ふぶきの部屋

皇室問題を中心に、政治から宝塚まで。
毎日更新しています。

秋篠宮会見全文2

2019-06-23 08:46:04 | 皇室報道

 今回、両殿下が訪問されますフィンランドは男女平等ランキングにおきましては昨年は4位、ポーランドはもう少し下にいましたが、女性の社会進出と活躍は大変進んでおります。一方、日本ではさらに努力が求められる中、多くの国民に尊敬され、支持されておられます皇室においては、女性皇族方にはどのような役割が今後期待されるでしょうか。ご公務の在り方、また安定的な皇位継承の在り方も含めて、どのようにお考えになりますでしょうか。

 

秋篠宮

今お話があったように、特にフィンランドになりますか、女性の社会進出というのは非常に高い推移になっているということは私も聞いております。

日本の女性の皇族に求められる役割についてですが、私は基本的に女性の皇族、男性の皇族、求められる役割というのは基本的に同じだと考えています。

というか、特に女性に求められることというところが今、思いつかないといったところであります。

それから、公務の在り方でしたでしょうか。これは、公務つまり国事行為ということになりましょう。

そういたしますと、いわゆる国事行為の臨時代行に関する法律でしたか、というのができて、それが出来た後に、天皇が外国訪問をすることができるようになったわけですね。

そういう時には、その間、臨時代行としてその仕事を皇太子が代行する。

そして、さらに皇太子もその時に、例えば外国に行っているであるとか、何かの時に不在にしている。そういう時にはその次、これは順番も皇室典範で決まっていると思います。そうすると、もちろん女性の皇族が代行するということもあり得ます。

ただ、これは国事行為ですので、非常に、もう行うことは決まっています。

ですので、在り方というのはなかなか私が何かをそこで言うということではないというふうに思っております。

 それと、皇位の継承についてですが、こちらも政府に関係することでありますので、私からの答えは控えさせていただきます。

 これまた、「男女平等」にひっかけて「女性宮家」容認の言葉を引き出そうという狙いがあります。

 それを殿下は「女性限定」では思いつかない・・とおっしゃっています。あり方は「国事行為」まさにその通りです。

 

 皇嗣殿下にお尋ねいたします。近代皇室において、天皇の弟宮が次期皇位継承者となるのが、昭和初期のごく一期間を除くと事実上初めてのことになります。殿下は天皇陛下の5歳年下なわけですが、お二方が今後、ご年齢を重ねられるにつれて、ご活動の範囲あるいは量というのがだんだん狭まったり、減っていったりすることも考えられます。皇嗣殿下は、将来の皇室のありようについて、そういったことも踏まえて、どのようにお考えかお聞かせください。

 

秋篠宮

これは実質的に、齢よわいを重ねるというのは必然であって、年を重ねれば当然のことながら活動の範囲は狭まってくると思います。

というか、狭まってきます。

ということはやはり、将来を考える時に、まずどこまでの範囲、これは先ほどの国事行為ではありませんけれども、公務は別として、皇室が担っていく、もしくは行っていく範囲をどういうふうにするかにもなってくると思います。

当然、その次の世代の人がいれば、活動もまた広がることもあり得ますけれども、実際上、今の現状をみますと、今後どういうふうになっていくのかというのは、これはやはり私たちだけじゃなくて、様々なところで考えていく必要があるのではないかというふうに思います。

 皇族が減るのだから、しかも女性ばかりだからぜひ「女性宮家」をという話なんでしょうけど、殿下は「それは自分達が考えることではない。自分達は与えられた仕事を確実に行うだけです」とおっしゃっているのです。

 マスコミは「殿下は皇位継承1位だけど、実質無理なんだから愛子内親王を天皇にしたらどうか」って言わせたかったのかもしれませんよね。

 

 殿下にお聞きします。今回の訪問では移動に政府専用機ではなく、民間機をお使いになられます。皇嗣になられてから、ご一家に対する護衛や警備の態勢というのが変わったと思いますが、その中でも悠仁さまが通う学校でも事件がありました。今後の警備の在り方について、どのようなお考えをお持ちかお聞かせください。

 

秋篠宮

なかなか、警備がこうあるべきだということは、お話ししにくいところがあります。

というのは、その時の社会の状況によっても変わっていくんだと思います。

ただ、私の気持ちとしては、警備は確かに大事かもしれませんけれども、それによって市民生活に何か不都合なことが起こる、それは避けたいなというふうに思っております。

それぐらいでよろしいですか」

 マスコミは殿下がお茶の水批判をすることを期待していたのかもしれませんが、華麗にする―していますよね。


 先ほど2問目のご回答の中で、眞子さまの方からは特に考えを聞いていない、私の方ではわかりませんとお答えになったのですが、昨年11月の記者会見で、それ相応の対応があるべきというふうに殿下がおっしゃっておられました。その件については、この半年近い期間の間に、小室さんあるいは眞子さまの方から何かお話ですとかご連絡はあったのでしょうか。


秋篠宮

それ相応の対応をしたかどうかということについては、おそらく何かをしているのではないかというふうに思いますけれど、そのことについて、どのようなことを、具体的なこと等については私は存じません」

 何をしているか・・・そんなこと、本来は宮内庁がもっとKKを責めるべきではないのでしょうか?内親王の気持ち一つに一任していることがおかしいのではないですか。

いきなり文書発表だの、録音がみつかっただのとマスコミが取り上げていますが、宮家に正式な答えとしては何もきてないということに過ぎないのです。

 破談出来ない理由は

 皇族から破談出来ない

 裁可を撤回出来るのは天皇及び上皇のみ

という縛りがあるからで、いかに皇嗣といえども勝手に「破談」は言えない。もし言ったら、「誰がそれを許すのか」という話になるし、これを受けたKKがどんな手に出るか想像できるからです。

「記者会見」=婚約 とKKは思っていたわけで「婚約不履行」で訴えるなんてこともあるかもしれないし。時間はかかるけど「宮家としては2年待った。約束を果たさなかったのはそちらなので自然消滅です」という方が理にかなっているのでは。

もはやお金を返せばいいとか、そういう問題ではありません。

KKの背後には彼を後押しする勢力がいて、資金提供している。そんな怪しい人間と結婚出来ないことは眞子さまも十分にわかっていると思います。

マスコミが「眞子さまは信じている」と書くからといって、それが真実ではない。そうやって誘導していくのがマスコミのやり方なのですから、惑わされてはいけないと思います。


 

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秋篠宮殿下会見全文 1

2019-06-23 08:00:20 | 皇室報道

 「もっとはっきり破談というべき」「そもそもなんで記者会見を行ったのか」「眞子さまが悪い」「親としてどーよ」

まあ、手厳しいです。庶民としての気持ちはわかりますが、相手は皇族です。皇族が皇族らしく振舞ったら批判されるなんておかしい。

この記者会見は海外訪問をする為のもので、眞子さまの釈明をする場ではありません。

みなさんはかつて海外訪問の記者会見の時、徳仁親王が「後ろ髪を引かれる思い」といい、そして人格否定発言に至った事を支持されるのでしょうか?

