へんないきもの日記

今日も等身大で…生きてます😁

尚巴志ハーフマラソン

2009-11-01 17:49:05 | 旅とランニング
(参加賞のTシャツと完走メダル)

 尚巴志ハーフマラソンに参加してきた。この大会は参加賞のTシャツにこだわりがあり(図案は毎年変わる。今年は、太陽に向かって昇天する龍)、素焼きの完走メダルと合わせてなかなかセンスがいい。もらってもすぐ雑巾になるどこぞやの大会のTシャツとはワケが違う。そのせいか、参加者が県内外から訪れ、人気大会になっている・・・

 午前3時過ぎ、寝汗をかいて目が覚めた。この時期、寝汗をかくなんて珍しい。それだけ湿度が高い証拠だ。

 今朝、5時半に家を出て、約15kmの道のりをまだ暗い中、懐中電灯つけながら大会会場目指して走り出す。約15分で「とよみ大橋」に出る。那覇の都心を流れる大きな川にかかる大きな橋。私が初めて見る那覇の姿だ。(結構、いいランニングコースになるじゃん!)

 6時20分頃、ようやく明るくなってきた。7時前、調べてきたコースの手前に警備員がいた。見ると「尚巴志」の看板・・・聞くとこちらから行ける、とのこと
なのでやや狭い道を行く。これが間違いの元であった。だいたい、この手の狭い道は歩道はあっても、ほとんど通る人がいないため、草ぼうぼう状態・・・おまけに、そういう道に限って迂回路になっているのかクルマ通りが多い。上り坂の途中でいよいよ歩道が切れた。対向車のトラック、突然勢いよく降り出す雨・・・

 悪いことは重なる。このバッドな状況に如何に対処していくか・・・これも超ウルトラの練習・・・

 結局、事前に調べておいた道より2~3km遠回りしてスタート30分前に到着。小刻みなアップダウンで足はかなり疲れている・・・が、午前9時、ハーフマラソンスタート!!

 多い多い、兎に角、人が多い。幸いにもここは沖縄。他人をけ落としてまでも前に出よう、というランナーは皆無。これが関東だったら、人間ドミノ倒しが見られるに違いない。

 コースは5kmからかなり勾配のキツイ登りが続く。応援のおばあも「歩いた方がいいよ。」なんて言う。周りが歩く中、意地になって走って最後まで登り切る。

 家を出た時から、湿度は高く、会場に到着した時、全身、汗と雨でずぶぬれ状態だった。更に追い打ちをかけるように太陽が照りつける・・・流れる汗、汗・・・

 右太ももの内側にかすかに痙攣の兆候・・・このままでは、いかん!兎に角、塩(塩分)、黒糖(ミネラル)、みかん(ビタミン)・・・と私設エイドにあるもの(大会エイドは水しかない。)で我がからだに良さそうなものを口に入れる。

 ハーフマラソンの出だし5kmでも、自宅を出てから既に20キロ以上走っているのだ、考えて走らないといけない・・・

 20kmを2時間半かかって通過。完全にウルトラモード。結果は過去最悪のハーフマラソンタイム(自己のベストタイムの1時間遅れ。)でゴール。でも、今日は最初っから、NAHAマラソンのための練習と加えて沖縄本島縦断マラニックのコース下見を兼ねての参加なのでタイムにはこだわらないようにしょう・・・

 この大会のコースは縦断マラニックにぜひ入れたいコースである。なぜなら坂を登り切って降りてくると眼下に広がる東シナ海が絶景なのである。本番でぜひ見てほしいので、あえて写真のアップはしません。

 それにしても・・・ゴール直後の完走メダルかけがない。のどが乾いたので、すぐ右手のオリオンビールの屋台へ直行!!完走メダルより私が欲しかったのは生ビールでした。一気に2杯飲んで、胸のゼッケンにRCチップがついていることに気づいた。こいつだけは返しておかないとやっかいなコトになる・・・ついでに完走メダルを貰う。(記録賞より完走メダルのブースが手前にある。しかもメダルブースとゴール地点は離れているので、ひょっとしたら、ゴールしたふりして完走メダルだけ貰うこともできるのかもしれない、なんて邪道なコトを考えてしまった。)

 朝早い時間帯のスタートだったので明るいうちに自宅に帰ることができた。暑さによる発汗と雨のため、全身に無数のすれ・・・特に今回、脇の下がすごかった。人間、汗をかいたら股下と脇の下に溜まるのだから仕方がない。久々に自宅の湯船につかり、メンソレータムを刷り込む。酒を飲むと一発で眠れそうなくらいの疲労が襲ってきた。やっぱり月間走行距離は正直だ!幸い、今月から通勤手段もランニングに切り替え、毎日、地道に距離を踏んでいくことにしよう。
コメント
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