夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

『専業主婦』に敬意を・・♪

2007-05-05 09:23:00 | 定年後の思い
昨日のネット配信記事で一番驚き、専業主婦の重労働を再認識し、
微苦笑をしていた。

【主婦業、年棒1600万円に相当=『母の日』控え米社試算】

こうした見出し記事であり、時事通信の配信記事を無断であるが、
転記させて頂きます。

【シリコンバレー 3日時事】
専業主婦がこなす炊事・洗濯や育児などの家事は、
年棒13万8095ドル(約1660万円)に相当。
13日の『母の日』を前に、主婦の重労働ぶりを再認識するきっかけにして貰おうと、
米・人材情報会社・サラリー・ドット・コムがこんな試算をまとめた。

同社は、子供の送迎『運転手』、調理を『料理人』、
家族の悩み相談を『カウンセラー』などと家事を10項目に分類し、
それぞれをプロに任せた場合の料金を積算した。
主婦の作業時間は週92時間で、うち52時間を残業として割り増し計算したという。
今年の年棒は前年に比べ3%上昇した。

職業を持つ母親についても、
家事に対する報酬として年8万5939ドル(約1030万円)の『ボーナス』受給資格があるとはじきだした。

以上が記事の全文です。

私はサラリーマンを定年退職後の3年生の身で、
団塊世代より少し年上の世代に属している。

私達の世代は、高度成長を背景に、家の収入は主人の責務として猛烈に働けた幸福な世代で、
妻は炊事、洗濯、料理等、或いは主人の実家との日頃の交際、
そして子供の育児、そして家庭内の教育など、
殆ど家庭内のことを任せてきた人々が多いのである。
妻は専業主婦として、何かと後方支援のような立場であった。

私達夫婦は子供に恵まれなかったが、
私の定年退職の5年前頃から、専業主婦は何かと重労働に認識した。

私は退職後は、自在に趣味の時間に過ごしたいので働いていない身分となっている。

家内は従来通り、掃除、洗濯、料理等を行っているので、
少なくとも買物は私の担当として貰った。
そして、庭の手入れは現役時代と同様に私の役目となっている。

このような状況であるので、
朝、目覚めた私は家内用のマグカップに、それぞれ牛乳、熱いコーヒーを家内の枕元に置いたり、
日中の合間、家内の茶坊主に徹している。

私は現役時代から、何かと家内にはねぎらう言葉を云い、
そして感謝をしている。

最近、家内からは洗濯と掃除は多少覚えたほうがいいわよ、
と云われたりしている。

独り身になった時、料理に関してはスーパー等でまかなえるが、
洗濯と掃除は・・という理由である。

こうした思いもあるので、この配信記事を読んだ後も微苦笑しているのである。





コメント
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