私は支持しません。相手国へ失礼だと思うし、自分の妻ファーストにも限度があるだろうと思いました。

でも、当時のマスコミはこれを絶賛しました。

林田東宮大夫は責められ、辞めざるを得ない立場に追いやられ・・・場をわきまえなかった徳仁親王が支持され、外国訪問をする為の記者会見で家族の話は最低限にした秋篠宮が責められるなんて世の中さかさまなんじゃないかと思います。

 天皇陛下が即位され、殿下が皇位継承順位1位の皇嗣、妃殿下が皇嗣妃となられてから初めての外国公式訪問となります。訪問されるポーランドとフィンランドの印象と新しいお立場で臨まれる抱負をお聞かせください。また、令和の時代を迎え、皇室が担われる国際親善の意義や役割についてのお考えも合わせてお聞かせください。

秋篠宮

この月末からポーランドとフィンランドに参ります。

この両国は私にとっては初めて訪問する国ですので、なかなか印象というのはお話しするのは難しいのですけど、まず、ポーランドについて話すと、子どもの頃の印象ですが、私が小さい頃、伝記を読むのが好きでした。

それで、ショパンであったりとかキュリー夫人の伝記を何冊か読んだ記憶があるんですね。それで、おそらくポーランドという国について、もちろん伝記なのでそのときの国の事情も書かれていたりします。最初かどうかは分かりませんが、印象に残ったことです。それで、その後、だんだん大きくなるにつれて、たとえばポーランドが第2次世界大戦のときにたいへん大きな被害を受けて、それこそ街が甚大な被害を受けて、その後、その街をポーランド社会が一体となって復元し、それが世界遺産となって登録された。これはおそらく1980年だったかと思いますが、そのようなことを知るようになりました。

 次にフィンランドについてですが、これも子どもの頃のことから申しますと、ちょうど私ぐらいの年代はトーベ・ヤンソン作のムーミンがアニメで流れた頃に当たるわけですね。

そこでまず、フィンランドのムーミンというのがもちろんあります。

それから、もうひとつ子どもの頃に印象に残っているのは我が家にカンテレという楽器がありました。これはフィンランドで有名な楽器ですが、向こうのカレワラの叙事詩のなかにも出てくるんだと思うんですけど、カンテレの音色がとても素晴らしいというのが強く印象に残っております。うんと前のことなので定かではありませんが、カレワラの叙事詩の朗読とカンテレの演奏をフィンランドの人がしてくれたということなどもあったと思います。

そしてまた、これも年を経るにつれて知るようになったのはフィンランドという国が福祉であったり教育の非常に先進国であり、それからもう一つありますね、子どもの頃の印象は多くの人が抱いているように、森と湖が多い国、そういうあれです。

そしてまた今、福祉、それから教育ということをお話ししましたが、それとともに近年では情報通信関係で非常に大きな成果を上げている印象があります。次に何でしたでしょうか。

 私もポーランドについて知ったのはキュリー夫人の伝記でした。多分ポプラ社の本を殿下も読まれたと思いますが、幼いマーニャがロシア人が取り囲む教室で上手なロシア語でスピーチするシーンがありました。当時のポーランドは母国語を禁じられていたのです。プライドをずたずたにされた一説がこの教室の出来事。

 マーニャは兄弟を腸チフスで亡くし、母を結核で亡くし、唯一生き残った姉と二人でフランスへ行き、名前も「マリー」と変えるのですが、その理由は「自由な国だから」でした。

 私達が小さかった頃、毎日のようにポーランドのことがニュースで流れていました。

きっと天皇なら歴史的な話を持ち出して「ポーランドは昔、日本が救った」云々があったかもしれませんね。

 殿下の言葉からわかるのは、両国に対する深い興味と身近な教養です。

 

紀子妃殿下

私はポーランドとフィンランドを以前、訪れたことがあり、子どもの頃から思い出があります。

ポーランドは中学生のとき、ショパンのワルツを友人とよく練習しておりました。

そして、大学生のとき、夏休みを利用してポーランドを旅行しましたが、そのときにショパンの生家を訪れ、また、ワルシャワの歴史地区や古都クラクフの街を歩きました。

そこでお聞きしたお話などから、様々な厳しい歴史の中で、人々がポーランドへの熱い思いと誇りを持ち、自国の文化を大切にしてきた気持ちが深く印象に残りました。このほかに、ポーランドの南部にあるタトラ山地の峰を登りまして、そこでのさわやかな風や見晴らしを忘れることができません。

 フィンランドには私が、小学校6年生の夏休み、当時、私がオーストリアに住んでおりましたので、そこから家族旅行で行きました。滞在先は針葉樹林のなかで、父の友人が自ら建てたログハウスで、電気も水道も通じていませんでしたが、薪をくべてたくサウナがありました。

湖で泳いだり、森の中で野生のブルーベリーを摘んでいただいたことや、斜めに沈んでいく太陽を眺めたことなどが思い出されます。このようなフィンランドでの自然の中での生活は今も心に残っております。

また、シベリウスの家を訪ねたり、その後には、先ほどもお話がございましたが、私も民族楽器カンテレの美しい音色に出会いました。このような国々を再び訪れることができますことはとてもうれしいことでありますとともに、新しい立場での責任の重さを感じております。

 現在、日本とこの2か国の間では、文化を学び合い、様々な交流を行っている関係が築かれています。ポーランドでは、人々が熱心に日本語を学び、日本研究が盛んに行われ、それから茶道や武道の稽古に励んでいる人も多いと伺っております。日本では、ポーランドの文学が翻訳されて、読まれています。また、ポーランドの織物やレース、木工や陶器など伝統的な手工芸に興味を持つ方も増えているように、私もその一人です。

 フィンランドについてですが少し重なりますがトーベ・ヤンソンのムーミンシリーズ、トペリウスの星のひとみという作品が日本語に翻訳され、私も含めて子どもの頃に読んでいる人も多いと思います。このようなフィンランドの文学を始め、子育て支援や教育システムについて関係者が集い、両国の交流が行われていると伺っております。

 日本と訪れる国の人々がお互いの理解や交流を深め、友好関係を進めるために役立つことが皇室が担う国際親善の一つの役割であることと考えております。このたび、訪問先での行事など心を込めて務めてまいりたいと思います。

 この文章でわかることは紀子様が正真正銘の帰国子女であることです。それがなんだと言われそうですけど、どこかの皇后は「帰国子女」をウリにして語学堪能だ、神道のような不合理を理解できないとか言ってますよね。

でも紀子妃殿下は実際にポーランドもフィンランドも身近に経験し、様々な影響を受けて来たのです。

 ショパン・・といえば「別れの曲」ですけど、そんなことを庶民でも思い出す、素敵なお話でした。

 

