夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

5年後になくなっているもの…電話番号に電子メールに…を学び、時代遅れの私は戸惑いながら・・。

2016-01-20 15:37:04 | ささやかな古稀からの思い
私は東京の調布市の片隅みに住む年金生活の老ボーイの71歳の身であるが、
私たち夫婦は子供に恵まれなかったので、我が家は家内とたった2人だけの家庭であり、
そして雑木の多い小庭の中で、古ぼけた一軒屋に住み、お互いの趣味を互いに尊重して、日常を過ごしている。

私たち夫婦は、お互いに厚生年金、そしてわずかながらの企業年金を頂だいた上、
程ほどの貯金を取り崩して、ささやかな年金生活を過ごしている。

こうした中で、インターネットに関して、私が定年退職した2004年(平成16年)の秋を迎る前の夏に、
遅ればせながら我が家にインターネット回線を導入した。

これ以来、固定回線の光ファイバーの『フレッツ』を頼りに、
据え置き型のパソコン、予備機としてノートパソコンを設置して、今日に至っている。

ここ11年、据え置き型のパソコンに関しては、故障とか新製品に戸惑いながら、
やむなく3回ばかり新機種を買い改めたりしてきた。
                           

こうした中で私は、ガラケーと称される携帯電話に興味がなく、今日まで至っているが、
6年前の頃から、私たち夫婦のどちらかが、ボケる前には携帯電話が必要と思ったりした。

過ぎし昨年の3月中旬、家内用に携帯電話の入門者に最適と思われる『らくらくホン』コースを一台ばかり買い求めたが、
メールとか写真などを利用できず、単なる移動できる電話機として使用している。
私は相変わらず、『ひかり電話』を使用している。
         
このような状況であり、ましてスマホと省略されているスマートフォンも使えないのである。
そしてスマホは、ここ7年急速に普及して、2012年(平成24年)には世帯保有状況が40%となり、
最近は60%になった、と私は学んだりしてきた。

そして私は、フェイスブック、ツイッター、そしてモバイルパソコンにも無縁であり、
やむなくインターネットは固定回線の光ファイバーの『フレッツ』を頼りに、
せめてと思いながら据え置き型のパソコンとノートパソコンを利用している。

このように私は、無線のモバイル情報機器に遠い世界の出来事のような思いながら、
稀(まれ)な時代遅れの国民のひとりとなっている・・。
                                      

このような時代遅れの私が、昨夜のひととき、ネットで偶然に、
情報最先端のITジャーナリスト・ソーシャルメディアコンサルタントをされている神田敏晶さんが、
【5年後になくなっているもの・・電話番号に電子メールに・・】と題された記事を読み、
やがて戸惑いながら動顛させられた・・。

何かしらアメリカの情報最先端の方の記事を紹介した後、
神田敏晶さんが『今後5年で日本の絶滅危機種となるだろうメディア5つ』を思考した後、
アメリカと比較する意味で、自分の身の回りの環境を独断と偏見で考えて結果を公表していたので、大半を転載させて頂く。

◎アメリカに於いて、5年後になくなるの5つ
《わずか5年前、世界はまったく違う場所だった。2010年、iPadはデビューしたばかり、
(略)これからの5年間で、現在想像もしていない製品やサービスが出てくることは間違いない。
5年後に無くなっているもの5つをとりあげる・・。

1.小切手
20%以上が紙の小切手を書いて支払いをしたことがない

2.USBメモリー
モバイル通信ネットワークが人口の90%をカバーする

3.パスワードや鍵
スマート端末が鍵になり、生体認証と組み合わせる

4.リモコン
2020年には大量の新しいデバイスが、インターネットにつながる

5.紙ベースの署名と紙ベースの手続き
将来は、あらゆる取引が「クラウド契約」によってアクティブに管理されるようになる。


米国での価値観でいうと、家賃を支払うのにいまだに「小切手=マネーオーダー」を家主に送るという習慣があるから当然、
早く無くして欲しいという意味あいがきっとあったのだろう。
他にもいろいろと意見はあるが、あと5年も経過すると完全に無くなることはないまでも、絶滅危機種となりえるものはたくさんある。

ケータイ電話の登場で絶滅機種となったのは、NTT ISDN公衆電話、赤電話、アドレス帳、電話番号簿、ポケベル、電話関連。
スマートフォンの登場で、持ち歩きから完全にベンチスタートとなったのが、時計、カメラ、計算機、ペン、電卓、地図など。

