(執念なくして天才になった人はいない)みなさんは、才能は頭のよし悪しで決まるように思うかもしれませんが、そうでもありません。現代では、よい学校がたくさんあるので、秀才は、毎年、量産されていますが、天才と言われるぐらいの人になると、ぐっと数が減ってきます。ところが、天才は秀才より頭がよかったかというと、そうとも思えない部分があります。天才には、秀才として見ると、それほど極上の秀才まで行っていない人が . . . 本文を読む
(長く頑張りつづけると遠くまで行く)何か新しいことを始めて、三日ぐらいでやめてしまう人はたくさんいます。「三日、三月、三年、三十年」とも言われていますが、「三日を超えて続けられたら、次は、三月、続けられるかどうか。三月を超えたら、次は、三年、続けられるかどうか。三年を過ぎたら、次は、三十年、続けられるかどうか」ということがあります。三年ぐらい続くと、能力的、技術的に、そこそこのものが身についてきま . . . 本文を読む
(能力には限界があるが、成長は無限である)人間が成長をするときの角度、成長度を考えると、垂直、すなわち九十度に近い角度で成長する人は、たまにいるかもしれませんが、少数です。急成長をする人で、六十度ぐらいの角度でダーッと成長する人もいます。四十五度ぐらいで成長する人もいれば、三十度ぐらいで成長する人もいます。角度が、十度ぐらいの人、五度ぐらいの人、一度ぐらいの人、限りなくゼロに近い人など、いろいろな . . . 本文を読む
(「幸・不幸」の相対感がなければ達成感は味わえない)「幸福か、不幸か」「楽しみか、苦しみか」ということは相対的なものです。しかし、この相対感がなければ、達成感、「自分が達成した。自分が成功した」という感覚、あるいは、「自分がこれを進めた」という感覚は味わえません。そのため、人は、どうしても、その両極端を感じられるようにできているのです。もし、片方だけしか感じられないのであれば、要するに、&ldqu . . . 本文を読む
(宗教はストレス社会の中和剤)いまは、毎年毎年、鬱病患者、ないしは、その予備軍のような人が、どんどん生み出される世の中になっていると思います。これについては、宗教は中和剤として働いている部分もあります。宗教では、「この世の世界の基準や競争とは別の世界が、もう一つある」という考え方をします。この世は、「この世界がすべてだ」と思う人にとっては、生き地獄かもしれないし、蟻地獄かもしれません。しかし、「こ . . . 本文を読む