生物見遊散歩

「生物」を「見」て「遊」ぶ「散歩」を「(生)物見遊散(歩)」と呼んで、「自然観察」を楽しんで行こう。

大和川自然観察会

2022年06月13日 | 観察会

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午後か雨が降る天気予報の日でしたが、午前中は何とか曇りで観察ができました。

初参加の参加者の方5人(4人の親子連れと大人1人)、スタッフ4人の合計9人での観察会でした。

JR阪和線の杉本町駅前に集合して、挨拶をしたあと街中を通って大和川に向かいます。

街中でも、気の付いた生きものを観察して行きます。この日は、ツバメの巣を何か所か見て回りました。

店舗の雨除けのテントシートの内側にツバメの巣があります。

1か所目は、小さい雛がいて親鳥が餌を運んでいました。

2か所目は、親鳥が抱卵している様でした。共に、2回目の子育ての様です。

そして、3か所目は、巣が壊されていました。

1回目の子育ての終わりごろに大きくなった子ツバメがカラスとかに襲われたのかなと思われました。

大和川の近くの民家の傍の道に毛虫がいました。ヒトリガの幼虫の様です。

また、植木の葉っぱが、半月状に切り取られ痕が見られました。

ハキリバチの仕業の様です。

大和川に到着しました。堤防の内外の話が出ました。

私たちが観察する川べりは堤防の内か外かです。

川は、人が棲んでいる場所を内側と言うので、堤防より川の方は外側だと言う事です。豆知識の一つとして下さい。

家族連れの男の子が、虫が好きだと言うので、虫を探しました。

ナガメ(カメムシ)です。

地面にはシデムシの幼虫です。

アカバナユウゲショウの花です。

大和川は水辺まで近づけるので、皆で水際まで近づきました。

サギがいました。ダイサギです。

カワウが集団で泳いでいます。

水面にはアメンボもいました。大和川の良さの一つは、こうして川に直接に触れられる事の様です。

水辺の後は、川辺の草むらです。

ダンゴムシやハエも見られました。

観察風景です。

バッタの幼虫もいました。オンブバッタやヒシバッタの様です。

男の子は、虫も面白いのですが、河原で拾った軽石で、舗装された遊歩道に文字や絵を描いても楽しんでいました。

シジミチョウも見られました。

特に、気になったのが、コガネグモが沢山、巣を張っている事でした。

大和川自然観察会では、こんなに多くのコガネグモを確認した事は珍しい事でした。

観察風景です。

人数は少なかったですが、余り暑くなく、じっくりと川に親しめた観察会では無かったでしょうか。

この日、観察できた生きものたちです。

野鳥:カワウ、アオサギ、ダイサギ、コサギ、キジバト、ムクドリ、ハクセキレイ、スズメ、ツバメ、ハシブツガラス、コチドリ。

昆虫:モンシロチョウ、キチョウ、モンキチョウ、シデムシ幼虫、キンバエ、ニクバエ、ベニシジミ、ツバメシジミ、ヤマトシジミ、アオスジアゲハ、オンブバッタ幼虫、ヒシバッタ、キリギリス、フタモンアシナガバチ、ナガメ、ヤブキリ幼虫。

その他の動物:コガネグモ、ダンゴムシ。

コメント
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