新たな媒体がデファクトとなるとそれに関連するものが、一気に一般的な価値を消失してしまう。
            

◎日本に於いて、今後5年で日本の絶滅危機種となるだろうメディア5つ
神田敏晶さんがアメリカと比較する意味で、自分の身の回りの環境を独断と偏見で考えた結果、
理由が掲載されていた。

1.電話番号

「メッセンジャーがあれば電話番号は不要」…とFacebookメッセンジャーのMAUが8億突破で
デビッド・マーカス副社長が曰く、電話番号というよりも、音声通話をする機会は本当に減った。

今や電話をかけてくるのは、テレアポ業者か、訃報だけになっている。
すでに電話番号はGoogleの二重認証のための認証番号としてしか機能しない。
Skypeや他の番号のほうが完全に安上がり。
着信専用電話があれば事足りるので、Wi-Fiモバイルルーター&着信専用のようなもので
しばし場つなぎしてもらったほうがよいかも。

2.電子メール

20世紀のインターネット時代の主役だった、電子メールもSPAM化されて、
プロモーションにフィルタリングされるような内容ばかり…ウィルスの感染経路とかにもなりえるので、
緊急時とまったくつきあいのない人のファーストコンタクト程度になってしまい
いつしか他の手段へと代替化される運命に…。

3.amazonの段ボール

amazonのドローン宅配や自動運転が話題だが、5年で従来の方法を変えるのは、まだまだ現実的ではない。
しかし、我が家での最大のゴミは、amazonの段ボールである。

注文する度に梱包されるあのダンボール。
これだけ宅配便の人が、こちらの在宅時間指定で来てくれるようになったのだから、その場で中身だけを渡してほしいのだ。
もちろん『梱包なし』を選べば、ポイント還元するなどで、一気に普及が可能だ。
倉庫からの物流が可能なamazonだから、流通できる配送箱を開発したほうがコストダウンにつながるだろう。
            

4.ドメイン名

昨年、knn.comという20年使用していたドメイン名をSedo.comで売出し、
escrow.comで売買したが、ドメイン名がなくなっても、何も不自由に感じることがなくて驚いているほどだ。

さすがにメールアドレスとして登録していたサービスの引越しは大変だったが…。

引越し見積りで大量に来る引越し業者のうち誰か、メールアドレスやブログの引越し、ドメイン名の引越しも、
サービスとしてやれば良いのにと思うほど。

あの手間を考えれば、光ファイバーの新規回線くらいならすぐに契約するのに。
ドメイン名が例え、暗号のような長いドメインだったとしても、
SEOさえ効いていれば、「◯◯で検索してください」のワードでランディングできるからだ。

ドメイン名はレガシーな電子メールのアドレス名くらいでしか、役にたたなくなっている。

5.ハードディスクドライブ

長年にわたり、データ・ストレージとして活用してきたハードディスクドライブだけど、
写真やビデオのデータはすべてGoogle Photosに自動アップロード、
音楽データは、Google Play Musicに5万曲までアップロードが可能。

さらに月額サブスクリプションが終了しても、
Google Play Musicは自分のアップロードした楽曲を無料で利用できる。
騙されたとおもって、無料の30日間にアップロードして確かめてみるとよいだろう。

他にもevernoteやdropboxGoogle ドキュメントなど、
仕事も会社のデータは、セキュアなサーバでないとあぶなかっしくて利用しない。

ローカルには、潤沢なメモリ空間と最低限の非常時バック・アップ用のSSDさえあればという状況になりつつある。


このような5つを羅列した後、本当は5つと言わず、もっといらないものがでてくるだろう。
MicrosoftのSurfaceのキャッチコピーである「これさえあれば何もいらない」は、
「IDさえ証明できれば何もいらない」時代がやってきそうだ。
            

このような記事であったが、私は神田敏晶さんが書かれた専門語も、半分ぐらいしか理解できないこともあり、
戸惑いながら苦笑してしまった。

そして『電話番号』は不要になると明示されても、私は長らく固定電話の『ひかり電話』を使用している。

或いはパソコンしか使えない私は、『電子メール』『ドメイン名』『ハードディスクドライブ』は必要である。

しかしながら『amazonの段ボール』に関しては、
私はアマゾンに関しては利用したことがないので、アマゾンの段ボールは無知なので、微苦笑したりしている。

そして私は、困苦しながら、ここ10年ぐらいは、ひたすらパソコンを活用して、
時代遅れの私は、日々楽観的に過ごす、と思ったりしている。

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