルンが率いる近衛隊が登場。ニルス達をけちらす。

ニルスを殺そうとしたアンカーストレムを庇うリリホルン。

グスタフはそれ以上追及せず、近衛隊の馬車に乗って先を急ぐ。

残ったリリホルンとニルス。リリホルン、ポケットから金をだしニルスに渡す。

ニルス ; いらねえよ。お前の金なんか

リリホルン ; マーヤに何かおいしいものを食べさせてやってくれ。

ニルス ; お前、幸せかい?お前も元は農民だ。それが剣の腕を買われてリリホルン家に

       引き取られて貴族様。貴族の娘を妻にして。幸せか。

リリホルン ; 幸せ・・・だよ。だけど心はいつもお前たちと一緒だ。だからバカな真似をするな。

       新しい国王はとても優しい方。絶対に世の中を変えてくれる。

 

 4場 戴冠式

帰国の挨拶から戴冠式に流れる。その間、クランツらとアンカーストレムの企て。

リリホルンの戸惑いと悲しみ。

グスタフは回りを敵に囲まれているとも知らず、イザベルをスウェーデンに迎えたいとフェルゼンに

頼む。政治状況の話からグスタフは、デンマーク王女との結婚を決意。

 5場 クランツの陰謀 ロシアと戦争

グスタフによるクーデターの失敗。幽閉されたグスタフを助けたのはリリホルンと

アンカーストレム。それぞれの思惑。

ロシアとの戦争。リリホルンの後悔。ニルス達との和解。

 6場 アンカーストレムの陰謀

議会制を否定し、専制君主になったグスタフに対する貴族達の反発。

自らを「庶民」と同等にしたがるグスタフの思想にアンカーストレムはついていけない。

次第に対立。

アンカーストレム ; 国王は貴族社会あってのものではありませんか。

グスタフ ; 臣民は貴族であろうと庶民だろうと私の下で一つだ。

アンカーストレムとフェルゼンの父の結託。

フェルゼンはフランス革命に遭遇。帰国を渋るがイザベルを連れて帰国。

 7場 グスタフの死

オペラ座の開場と共に、グスタフはイザベルを愛人として迎えようとする。

ソフィアとの三角関係。貴族達の不満。

アンカーストレムとフェルゼンの父による暗殺。

 

まあ・・これを原稿用紙100枚に入れるのは難しいとは思うんですけどね。

 

 

 

 

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ふぶきの脚本講座 -ダメだしグスタフ三世 1

2015-01-13 07:00:00 | 宝塚コラム

 二度目の観劇をしてまいりました。

「ル・サンク」を買って、舞台が始まる前に読み込み、それを反芻するような感じで

舞台を見ていたので眠らずに済みました。

凰稀かなめには全く罪はありません。

この舞台の失敗は全てにおいて「原田諒」という座付作家にあるのです。

歌劇団様、原田諒さま、こんな作品ばかり排出していると、今に歌劇団は潰れますよ。

 

 場数が多すぎる

「グスタフ三世」は1時間半の舞台の中で19も「場」があります。

しかも、それぞれ「場A」「場B」となっていたりするので、全部で

30場

いくら何でも多すぎるでしょう。

場の数を減らす為に結合したり省略したりするというのは脚本を書く上で

「基本」中の「基本」

1時間半で30も場を見せられてごらんなさい。

しょちゅう、場面転換があるので、テレビのようにつぎはぎだらけになってしまいます。

テレビならそれでもいいけど、舞台でこれをやられると観客は忙しくなり

見てて飽きます。

それでも小池先生みたいに盆やらセリを上手に使って、流れるようにいけばいいけど

(それでもさらさらしすぎてちょっとなーーとは思う)

ただ筋を追う事だけに観客は集中し、楽しめません。

ここは10場くらいに抑えるのが妥当です。

 

