ふぶきの部屋

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秋篠宮会見全文2

2019-06-23 08:46:04 | 皇室報道

 今回、両殿下が訪問されますフィンランドは男女平等ランキングにおきましては昨年は4位、ポーランドはもう少し下にいましたが、女性の社会進出と活躍は大変進んでおります。一方、日本ではさらに努力が求められる中、多くの国民に尊敬され、支持されておられます皇室においては、女性皇族方にはどのような役割が今後期待されるでしょうか。ご公務の在り方、また安定的な皇位継承の在り方も含めて、どのようにお考えになりますでしょうか。

 

秋篠宮

今お話があったように、特にフィンランドになりますか、女性の社会進出というのは非常に高い推移になっているということは私も聞いております。

日本の女性の皇族に求められる役割についてですが、私は基本的に女性の皇族、男性の皇族、求められる役割というのは基本的に同じだと考えています。

というか、特に女性に求められることというところが今、思いつかないといったところであります。

それから、公務の在り方でしたでしょうか。これは、公務つまり国事行為ということになりましょう。

そういたしますと、いわゆる国事行為の臨時代行に関する法律でしたか、というのができて、それが出来た後に、天皇が外国訪問をすることができるようになったわけですね。

そういう時には、その間、臨時代行としてその仕事を皇太子が代行する。

そして、さらに皇太子もその時に、例えば外国に行っているであるとか、何かの時に不在にしている。そういう時にはその次、これは順番も皇室典範で決まっていると思います。そうすると、もちろん女性の皇族が代行するということもあり得ます。

ただ、これは国事行為ですので、非常に、もう行うことは決まっています。

ですので、在り方というのはなかなか私が何かをそこで言うということではないというふうに思っております。

 それと、皇位の継承についてですが、こちらも政府に関係することでありますので、私からの答えは控えさせていただきます。

 これまた、「男女平等」にひっかけて「女性宮家」容認の言葉を引き出そうという狙いがあります。

 それを殿下は「女性限定」では思いつかない・・とおっしゃっています。あり方は「国事行為」まさにその通りです。

 

 皇嗣殿下にお尋ねいたします。近代皇室において、天皇の弟宮が次期皇位継承者となるのが、昭和初期のごく一期間を除くと事実上初めてのことになります。殿下は天皇陛下の5歳年下なわけですが、お二方が今後、ご年齢を重ねられるにつれて、ご活動の範囲あるいは量というのがだんだん狭まったり、減っていったりすることも考えられます。皇嗣殿下は、将来の皇室のありようについて、そういったことも踏まえて、どのようにお考えかお聞かせください。

 

秋篠宮

これは実質的に、齢よわいを重ねるというのは必然であって、年を重ねれば当然のことながら活動の範囲は狭まってくると思います。

というか、狭まってきます。

ということはやはり、将来を考える時に、まずどこまでの範囲、これは先ほどの国事行為ではありませんけれども、公務は別として、皇室が担っていく、もしくは行っていく範囲をどういうふうにするかにもなってくると思います。

当然、その次の世代の人がいれば、活動もまた広がることもあり得ますけれども、実際上、今の現状をみますと、今後どういうふうになっていくのかというのは、これはやはり私たちだけじゃなくて、様々なところで考えていく必要があるのではないかというふうに思います。

 皇族が減るのだから、しかも女性ばかりだからぜひ「女性宮家」をという話なんでしょうけど、殿下は「それは自分達が考えることではない。自分達は与えられた仕事を確実に行うだけです」とおっしゃっているのです。

 マスコミは「殿下は皇位継承1位だけど、実質無理なんだから愛子内親王を天皇にしたらどうか」って言わせたかったのかもしれませんよね。

 

 殿下にお聞きします。今回の訪問では移動に政府専用機ではなく、民間機をお使いになられます。皇嗣になられてから、ご一家に対する護衛や警備の態勢というのが変わったと思いますが、その中でも悠仁さまが通う学校でも事件がありました。今後の警備の在り方について、どのようなお考えをお持ちかお聞かせください。

 

