夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

ときには、風に吹かれてビールを・・♪

2007-05-02 20:03:00 | 定年後の思い
東京の郊外は、朝はどんよりとした曇り空であったが、
11時過ぎに五月晴れとなった。

家内が4月30日より5月5日まで5泊6日に実家に行き、
家内の母の独り住まいをしているので、
掃除、衣替え、庭の手入れなどをしている。

私はこの間は独り住まいとなったので、日常は出来うる限り自在な生活をしているが、
更に勝手気ままな時を過ごしたりしている。
朝風呂に入ったり、夜はビデオ、DVDで映画などを観ながら、
日本酒などを呑んだりしている。

今日の昼下り、快晴の陽射しが主庭を照らし、風が吹いていたので、
居間でのんびりとしているより庭の中の方が健康と思い、
もみじの木陰で折りたたみの椅子に座り、ビールを呑んだりした。

五月晴れに恵まれ、風に吹かれると心地よく、
ビールを呑み、煙草をぼんやりと喫ったりしていると、
人生のささやかな悩みなどは忘れさせる効力がある。

この時節、古人達の時代から爽(さわ)やかに吹く風を薫風と称しているが、
私なりに成る程と心身実感できたりした。

私は原則として、日中はアルコールは避けているが、
ときには木陰で風に吹かれて、ビールを呑むのも、
格別な心情になるので、贅沢なひとときと思ったりしている。




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『年々歳々花相似たり・・』・・♪

2007-05-02 09:55:00 | 定年後の思い
東京の郊外は、深夜に雨が降り、早朝はどんよりとした曇り空であった。

日中は急速に回復し、急速に回復し、快晴、報じていた。

私はこのサイトに『八十八夜』、『緑茶の日』であるので、
これに関連して綴ろうか、と思案していた。

昨年、一昨年は、この時節何を綴ったりだろうか、と振り返ったりした。

一昨年のこの日は、私の別ブログ【年金青年のたわむれ記(旧タイトル:続・極楽とんぼ)】に於いて、
『お茶の摘む頃に・・♪』を投稿していた。

そして、昨年にこのサイトで『お茶の摘む頃に・・♪』を投稿した後、
同じ日に『八十八夜に際して・・♪』を投稿している。

一昨年、昨年、そして本年も同じように思いであるが、
私は確かに歳を重ねている・・。

こんな思いで何を綴ろうか、と思案していたら、
唐の初期時代の詩人の1作が脳裏をかすめた・・。

年々歳々花相似たり
歳々年々人同じからず

私なりに解釈すると、
数多くの花は、毎年この時節に花を咲かせ、変らないように咲いている。
私は毎年歳を重ね、そして歳と共に老けていく。

このように解釈をしているが、
私自身は歳を重ね身体は確かに老化しているが、
心の思いは深化し続けたい、と思ったりしている。

このようなとりとめのないことを思索していたら、
主庭に薄日が射し込んできた。



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