 登場人物に個性がない

グスタフ → スウェーデンの王さま

アンカーストレム → グスタフの幼馴染で暗殺者

リリホルン → 近衛士官

ソフィ → デンマークの王女でグスタフの妻

エグモント伯爵夫人 → グスタフの愛人

ニルス → 山賊

テッシン → グスタフの養育係で侍従

クランツ → 悪役

重要人物としてこれだけの人数が必要。

だけど、これだけの人間関係がまるっきりまじりあう事なく最初から最後まで

終わってしまうというのが問題です。

原田氏としては暗殺者のアンカーストレムをグスタフの親友にせざるをえないだろうと

判断したのでしょうが、間違っています。

脚本には「対立の構造」が必要。

で、あれば、ここはアンカーストレムをクランツの側に持ってくるべきでした。

グスタフに拮抗する「悪役」として対峙させる事で物語はふくらみます。

そして理想と現実のはざまで悩むリリホルンが生きてくるのです。

グスタフは女性には淡白であったと言われていますが、宝塚では

それは通用しないので、ここではきちんとソフィとエグモント伯爵夫人との

3角関係を作り上げるべきでした。

庶民代表の「ニルス」は、物語の中で観客の目線になるべきだったと思います。

 

舞台を見てて、正直

「グスタフって嫌な奴だな」と思いました

だって、意地悪な事ばかり言うし、いきなり専制君主になるし、いい子ぶってるし。

それでも魅力的な人物造形にする事は出来たかもしれないけど、それは

役者の力量。

最後ですから、どこまでも「清く正しくかっこいい」王様であるべきでした。

 

 言葉の間違い

歴史物を書く時は

 当時の歴史的な背景

 独特のセリフ回し

 階級制

を知る事が義務付けられます。

これらは宝塚ですから、資料は沢山あるでしょうし、自分で調べる事だって出来る。

なのに

何だってこんなにセリフの間違いが多いんだ?

 1場Aプロローグ

グスタフ : やっつけるんじゃないよ。僕はこの剣でみんなを守ってみせる!

 思わず「みんな」って誰? ここは「この剣で僕の国民を守ってみせる」というべき。

  しかし、啓蒙思想で将来、めちゃくちゃ平和ボケ・・いや、平和主義になるグスタフが

  剣でみんなを守るなんて笑い話だなあと思います。

 

 2場 舞踏会

アンカーストレムの服装が変では?

一応、グスタフは「ハガー伯爵」そしてアンカーストレムもまた貴族です。

だけどアンカーストレムの服装は「従僕」に見えます。

1場でタメ口をきいてたアンカーストレムとグスタフの関係って何?と思った

観客も多いでしょう

オスカルとアンドレがタメ口で許されているのは、それをオスカルが許している背景があるから。

それと一緒に考えてはいけないと思います。

とにかく「王」と「伯爵」という完璧な身分の上下があるにも関わらず、アンカーストレムが

舞踏会で迷いもなく「グスタフ」と呼ぶのは疑問です。

 

ベルジェンヌ ; まさかスウェーデンの皇太子の世を忍ぶ仮の姿とは。

 皇太子じゃなく王太子だよ?

  ちなみにもっとわかりやすいセリフにする方法としては

 「まさかスウェーデンの王太子殿下とは・・・誰も思わないでしょう」が適当では?

 

 3場

ヨハンソン ; テッシン伯爵。いくら皇太子殿下の撫育官とはいえ、大臣閣下にご無礼ですぞ。

 撫育?傅育官の間違いじゃないの?

   撫育 → 可愛がって育てる事

  傅育官 → 身分の高い人に付したがって大切に育てること

ヨハンソンのセリフはテッシンがクランツ達の裏の心を見透かしている事に対して怒っています。

ゆえにここは

テッシン伯爵。いくら王太子の傅育官だったとはいえ言葉が・・・・」くらいにしとけば。

 

侍従 ; たった今、国王陛下がお隠れあそばされました。

 いきなりの時代劇炸裂。洋物で「おかくれ」(死ぬこと)は使わないでしょう。

  それに、侍従が出てきて喋るというより、鐘がなるとか音楽をいれるかして

  「国王陛下、崩御」と言うのがドラマチックかな。

 

 5場

ニルス ; 生易しいこと言うんじゃねえよ。

 は?意味不明。

これは

キム ; だけど、何だか気が咎めるな。王様の葬儀に向かう連中から金を巻き上げるのは。

     に対しての答えなんですけど、ちょっとおかしいです。

    山賊が「気が咎める」だの「王様の葬儀」だのって難しい言葉を知っているかどうか。

この場合は

キム; だけどちょと悪い気がするな。ここを通る奴はみんな、王様の葬式に行くんだぜ。

    じいちゃんによく言われたっけ。死んだ奴には敬意を表さなきゃいけないって。

ニルス ; あまっちょろい事言ってる場合か。こっちは生活がかかってるんだ。

すっきりしません?

