(第七章 家族と家庭の鏡 ①)
あなたは、たまたま今の両親の元に生まれたのではありません。生まれる前の中間世で、お互いの成長と繁栄のために約束を交わしあっているのです。あなたが親を選んだように、両親もまた、あなたの親となることに同意しています。
多くの場合、子供が親を選ぶ理由は、異性の親に対しては憧れの気持ち、同性の親に対しては、学びたいという願いです。そして共通していることは、親を助けたいという想いです。もちろん、一方の親とのつながりだけが強い人や、血のつながりのない養育者との間で、深い契りを交わして生まれてきた人もいます。
また、兄弟や姉妹は、あなたのカルマ(原因と結果の法則、宇宙の作用と反作用)、それも子供時代に変えていく必要がある、ネガティブ・カルマを解消していくための補完的役割として存在しています。お互いがバランスをとってより良い人生を歩むために必要な相手が、兄弟・姉妹なのです。
家族はもっとも身近なチームです。子供時代のこと、そして家族のことを思い出してください。一緒に楽しんだこと、不満に感じたこと、褒められたこと・・・・・。あなたの育った家庭や家族を構成しているメンバーには、本来あなたが持っている人生の目的や、運命の絆を発見していく大きな手がかりがあるのです。
(平池来耶(ひらいけらや)著書「『運命の鏡』スピリチュアル・マスターが伝える魔法のメッセージ」から転載)
---owari---
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