ふぶきの部屋

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眞子様の和歌に代表される「流出事件」について

2021-04-01 07:00:00 | 皇室報道

 文春が新潮を批判する権利なんてないと思いますが、しかし!「眞子さまの和歌流出事件」からの問題を文春ONLINEで考えてみたいと思います。

それというのも、私は皇嗣殿下の誕生日あたりからおかしい・・・なんで漏れるのかと思っていたからです。

これは重要な問題の筈で、昭和の時代なら記者会が処分を受けるような案件。

それなのになぜみな黙っているのか、されたい放題になっているのか。そこを考えたいのです。

 

 2021年 3月 眞子さまの「烏瓜の」歌が流出した事件

 宮中の「歌会始めの儀」は3月26日。この日、皇族方の和歌が初めて披講される。

 3月25日発売の週刊新潮に眞子さまの和歌「烏瓜(からすうり)その実は冴ゆる朱の色に染まりてゆけり深まる秋に』が掲載された

 24日にそれがわかった瞬間、記者会は騒然となり「誰が流出させた」と犯人捜しが始まった。宮内庁は「ありえないことが起こった」

 すぐに記者会の総会が行われ、1週間前に配られた皇族方の歌と背景の書面をどう扱ったか、各社が提出することに」

 週刊新潮には眞子さまの「烏瓜」を花言葉にひっかけて「小室への愛の歌」と報じる。

 正直、この記事を目にしたときの驚きといったらありませんでした。

  歌会始の前に和歌を週刊誌に載せるなんて、それは倫理規定違反にならないのだろうか?と。しかも勝手に花言葉を利用して眞子さまの心情を慮る。

私がブログで書く「深読み」とは違い、どこまでも「小室圭」一色で書いてありました。

 たかが週刊誌の記事といっても、これを丸のみにする読者が多いのです。

  今回の眞子様の和歌は、今までのものの中でダントツに素晴らしい出来だったのですが、そういう部分は全く評価されず、下世話な話で終わっていました。

 これは問題視されるだろうとおもいきや、宮内庁長官も皇嗣大夫も何も言わない。

  それは犯人を知っているからなのでしょうか?

 

 2020年 11月 皇嗣殿下「誕生日記者会見」の漏洩事件

 皇嗣殿下の誕生日は11月30日記者会見が行われたのが11月20日。

 週刊女性PRIMEが20日のうちに、「眞子さま『強行除籍』の可能性も!秋篠宮さま、会見で『結婚と婚約は別』とご発言」と報じる。

 週刊女性PRIMEより

「会見に参加したのは、宮内記者会に加盟するテレビや新聞のみ。この“事前”記者会見の詳細は30日に正式に報じられるのだが、それに先立って『週刊女性』は秋篠宮さまの発言内容を入手した」

秋篠宮さまはハッキリと“結婚することを認める”と述べられたそうです。殿下が公の場で、眞子さまのご結婚を容認されたのは初めてのことです」

「今回の会見では“お気持ちを尊重とは具体的にどういった意味なのか”という質問が投げかけられたのですが、殿下は“親としてはふたりの結婚の意思を尊重する”とのご発言があったそうです。(中略)ただ、その後に“結婚と婚約は別問題である”ことも強調されたのです」

 これもネットで目にした時は驚くと同時に「まさか」と思った記憶があります。

 憶測だと私は思っていたんですが、まさか本当に記者会見の様子をそのまま載せるなんて。嘘だろうと・・・

 そしてテレビで見てさらにショックを受けた方も多かったと思います。

 マスコミに取材させても、守秘義務があり当日までは記事を書いたり、中身をしゃべっても行けない筈なのに。

 これに対しても宮内庁は問題視をすることなく、スルー。まるで宮内庁が機能停止しているかのようでした。

 記者会に出席していない週刊女性の記者に情報を流したのは誰か。それは記者会の記者に決まっています。けれど何のペナルティもなかったのです。

 

 2020年 11月 皇嗣殿下誕生日会見オフレコ発言流出事件

 11月20日に行われた誕生日会見ではオフレコ発言もあった。

 通常、オフレコ発言はその存在すら明かしてはいけない決まりがある。

 友納尚子が週刊朝日(2020年12月18日号)で

「記者が、高円宮家の三女守谷絢子さんの夫、慧さんが新嘗祭に出席されたことについて、秋篠宮に質問すると、「彼はとても熱心ですからね」と述べられたという。すかさず記者が、「来年はもう一人の圭さんもご一緒になりますね」と探りを入れた。秋篠宮は「いや、それはないでしょう」ときっぱり話されたという。