秋篠宮

また、この5月、令和という時代が始まりました。

それに伴って私の立場、それから妻の立場もそれぞれ変わったわけであります。

ただ、私個人、これは一人の人間で、ずっと続いているわけですね。

そのようなことから、私としては今までもしてきたように、一つ一つの訪問を大切に考え、そして訪れる国の人たちとの交流を深めることができればと思っております。

ただ、やはり人間も進歩をしないといけないと思います。

その国からどのようにしたらいい方法ができるか、国際親善ができるのかということを常に考えながら行っていきたいと思っております」

 立場が変わったから急に表に出てきて、国賓を押しのけて絶賛される天皇皇后なんておかしい・・と思うんですよ。

一つ一つの国への訪問を大切に・・・これは真理ですよね。


紀子妃殿下

国際親善は大事な仕事の一つであると思いますし、現状において、自分たちが可能な範囲で行っていくことになると思います。

今までと同様に訪問するそれぞれの国への理解を深められるように努めながら、一つ一つの活動を大切に務めてまいりたいと思います。

 「可能な範囲で」と紀子様はおっしゃっています。皇族が少ないから増やせばいいという話ではないということです。

 マスコミは夫婦が不仲とか殿下が帰宅恐怖症とか書きたてますが、お二人の意思がこんなにシンクロしているのですから、ありえない話ですね。


 長女の眞子さまと次女の佳子さまもそれぞれ外国公式訪問を控えられていますが、眞子さまは結婚されれば皇室を離れ、国際親善の担い手が減ることになります。眞子さまの結婚の見通しとともに、皇族が減少する中での活動の在り方について、お考えをお聞かせください。


秋篠宮

皇族が減少する、これはもちろん高齢になる場合もあれば、結婚をして皇族でなくなる場合も両方があります。

一方で、国際親善の担い手が少なくなる、しかしこれはある意味、しかたのないところがあります。

私はそれはその可能な人数でできる範囲のことをすればよいのではと考えております。

 娘の結婚の見通しについてですけど、それについては、私は娘から話を聞いておりませんので、どのように今、なっているのか、考えているのかということは、私は分かりません。

 これは「女性宮家」に関する答えを引き出そうとするマスコミの質問です。それに対しては秋篠宮はさらりと「しかたない」と言いました。

平成の時代に手を広げ過ぎた「公務」を全て行うのがいいかわるいか。

結局、「今いる範囲で可能な限り」やればいいことで、わざわざ女性を当主にしてまで宮家を作る必要なないということです。

 眞子さまの話は、本来不適切な質問だと思います。本編にはまるっきり関係のない話ですから。

それでもあのようなお答えになったのは、皇族としてしょうがない。

娘から聞いてない」=親子断絶 ではなく、本当に眞子さまは何もご存知ないというか、いいようもないところでKKの代理人が勝手に動いているのだと思います。

そもそも「眞子さまも承知」というのはKK側の主張であって、ご本人は何もおっしゃっていません。宮内庁も宮家も。確かに眞子さまは気持ちを表面に出すタイプではないから、導火線の短い殿下にどう言ったらいいかわからない部分もあるかもしれません。不器用な親子関係はどこの家庭でもあることです。

 

 

 

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皇室ウイークリー

2019-06-22 07:00:00 | 皇室ウイークリー

ご日程

両陛下

6月14日・・・天皇陛下 → 信任状奉呈式

        両陛下 → ウイーン少年合唱団鑑賞

             

 人事異動者に会う

6月16日・・・天皇陛下 → 香淳皇后例祭

6月17日・・・両陛下 → 日本学士院第109回授賞式・茶会

6月18日・・・天皇陛下 → 黒田清子祭主から挨拶を受ける

               通常業務

               勤労奉仕団に会釈

               離任大使に会う

6月19日・・・天皇陛下 → 信任状奉呈式

         両陛下 → 三の丸尚蔵館 第83回展覧会「慶びの花々」を見る

秋篠宮家

6月14日・・・眞子内親王 → 在京ボリビア臨時代理大使主催昼食会出席

6月16日・・・両殿下・眞子内親王・佳子内親王 → 香淳皇后例祭

6月17日・・・両殿下・眞子内親王・佳子内親王 → 宮中茶会陪席

6月20日・・・秋篠宮殿下 → 山階鳥類研究所役員・評議員懇親会出席

 皇后のマスコミに取材されるものだけどんどん出るというやり方が好きではありません。香淳皇后例祭を欠席しただけでなく清子祭主にも会わないなんて。やっぱり鳥居をくぐれない人は・・・

「即位の礼」は鳥居がない・・・とでも思っているのかなあ。

 それにしても・・・・服が全部真っ白。白の服しか持ってないんじゃない?っていうか、同じようなデザインを何着も作っているの?

白がダメというのではなく、「服なんかこんなんでいいや」ってやってる風なのが丸見えなのがいやなの。三の丸でもパンツスーツですし。スカーフまいていっちょ上がり。


秋篠宮両殿下の記者会見について、私はこれでいいと思います。

もう何をどういわれようとする―するしかない状況ですから。

これで殿下が「私は認めない」とか「破談にする」とか言ったら、それこそ「眞子さま悲恋!身分違いの恋を許さない皇室の掟に戦慄」とかいう見出しが躍るでしょうし。

「なんで?どうして認めないの?その理由は小室の借金が原因?それとも人間性?お金がないこと?どうなの?ねえねえ」ってしつこく食い下がり、予測記事と嘘の記事が飛び交う結果になるでしょう。

それくらいだったら

娘の結婚の見通しについてですけれども、それについては私は娘から話を聞いておりませんので、どのように今なっているのか、考えているのかということは私はわかりません」

と言った方が無難でしょう。

確かにこの言葉では「殿下と眞子さまは意志疎通が出来てないのか」と書かれる結果になると思うんですが、いい加減28になろうという娘が毎日のように父親に報告はしないでしょう。

前向きに公務に取り組んでいる姿が全てを物語っているのではありませんか。

これって・・・皇族特有の言い回しで、庶民にはわからないし、芸能人でも言わないセリフだろうな。

 「聞いてない」「わからない」=こちらとあちらは一切関係ございません

ですよね。

そもそもKK自体が自ら何も言わないのに、なんで秋篠宮殿下が言う必要あるんでしょう?

