(「根性」「学習」「出会い」の三つが創造性のある人になる条件)糸川博士は、成功の方程式として、創造性のある人になる条件を三つ指摘しています。一番目は「根性」です。「根性がない人は、結局、駄目だ」ということを述べています。文系の場合、延々と努力しないかぎり、一定のレベルまで行きませんし、理系の場合でも、成功するまでには、実験や観察などの研究に耐え続ける根性が必要なので、「最初に大事なものは根性だ」と . . . 本文を読む
(成功には、「頭のよさ」だけではなく、「志」が大きく影響する)世の中で活躍した人を、「頭のよい人であった」と言うことは可能ですが、それは結果論だと思います。結果的に影響力が大きければ、「頭がよい人だったのだろう」と推定され、それを誰も疑いませんが、同時代には、同じように頭のよい人はたくさんいたと思うのです。明治時代にも洋行(ようこう)帰りの人は数多くいたわけですし、英語やドイツ語など他の国の言語を . . . 本文を読む
(「思いの先行性」は厳然とした事実)今、未来を創るために、人々の意識改革が必要です。「未来を構想する力」をつくっていかなければならないと思っています。とにかく、後ろばかり見ていたり、現状に満足していたりしてはいけません。「これから先をどうするか」ということを、多くの人が考えるようになれば、未来は変わっていくでしょう。そして、「未来を創っていくためには、いったい何が重要なポイントなのか。何を始点にし . . . 本文を読む
日本では、戦争ものや国防の話をすると、軍国主義と思われがちですが、世界標準から見ると、自分の国を防衛することは、軍国主義とはまったく関係がありません。世界中、どの国でも、「国を守る」ということ、すなわち国防は行われています。これは軍国主義ではなく、当たり前のことなのです。国防をしない国家には、国民から税金を取る資格はまったくありません。国防と軍国主義とは違うものなのですが、日本は、まだ、この区別が . . . 本文を読む
若い頃は、勉強をしていても、仕事をしていても、異性のことが頭から離れないものだ。男性は雄の孔雀のように、美しい尾をいっぱい、いっぱいに広げて、異性の気を引こうとする。高学歴、高収入、高身長が、「3K(さんケー)」と呼ばれた時代もあった。高度成長時代には、勤めている会社の名前で相手を釣ることもできた。女性も容姿や人柄、家柄がモノを言った。一流会社にコネを使って入りたがるのも、エリートをゲットする目的 . . . 本文を読む