夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

『花の金曜日』の想いで・・♪

2007-09-07 17:23:00 | 定年後の思い
私は定年退職後の3年生の身であるが、最近はとみに曜日の感覚が薄らいでいる。
カレンダーを眺めると、金曜日だったと教えられる程度となったのである。

私の現役時代は数多くのサラリーマンと同様に、
月曜日の早朝から業務に精進し、睡眠時間を削り、
金曜日の夜になると、やっと安息が得られる、といった心情であった。


私は大学を中退し、映画青年、文学青年の真似事をしたりした後、
昭和45年の春、ある民間企業に中途入社し、遅ればせながら社会人となった。
この頃の勤務形態は、隔週の土曜日が午前中勤務となっていた。

その後、何時ごろか完全5日制となって、金曜日の勤務が終わると、何かしらほっとした・・。

どなたが名付けたのかは知らないけれど、
花の金曜日と称して、『花金』と省略し、
社内で花金だから・・と歓送迎会や懇親会を開催されたり、
仲良しグループで呑みに通ったりしていた。

業務が立て込んで夜の9時過ぎに会社にいると、
『忙しいのだったら・・明日の土曜日に会社に来て、じっくりと仕事をすればよいじゃない・・
ともかく・・いつものメンバーで待っているょ・・』
と気のおけない友人が電話を掛けたりしてきたので、
私は仕事を切り上げて、その場所に駆けつけたりした・・。

どなたも同じと思われるが人事異動のたびに、
歓送迎会が部課間で盛んに行われ、私も異動の折には開催してくれた。

50歳を迎えた頃から、人付き合いと体力も疲れ果てて、ある程度のつきあいとし、
私は自宅の最寄り駅の付近の居酒屋で、
毎週の金曜日の10時過ぎに、定期便のように独りでボケッと呑んだりした。

私は弐合徳利のその時に思いついた地酒を2本呑みながら、
板長の進めの単品を3品を食べたりした。
そして絣(かすり)を召した女将や仲居さん達にからかわれながら、
1時間半ばかり心の憩(いこ)いとしていた。

その後、55歳になると出向となってしまい、
勤務先が遠方の上、始業も早くなり、心身疲れきったので、
居酒屋に寄れる余裕もなくなった。
帰宅後、風呂に入った後、11時過ぎに家内と話し合いながら、
弐合徳利の純米酒を呑んだりした。


どの時代でもサラリーマンの方達は、
どなたも多忙な業務な勤務実態で成果を問われているが、
私は花金の夜のひとときは、秘かな息抜きで過ごしてきた。

退職後の今としては、遠い昔の出来事だった、と改めて感じている。







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旅先のお茶は・・♪

2007-09-07 11:56:00 | 定年後の思い
私達夫婦は、国内旅行が共通の趣味なので、
四季折々、日本の各地を訪れている。

旅先で和菓子店を見かけたりすると、
煎茶、抹茶を頂きながら、和菓子を味わったりしている。

地酒と同様にその地の風土を考えさせられるので、
まぎれもなく文化のひとつと確信している。

時代の由来を知り、その時代からの今日までの長い歳月に思い馳(は)せれば、
より一層味わい深く感じたりしている。

昨今、旅先でJR、バス、フェリー、飛行機などの乗り物の時は、
煎茶のペットボドルを飲んだりしている。

私の独断と偏見であるが、特に食品の場合は専業メーカーが好きである。
煎茶に限ると、伊藤園の『お~い お茶』を長らく愛飲してきたが、
ここ数年は『濃い味』が好みとなっている。

更に伊藤園の場合は、俳句が掲載されているので、
ときたま投稿された人を読んだりして、
人生の微笑みを感じ、享受しているのである。

ある時、自動販売機で残念ながら、『濃い味』がない場合は、
どうしてなの、と不満げに呟(つぶや)いたりする小心者の私である。

そして、やむえず他メーカーの煎茶を飲んだりし、
人生ときには妥協も必要なのだ、
と自分に云いきかせたりしている。


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フワウミ、皃・ミ。「ツ賈?マトフイ皃キ、ニ、、、ソ。ヲ。ヲ。ェ。ゥ

2007-09-07 06:52:00 | 定年後の思い
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