マスコミも小室代理人じゃなくて、本人から直接話を聞けよと言いたいです。

どうも佳代氏とジャガーさんの間で金銭授受は「贈与」の録音したものを持っているとか何とか雑誌に書いてありましたが、どうして今頃になってそんなものを?_

これはいつ録音したものなのか。

文春を読む限りでは彼は「贈与」と認めた風はないのですが。

裏をとるようなやり方も、真正直な眞子さまからみれば違和感があるというか、後だしじゃんけんもいいところ。

それに事はもう借金問題が解決したら云々ではないのです。皇族がその名を口にすることもはばかられるのです。眞子さまはまだ「信じている」と週刊誌は誘導していますし、それを信じている人もいるでしょう。

でもそうではないのです。

宮内庁も週刊誌も、愛子内親王を天皇にする為にやっきになっているだけです。

裏付けは上皇后の存在で、彼女の存在がなくなったら流れも変わると思います。

今、天皇皇后が絶賛されているのも上皇后のおかげ。ご祝儀相場でアゲアゲだけれどいつか飽きられ、存在感をなくしていくでしょう。

 

愛子内親王を天皇にしてはいけない・・・のは、さすがに自閉症の人を天皇には出来ないだろうということです。自分で自分のことが出来ない、判断能力がない、御簾の奥にひっこんでいればいいわけではないのですから。

 



 

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大草原の小さな家 「わたしの母さん」

2019-06-21 07:00:00 | ドラマ・ワイドショー

素晴らしい収穫」はいかがでしたか。

最初は声優さんに違和感があったんですけど・・・頑張ります。特にキャロラインの声がキャリアウーマン風というのが気になって。

 

 わたしの母さん 

ウォルナット・グローブに落ち着いた一家。

その日はローラとメアリーが初めて学校に行く日。

二人は母さんが使った古い教科書とお弁当を持ってでかけます。

服が小さくてつんつるてんになっているのを子供達にばかにされ、しかもネリーに嫌味を言われ、ローラは目一杯戦います。

この時の父さんと母さんも意地悪な生徒に対する「ファイト」をどうしたもんかと悩むのですが、とりあえず「もうしない」と約束させます。

ローラはビードル先生が大好きになります。なぜって美人でいい香りがするから。確かにビードル先生は金髪で青い目をしていてとても美人。

でも母さんが一番よ」とローラはいうのですが、父さんは「母さんと比べるなんてそうとうな美人だね」というのです。

こういう、あからさまな「妻大好き」を毎日見せられる子供はどうなのか?と思うんですけど、初放送当時は衝撃的でしたね。

時代背景は南北戦争から何十年か経過したあと。

田舎では学校は教会で、一人の先生が多学年を見ます。子供は石板と石筆、それに教科書とノートを持って行きますが教科書は何でもよかったんですね。

「石板」と言えばといえば「赤毛のアン」の中で、アンがギルバートの頭にバンと叩きつけたあれですよね。黒板を小さくしたようなものに見えますけど、粘土版?ろうで出来ているのが石筆。書いては消しが出来るので非常に便利。

ノートは貴重品だったんですよね。

それと、二人が持ち歩く缶。あれがお弁当だって長い間気づきませんでした。

日本のお弁当箱とはかなり違うし、何が入っているんだろうって。

でも、あれにはきっとパンとりんごが入っているんですよね。

開拓時代は厳しい食生活で主食がとうもろこしになったり豆だったり。でも一日中労働するから肉を食べないとやっていけなくて。お菓子ですら食事の一部になってますよね。

アメリカ人の極端なベジタリアンと肉食のみに分かれる理由は開拓時代にあったのかしら?

母さんはオルソン夫人に卵を買ってもらうのですが「茶色の卵は安い」と買いたたかれ、頭に来た母さんは次はビジネストークでやっつけます。でもつい、高級な生地に目がいってしまい、オルソン夫人が必死に「田舎の方には合わない」というのにまたかっとなってドレス1着分をかってしまいます。

後悔する母さんに父さんは「ブルーのドレスを着るようにと神様の御心」といい、メアリーは「きっと綺麗」といい、ローラは「空色の妖精のようよ」というので、母さんは家族の優しさに泣くのです。

学校では授業参観があり、好きな文章を各自書いて読むという授業が行われる予定。

母さんのブルーのドレスはなんとローラとメアリーのよそ行きの服に生まれ変わっていました。

以後、教会に行く時だけ着るドレスになっていきます。

 

この物語でもっとも感動するのは、ブルーの生地が子供達の服になるところでしょう。

貧しくてもこんな「愛」があるからインガルス一家は幸せなのです。

母さんが愚痴れば父さんがバイオリンを弾くし(子供達、眠れるのか?)

それにひきかえ、オルソン家はすさまじい。子供達が全くオルソンさんの言うことを聞かないし、ネリーはオルソン夫人の鏡のような性格の悪さ。

授業参観の文章も自分の家自慢。

ローラは素晴らしいスピーチをするのですが、文章は実は全く書けていませんでした。

ビードル先生はそれを知っても「ローラは上達しています。文章をかくことは課題があるがクリアできます」というのです。

まさに先生の鏡!

私は先生のシニヨンが好きで。どうやったらあんなに綺麗に結えるんだろうとずっと思っていました。今思うとウイッグだったのかなあ。

 

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どうして女系天皇がいけないのか  6

2019-06-20 07:00:00 | 日本人なら絶対に知っておきたい皇室

 まずは山形・新潟の方々にお見舞い申し上げます。

今も避難生活を送っている方も多いでしょう。令和になってから毎日のように残酷な事件が起きるんですけど、最初の大地震が来てしまいました。

何でこんなに暗い幕開けなんだろうなあ。また令和が始まって2か月も経たないのに。

平成の最初は紀子ちゃんフィーバーで楽しませてもらったけどね。

さて、「どうして女系天皇がいけないのか」自分で書いてて全然答えになってないよねというのはわかっているんです・・・

系図を書くのが結構面白くて、でもこれに時間を使っていると結論より疑問の方が大きくなっていって、あれれ?何で〇〇と〇〇は結婚したのかなとか頭の中で妄想が。

だから「うん。だから?」って言われても仕方ないですよね。

学者じゃないから自分の説を披露するというわけにはいかないし。教科書に毛がはえた程度の事しか書けない自分が情けないと思います。

 舒明天皇・宝皇女同母説について

これはネットで見つけたんです。数年前に。多分どこかの教授さんの論文だと思います。要は宝皇女の出自が怪しいとか。でもそもそも天皇の大后になる女性の出自が様々に取りざたされたり、結婚経験があったりということ自体が異常じゃないかと思うんですよね。

再婚・・・でいえば聖徳太子の母、間人皇后も用明天皇の死後に田目皇子と再婚していますし、大らかな時代というか。役割を終えたらあとは自由みたいな?

