夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

『春爛漫』の時節であるが、やはり読書に熱中し・・。

2009-04-07 10:17:36 | 定年後の思い
私は東京郊外の調布市に住む年金生活の5年生の身であるが、
ここ数日は春爛漫の陽気に恵まれ、
陽射しを眩(まぶ)しげに見つめたりしながら、喜んでいる。

今朝も6時過ぎに10度となり、昼下がりは20度前後、
そして夕暮れの6時は17度前後が予測され、
5月の中旬のような陽気かしら、と私は微笑んでいる。

日中は買物、散策をして、桜花の満開を誉めたり、
落葉樹の芽吹き、幼葉などを小躍りしながら歩いている。

こうした日々を過ごしているが、大半は読書をしている。


ここ数日は、映画雑誌の『1946~1996 キネマ旬報ベストテン全史』を読み返して、
敗戦後からの名作品を思いを馳せたりしていたり、
遅ればせながら佐野眞一・著の『遠い「山びこ」 ~無着成恭と教え子たちの四十年~』(新潮文庫)を
読んだりしている。

そして、読売新聞の読書の案内コーナーで、
小林竜雄・著の『久世光彦vs.向田邦子』(朝日新書)で知り、
私は本屋に買い求めに行ったりした。

私は向田邦子氏の遺(のこ)された作品の愛読者のひとりであり、
テレビの脚本も好感していた。
そして久世光彦氏の遺された随筆なども愛読している。


http://publications.asahi.com/ecs/detail/?item_id=10138


この朝日新書の解説に明記のように、
【・・
テレビドラマの黄金時代を駆け抜けた久世と向田。
2人は戦友でもライバルでもあった。

直木賞受賞ほどなく事故死した向田の死後、
久世は彼女に挑むがごとく小説を執筆する。

3年前に急死した久世の残したかった傑作とは、
彼女への思いとは。
知られざる2人のドラマ。
・・】
このように作品は紹介されている。
注)紹介の原文より、あえて改行を多くした。


私が過日、読売新聞の読書の案内コーナーで、読んだ記事もほぼ同様であり、
両氏の遺された作品に関心がある私としては、
最優先で読みはじめている・・。



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