 友納尚子なんぞ、宮内庁の記者会にも入っておらず、ジャーナリストとしては下級です。

 その彼女がなぜオフレコの会話を知り得たのか。

  記者会の記者が漏らしたに決まっているのです。何とも生生しいやりとり。

 これに関しても宮内庁はスルーです。

 

  2021年 2月 天皇誕生日記者会見内容漏洩事件

 天皇誕生日は2月23日。記者会見は2月19日

 2月20日、週刊女性PRIMEが「独自に入手」として

「(眞子さまの結婚について)陛下は“国民の間でさまざまな意見があることは承知している”と前置きした後、秋篠宮さまが再三おっしゃられているように“多くの人が納得し喜んでくれる状況になることを願っている”といった主旨のおことばを述べられました。

ということは、秋篠宮さまが認められるのであれば、眞子さまと小室さんのご結婚を“認める”という意味合いだと、その場にいた記者や関係者たちは理解したのです〉

 これまたびっくりしてしまいました。週刊女性PRIMEの解釈が変だと思いました。

 天皇のセリフは「うちには関係ないよ」って言ってるだけなのに、眞子様の結婚に賛成であるかのような書きっぷり・・(文章を斜めに読むと「結婚を認める」ばかりが目につく)

そうかと思えば、違う雑誌では「結婚にNO」と言って見たり。

 

これらの「流出」は全部眞子さまの結婚に関するものばかり。

つまり、悪い意味で「情報を先取りして印象操作」をしようとしているに他ならないと思っています。

雅子皇后が流産した時、散々マスコミは叩かれました。

実際問題、彼女の流産はマスコミが原因ではなくそれこそ「情報の先取り」に他なりませんでした。運悪く「ご懐妊か」と「流産」が重なっただけです。

でもあの当時、本当に「マスコミのせいで」「国民が期待したせいで」とものすごく悪く言われて、大変な事態になりましたよね。

今回の事件は時系列でいうと

 2020年11月 → 2021年2月 → 2021年3月 です。

つまり「情報漏洩」の目は皇嗣殿下の誕生日会見あたりから出てきていたのです。

いや、もっと昔、紀子様のご懐妊がわかった頃から意図的に情報を流す人物がいたのかもしれません。

ではなぜ、宮内庁はこれらの「権威を傷つける」事件に黙っているのか。

正直、関心がないのだと思います。

官僚達の配属先の一つにすぎない宮内庁は、今や厚労省や総務省などと同じです。

先日、23人が居酒屋で夜中まで送別会を行っていた厚労省の官僚たち。

彼らの確信犯ぶりにびっくりしますが、要は「自分達は別格」という意識と「ばれても大したことはない」と思っていること。

そして子供のような「でも・・・送別会をしたい気持ちが強かった」という感情になる。

宮内庁がこれらの事件を問題視しないのは、皇族側からクレームが来ないからです。

クレームが来なければ先走って気を利かせることもないじゃないかという論理ですね。

 

プライバシーにうるさい筈の天皇皇后も、天皇の記者会見の内容が露見しても平気な顔をしている。それは弟宮家を気遣うこともなく、守ることもなく、どうとでもなれ、皇嗣家なんかどうなってもいいという感情の表れではないでしょうか。

つまり、今、天皇家を始めとし、それを取り巻く宮内庁が「皇嗣家嫌い」になっているのです。

はいはいという事を聞いておけばご機嫌な天皇家と違って、皇嗣家は規律に厳しい、伝統に厳しい、そのくせ眞子さまはなんだよ・・・という馬鹿にした気持ちがあるからですね。

30年も頑張ってこういう結果になるとは皇嗣両殿下も思いもしなかったでしょう。

情報を漏洩した記者も、それでマージンを受け取っているだろうし、何か恨みでもあるのか?という感じですし。

皇嗣家は自分の言葉をうかつに周りに言えない環境になっているのです。

確かにこれは眞子さまが撒いた種だから、家族で刈り取るしかないのだと思います。

しかし、まだ若い内親王の小さな「感情的な過ち」をこんなに大きくして「名節を汚した」のは誰なんでしょうか。

眞子様がますます周りに頑なになってもしょうがないと思います。

 

 

 

 

コメント (10)
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