でも、宝皇女の場合は、一度高向王と結婚して男子を得て、それから天皇の后ですからね。謎の多い女帝です。

 

 大海人皇子が漢皇子説について

これも知ってますが、そうなると完璧に大海人皇子が皇位を簒奪したことになってしまうわけです。しかも渡来人の血を引いている人ということ。

そういえば天智も天武も額田も新羅や百済系の王族だと主張する本を買っちゃった事もありました。数ページで読むのをやめましたけど。

 

「女帝」という言葉のせいで、とても大きな存在のように感じるんですけど、推古天皇にしても皇極天皇にしても、男達のしりぬぐいをさせられているというか、ほぼ仕方なく「天皇」になりました・・・という悲哀の方が強いような気がします。

もともと皇女として生まれているし天皇の大后として未亡人として、夫の血統を守らなくてはいけないという使命に燃えているのはわかるんです。じゃあ「蘇我」と「夫である天皇」とどちらの比重が高いのかというと、私は夫の方かなと思います。

平安時代の女御たちのような「お父様のいいなり」系ではないけど、自分で国を牛耳るまでの野心は持たない。

古代における女性天皇は孝謙天皇が即位するまでは「男系を守る為」の天皇であったと思います。

 

そういう歴史を見ると、愛子内親王が天皇になる意義は全くありません。

なにせ男系男子皇位継承者は愛子内親王と同世代でいえば悠仁親王一人。競争したり蹴落としたりする相手などいないからです。

では天皇の娘として愛子内親王の役目は何かというと、「悠仁親王にきちんと皇位を継承させること」に他なりません。

本当の内親王であれば、従兄弟であり正当な皇位継承者が政治に利用されたり、皇位を簒奪されないように守り、導き、敵対する人をなだめる、あるいは蹴散らす。それが仕事なんです。

なのに、その内親王自体が皇位を要求するということは、裏で「傀儡の天皇」を欲しがっている人がいるということに他ならないのです。

まして2000年以上「男系」を続けて来た天皇家の血筋を変える、それが内親王だなんて言語道断、皇族の風上にもおけないということになります。

 

今上は「娘の将来の安泰」の為に皇位が欲しいのだと思います。

天皇として祀り上げられればすべてを隠して安穏な生活を送ることが出来ると本気で思っていそうです。

皇后はまさに「天皇の母」になれば今以上に称賛されると思っているんですよね。

二人とも本当に「天皇」とは何のために存在しているのかさっぱりわかっていません。

英語が出来なくても、留学経験なくても天皇になるべき人はなりますし、その価値は日本の為にこそあるもので、外国の為にあるものではありません。

女系天皇=自分の好き勝手にお金を使うことが出来る地位

に天皇が成り下がることです。

 

 

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どうして女系天皇がいけないのか  5

2019-06-19 07:00:00 | 日本人なら絶対に知っておきたい皇室

 山背大兄王VS田村皇子 

  上宮王家の華麗なる血筋

 推古天皇の末期に蘇我氏に小さな波風が吹き始めます。

それは政治に対する考え方の違いとか、馬子の強引な手法に対する反対勢力とか。

厩戸皇子は元々蘇我の血を濃く受けている人で、後継ぎを産んだのも蘇我氏。

思えば最も蘇我氏に推されていい、庇護されていい一族だった筈なんです。

ところが、厩戸皇子は段々馬子の政治に嫌気がさしてきたというか、理想と現実の違いに悩むようになり、斑鳩に引きこもります。

当然妻達も一緒に斑鳩へ行くのです。

その後、厩戸皇子は亡くなり、長男である山背大兄王が当主となるのですが、彼が娶ったのは異母妹の舂米女王。

父と同じ気持ちだったからなのか自分の中の蘇我の血筋を消したかったのか、彼の婚姻にはそんなアンチテーゼが含まれていたような気がします。自らの配偶者に皇族を選ぶことで「皇族としての優位性」を示そうとしたのかもしれませんよね。

 

 

 蘇我本家と上宮王家の仲が微妙になるに従って、刀自古郎女もまた本家の出でありながら蘇我から離れようとします。

そこに分家の境部摩理勢が近づきます。

つまり

 蘇我蝦夷・入鹿 → 古人大兄王子推し(押坂彦人大兄王子と法提郎女の子)

 境部摩理勢 → 山背大兄王推し

この境部は馬子の弟になる人です。

ところで、この頃、天皇を決めるにあたっては朝廷の合議制が取られていました。

つまり長子だから、血筋がいいからなれるというものではなく、朝廷全体が認める人でないと天皇になれなかったのです。

馬子の死後、朝廷には「もう蘇我系の天皇はうんざり!」の空気が流れに流れていました。何事も永遠に続かないということでしょうか。その空気に蝦夷も入鹿も逆らえなかったということは

 穴穂部皇子暗殺

 崇峻天皇暗殺

 物部氏滅亡

 推古天皇擁立

という数々の悪行が尾を引いていたからではないでしょうか。

そこでダークホースのごとく現れたのが田村皇子、後の舒明天皇です。

彼は押坂彦人大兄王子と息長氏の間に出来た皇室的サラブレッドです。

血筋がよく年齢的にも最適だった父が皇位継承から外れ、息子がリベンジを果たしたという感じですね。

朝廷はいわゆる原点に戻って天皇を選んだのです。

蘇我系皇族のサラブレッド山背大兄王と息長系皇族のサラブレッド田村皇子の皇位継承争いは「空気」で決まった感じでしょうかね。

舒明天皇(田村皇子)時代には

 皇后を異母妹の宝皇女に決定

 630年 遣唐使派遣

 新羅・百済から使節がやって来る

など穏やかな外交が繰り広げられていたのですが、実は朝鮮半島では新羅・百済・高句麗が覇権争いをしており、大和朝廷にとっても他人事ではありませんでした。

21世紀の現代から見ると、新羅が最も強かった・・・という話になるのですが、一時は高句麗が領土を広げ、そこに新羅が高句麗を騙して百済を乗っ取り・・みたいな韓流史劇そのものが繰り広げられていたんですね。

そんな時、日本は隋に代わって中国を統一した唐に遣唐使を派遣します。

さて。舒明天皇の皇后が宝皇女で、即位と同時に決められたようなんですけど、この宝皇女という人はなかなか謎めいた女性なんです。

そもそも彼女のお父さんである茅渟王って誰?って感じですけど、

彼は押坂彦人大兄王子と大俣王の子です。大俣王のお父さんは漢王というので渡来系の王族だったかもしれません。

そしてさらに不思議なのはこの宝皇女は一度結婚しているんですね。

お相手は高向王という人で間には漢王という息子までいた。高向王が誰なのかは不明ですけど多分に渡来系と思われます。

ただ、皇后になる女性の出自がはっきりしないというか、母方が3代前まで遡れないというのはこの時代としては珍しいのではないかと思うんです。

無論、この当時はわかっていたかもしれないけど、歴史書や系図にその名が載らないということがね。

結婚歴があって子供もいる女性を即位と同時に皇后にたてるというのは結構異常事態だと思うのですが・・・そこで出てくる宝皇女と舒明天皇の「同母」説。

これはあくまで一つの学説に他ならないのですが、舒明天皇と宝皇女は実は同母だったのではないのかというもの。あの時代でもさすがに同母同士が結婚するのはタブーでした。もしどうしてもそうしたいなら、女性側の出自を曖昧にするしかないというか歴史書から削除する必要があったのかも・・・っていう、途方もない話。

でも後に中大兄皇子と間人皇女が同母ながら愛し合うという話が公然と出てくると「この両親にしてこの兄妹」とも言えなくもない?

