皆さんは、金太郎飴をご存じだろうか? 多分、このブログの読者の半数もしくは、それ以上は私の人生の先輩であろうから、今さら説明するまでもないが、あえて説明すると・・・そう、切っても切っても同じ図柄が出てくる飴です・・・(わあ~、懐かしい・・・なんて声が聞こえてきそうですね!)
なぜ、「脱・金太郎飴」か、と言うと・・・
たまたま、TVで60年代安保の番組をやっていた。(別に見たくはなかったのだが・・・サウナでたまたま流れていた・・・)瞬間、思った。あの頃の若者(ひょっとして、読者の皆さん??)は、ある意味、目標があって今の若者より、ずっと幸せだったのではなかろうか・・・と。思想的には危険であるが、一つの目標に向かって皆が一致団結していた時代・・・
時は流れ・・・高度経済成長時代。誰もそんな思想には見向きもしなくなり、やがて台頭するのは、ヤングエグゼクティブ・・・若造が、アルマーニのスーツ着てシステム手帳持ち歩き・・・ワンレン、ジュリアナ東京・・・(ああ、この辺に来ると何だか懐かしい響きですね。所詮、私にはカンケイのない世界でしたが。)
そして・・・時は流れ、バブル崩壊後・・・、もはや大卒だろうがニート、フリーター当たり前・・・でも、怖くない!なぜなら、周りが皆、そうだから・・・
こうして日本社会の約40年の歩みをたどってみたが、お気づきになったであろうか?時代は変わっても変わらぬテーゼがある。それは何か??「他人と同じ。」である。
さて、更に時代は変わり、昨年のリーマン・ショック・・・いよいよ、職が無くなり・・・さすがにここまで来ると「周りと同じで安心」なんて言う人はいないだろう・・・
「周りと同じ。」実は、これが最も危険な思想であることを何人の人が気づいているであろうか??ある意味、これは戦後教育の弊害である。子供をなぜ、塾に通わすのか?周りがそうしているから??
幸いにして、私は「周囲と同じイコール悪」という思想をかなり若い時に手痛い代償で学んだ。だから、こんな世の中でも、ましてや自分が定年を迎えた後でも目標を持って生きていく自信がある。問題は、この日本社会でそのように生きて行くには、「四面楚歌」に耐えうる力が無いといけない。「四面楚歌」に耐えうる能力イコール孤独に耐えうる能力である。
最終的に頼りになるのは自分自身である、ということをウルトラマラソンからも学んだ。でも、人間は弱いものである。自己に陶酔するのはかまわないが、自己が潰れた時、その時こそ、本当に頼るものはなくなってしまう。そうなったら、あとは底辺をヘビのようにはいつくばって、いつか這い上がる時が来るのを待つだけである・・・
なぜ、「脱・金太郎飴」か、と言うと・・・
たまたま、TVで60年代安保の番組をやっていた。(別に見たくはなかったのだが・・・サウナでたまたま流れていた・・・)瞬間、思った。あの頃の若者(ひょっとして、読者の皆さん??)は、ある意味、目標があって今の若者より、ずっと幸せだったのではなかろうか・・・と。思想的には危険であるが、一つの目標に向かって皆が一致団結していた時代・・・
時は流れ・・・高度経済成長時代。誰もそんな思想には見向きもしなくなり、やがて台頭するのは、ヤングエグゼクティブ・・・若造が、アルマーニのスーツ着てシステム手帳持ち歩き・・・ワンレン、ジュリアナ東京・・・(ああ、この辺に来ると何だか懐かしい響きですね。所詮、私にはカンケイのない世界でしたが。)
そして・・・時は流れ、バブル崩壊後・・・、もはや大卒だろうがニート、フリーター当たり前・・・でも、怖くない!なぜなら、周りが皆、そうだから・・・
こうして日本社会の約40年の歩みをたどってみたが、お気づきになったであろうか?時代は変わっても変わらぬテーゼがある。それは何か??「他人と同じ。」である。
さて、更に時代は変わり、昨年のリーマン・ショック・・・いよいよ、職が無くなり・・・さすがにここまで来ると「周りと同じで安心」なんて言う人はいないだろう・・・
「周りと同じ。」実は、これが最も危険な思想であることを何人の人が気づいているであろうか??ある意味、これは戦後教育の弊害である。子供をなぜ、塾に通わすのか?周りがそうしているから??
幸いにして、私は「周囲と同じイコール悪」という思想をかなり若い時に手痛い代償で学んだ。だから、こんな世の中でも、ましてや自分が定年を迎えた後でも目標を持って生きていく自信がある。問題は、この日本社会でそのように生きて行くには、「四面楚歌」に耐えうる力が無いといけない。「四面楚歌」に耐えうる能力イコール孤独に耐えうる能力である。
最終的に頼りになるのは自分自身である、ということをウルトラマラソンからも学んだ。でも、人間は弱いものである。自己に陶酔するのはかまわないが、自己が潰れた時、その時こそ、本当に頼るものはなくなってしまう。そうなったら、あとは底辺をヘビのようにはいつくばって、いつか這い上がる時が来るのを待つだけである・・・