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信長は茶会の開催権は一手に掌握した

2025年02月16日 | 歴史
信長はさらに工夫した。それは、「茶会の開催権は、自分が一手に掌握する」と宣言したことである。つまり茶の会も簡単には開けなくなった。開く時は信長の許可を得なければならない。言ってみれば、茶会の開催をパテント制にし、その権限の一切を信長が一手に握ってしまったということである。こういう独占と制約は、信長が意図した効果を生んだ。それは彼の部下大名たちが、給与としての土地よりも、むしろ茶道具の名器を欲しがる . . . 本文を読む
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