秋篠宮

なかなか、警備がこうあるべきだということは、お話ししにくいところがあります。

というのは、その時の社会の状況によっても変わっていくんだと思います。

ただ、私の気持ちとしては、警備は確かに大事かもしれませんけれども、それによって市民生活に何か不都合なことが起こる、それは避けたいなというふうに思っております。

それぐらいでよろしいですか」

 マスコミは殿下がお茶の水批判をすることを期待していたのかもしれませんが、華麗にする―していますよね。


 先ほど2問目のご回答の中で、眞子さまの方からは特に考えを聞いていない、私の方ではわかりませんとお答えになったのですが、昨年11月の記者会見で、それ相応の対応があるべきというふうに殿下がおっしゃっておられました。その件については、この半年近い期間の間に、小室さんあるいは眞子さまの方から何かお話ですとかご連絡はあったのでしょうか。


秋篠宮

それ相応の対応をしたかどうかということについては、おそらく何かをしているのではないかというふうに思いますけれど、そのことについて、どのようなことを、具体的なこと等については私は存じません」

 何をしているか・・・そんなこと、本来は宮内庁がもっとKKを責めるべきではないのでしょうか?内親王の気持ち一つに一任していることがおかしいのではないですか。

いきなり文書発表だの、録音がみつかっただのとマスコミが取り上げていますが、宮家に正式な答えとしては何もきてないということに過ぎないのです。

 破談出来ない理由は

 皇族から破談出来ない

 裁可を撤回出来るのは天皇及び上皇のみ

という縛りがあるからで、いかに皇嗣といえども勝手に「破談」は言えない。もし言ったら、「誰がそれを許すのか」という話になるし、これを受けたKKがどんな手に出るか想像できるからです。

「記者会見」=婚約 とKKは思っていたわけで「婚約不履行」で訴えるなんてこともあるかもしれないし。時間はかかるけど「宮家としては2年待った。約束を果たさなかったのはそちらなので自然消滅です」という方が理にかなっているのでは。

もはやお金を返せばいいとか、そういう問題ではありません。

KKの背後には彼を後押しする勢力がいて、資金提供している。そんな怪しい人間と結婚出来ないことは眞子さまも十分にわかっていると思います。

マスコミが「眞子さまは信じている」と書くからといって、それが真実ではない。そうやって誘導していくのがマスコミのやり方なのですから、惑わされてはいけないと思います。


 

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秋篠宮殿下会見全文 1

2019-06-23 08:00:20 | 皇室報道

 「もっとはっきり破談というべき」「そもそもなんで記者会見を行ったのか」「眞子さまが悪い」「親としてどーよ」

まあ、手厳しいです。庶民としての気持ちはわかりますが、相手は皇族です。皇族が皇族らしく振舞ったら批判されるなんておかしい。

この記者会見は海外訪問をする為のもので、眞子さまの釈明をする場ではありません。

みなさんはかつて海外訪問の記者会見の時、徳仁親王が「後ろ髪を引かれる思い」といい、そして人格否定発言に至った事を支持されるのでしょうか?

私は支持しません。相手国へ失礼だと思うし、自分の妻ファーストにも限度があるだろうと思いました。

でも、当時のマスコミはこれを絶賛しました。

林田東宮大夫は責められ、辞めざるを得ない立場に追いやられ・・・場をわきまえなかった徳仁親王が支持され、外国訪問をする為の記者会見で家族の話は最低限にした秋篠宮が責められるなんて世の中さかさまなんじゃないかと思います。

 天皇陛下が即位され、殿下が皇位継承順位1位の皇嗣、妃殿下が皇嗣妃となられてから初めての外国公式訪問となります。訪問されるポーランドとフィンランドの印象と新しいお立場で臨まれる抱負をお聞かせください。また、令和の時代を迎え、皇室が担われる国際親善の意義や役割についてのお考えも合わせてお聞かせください。

秋篠宮

この月末からポーランドとフィンランドに参ります。

この両国は私にとっては初めて訪問する国ですので、なかなか印象というのはお話しするのは難しいのですけど、まず、ポーランドについて話すと、子どもの頃の印象ですが、私が小さい頃、伝記を読むのが好きでした。

それで、ショパンであったりとかキュリー夫人の伝記を何冊か読んだ記憶があるんですね。それで、おそらくポーランドという国について、もちろん伝記なのでそのときの国の事情も書かれていたりします。最初かどうかは分かりませんが、印象に残ったことです。それで、その後、だんだん大きくなるにつれて、たとえばポーランドが第2次世界大戦のときにたいへん大きな被害を受けて、それこそ街が甚大な被害を受けて、その後、その街をポーランド社会が一体となって復元し、それが世界遺産となって登録された。これはおそらく1980年だったかと思いますが、そのようなことを知るようになりました。

