(日本が経済的に滅びることは絶対にない)日本が今の二倍以上の経済成長を成し遂げることができれば、税収増によって、おそらく、財政赤字の問題も消えてしまうでしょう。また、政府の財政は赤字であっても、日本は、世界最大の債権国の一つであり、国家としては黒字なのです。したがって、この国が経済的に滅びることはありません。ギリシャやスペイン、イタリアとは根本的に構造が違うのです。国としては黒字であるため、日本は . . . 本文を読む
(先進国をも救うことができる日本)訪日した外国人にインタビューすると、「日本は素晴らしい国です」と口々にそのように答えます。日本は経済的にも恵まれています。自然も豊かです。人々はとても親切だと外国人は述べます。日本人には道徳心もあります。その意味での精神性はあります。足りないのは、道徳心を超えた「純粋な信仰」だけです。道徳心はあるものの、まだ、それが純粋なる信仰の世界にまで入っていないのです。今、 . . . 本文を読む
世界を悪い方向から見れば、2012年は厳しい年であったと思います。みなさんの目には、日本という国も、東日本大震災から、ようやく立ち直ろうとしているかのごとく見えているでしょう。ただ、「一時的に悪い出来事が起きたとしても、すべては前進していく」ということです。以前に、「マヤ暦によれば、2012年に、この世は終わりを迎える」という噂が世界各地に広がっていました。確かに、自然災害や局所的な戦争などを見る . . . 本文を読む
(情報を「知識」に変え、未来を創ろう)「学習」について述べたいことがあります。実は、学習というものは、「勉強のために勉強する」ということだけでは駄目ですし、また、「情報を得る」ということだけでも駄目なのです。これは経済学者のドラッカーの著作を緻密に読めば分かります。彼は、「未来は知識のなかにある」という意味のことを述べています。ただ、ドラッカーは、「知識は本のなかにあるのではない。本のなかにあるは . . . 本文を読む
(「ニーズの発見」から「ニーズの創造」「時代の創造」へ)糸川博士は、成功の秘訣として、「根性」「学習」「人との出会い」の三つを挙げていましたが、そのとおりだと私は思います。「人との出会い」はマーケティングに当たるのかもしれませんが、もっと言葉を説述するとすれば、それは、「ニーズの発見」であり、「世の中から必要とされているものをつくり出す。あるいは、そうしたものを発明し、供給する」ということかもしれ . . . 本文を読む