海外の思い出

注:写真は今日の沖縄の空．．

先日の話しの続き．．二十代の時、初めて海外旅行に行った。チケットとホテルだけ手配して、あとは行き当たりばったりの一人旅で返還前の香港・マカオに行った。香港は超高級マンションから一歩路地裏に入るとバラックのような家があったのが印象的であった。そうそう、日本で買ったアジア危険地帯マップに載っていたリージェントホテル近くの公園に行ってみた。マレーシア系の女性二人に囲まれ、英語と中国語で書かれたパンフレットを渡された。慈善団体を装った詐欺のようだった。マカオでは、帰りのフェリーに乗るためタクシーに乗ると必要以上に料金メーターを上げられた。

勿論、悪い思い出ばかりではない。香港の離島は日本人観光客もおらず、一人旅の欧米人バックパッカーのみ、しかし、映画・慕情のような景色が広がっていた．．

アメリカは仕事がらみで行ったが、ロサンゼルスは一歩脇道へ入ると危険な香りがした。ラスベガスの方がよっぽど安全だった。メキシコへはアメリカから国境を歩いて渡った。帰り、再びアメリカに入国する時、対応した女性職員の鋭い眼差し．．私の顔とパスポートを交互に見比べ、年齢・性別を明らかに疑っていた。すでに私の後ろにはメキシコ人の行列
この時は焦った。パスポートと一緒に仕事先の紹介状を持ち歩いていたので見せたら不服そうにパスポートを返してくれた。

もう10年以上も昔の話しだが、あれから９１１以降、さらに様相は変わったのでしょうね。