 宝皇女は舒明天皇の死後、すんなりと女帝に即位

 同母弟で2歳しか違わない軽皇子は皇位継承者から外れていた

宝皇女は舒明天皇の大后となり、舒明天皇が641年に死去すると翌年天皇になります。

 山背大兄王VS古人大兄王子 

私達は教科書で皇極天皇について

 天皇として初めて譲位した人

という風に習っています。「ふーんそっか」くらいにしか思っていなかったけど、平成の「譲位物語」と比較してみると「譲位する」っていうのは相当な覚悟が必要であるし、この時代の普通の天皇なら絶対に譲位なんかしたくない筈ですよね。でも皇極天皇はいともあっさりと譲位しちゃうわけで。このあたりがやっぱり女性だからというか、母であり女性であったがゆえと思うんです。

 

では、舒明天皇の死後、なぜ皇極天皇が即位したのでしょうか?

皇極天皇が即位したのは49歳の時です。この時皇位継承者の有力候補は

・軽皇子47歳ぐらい

・中大兄皇子17歳くらい

なので山背大兄王と古人大兄王子は軽皇子と同世代、中大兄皇子と大海人皇子は近い年齢だったでしょう。

山背大兄王と古人大兄王子は共に蘇我系サラブレッドで、軽皇子は蘇我系ではないので最初から皇位継承者から外されていました。

野心満々な中大兄皇子はまだ17歳。

またも皇位継承争いが勃発か!それも蘇我同士で!ということで「とりあえず」皇極天皇が即位したのだろうと思います。

 643年 上宮王家滅亡

 645年 乙巳の変

皇極天皇が皇位についていたのはたったの2年なんですけど、この2年の間に2つの大きな事件が起きてしまいます。

この時代、マスコミなんかいないんですけど、「〇〇から山背大兄王が謀反を企んでいると聞きました」というだけで立派に「犯罪」として立証されちゃうんですね。

嘘でも真実になるあたりは21世紀の日本とよく似ています。

蘇我系サラブレッドで、聖徳太子を祖とし上宮王家と尊ばれていた一家が、たった1日でぐるりと兵士に取り囲まれ、自害に追い詰められてしまうのです。

この首謀者は蘇我入鹿であるというのは教科書。

でも、蘇我氏が蘇我系を滅ぼすでしょうか。入鹿にとって山背大兄王は従兄弟だし、刀自古郎女は叔母さん。古人大兄王子は義理の息子。どっちが天皇になってもそんなに悪い目は見ないような気がします。

だから現在では、入鹿首謀者説は緩んできています。

入鹿が上宮王家を滅ぼした理由として「山背大兄王が即位したら分家の境部氏が栄えてしまう」というのがあったようです。

でもそれでも理由として弱いような気がするんですけどね。そもそも上宮王家にそんな野心があったかな?とも思いますし、聖徳太子亡き上宮王家の権威ってなあにって私は思ってしまうんですよ。

 

じゃあ、影の首謀者は誰だったのか?

いわゆる蘇我氏の血を引かない皇族達だったのではないかと・・・私は思うんです。わずか17歳の皇子にそんな策略をめぐらすことなんて出来る?でも、ここに蘇我氏に代わって権力を握りたい中臣鎌足がついていたら可能だったかも。

そして中大兄皇子の母、皇極天皇にとっても、上宮王家が滅びるということは息子の即位が1歩近づくことになるわけですから、悪い話ではない。

長い間、蘇我氏が支配してきた朝廷。

それを天皇を中心とする「皇親政治」の芽はここからすでに出ていたんでしょう。

 

結果的に上宮王家を滅ぼしたことが蘇我氏にとって致命的になったことは事実です。

山背大兄王が死んで古人大兄王子が喜んだか?いやーーむしろ震え始めたのではないでしょうか。次は自分かも・・・と。

そして645年に乙巳の変が起きます。

いわゆる大極殿にて蘇我入鹿が中大兄皇子と中臣鎌足によって殺されるという事件です。

皇極天皇にとっては寝耳に水。まさか息子が自分の目の前で人殺しをするとは思わなかったでしょう。

皇極天皇にとって蘇我氏は自分の手足のようなものでしたでしょうし、うざいなと思っても殺そうとまではしたくなかったと。

しかも、中大兄皇子の言い訳がすごい。

蘇我氏は上宮王家を滅ぼした大罪人だから」って。

最近の学説では蘇我入鹿極悪人説は嘘っぽいというのが定説になっています。

なぜって、蝦夷と入鹿亡きあとでも蘇我氏は朝廷の重鎮であり続けたし、後々は「石川」を名乗り皇妃を出す家柄となっているからです。

ともあれ

こんなこともういやっ!私、天皇やめるから!なりたい人がなればいいでしょ」とばかり皇位をなげうったのが皇極天皇でした。

史上初の「譲位」と言えばカッコいいけど、要するに残酷なシーンを見せつけられて絶望したのと、そんなことをやってのけた不肖の息子の責任を取る形でお母さまは譲位されたのでございます。

 

 

 

 

 

 

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両陛下 学士院授賞式

2019-06-18 07:00:00 | 皇室報道

 朝から地震・・・・令和になってから毎日のように車が人を轢くし、犯罪も起きる。29日からはG20だし。あちこちで危なっかしいことばかり。

 

さて、両陛下が上皇から受け継いだ学士院授賞式。

皇后は真っ白な服。そういえば先日、ウイーン少年合唱団を見た時も真っ白。

また白づくしになっちゃったってことなの?

あ、16日の香淳皇后例祭は「お慎み」だそうです。

先日、スマホで「創価学会信者の子供の悲劇」みたいなニュースを見ましたが、鳥居をくぐることがご法度の学会員は、修学旅行で京都に行った時に鳥居をくずれず、座り込む子もいるとか。

そういう子に配慮せよって話だったんですが、それっておかしくないですか?

確かにカトリックなどの信者の子は、生まれてすぐに洗礼を受けるでしょう。エホバの証人の子供なんて輸血は絶対ダメだし、それでもめる医療ドラマをいくつも見て来ました。

そういう宗教があるなら創価学会の鳥居をくぐってはいけないというのもアリだと、その記事は書いているんですが、えーーー?それ、違うんじゃないの?

イギリス国教会とローマ法王が和解する時代だし、神道の国、日本にローマ法王がやってきておおがかりなミサをするっていうしね。

たとえ洗礼を受けても、それによって不利益を被るならそれはもう宗教じゃないよね。たとえば「割礼」なども。

ま、ともかく雅子皇后さまは「鳥居をくぐる」のは最小限にしたい人。天皇まではそうはいかないけど、内心では「すみません、池田先生」とか言ってるのかな。

そういえば名前でわかる学会員とかいうのもあるけど、優雅礼節敬愛というのも何となくそれっぽいですよね。

で、ウイーン少年合唱団は見るけど祭祀は「お慎み」でも翌日の学士院授賞式は出席と。

まあ、授賞式だけなら座ってるだけだし。

と思ったら茶会もご出席。自分が主役だからずーーっとしゃべっていればいいから、これはいけると思ったのかしら?