 次にフィンランドについてですが、これも子どもの頃のことから申しますと、ちょうど私ぐらいの年代はトーベ・ヤンソン作のムーミンがアニメで流れた頃に当たるわけですね。

そこでまず、フィンランドのムーミンというのがもちろんあります。

それから、もうひとつ子どもの頃に印象に残っているのは我が家にカンテレという楽器がありました。これはフィンランドで有名な楽器ですが、向こうのカレワラの叙事詩のなかにも出てくるんだと思うんですけど、カンテレの音色がとても素晴らしいというのが強く印象に残っております。うんと前のことなので定かではありませんが、カレワラの叙事詩の朗読とカンテレの演奏をフィンランドの人がしてくれたということなどもあったと思います。

そしてまた、これも年を経るにつれて知るようになったのはフィンランドという国が福祉であったり教育の非常に先進国であり、それからもう一つありますね、子どもの頃の印象は多くの人が抱いているように、森と湖が多い国、そういうあれです。

そしてまた今、福祉、それから教育ということをお話ししましたが、それとともに近年では情報通信関係で非常に大きな成果を上げている印象があります。次に何でしたでしょうか。

 私もポーランドについて知ったのはキュリー夫人の伝記でした。多分ポプラ社の本を殿下も読まれたと思いますが、幼いマーニャがロシア人が取り囲む教室で上手なロシア語でスピーチするシーンがありました。当時のポーランドは母国語を禁じられていたのです。プライドをずたずたにされた一説がこの教室の出来事。

 マーニャは兄弟を腸チフスで亡くし、母を結核で亡くし、唯一生き残った姉と二人でフランスへ行き、名前も「マリー」と変えるのですが、その理由は「自由な国だから」でした。

 私達が小さかった頃、毎日のようにポーランドのことがニュースで流れていました。

きっと天皇なら歴史的な話を持ち出して「ポーランドは昔、日本が救った」云々があったかもしれませんね。

 殿下の言葉からわかるのは、両国に対する深い興味と身近な教養です。

 

紀子妃殿下

私はポーランドとフィンランドを以前、訪れたことがあり、子どもの頃から思い出があります。

ポーランドは中学生のとき、ショパンのワルツを友人とよく練習しておりました。

そして、大学生のとき、夏休みを利用してポーランドを旅行しましたが、そのときにショパンの生家を訪れ、また、ワルシャワの歴史地区や古都クラクフの街を歩きました。

そこでお聞きしたお話などから、様々な厳しい歴史の中で、人々がポーランドへの熱い思いと誇りを持ち、自国の文化を大切にしてきた気持ちが深く印象に残りました。このほかに、ポーランドの南部にあるタトラ山地の峰を登りまして、そこでのさわやかな風や見晴らしを忘れることができません。

 フィンランドには私が、小学校6年生の夏休み、当時、私がオーストリアに住んでおりましたので、そこから家族旅行で行きました。滞在先は針葉樹林のなかで、父の友人が自ら建てたログハウスで、電気も水道も通じていませんでしたが、薪をくべてたくサウナがありました。

湖で泳いだり、森の中で野生のブルーベリーを摘んでいただいたことや、斜めに沈んでいく太陽を眺めたことなどが思い出されます。このようなフィンランドでの自然の中での生活は今も心に残っております。

また、シベリウスの家を訪ねたり、その後には、先ほどもお話がございましたが、私も民族楽器カンテレの美しい音色に出会いました。このような国々を再び訪れることができますことはとてもうれしいことでありますとともに、新しい立場での責任の重さを感じております。

 現在、日本とこの2か国の間では、文化を学び合い、様々な交流を行っている関係が築かれています。ポーランドでは、人々が熱心に日本語を学び、日本研究が盛んに行われ、それから茶道や武道の稽古に励んでいる人も多いと伺っております。日本では、ポーランドの文学が翻訳されて、読まれています。また、ポーランドの織物やレース、木工や陶器など伝統的な手工芸に興味を持つ方も増えているように、私もその一人です。

