先日、連載を終えたが、お読みいただいた方々からは、「楽しかった。終わってしまうのが残念・・・」といったお声をいただきました。ありがとうございます。でも、一番、残念がっているのは実は本人かもしれません(笑)
ってワケで、本日は、この2週間を振り返って「よくある質問」ではないですが、これからトランスエゾを走ろうと思っている人?のために、いやいや、そんなコトしないけど(笑)、いろいろ聞いてみたいコトがあったんだ・・・といった方々のために、ちょっとだけお伝えしようと思います。
<荷物はどうするの?>
いろんな大会がありますが、超長距離ともなると少なくとも1週間以上かけて行動するわけですから、当然、着替えも必要ですし、その他雑多な日用品も必要になってくるわけです。大会によっては、一人に一台、サポートカーが付く、なんてものもありますし、スタッフが完全に余分な荷物を預かってくれるので、ランナーは走るのに必要な最低限の荷物だけ背負って走ればいい・・・という大会もあります。
が、トランスエゾは自分の荷物はすべて自分で背負って走ります。2週間の大会なら2週間分の荷物・・・!
おっと、それでは走れませんね。(笑)ですから、荷物も極力、コンパクトに。例えば、着替えは今着て走っている以外に1セットだけ。それがその日ゴールしてからの着るものになり、翌日のランニングウェアになります。あとは、懐中電灯、ワセリン代わりのメンソレータム、ポケットティッシュ(実は意外と使わなかった。今どきはコンビニがあるし、トイレットペーパーのある公衆トイレも増えてきました。)大雨時の雨よけとしてつばの大きめの帽子、防寒ウェアとして長袖の雨衣(上のみ)、長スパッツ、炎天下での塩分補給用に「炎熱サプリ」、そして財布・・・といったモノがリュックの中に入っています。
リュックはアウトドアメーカーのモンベル社製、男性用ですが、女性用より少し大きめです。私は肩幅が広いので男性用で問題なし。
荷物をコンパクトにするためにも工夫が必要です。雨対策としてすべてジップロックに入れますが、特に衣類は丸めたり折りたたんだりして入れ、最後に完全に中の空気を抜いて「真空パック」状態にします。これだけで相当軽くなります。
軽くする、という点でいうと、地図です。たかだか紙切れ、と侮るなかれ。
大会中の地図は翌日分が前日のミーティング時に配られます。ですが、走り終わった分の地図はためておくとどんどんたまり、邪魔になります。ですから、自宅宛て郵便物として発送します。ほとんどの人は、82円切手を貼った封筒を準備し、終わった地図を入れて翌日、スタートして最初のポストに投函していましたが、私はその場で地図の1枚を使って簡易封筒を作り(定形外になるので92円ですが)、コンビニで買い物した際、合わせて切手を買って投函していました。暑い日は、わざとコース途中の郵便局に立ち寄りました。意外とコンビニより公共的な場所の方が涼しいんですよ。
リュック以外で私が腰回りに付けているのが、ウエストポーチ。途中でいい景色に出会って写真を撮りたい時、すぐに取り出せるよう、スマホを入れています。その他、必要な時、すぐに取り出したいものをウェストポーチの横に付けました。これがなかなかの優れものでして・・・
モンベルショップで購入したクライミング用のポーチなんです。実際は、ロッククライマーが岩を掴む時、指先が滑らないよう、滑り止め用の粉を入れるためのモノなんですが、がま口のような口が上に向けてついているので、取り出したいものがすぐに取り出せるし、円筒形のカタチは意外とモノが入ります。私は、この中にチェック用のボールペンや非常食用のゼリー、おにぎりといったモノを入れていました。ゼリー3コとおにぎり1コくらいはかるく入ります。
そうそう、北海道の自販機の9割以上はゴミ箱がありません。(たぶん、大雪対策?)だから、次のコンビニまでゴミは持って走らないといけない。そんな時、ゴミも買い物用のビニル袋にまとめてこの円筒形の中に入れていました。
時間短縮のためにも、頻繁に取り出すモノをリュックに入れておくといちいちリュックを下ろさないといけません。そのために立ち止まる時間も惜しい・・・だから、腰回りに頻繁に取り出すモノをぶら下げておくと便利です。
すぐに取り出す必要のあるモノとして、ほかにはドリンクがありますが、これはモンベル製のリュックの左右にドリンクホルダーが付いているので、同じくドリンクホルダーの付いているウェストポーチと合わせると3本のドリンクが常備できます。最も、3本持って走るのは相当重いですけどね・・・炎天下の際は3本持って走ります。
靴は結局3足使いました。(最後に買った3足目は未だに健在!)基本、4日と半日しか持ちません・・・
来年は、途中2か所の宿に靴を送っておこうと思います。
靴下は、厚手のモノがおすすめです。スポーツ店で売っているサポート機能が充実した靴下は、逆に足を締め付けることになるので超長距離には向きません。学生が履くような木綿の靴下が一番です!