でもなぜ皇后だけが帽子を被ってないの?

これって上皇后の一人だけティアラなしお正月よりひどい・・・・と思うけど。

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日本一運のいい女ー新皇后の肖像 42

2019-06-17 07:00:00 | 日本一運のいい女 雅子皇后の肖像

 2004年9月24日 那須静養

さらに宮内庁が「誤解」を否定する為に映像と写真を公開

いわゆる「うずらちゃん」ビデオは後の検証で愛子内親王が読んでいる本と皇太子が読んでいる本が違うことがわかっています。

ゆえにこの内親王は別人ではないかと言われています。

当時、皇太子夫妻のコメントとして「本人の了承なしに発表するのは・・」というのがあって「2歳の子供にどうやって判断させるのよ」と不思議に思った経験があります。

 週刊文春2004年10月7日号

「雅子様愛子様ビデオ公開の4日前極秘出席されたアニマルセラピー

 

 テーミス2004年10月号

「宮内庁と皇室の先走り雅子妃は皇室訪問を拒絶していた」

 2004年10月4日

那須静養から帰京

 

 女性セブン2004年10月28日号

「揺れる御実家へ皇太子妃雅子様愛子様の手を引いて決意の里帰り」

 

 週刊女性 2004年11月9日号

「ご回復に向け私的外出も雅子様の「次世代」皇室の壁」

 女性セブン2004年11月11号

「皇后美智子様の発言は雅子様への叱責」報道の波紋

 テーミス2004年11月号

「皇太子ご一家ビデオ公開は裏目に出た」

 宮内庁は9月24日に愛子内親王のビデオを公開。しかしマスコミでは「なぜこの時期に」と困惑

 外国メディアや週刊誌は以前から「愛子様に発達の遅れがあるのではないか」と報じてきた。

 今回異例の映像公開に踏み切った理由について宮内庁は、皇太子夫妻が様子を知りたがっている国民の期待に応えたいという意向を示されたことと雅子様がそういう憶測記事に心を痛めていることをあげている

 一連の記事は果たして「憶測なのか」

 初夏に、皇室の関係者がある学校を訪ねて愛子様の教育を依頼したと聞きました。引き受けてくれたら相応の施設を寄付したいとまでいったと言います。そこが特別な教育方法で実績をを上げて来た学校だったのでやはりということになった」

 武蔵野東学園は64年に開設された武蔵野東幼稚園が母体で小中学校や高等専修学校まで運営している。創立以来健常児だけでなく教育が困難と言われていた自閉症児を積極的に受け入れ混合教育を行って来た。

 武蔵野東学園では健常児と一緒に教育することで自閉症児は、話し方や遊び方なども含めより高度な社会への適応力を身に着けることが出来る

 「皇室の関係者が武蔵野東学園と接触したのは間違いないと思う。自閉症の症状は個人差が大きいと言われているので今回の映像だけで判断するのは難しい」

 今回のビデオ公開について雅子様は「娘のプライベートな姿を本人の了承なしに出したくない」と主張されたが、皇太子は「国民は心配しているのだから」と説得。

 映像公開の是非は2歳児に判断できるわけはない。それでも本人の意志を尊重しようとするあたり、外国生活が長かった雅子さまらしい発想ではある。その一方で皇族という特殊な立場への抵抗感は根強いと見える。

 

早くにカミングアウトして障碍児を育てる雅子様だったらどれほど国民の共感をえたろうと思うのですが、「それでは天皇に出来ない」ということで、最後まで隠し通し「ご優秀伝説」まで生まれたのでしょう。

大人の思惑に利用されている愛子内親王こそ気の毒だと思います。

 

 

 

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たまにはドラマの話

2019-06-16 07:00:00 | ドラマ・ワイドショー

 忙しいけどちゃんとドラマは見てるんですよ。海外ドラマも含めて。大昔はテレビ見ながら勉強も出来たけど、今は集中出来ないのでテレビは消します。これも歳のせいでしょうか?

グッドドクター2」でがんの後遺症で記憶障害が起きている老先生が免許返納を迫られて抵抗するシーン、見ごたえありました。「免許を取り上げられることは自立を無くすこと」その気持ち、わかります。安易に返納を促すことは、相手の能力や存在感を根こそぎ否定することになるんじゃないのか?と思います。

この老先生は運転手が見つかったことで何となく自分を保てた気がします。でも、日本では息子や娘が遠くに住んでいるパターンが多く、安易に返納したら手足をもがれるくらいプライドがズタズタになることもあるんですよね。

自動車そのものの進化が大事なんじゃないでしょうか?

 

 緊急取調室

目下視聴率ナンバーワンを維持しているのが、天海祐希主演のこのドラマです。

今回から塚地君が入って会話にもよりテンポが出て来たと思います。

それにしても天海が「おばはん」って呼ばれちゃうなんてねーー

毎回、すごい話でびっくりしますけど、印象的だった7話、大久保佳代子がカレシの罪を被って犯人になった話。信じている信じている・・・・といいつつ、裏切られて「実は誰も信じたことなんかない」って。悲しすぎる。

倉科カナが出演した話も見ごたえありましたよね。

 

 特捜9

視聴率2位はこのドラマ。1話から見てたんですけど設定が甘いし、コメディだし。そういうところが気楽にみれるところなのかなと。イノッチみたいな主任がいたら喜んで仕事を頑張るけどね。

 

 科捜研の女

3位がこれ。やっぱり頭を使わずにすむドラマです。沢口靖子って本当に老けないし、相変わらず大根だし、ここまで進歩がない人も珍しいけど、そういう人が主役のドラマが長寿なのもすごいなと思います。

マリコさんは行く先々で事件に遭遇。勤務時間内も外もお構いなくお仕事にまい進。でも最先端の科学捜査を見ることが出来て視聴者としては嬉しいでしょうね。アメリカのCSIに比べると清潔感が半端ないわ。

 

 ラジエーションハウス

最初は窪田正孝の役って発達障害なのか?と思ったんですけど、話が進むに従って見やすくなってきた気がします。

正直、放射線技師がそこまで診断に関われるかというと疑問です。

でも、このドラマでは見ている多くの人が「こんなに診断の間違いがあったのか」と驚くと思うんですね。検診を受けているから、ドックに入ったから、入院して検査したから大丈夫とは限らない。いいドクターに出会えるか否かは運しだいです。

そう思うと、本当に怖いドラマだなあと思います。

いよいよ最終回で甘春先生のお父さんの診断が・・・甘春先生と五十嵐先生の仲ってどうなっているんでしょうね。そして広瀬アリスの無駄遣いはやめてよね。

 

 集団左遷

視聴率5位。とはいえ、最終回を前に挫折してしまいました。蒲田支店を守る当たりまでは面白かったんですけどね。三上博史も大好きな役者さんなので残念。

 

 わたし、定時で帰ります

最初はどんな話なのか?と思ったら、今時の会社でうまく仕事をこなしていくにはどうしたらいいか・・・という答えがそこにあるような?