 フィンランドについてですが少し重なりますがトーベ・ヤンソンのムーミンシリーズ、トペリウスの星のひとみという作品が日本語に翻訳され、私も含めて子どもの頃に読んでいる人も多いと思います。このようなフィンランドの文学を始め、子育て支援や教育システムについて関係者が集い、両国の交流が行われていると伺っております。

 日本と訪れる国の人々がお互いの理解や交流を深め、友好関係を進めるために役立つことが皇室が担う国際親善の一つの役割であることと考えております。このたび、訪問先での行事など心を込めて務めてまいりたいと思います。

 この文章でわかることは紀子様が正真正銘の帰国子女であることです。それがなんだと言われそうですけど、どこかの皇后は「帰国子女」をウリにして語学堪能だ、神道のような不合理を理解できないとか言ってますよね。

でも紀子妃殿下は実際にポーランドもフィンランドも身近に経験し、様々な影響を受けて来たのです。

 ショパン・・といえば「別れの曲」ですけど、そんなことを庶民でも思い出す、素敵なお話でした。

 

秋篠宮

また、この5月、令和という時代が始まりました。

それに伴って私の立場、それから妻の立場もそれぞれ変わったわけであります。

ただ、私個人、これは一人の人間で、ずっと続いているわけですね。

そのようなことから、私としては今までもしてきたように、一つ一つの訪問を大切に考え、そして訪れる国の人たちとの交流を深めることができればと思っております。

ただ、やはり人間も進歩をしないといけないと思います。

その国からどのようにしたらいい方法ができるか、国際親善ができるのかということを常に考えながら行っていきたいと思っております」

 立場が変わったから急に表に出てきて、国賓を押しのけて絶賛される天皇皇后なんておかしい・・と思うんですよ。

一つ一つの国への訪問を大切に・・・これは真理ですよね。


紀子妃殿下

国際親善は大事な仕事の一つであると思いますし、現状において、自分たちが可能な範囲で行っていくことになると思います。

今までと同様に訪問するそれぞれの国への理解を深められるように努めながら、一つ一つの活動を大切に務めてまいりたいと思います。

 「可能な範囲で」と紀子様はおっしゃっています。皇族が少ないから増やせばいいという話ではないということです。

 マスコミは夫婦が不仲とか殿下が帰宅恐怖症とか書きたてますが、お二人の意思がこんなにシンクロしているのですから、ありえない話ですね。


 長女の眞子さまと次女の佳子さまもそれぞれ外国公式訪問を控えられていますが、眞子さまは結婚されれば皇室を離れ、国際親善の担い手が減ることになります。眞子さまの結婚の見通しとともに、皇族が減少する中での活動の在り方について、お考えをお聞かせください。


秋篠宮

皇族が減少する、これはもちろん高齢になる場合もあれば、結婚をして皇族でなくなる場合も両方があります。

一方で、国際親善の担い手が少なくなる、しかしこれはある意味、しかたのないところがあります。

私はそれはその可能な人数でできる範囲のことをすればよいのではと考えております。

 娘の結婚の見通しについてですけど、それについては、私は娘から話を聞いておりませんので、どのように今、なっているのか、考えているのかということは、私は分かりません。

 これは「女性宮家」に関する答えを引き出そうとするマスコミの質問です。それに対しては秋篠宮はさらりと「しかたない」と言いました。

平成の時代に手を広げ過ぎた「公務」を全て行うのがいいかわるいか。

結局、「今いる範囲で可能な限り」やればいいことで、わざわざ女性を当主にしてまで宮家を作る必要なないということです。

 眞子さまの話は、本来不適切な質問だと思います。本編にはまるっきり関係のない話ですから。

それでもあのようなお答えになったのは、皇族としてしょうがない。

娘から聞いてない」=親子断絶 ではなく、本当に眞子さまは何もご存知ないというか、いいようもないところでKKの代理人が勝手に動いているのだと思います。

そもそも「眞子さまも承知」というのはKK側の主張であって、ご本人は何もおっしゃっていません。宮内庁も宮家も。確かに眞子さまは気持ちを表面に出すタイプではないから、導火線の短い殿下にどう言ったらいいかわからない部分もあるかもしれません。不器用な親子関係はどこの家庭でもあることです。

 

 

 

コメント (8)
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