何度見ても泣いてしまうけど。
それだけ星組が熱いって事ですね。
作品についてはもう何も語る事がないので、今回はちょこっとファン目線で語りたいと思います。
割と前の下手で見る事が出来て、大劇場より色々パワーアップしているなと感じました。
極美慎が礼真琴に対して「ロナン」と語りかける日が来るとはね~~でも大劇場より役柄的に重厚になっている気がします。
なんていうか、喧嘩の時は感情が表に出ちゃったけれど、ロナンが死んだあと、いち早く立ち直って人権宣言をするところが、いかにもロベスピエールっぽい。
ロナンの礼真琴は、大劇場より表情が豊かになって、よりオランプとの相性がよくなったみたい。やっと・・・やっとだよ。ほんとに。ここまで来るのに何年かかった?
全く人見知りの激しいトップさんだわ。
ダントンの天華えまはよりけだるく、「革命なんてこんなもんさ」的な部分が出てきたかなあ。席のお蔭でダントンとソレーヌの濃厚ラブシーンを見る事が出来て眼福。
その代わり、カミーユの方はなかなか見れず。
大劇場ではカミーユに焦点あててみてたので、リュシルの頭を膝枕で撫でているカミーユがかっこいいとか思ってたんですけど、まさに目の前で繰り広げられるダントンとソレーヌの、日常的な会話の中でひたすら明るく革命に向かっていく感じがいいなあ、大人だなあって思いました。
カミーユの何がかっこいいって、一人だけ前髪を固めてないから、動く度にひらひらと飛ぶんですよ。ゆえにダンスが激しければ激しい程前髪が揺れて「かっこいい!」になるんですよね。
大劇場の時はちょっと抑えすぎてて、ロベスピエールに負けそうになっていたんですけど、東京に来たらしっかり革命のリーダーになってました。
それにしてもね。緑の葉を持って歌うカミーユの「武器をとれ」以前の歌に戻してくれないかな。私、実はカチャバージョン好きで、これをありちゃんが歌うんだと思って楽しみにしてたんですよ。
そしたら違っててたでしょ。
今回の歌も悪くはないけど、うーん・・・何だか全体から見て浮いてる。
音楽は詳しくないけど、全体的に短調なのに、この曲だけ長調みたいな?
スザンナさん、ここらへん、教えて欲しいわ。
伸び伸びした声質には合ってるとは思うんだけどね。
天飛華音は相変わらずですけど、大劇場程棒じゃなくなったかなあ。
上級生相手に「恋」を表現するのって難しいのかな。でもこれをクリアしないと、この先は危ないと思うのよ。
フィナーレでは目の前にいて、やっぱりかっこいいなとは思いました。
稀惺かずとは本当に可愛い。可愛すぎてもうなでなでしたくなります。
この子なら「イーハトーブ」出来るんじゃないか?と。
でも、この可愛すぎる顔がコンプレックスになったりするんだろうなと
有沙瞳は、最後を飾るにふさわしい王妃様っぷりですね。
よく、私と姫は極美慎と暁千星は「青春駆け巡ってる」と言います。
そんな雰囲気があるんですよ。
幕間に廊下で「極美の笑顔ってほんと、素敵だよね」って話しているのを聞いて
(そーなのよ。今が青春だからね~~)
と言ってます。
ついつい目に入ってしまう鳳真斗愛ですけど、この人、ありとあらゆる場面に出てて、着替えが大変だろうなと思うんです。
トランプの男やってたかと思えば僧侶になり、兵士になり、民衆になり・・・だけど傑作だったのはトランプの男で、どうやら朝水りょうのギヨタン博士が好きらしく、一生懸命に憧れて、おいかけたいわ~~ってやってたところ。
横長の大劇場と比べると縦長の東京宝塚劇場は、これはこれでいい所もあるかなと思いつつ。
DVDの発売が楽しみです。