ユースケ・サンタマリアの不気味さと意地悪さが半端なくて怖い。どう立ち向かうのかなと思うし、いつも仕事に没頭している向井君のかっこよさに癒されています。内田有紀のよんどころない感じもわかるし。シシドカフカのやたら硬い社員さんも好き。あのバカ真面目なところが本当に好きです。

でも一番は江口のりこの中国人。いやいや、本当にそれっぽくて面白い。もっと長い時間出演させてよーー

 

 インハンド

視聴率7位。でも個人的には今季1位かなあ。なんせストーリーが面白いです。あのサディスティックで自分勝手な役柄が山Pにぴったり。そして濱田岳と菜々緒が入るとベスト3になっちゃうから不思議。無表情な山Pを二人がフォローしていますよね。

毎回、変わった名前の細菌や微生物や寄生虫が可愛らしく出てきて面白いです。

BGMもすごくいいですよね。時任三郎がどうなっていくのか楽しみです。

 

 俺のスカート。どこいった?

最初は素っ頓狂な学園物だと思ったんですけど、さすがに古田新太だなあ、ものすごく引き込まれて面白いもの。

のぶおに振り回される桐山蓮が普通に2枚目だということを発見したり、大倉孝二と荒川良々のぶっとび感がさらに面白い。

ジャニーズ系では道枝駿佑が何と言っても色白で綺麗です。以前よりは棒読みじゃなくなったし。キンプリの長瀬君の女装姿が美しかった・・・・

 

 白衣の戦士

よくある話だよなあと思いつつ、看護師同士の恋愛を描く事でドラマにテンポがあります。とはいってもなかなか視聴率がねえ。

 

 あなたの番です

目下視聴率は8%台。こんなんで1年間頑張れるのかわからないけど。段々話が混迷してきて飽きる人も出てくるんじゃないでしょうか?

原田知世と田中圭の歳の差カップルがイマイチしっくりこないんですよね。何が言いたいのかわからないし。どこかで結論が欲しいかな。

 

 ストロベリーナイト・サーガ

これまた視聴率が振るわないけど、私的には面白く見てます。それにしても山本耕史が出て来たシーンは圧巻でしたよね。これで亀梨の出番なくなった・・・と本気で思ってしまったけど。チームに亀裂?大丈夫か?みたいな。ヒロインがヤバイ人に恋をするのはやっぱりダメですよね。

 

 執事西園寺の名推理2

八千草薫降板で、代役が吉行和子が奥様。でも八千草さんのムードは出ません。上品さが違うのよね。八千草さんだったら無条件で「奥様の為に」って言えるんだけどな。

佐藤二朗の出番も少なくなってたし。その分桜乃彩音のセリフが増えた?

話自体は面白いんだけど。

 

 パーフェクト・ワールド

ドラマで撃沈。しょうがないよ。どこにでもある話だもの。前向きになれないよね。

私はなんとなくみちゃってるけど、だらだらしている気がするし。結末がわかってるしね。

 

 スパイラルー町工場の奇跡

これ、視聴率が悪かったけど個人的には好きでした。何度も壁にぶち当たりながら解決していく様がすごくよく描かれていて。玉木宏の演技も好きでしたし。もっと視聴率が上がってもよかった話。再放送ないのかな。

 

 きのう何たべた?

全然話題にならないけどすっごく面白いですよ。料理の数々は自分でも作れそうだし。そういえばレシピ本出たんですよね。買おうかな。

一番面白かったのは、やっぱり山本耕史が出て来たところで「風と木の詩」のジルベール風カレシの愚痴を延々というところ。実際に出て来たらジルベールどころじゃなかったというのがまた面白くて。

 

 大富豪同心

これ、NHK系列ですけどとても面白いんですよ。大富豪の息子がお金で同心株を買って武士になるんですけど、事件の捜査には町人姿で、クライマックスの戦いになると目をあいたまま気絶してしまうというへっぴりな男。だけど、そのギャップが面白いというか中村隼人がいい味出しているというか。

 

「いだてん」の視聴率が悪いの、わかります。やっぱり落語の部分がいらない。森山未來はいつまでもごろつきだし、たけしの滑舌悪いし。神木君はつなぎだし。何とかもうちょっと面白くならないものですかね。

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皇室ウイークリー

2019-06-15 07:00:00 | 皇室ウイークリー

ご日程

両陛下

6月7日・・・天皇陛下 → 信任状奉呈式

              通常業務

              勤労奉仕団に会釈

6月8日・・・両陛下 → 桂宮御墓所参拝

6月11日・・・天皇陛下 → 通常業務

              勤労奉仕団に会釈

6月13日・・・天皇陛下 → 信任状奉呈式

      両陛下 → 皇宮警察本部長表彰の永年勤続功労者に会う

            人事異動者に会う


秋篠宮家

6月7日・・・眞子内親王 → 第27回伝統工芸諸工芸展を見る

      両殿下・眞子内親王・佳子内親王 → 青年海外協力隊及び日系社会青年ボランティアに会う

      両殿下 → 日本ワックスマン財団「令和元年度学術研究助成金贈呈式」及び晩餐会出席

6月8日・・・両殿下・眞子内親王・佳子内親王 → 宜仁親王五年式年祭 霊舎祭の儀

                        宜仁親王五年式年祭 墓所祭の儀

6月10日・・・両殿下 → 武蔵野陵・武蔵野東陵参拝

              外務省から進講を受ける

6月11日・・・眞子内親王 → 在京ペルー大使主催昼食会出席

6月12日・・・両殿下・佳子内親王 → 青年海外協力隊に会う

6月13日~14日・・・秋篠宮殿下 → 滋賀県訪問

 ・県勢概要聴取

 ・昼食会出席

 ・株式会社永樂屋彦根工場視察

 ・愛瓢会作品展示を見る・懇談会出席

 ・彦根市立平田こども園視察

6月13日・・・紀子妃殿下 → Health Professional Meeting(H20)2019」出席

 天皇の仕事って勤労奉仕団に会釈と通常業務のみなのかしら?

  爆上げ状態の皇后陛下「皇后さまの英語に世界が絶賛」なんて書いてるの、日本の週刊誌だけですよね。

 6月8日 三笠宮百合子妃殿下桂宮墓所へ

 6月9日 上皇ご夫妻 桂宮殿下の墓所に 

その後、赤坂御所で天皇皇后の結婚記念日夕食会に


 6月10日 常陸宮殿下令和元年度全国発明表彰式


 6月12日 上皇ご夫妻 明治天皇陵に参拝


孝明天皇陵に参拝


 8月12日高円宮久子妃と承子女王「ましこ悠和館開館式典」に



 


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