 

 5場B

グスタフ ; 父上の葬儀に間に合わず、申し訳ありません。

ロビーサ ; 仕方ありません。亡き陛下も喜んでおられましょう。こうしてあなたが

        無事に戻ってきてくれたのですから。

 一瞬、「葬儀に間に合わなかった事を喜んでいるのか?」と思ってしまいました。

  へんてこな倒置法を用いているからですね。

 

グスタフ ; 父上の葬儀に間に合わず・・・(泣く)

ロビーサ ; 陛下は病床で、いつも繰り返し繰り返し

       グスタフはどんな事を学んで帰ってくるだろうかと・・おっしゃっていました。

グスタフ ; 母上。

ロビーサ ; これからはあなたがこの国の王。任せましたよ。

 

それと・・・・「ソフィアの入内」という書き方は変じゃないですか?

せめて「輿入れ」にして。「入内」は日本の皇室に嫁ぐ時。

 

 7場A

クランツ ; 国王陛下が独身というわけにはまいりませんからな。

 「ご独身」?こんな言い方があるんですか?

クランツ ; 国王陛下が独り身というわけにはまいりませんからな。

 

 7場B

ソフィア ; ですが、父上のご命令ですから致し方ありません。わたくしは王家の娘ですから。

 人に対しての会話ではへりくだるのが普通。

ゆえにここは

ソフィア ; 私はデンマーク王家の娘として父の命に従ったまでですわ。

 

 11場A

レオノーラ ; 陛下も王妃様には、いまだ心をお開きにはなっておられないご様子。

         あなた様はデンマークの姫君なのです。

        そこまでお心を掛ける必要はございませぬ

 わかります?このセリフの回りくどさ、

  「心をお開きになっておられない」

  「心を掛ける」

  意味を間違って使っているような気がします。

 レオノーラの言わんとするところは何となくわかるんですけど、それを言うなら

レオノーラ ; そのように陛下の身を案じていらっしゃるとは。なぜでございましょう。

ソフィア ; 私はスウェーデンの王妃です。

 

 11場B

リリホルン ; 陛下、どうか、我が命に代えて償う事をおゆるし下さい。

グスタフ ; 愚かな事をするな。悪いのはお前ではない。

 まず「じゃあ、一体誰が悪いんだよ」と。

  それと「我が命に代えて償う」なんて回りくどくてわかりにくい言い方されても

  全然心に響かないでしょう。

  リリホルンは父と兄の立場を守る為(?)グスタフを裏切り、良心の呵責に耐えきれず

  自殺しようとしているのです。

リリホルン ; 陛下、私は生きる価値のない人間です。このまま死なせて下さい。

グスタフ ; そなたをそこまで追い詰めたものの正体を暴いてやる。そしてそなたを救ってやろう。

        だから死ぬな。

 

 12場B

テッシン ; このひと月と間というもの、王妃様は夜ごと、

      この聖堂にお籠り遊ばされておいでです。

       ただひたすら陛下のご無事を祈って。

グスタフ ; それはまことか。

テッシン ; どうか王妃様のお気持ちをお分かりになって差し上げて下さい。

 この二重敬語うざいっ なんでも「お」を使えばいいってもんじゃないし、お願い事には

   「どうか」をつければいいってもんじゃないっ

テッシン ; このひと月、王妃様は夜ごと、この聖堂に足を運ばれ、陛下の無事を祈って

       おいででした。

グスタフ ; それはまことか。

テッシン ; はい。本当です。王妃様のお気持ち、陛下ならおわかりですね。

 

        

 

    

 

 

 

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