ってワケで、本日は、この2週間を振り返って「よくある質問」ではないですが、これからトランスエゾを走ろうと思っている人?のために、いやいや、そんなコトしないけど(笑)、いろいろ聞いてみたいコトがあったんだ・・・といった方々のために、ちょっとだけお伝えしようと思います。
<荷物はどうするの?>
いろんな大会がありますが、超長距離ともなると少なくとも1週間以上かけて行動するわけですから、当然、着替えも必要ですし、その他雑多な日用品も必要になってくるわけです。大会によっては、一人に一台、サポートカーが付く、なんてものもありますし、スタッフが完全に余分な荷物を預かってくれるので、ランナーは走るのに必要な最低限の荷物だけ背負って走ればいい・・・という大会もあります。
が、トランスエゾは自分の荷物はすべて自分で背負って走ります。2週間の大会なら2週間分の荷物・・・!
おっと、それでは走れませんね。(笑)ですから、荷物も極力、コンパクトに。例えば、着替えは今着て走っている以外に1セットだけ。それがその日ゴールしてからの着るものになり、翌日のランニングウェアになります。あとは、懐中電灯、ワセリン代わりのメンソレータム、ポケットティッシュ(実は意外と使わなかった。今どきはコンビニがあるし、トイレットペーパーのある公衆トイレも増えてきました。)大雨時の雨よけとしてつばの大きめの帽子、防寒ウェアとして長袖の雨衣(上のみ)、長スパッツ、炎天下での塩分補給用に「炎熱サプリ」、そして財布・・・といったモノがリュックの中に入っています。
リュックはアウトドアメーカーのモンベル社製、男性用ですが、女性用より少し大きめです。私は肩幅が広いので男性用で問題なし。
荷物をコンパクトにするためにも工夫が必要です。雨対策としてすべてジップロックに入れますが、特に衣類は丸めたり折りたたんだりして入れ、最後に完全に中の空気を抜いて「真空パック」状態にします。これだけで相当軽くなります。
軽くする、という点でいうと、地図です。たかだか紙切れ、と侮るなかれ。
大会中の地図は翌日分が前日のミーティング時に配られます。ですが、走り終わった分の地図はためておくとどんどんたまり、邪魔になります。ですから、自宅宛て郵便物として発送します。ほとんどの人は、82円切手を貼った封筒を準備し、終わった地図を入れて翌日、スタートして最初のポストに投函していましたが、私はその場で地図の1枚を使って簡易封筒を作り(定形外になるので92円ですが)、コンビニで買い物した際、合わせて切手を買って投函していました。暑い日は、わざとコース途中の郵便局に立ち寄りました。意外とコンビニより公共的な場所の方が涼しいんですよ。
リュック以外で私が腰回りに付けているのが、ウエストポーチ。途中でいい景色に出会って写真を撮りたい時、すぐに取り出せるよう、スマホを入れています。その他、必要な時、すぐに取り出したいものをウェストポーチの横に付けました。これがなかなかの優れものでして・・・
モンベルショップで購入したクライミング用のポーチなんです。実際は、ロッククライマーが岩を掴む時、指先が滑らないよう、滑り止め用の粉を入れるためのモノなんですが、がま口のような口が上に向けてついているので、取り出したいものがすぐに取り出せるし、円筒形のカタチは意外とモノが入ります。私は、この中にチェック用のボールペンや非常食用のゼリー、おにぎりといったモノを入れていました。ゼリー3コとおにぎり1コくらいはかるく入ります。
そうそう、北海道の自販機の9割以上はゴミ箱がありません。(たぶん、大雪対策?)だから、次のコンビニまでゴミは持って走らないといけない。そんな時、ゴミも買い物用のビニル袋にまとめてこの円筒形の中に入れていました。
時間短縮のためにも、頻繁に取り出すモノをリュックに入れておくといちいちリュックを下ろさないといけません。そのために立ち止まる時間も惜しい・・・だから、腰回りに頻繁に取り出すモノをぶら下げておくと便利です。
すぐに取り出す必要のあるモノとして、ほかにはドリンクがありますが、これはモンベル製のリュックの左右にドリンクホルダーが付いているので、同じくドリンクホルダーの付いているウェストポーチと合わせると3本のドリンクが常備できます。最も、3本持って走るのは相当重いですけどね・・・炎天下の際は3本持って走ります。
靴は結局3足使いました。(最後に買った3足目は未だに健在!)基本、4日と半日しか持ちません・・・
来年は、途中2か所の宿に靴を送っておこうと思います。
靴下は、厚手のモノがおすすめです。スポーツ店で売っているサポート機能が充実した靴下は、逆に足を締め付けることになるので超長距離には向きません。学生が履くような木綿の靴下が一番です!